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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

近代麻雀1月15日号 感想

  むこうぶち

 バブル景気の頃は中学生でしたんで実感した事は無いんですが、こうやって読むといかにイカレた時代だったのかよく分かりますね。ついでに言うと、こんな時代を経て就職氷河期がやって来て、ちょっと持ち直したかと思えば今度はこの日本1人負け状態ですから、ホントに昭和50年代生まれは負け世代ですなぁ。
 そんな恨み言はさて置いて。金満ヤキトリ東風戦という、現代ではおよそお目にかかれないぶっ飛んだ舞台で闘牌が開始になりました。いかにもなオヤジ3人プラス怪しいにも程があろう秘書を向こうに回して傀の牌さばきや如何に。


 聖なる一通

 まさかの川本先生登場。私がヤングアニマルを購読していた頃によく拝見しましたが、まさか近麻でお目にかかろうとは。
 どこまで突っ走るのかなぁ、と思って読んでたら麻雀シーンよりもえっちしーんの方が長いという、まさかの展開と言うか川本先生の本領発揮と言うか。
 こんなご時世ですし、近麻もぼちぼち毎号こんな漫画が載っても良いのでは?と思ってしまいました。
 ただ、雀卓に乗ってヤるのは漫画だけにしときましょう。実際やったらまず間違いなくエラい事に。


 ワシズ 〜閻魔の闘牌〜

 モンスターハンギング、略してモンハンってそれが言いたかっただけじゃないですよね?
 そんな悠長な事を言っている場合ではない、むしろホラーとすら言える展開になっている訳ですが。死にたくなければ自分で自分の身体を斬れ、って戦場では無い話ではないんでしょうけど、まさか麻雀漫画で読む事になろうとは。そして防勢一方の鷲巣様ですが、ラストページの「トントン」が反撃の狼煙のようなので、次回以降の閻魔っぷりに期待したいと思います。


 タダ夫の家

 なにわ小吉先生、相変わらずで何よりでした。「このハクは」「テンピュール」に爆笑しました。そしてその直後の「優しい寝ごこちだ」に、センス健在!と嬉しくなったものです。麻雀雑誌でも変わらぬシュールさ、アイディア、そして童貞力。「王様はロバ」をむさぼり読んだあの頃がちょっとだけ帰ってきた気がしました。


 OLジャンバカ列伝かほりさん

 かほりさんの容赦なさは相変わらずですな。この辺は「きっちり」やっていただけて何よりです。
 お話のほうも「きっちり」作ってあって、その分麻雀シーンが少なくなるのは構造上しょうがないんですが、それはそれで漫画としての間口が広くなっていたので良いような気もします。

 打姫オバカミーコ

 いよいよエンディングが見えてきました。でも相変わらずミーコはオバカというタイトルに偽りないところが大好きです。まぁ、私が同じ立場でも四暗刻大三元のダブル役満張ったらそれ以外は見逃すけど。
 野球の打撃と守備の関係もそうですが、麻雀はアガらずには勝てませんが振り込んでも勝てないので、ある程度の見切りと言うか割り切りが必要なんでしょうけども、夢を追いたくなるのもまた事実。でも、夢は追うべきだと思います。プロであればなおさら。

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