近代麻雀9月1日号 感想
入手日が親不知を抜いた翌日で、歯医者に消毒に行った帰りに購入したんですが、帰途全国ニュースにまでなってしまった豪雨と雹に襲撃されました。
袋に入っていたのをこれ幸い、「読めなくなったら困る、困る」と思って必死に抱きかかえて坂を駆け上がり、どうにかこうにか帰宅し、表紙がちょっと濡れただけですみました。後になって考えればもう1冊買ってくれば良かっただけの話なんですけどね。
東大は出たけれど
疑問を持つことと、答えを導きだすこと。どちらも大事ですね。知識に凝り固まって現実を否定するような人間にはならぬよう注意したいと常々思っています。今回テーマになっていたような失敗からのリカバリーを試みる場面では普段のスタイルが前面にでてしまうので、思考法の骨子となる生き方からなんとかせにゃ勝率上がらんなぁ、とMJの成績を見ながらぼやきました。
ムダヅモ無き改革 勃発!“神々の黄昏”大戦
表紙の墓地がまた、この後の展開を予想させる…。
で、まず先に用語解説を。
オペレーションパンツァーファウストはハンガリーが枢軸側からの離反するのを防止したブダペスト襲撃作戦です。もちろんスコルツェニーが指揮しました。
アイヒ作戦は幽閉されていたイタリアのムッソリーニを救出する作戦で、空軍と陸軍(正確には親衛隊)が共同して事に当たりました。空軍からの参加者はルーデルじゃないですが、こスコルツェニーは参加してました。
さて。今回は子ブッシュメインでしたね。どんなキャラにも必ず見せ場を作るなあ。さすが大和田先生。ちなみに、子ブッシュが若き頃に道を踏み外していたのは事実ですが、総番とかリーゼントとかそういう踏み外し方じゃなかったと思います。
あと、今回のガンダムネタが見当たらなかったんですが、発見できた方、もしよろしければぜひご教授ください。
新耳袋 雀
死神にお腹を雀卓にされるセーラー服の少女が表紙でした。今回雨がっぱ少女群先生が描いた女性キャラはこれだけという予想外の展開に。
まぁ、脱線はこのくらいにして。
麻雀で怪談話というと私の場合真っ先に浮かぶのがトリツキくんなんですが、今回のは方向性全く違いました。神の視点は有料制、怖かった…。
アカギ
打つ手無し、に見えるところからが長いのが福本漫画ですが今回はさすがにどうしようもない気がします。せっかく安岡がやる気出したのに、あっさり蹴られてしまうんでしょうか。
打姫オバカミーコ
麻雀のアナログとデジタルを時計で例えていただいたのは大変分かりやすかったです。
それと、デジタル的な牌捌きとは何かという解説もとても良かったです。
「目先の戦術が常に正解とは限らない」という言葉はまさに然り。トータルで勝たないといけませんからねぇ。あと、心理的な駆け引きで言うと、瞬間瞬間で処理をしていくデジタルよりも前後の流れを見るアナログのほうがプラスにもマイナスにも影響は大きいように思います。
最後に。ラストページで四暗刻あがっていたミーコを出島が否定するシーンで、ああ、理解できないんじゃなくて理解したくないんだな、と思いました。
次号予告
鷲巣様月イチ連載キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
元ネタとスピンオフ作品が同じ雑誌で連載するのって珍しいような。今はそうでもないのかな?
あと、巣鴨プリズンって麻雀漫画としてはかなり斬新ですね。楽しみです。
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