近代麻雀2月1日号 感想
アカギ
・新年号ということで巻頭カラーでした。
・つくづくこの対決は静の狂気対動の狂気なんですな。
・「興味がない…!」「オレはオレの生死に…!」それでこそアカギ。青くなってがたがた震えるようなアカギならここまで連載は続かなかった。
・300cc抜かれて目がかすむアカギ。それを挟んで「がんばれっ!」と「死ねっ!」がコダマする修羅場。
ワシズ
・艦長を見ていると以前原先生が描いておられた次郎長漫画のクーマン神父(偽)を思い出します。「聞こえる…」の辺とか特に。お好きなんですね、こういうキャラが。
・ロンした時の鷲巣様の表情が絶品。
・ワシズ仏フィギュア化希望。
・「キィィィン」「キュィィィィン」いつもながら麻雀漫画とは思えない素敵な効果音。
・「そんな下らぬ方法で」下るとか下らぬとかいうレベルを超えておる。元船乗りが電車の通る音がソレに聞こえるから駅の近くには住めない、なんて話を聞いたことはありますが。
HERO逆境の闘牌
・謎解き編&回顧&オーラス開始。と、今回は一言で言うとこういうことですな。
・リー棒の誘い出しにも色々ありますが、ここまで凝った手口も珍しいと思います。
・考えて打つ、とか読んで打つ、にも限度があろう、と。
・そして伏線の1枚が天の手に…。
ひぐらしの哭く頃に 雀〜燕返し編〜
・闘牌以前にして既に死の香りがする作品ですねぇ。
・「骨よ」だもんなぁ。こえぇ。
・亡くなる前日に九連宝燈アガる、かぁ。まぁよくある都市伝説ですがこの作品で語られるとゾクッとします。
・どんだけホラーな展開にされても、おでこに「中華」って書かれると笑う。だってキン肉マン世代だから。
・「麻雀が」「疑心暗鬼を生み出すゲームだから」ええ。ええ。何度も何度も入り込みましたよ、その迷宮。
ムダヅモ無き改革 勃発“神々の黄昏”大戦
・ヤな地獄の門だな。
・ド安目でもアガれるだけいいじゃないですかヒューラー。
・舌を噛んで正気を取り戻すとか…。さすがと言ったところでしょうか。
・「右のほほを打たれたのなら…」「左のほほも差し出しましょう」麻雀でソレやって良いんですか。
・「ロン!!字一色(ロゴス)」パパ様…。ちなみにロゴスってーのはキリスト教においては神の言葉、世界を構成する論理としてのイエス・キリストを指す言葉です。
・「討ち損じたかッ…!!」残り4000点。でも、かっぱり口を開けているヒューラーの口ひげが鼻毛に見えてしょうがないです。すいません。
・スーパーアーリア人!大爆笑しましたとも、ええ。さすがですぜ大和田先生。追いつめた猊下と、追いつめられて覚醒したヒトラーと。それにしても何の漫画なのか。
・「バカな…実在していたのか……!?」「伝説のスーパーアーリア人が…!!」どこの世界の伝説だよ、オイ。民明書房か。
・ああ、ムダな解説をしますと、アーリア人種は本来金髪碧眼なので、髪の毛が金になるのは正しいんですが、逆立っちゃうのは明らかにドラゴンボールですわな。
打姫オバカミーコ
・窮地で笑って打てる。そしてガンガン勝てる。所謂神懸りの状態。作中ではプレイヤーズハイ!!っても書かれてましたね。私は昔同じ状態のことをギャンブラーズハイって呼んでました。だから何だ、と言われると困りますが。
・もちろんそれは翌年まで続いたりはしない訳ですが。
・お出かけ用のおめかし服でそのまま働くミーコ。
・次号最終回、師匠が戦いの舞台へ。いや、良いんですけど。影の主役は師匠ですから。
むこうぶち
・バブル麻雀こえぇ。いやもうそれしか言えませんって。単位が違いすぎますからして。年収がヤキトリ料にも届かない身としては打ち手の気分になることすらできませんでした。それこそポカーンと見守るのみで。
・「麻雀の稼ぎは麻雀で使い切って頂かないと」これ聞きようによっては負けろって言ってるようなもんですよね。イケイケドンドンの社長は「わははは!」で流してますけど。
・1回戦軽く負けて2回戦からガンガン。お約束。
・カンして流れを変える、というのは私もやってしまいたくなりますが、良いこともあれば悪いこともあるということだけは肝に刻んでおくようにします。
・ヤキトリ3羽は身に覚えがあります。もちろんやられたほうですが。ヤキトリ東風戦は恐ろしい。
・3戦で1億2千5百万のプラスかぁ。そんなに稼いでどうする気だ、とか野暮なことを言いたくなってしまいました。
・『賢明な』後堂の打ち筋やいかに。
次号予告
・ついにあのアカギ墓碑開眼・十周忌法要を動画で見られる時が来ようとは…。買い続けてきて良かったです。
・というわけでDVDが欲しい方はぜひ次号お買い求めを。
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