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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

台湾旅行記2009 5日目

 帰国日。お迎えが来るのはお昼過ぎなので頑張れば迪化街くらい行ってくることも可能なのだが、万一にもトラブルが起きたら帰国にさしさわる。自重するしか無いのだが、1つやり忘れていたことがある。
 以前来た時に購入した台湾産の腕時計のベルトが切れてしまい、これが台湾独自規格のため日本では交換できずそのままになっていたのでこれを交換したい。

 台北駅周辺で可能なところは無いか、探索開始。

 まず、これを購入した台北地下街に行ってみるが、まだどの店も閉まっていた。ならばと一旦ホテルに戻り、チェックアウトを済ませてから隣の新光三越が開店するのを待って行ってみる。しかし、時計自体は売っているのだが、日本の百貨店でよくあるようなベルトや電池の交換はやっていない模様。ここも断念。
 新光三越に寄り添うように立っている別のショッピングモールは無印良品が入っていたりハローキティのグッズがあったりガンダム専門店があったりするので、期待半分入ってみた。

 時計のベルト交換をやっているところは無かったが、GBT GUNDAM BASE TAIPEIと書かれた看板を見て足が止まる。どうやらここは単なるガンダムショップではなかった模様。中へ入ると2m級のモビルスーツが何体も展示されている上に、商品のサンプル展示も見たことの無いような規模で大量に並んでいる。


 ポーズ1つとってみてもよく考えられており、さらにはジオラマ展示もやっていて「オマエラどんだけガンダム好きなんだ」とツッコミの1つも入れてやりたくなることは必定である。関連商品も多数販売されており、台湾版の電撃ホビーマガジンやガンダムエースなども入手可能と、下手すればここで半日くらいは軽く潰せてしまう。
 そんなことになっても帰国できないので這々の体で逃げ出す。

 さぁ、これは諦めるしか無いかな、と思ったとき、まるで漫画のように1つの店を発見した。シーザーパークホテルの裏手にある、光南大批發という名前の、日本で言うとヨドバシやビックカメラのようなその店には、時計のバンドが売っていた!店員さんに自分の時計を見せると、すぐに意図を理解してくれてバンド交換を開始してくれた。わずか10分ほどで作業は終わり、私の時計は無事に腕時計としての任務を果たせるようになった。ありがとう光南大批發の店員さん。



 ホクホク顔で時計を腕に巻き、ホテルに戻る。ロビーで待機していると10分ほどしてガイドさんが迎えに来てくれた。時計のバンド1つ交換するのにこの綱渡り。

 車は無事桃園国際空港に到着し、あとは特筆することも無く帰国かな、と思ったのだが、一緒にキャセイ航空のカウンターに並んでいた日本人女性の一団が妻のウエストポーチを見て「あら、しまさこにゃん」と驚いていた。台湾にもしまさこにゃんのファンがいるかも知れない、とずっとぶら下げていたのだが、まさかここで反応があるとは思いもよらなかった。

 3階ロビーの喫茶店で昼食がわりの豆花をいただいたあと、まだ時間に余裕があったので売店を覗いてみると、ここで愉快なシールを発見してしまった。原発のマークやらなんやら色々あったが、その中でも所謂『Orz』マークのシールと、クロネコな宅配会社のマークによく似た『HELP ME』シールがいたく気に入ってしまい即購入。1枚60元はちょっと高かったかも知れないが、こうしてネタになっているので結果オーライ。「TAIPEI BREMEN」というメーカーが出しているらしいが、空港で売っているところを見ると明らかに私のように物好きな日本人狙いだろう。

 あとは台湾の新聞で私が一番気に入っている蘋果日報(アップルデイリー)を買ってから、出国審査へ進んだ。混雑前に入ったのが良かったようで、すいすい進んで若干時間が余る。

 もうさすがに買い物の用も無いので、ぼーっと過ごそうと思っていたら土産物屋の店先に展示品とは言えロボットが置いてあってビックリするやらあきれるやら。

 最後の最後までネタが拾えるこの国に名残惜しさを覚えつつ、また次回の来訪を楽しみにしつつ、我々夫婦は機上の人となった。
 最終日は色々画像ネタが多いのでこちらにまとめました。


 ガンダムベース台北の看板。
 


 空港で売っていたシールその1。



 空港で売っていたシールその2。



 桃園国際空港に居た謎のロボット。

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