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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

フダンシズム-腐男子主義- 5巻 感想

 巻を追うごとに面白さが増していく本作、5巻も事前の期待を大きく上回っておりました。というかもう表紙からして大変素敵でしたとも、ええ。昔ならレジに持っていくかどうか悩んだかも知れないレベルでしたが、この歳になるとツインバニーとかでもためらい無くレジに持っていけるのがいいですね。

 とにかく今巻は人間関係が複雑にからみあい過ぎて群像劇のノリでした。文化祭という舞台でレギュラーのみならず脇クラスまで各々全力で暴走しましたねぇ。それでも敢えて今回の通しテーマを探すとすれば『女装』でしょうか。マツキヨコンビが2人ともミニスカを穿けば、パープリもアマネモード&数のままで女装と各自突っ走ってました。いやぁ、すげぇわこの漫画。

 意外と松本部長と東峰さんがお似合いだったり、六徳さんの黒さとエロスに磨きがかかっていたり、部長の妹が猛威を振るっていたりと本当に本当にこの巻は盛りだくさんでした。5巻は本当にお祭りの巻でした。

 一方、このカオスな状況下で数と望の距離も近づいたり遠ざかったりとちゃんと正統派な恋愛もの展開しているあたりがニヤニヤです。

 最後に。姐さん講座の面白さと業の深さはそれだけでも買う価値がありました。今巻は回数が少なかったのだけが残念でしたが、男の娘ネタとかいいところを突いて来るのはさすがでした。

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