楽園 1号 感想
あと、絶望先生のエンドカードを描いた人の率がやたら高かった気もします。とりあえず今回3人。次号はもう2人追加される模様です。
あなたさえいなければ。
一部ニコニコユーザーにはお馴染み、蝉丸Pこと仁鐵住職お勧めのシギサワ先生ということで真っ先に読んでみましたが、なぜだか「16回目で区切りがいいじゃない」に爆笑してしまいました。いやぁ、世の中何がツボに入るか分かりませんなあ。
さすがというか期待に違わずというか。58ページという結構な分量をニヤニヤしっぱなしで読みました。
うちもこんなんです。知り合って10年、付きあいだして5年、結婚して3年。合わない合わないと思いつつも何とかなっております。いっしょに居るうちに、どんどん自分が自分じゃなくなっていくこと。それが不快でもあり、快感でもあり。互いの色に染まりあうことを拒みたい自分と、拒めない自分と。理系と文系、男と女、噛み合ない部分と求めあう部分と。だからこそ恋愛漫画は面白い、ですな。いやぁ、シギサワ先生集めたくなりますわ、これなら。
すきなひと
したいと思う身体と、したくないと思う気持ちと。もしくは、したいと思うココロと、したくないと思うカラダと。空いた穴を埋めたいと疼くのに、穴が空く時の痛みを思い出すと、埋めるのが怖くなる。それでも、近くに人が居れば…。
そういうお話が好きな方はぜひご一読を。
こういうことは感想として書くのではなく、ちゃんと作品としてまとめたいですね、ホントなら。
想いの欠片
GL漫画です。GLってこええなあと思うのは、こういう漫画を読んだ時です。強いんですよね、GLの女性って。拒まれることを覚悟して生きているからでしょうか。「お姉さんタイプだったんでいいっスよ」「あたしは望んでこの人の道具になっただけ」強いなあ。かないません。
ヒャッケンマワリ.1 阿房列車の人びと
わははははは。雑誌のカラーからは想像もできなかったまさか鉄道ネタ。鉄オタの私歓喜。内田百閒先生の本は老後の楽しみの1つにとってあるのですが、その封印を破って読んでみたくなってしまいました。まぁ、何しろこの人、東京—大阪間が12時間かかるような時代に、用も無いのに往復するような人なのですが、そういう鉄道オタクの業の深さを温かい目で描いていただいて感謝しながら読みました。
あと、どうでもいいことかも知れませんが、宮脇俊三先生の『最長片道切符の旅』の一部が引用されてましたが、同行者との会話が逆になっていた気がします。どうなんでしょう。
「…ごっこ」
さすが二宮先生。えろかった。身体と表情に二宮先生ならではのエロスを味わわせていただきました。本作は24ページでしたが、ページ数以上の濃密な世界があった気がします。どっぷりハマり込みました。
てーかそんなに兄妹ネタお嫌いですかそうですか。にしてもえろかった。こういうごっこ遊びはいいですね。コスプレも道具もいらない、ちょっとしたお遊びなのに、ぞくぞくしますね。うん。
最後に。オチの解釈が我が家では割れました。反転させておきますので、興味のある方はお読みください。
母親からおねーちゃんと呼ばれる点が引っ掛かって解釈が2つ生まれました。
1つは、姉と弟が両親旅行中に…というパターン。たぶんこっちが正解だとは思うんですが。
もう1つは伯母(要は母の姉)と甥。ねーよなぁ…こっちはさすがに。
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