シギサワカヤすげぇ
本日、諸事情により実家にとんぼ返りで行って来たんですが、帰りに寄った津田沼のジュンク堂でシギサワカヤ先生の「九月病上・下」を購入し、たった今読み終えました。言いたいことはタイトルにも書きましたとおり「シギサワカヤすげぇ」です。恐れ入りました。読み終えた後の「頭の満腹感」、久々に味わいました。
ダークラブコメというかなんというか。黒いし、痛いし、でも読まずにおれないという恐ろしい作品でした。帰りの新幹線の中で読まなくて本当に良かった。
人間って器用な人と不器用な人と居て、自分も大概不器用だと思うんですが、この作品に出てくる面々程じゃなかったなぁ、としみじみ感じ入ったりしました。あと、きりきりと差し込むような痛みを味わいながら読む漫画が「心地いい」と感じるようになった自分に乾杯したくなりました。昔だったら読むのつらくなって投げてましたね、まず間違いなく。
出会えて良かったし、読めて良かったし。この漫画に出会うきっかけをくれた蝉丸Pこと仁鐵和尚と雑誌「楽園」に感謝します。
このあと、同じくシギサワカヤ先生の「箱船の行方」と「溺れるようにできている。」が待っているのですが、多分今日はもう読めません。頭が満腹です。かといって明日は13時間半仕事なのでたぶん体力的に読めません。来週の土日が休みなのでその辺になるかと思いますが、この2冊も多分、読み終えた後ちゃんとレビューとして書けないと思います。書ける自信が全く以て無いです。
本当に、世の中まだまだ、面白い漫画が転がっているんですね。それこそ、一生かかっても読み切れないくらいに。
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