【俗・】さよなら絶望先生絶望案内正本 感想
事前にどんな本なのかという情報が一切なかったので「アニメのファンブックだからきっと薄くフルカラーで大きなサイズの本だろう」という先入観だったので探して見つけ出した時にちょっと違和感が。
これから買われる方のために書いておきますが、新書判サイズです。
にしても、表紙がなぁ。これ、つかいまわしじゃないですか。値段が1,155円なのに安い作りという印象を与えてしまいませんかね。
個人需要としては「スタッフインタビュー」「声優インタビュー」「イベントリポート」が主で、あとは面白かったらラッキー程度の心づもりで買いましたので基本的に損はしてません。
カエレの設定でちゃんと7つの人格全部の設定があったのには大笑いしました。
それぞれ順不同で思ったところをだらだら書いていきます。
絶望放送の記事があるのは知ってましたが、それが「イベントリポート」っていう名前になっているのを見て「もしかしてこれ、早稲田のイベントの差し替え記事?」とか勘ぐってしまいました。下衆ですいません。
あと、この記事内容だと何が面白くてこのラジオがウケてるのか全く伝わらないだろうなぁ、とか思ってしまうのですがどうでしょうか。
登場人物1でレギュラーメンバーが、2で準レギュラーやゲストキャラなどが紹介されてましたが、とりあえず智恵先生と加賀ちゃんが2で紹介されていたためカラーで載っていなかったのは残念。
2のほうでキャストの謎がおおむね解けたのは良かったですけどね。水島・上田・中村の絶望三巨頭の役割配分も判明しましたし、ことのんが沢城さんだったり最高の女が谷井さんだったりも分かりましたから。
オープニング&エンディングの解析画像とかは便利ですけど2ページで納められちゃうのは全体のバランスから仕方ないのかも知れないけどもうちょっと欲しかった。
1期のページには声優さんのコメントが入っていたのは良かったですけど、これも工夫してコンパクトになっちゃってるのが凄いんだけど寂しいと言うか。制作費を安く抑えようみたいな意図が透けて見えるところはおおむね私が寂しく感じるところです。ファンブックなんだからむしろページ数を無駄遣いしろよ、と。ファンブックはファンの人に作って欲しいと思うのは私が素人だから何でしょうけども、絶望先生が好きで好きでしょうがないから作りました!というオーラがこの本にはあるのかなぁ。インタビュー記事とか読んでると、聞かれている側からそのオーラが匂い立つのでその点ではだいぶ救われていると思います。
絶望パロディ劇場とかも目のつけどころは悪くないんですけどね。
スタッフインタビューはペリーさんの話の謎が解けたので良かったです。やっぱり歴史上の人物をネタにするのは危険なんですか。子孫の残ってない人とかなら大丈夫なんでしょうかね。それともそういう問題じゃないのかなぁ。こういう話を読んで「誰なら怒られないのか」とか考えちゃう発想自体がアウトですかそうですか。つまんない世の中だなぁ。
あと、上田陽司さんの芝居がうますぎて臼井君の出番を削れないとかファンブック定番の「いいのかそれは暴露しちゃって」みたいな話も載ってました。
声優インタビューは小林ゆうさんの独り舞台でした。ええ。やっぱりゆうさんは凄いですね。いきなりカエレが降臨するところなどは絶品です。ゆうさんのおかげでこの本のコストパフォーマンスはかなり向上してます。
とりあえずこんなところで。
「買い?」と聞かれたら「オレは買ったこと全然後悔してないけど、価値をどこに認めるかでだいぶ変わってくるからなぁ」と回答になってない回答をしてしまいそうです。
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