コミック乱 三月号 感想
・「ええ~~~…!?」こういう細工はちょっと好きです。
・最初に別の条件を出しておいて、譲った形で本命を。これうまい手ですな。時代下って関ヶ原の後に政宗公が似たようなことをやったエピソードがありますね。
・信玄のやるやる詐欺は結構あちこちで起きていたようで、後を継いだ勝頼が苦労したとか言う話がありますね。
・大同盟程足並みを揃えるのは難しいのはよく分かります。まぁ、心理的に「誰かがやってくれるだろう」「何で自分だけ苦労せなあかんねん」になりますからね。
仲蔵狂乱
・出だしが学園もので言うところのパンくわえて角曲がってドシン、みたいで思わず笑ってしまいました。
・「ここは川連法眼館かッ!?」役者の家っぽいツッコミ。
・「芸人はたやすく素人にはなれない」というかやっぱりどんな職業もある程度修行してからで無いとね。
・「尻も出そうか」「いらんわ」どうしてもギャグが入りますかそうですか。
・おりくの悲恋。
剣客商売
・うどんうまそうだようどん。どうもこの漫画を読んでいると腹が減って仕方ない。
・怪物、笹目千代太郎。幕末に生まれていれば岡田以蔵や中村半次郎のようになっていたんでしょうか。
・わがままな子供に過ぎない男に剣術の天稟が備わった事の悪夢。江戸時代に生まれなくて良かったとつくづく思いましたね。
・若小兵衛カッコいいよ若小兵衛。
・まぁ、トドメはさせないよなぁ。
・「飛騨山中に籠ること5年」というフレーズはどうしても快傑ライオン丸を思い出してしまいます。
・似た者親子。闘い方まで似るとは。
回向院の茂七
・なんだろう。ご時世の荒み方が現代と似通ったものを感じるんですが。
・石見銀山の悲惨な使われ方。
・ぶっ壊れた心は変わらないのか治らないのか。
・横槍が入るというところでグラリと血が沸く人間でありたいものです。
・「待ってやがれ尾張屋!」いとけなき幼子5人の命の代償は大変高くつく、というお話。
風雲児たち
・勅使東下が実現していたらどうなっていたのか興味あります。
・岩倉卿怖いよ岩倉卿。
・可愛い顔で「吐いたツバを飲ませなければいいのでございます」とか。いくらなんでもエゲツナイ。
・「それにしても」「本気で攘夷が出来ると思っているのであろうか」何を今さら。朝廷が攘夷を出来る出来ないで考えていないことを理解しなければならなかったのに。
・岩倉家のディナーシーンが好きです。
・「独裁政治やりたがる奴ほど根は臆病者」どっかの党の幹事長のことですね。非常によく分かります。
・「井伊はキンタマ云々」から「豚のキンタマ食いもって」、までの流れが大好きです。
・もうダメだ野山獄。
・「学問は実行しなければ意味がないのでありますっ」それ自体は間違っていない。やるべき手段と時期を見誤ってはいけない。何のためにするのか。手段が目的になってはいけない。
・老中間部を暗殺したあとどうなるか第二第三の間部が出てくるだけではないのか。
・過ぎたるは尚及ばざるがごとし。明らかな暴走を続ける井伊大老の末路はもうすぐ…。
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