近代麻雀 7月1日号 感想
東大は出たけれど
いつも以上に切ないお話でした。
今回はいつもとちょっと趣を変えて後輩の中林視点でお話が展開してました。
男女関係というのは行動しないとうまくいかないものだ、ということをここまで上手く麻雀と絡めた作品は初めて読みました。他にもあるのかもしれませんが、寡聞にして私は存じませんので…。すいません。
行動に移していたら、というのは恋愛に限らず生きていればいくらでも体験できてしまうのですが、特に恋愛に関しては悔いることが多いためか、印象が強いですね。あのときああしていれば、という記憶だけで何時間でも愚痴を垂れられる私には「リーチすればよかったのに」が重たいセリフでした。「伏せられた裏ドラのごとく」っていうのは、私仲間内の麻雀でしょっちゅう「あー、リーチかけてれば裏ドラのったんじゃん」とかやってたんであんまり響きませんでしたが。すいません。せっかくのいい話が台無しですね。
まぁ、実際、彼氏連れでしか雀荘来ないんだから、気持ち打ち明けるとしてもかなり難しいとは思うんですがね。それを乗り越えて気持ちを伝えるからこそ気持ちも動かせるんでしょうけども。動かして欲しかったんだろうなぁ…。
また、本筋とはあまり関係ないんですが、「だから今日力出ない」「今日はもー帰らしてェー」「…帰って何するんだよ」「…家で天鳳…」「ならここにいろ!」のやりとりがコミカルで微笑ましくてなかなかにツボでした。
アカギ
鷲巣様今回ロンって何回言ったよ、とかどうでも良いことを気にしてしまいました。しかし、1,100ccの血液失った割には元気ですな鷲巣様。
ダブリー1発七対子ドラ4で倍満とか「ふざけてる」と言いたくなる気持ちもよく分かりますが、「鷲巣巌の麻雀は…これが正常っ!」と言い切られたらもう何も言えません。まさに豪運。
強烈なアガリで親を流されたアカギが反撃というか反論というか、多分闘牌に入るまでにざっくりばっさりアカギが切り捨てトークをするというやり取りが、とか次回からしばらくそんな展開になる予感がしてますが、どうでしょうか。
打姫オバカミーコ
上手い人が打つのを見ていると、自分も上手くなったような気がして、その後打って見ると1回2回は勝ててもその後化けの皮がはがれて結局元の木阿弥に。そんな私ですが、それでもやっぱり強い人の打ち方は見るべきですね。実戦見て学ぶのは大事ですね。
にしても親が国士張ったり大三元直撃があったり、すげぇ試合だなあ、という感想しか抱けない私はいつまでたっても上達しないんでしょうねぇ。もうね、正直凄すぎて参考にすらできないレベルでした今回。理論的に読み解けないと言うか、読んでる時は理解できたつもりになっても、後になってみるとさっぱり、という情けない状態で。
お恥ずかしい限りです。
今回はこんなところで。
PR