夏の前日 1巻 感想
・大きな目標がある男にとって、女性の存在というのは時に支えであり、時に障害であり。女性に支えられ、時にその懐に温められていながら「俺はこうしていていいのか。この時間も目標のために使うべきなのではないのか」と悩んだり。そして、そんな悩む男の姿に女性もまた悩んだり。そのまっただ中に居る人には身近すぎてもしかしたら楽しめないかも知れませんが、その過去を懐かしく思い出せるようになったらぜひ手に取っていただきたい1冊です。
・近づきすぎてはいけない。でも、遠ざかりたくはない。そんな心の揺れが大変心地よい作品です。連載しているgood!アフタヌーン本誌でずっと追いかけ続けてきましたが、今回こうして1冊にまとまった事が非常に嬉しいです。
・ふろくのすごろくはぜひ2巻もつけてください。
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