シグルイ14巻 感想
・「魔をもって魔を制す」この作品に出てくるのは全部そんな感じ。
・「湧きたつ血液と」「天空へ昇りつめる感覚に」「清玄の肉体が震えた」確かに昇りつめてるけど、一体どこまで突き抜けるんですか山口先生。
・巻藁を斬って倒れる藤木。脳裏を占める死と血の光景。失ったものの大きさと、その身の辛さは私の想像の及ぶところではないですなぁ。
・まさかの伊良子推参。しかもまぁ、ぬけぬけと…。さすが天性の女ったらし。乙女回路のゆらぎがありありと。
・西瓜と言い天印霜と言い、物の食べ方がとっても個性的な藤木。
・伊良子の身の内に潜む闇の深さ。「心の傷」という言葉では片付かない恐ろしき毒沼。
・「清玄の剣」「見破り申した」蘇生後の第一声がこれですよ。ただ剣に生きるのみの藤木。
・蟇肌竹刀で背を裂く剣法が「正剣」ですかそうですか。戦国の遺風どんだけ。
・「いかなる嵐にも屈しませぬ」という言葉は藤木が言うと「他愛もなき言葉」じゃないよなぁ。
・竹に雀キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!( ゚∀゚)o彡゜政宗公( ゚∀゚)o彡゜政宗公
・秀忠刀をねだるの逸話は不勉強なもので初めて知りました。石部金吉で風紀委員長な秀忠っぽくないですなぁ。幕臣が勝手に要求したのかも知れませんな。
・「大納言のご尊顔信長公に似てこられた」あんた会った事ないだろう。
・伊達家、島津家、黒田家、前田家、毛利家。忠長の賭けに乗るくらいならその前に大阪の陣で秀頼に乗ってるでしょうよ。
・「不足を知る者は“足る者”じゃ」いい言葉。
・見る時は斬る時。身に潜む激しさを表す鼻血。
・無言でお手討ち。ご無体にも程があろうよ。「これしきか…」じゃねーっての。
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