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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

台湾という国の新聞の記事のお話

 蘋果日報(アップルデイリー)という新聞がありまして。もともとは香港の新聞だったそうですが、2003年から台湾版が発行されるや、その低価格とボリュームで一躍台湾4大紙の一翼を担うようになった新聞でして。幅広く色んな事を扱っている事が特徴で、私は台湾に行くたびに台北ウォーカーと蘋果日報はついつい買ってしまうのですが、今回はその蘋果日報の8月1日付けのものにこんな記事を見つけました。








 えーと。
 どっから解説すればいいのかわからないんですが、そもそも私が台湾に行っていた時期はちょうど台湾で漫画博覧会が開催されていた時期でして。これがどんなものかと言いますと、まぁ、要は台湾におけるオタクの祭典でして。拙ブログ的にわかりやすく説明しますとと2009年には久米田先生が招待されてサイン会が開催されたアレです。
 今年も日本からそうそうたる面々が招かれておりましたが、その中でも大人気だったのが浪川大輔さんだったようです。まさか、幅広い記事が売りとは言え、一般紙で記事になるとは…。

 ちなみにこの漫画博覧会、コスプレ大会も開催されてまして、優勝者には賞金も出たそうです。



 1位の方はけいおん!の秋山澪というのは色んな意味でよく分かるのですが、2位の方の封神演義の胡喜媚というのが非常に懐かしくて良かったです。やっぱりネタ元的に親近感があるんでしょうか。親近感といえば、台湾では乱馬1/2も未だに根強い人気だそうで、今ちょっと手元に無いんですが、コスプレの記事で乱馬関連のキャラがずらっと並んでいる記事を目にした事があります。

 こういう国なので、帰郷するような感覚で毎年行ってしまいます。ヤミツキです。

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近代麻雀9月1日号 感想

ひぐらしの哭く頃に 雀〜燕返し編〜
・単行本1巻のプレゼントがタンブラーっていうのがまた素敵ですな。
・表紙のアレは子供のいたずらにしても度が過ぎている。
・猜疑心は猜疑心を呼ぶ。
・「ツモらせろよ…!」分かる。これはさすがに極端すぎるけど。
・「嘘だ!」名言きました。
・字牌しかツモらない呪いは勘弁してほしい。これ自分がやられたら頭がおかしくなるだろうなぁ。
・「…すげえ山積みしやがるぜ」ここまでくると感心するしかない。
・ツモれるか、という思いは分からんでも無いですが、アガれる時にアガっといたほうが良いに決まってる。
・「この牌は呪われてますのよ!!」呪ってるのは牌じゃないと思う。
・イカサマを疑われて「さあね」「どっちでもいいじゃない」と言い切れる男前っぷりには惚れる。
・敵と認識。次回、いよいよ、かな?


アカギ
・札束の要塞、イヤすぎます。
・捨て身と無欲がアカギにとっての自然か。しかし、それですら恐ろしさの一端でしか無いんだろうなぁ。
・5シャンテンって久しぶりに見たな。
・鷲巣様、さすがの好配牌。しかしいつもの不満顔。今までの経験がトラウマになってる模様。
・配牌が鷲巣様の望みどおりでなかった為「使えぬクズ」扱いの鈴木カワイソス。
・カス手がバレバレの状況下、ブラフも利きにくい中で以下次号。正しい福本漫画の引き。


満潮!ツモクラテス
・絶望の定義とは希望を全て失う事。この「全て」ってのがミソですな。
・そして、「やれること」を見定めて闘牌開始。
・私も最初、なんで哭くのか理解できませんでしたが、「運のゲーム!」「ならば一番好調者のツモをもらう!」で納得。昔私もやったりやられたりしました、これ。運を信じるというよりも嫌がらせがメインでしたが。やられるとかなりの確率でツモが悪くなった記憶が。
・そして風は止まり、潮は満ちていく。


ムダヅモ無き改革 勃発!“神々の黄昏”大戦
・いい表紙だなぁ。この衣装を見るとどうしてもファミコンのワルキューレの冒険を思い出さざるを得ない。
・握り込みをグラップルと訳すのは実に見事。
・アシモ、「東洋のわけのわからない機械」呼ばわりされる。この漫画の中のアシモはしょうがない。
・「なまじ見えているから迷うのだ…!!」この辺の狂気がナチだなぁ。
・直前の、恐怖7割決意3割のトリスタンの表情が素晴らしい。
・そして、事後の清々しい表情との対比がまた見事。
・スーパーアーリア人化するトリスタン。そしてお約束のパンチラシーン。ありがとうございます大和田先生。しかもこれまで見えていたものと若干デザインが違うという…。
・アシモ、ついに被雷。リーチ合戦ではしょうがない。
・スーパーアーリア人化に感動するイゾルデ、スカートが。
・「麻雀は…1枚取ったら1枚捨てなければなりません」「人間もまた同じ」2回読んで2回とも納得し、3回目でようやく、あれ?と思いました。
・そしてスーパーアーリア人が2人に。しかし、動じない純ちゃん。これぞ宰相博徒の名にふさわしい男の態度。


むこうぶち
・止まらない奔馬。しかし、脇のワナにぶち当たる。
・満貫アガって、満貫振り込んで、ハネツモ。まさに「出入り激し〜」ですな。
・撃ち合いに参加しない傀に、それでも今回ばかりは退かない安さん。
・哭かれて一発消されても、ツモる。まさに絶好調。
・勝っても勝っても傀が沈まない。焦っちゃダメですぜ安さん。
・夢に出て来たあの配牌が手元に。「迷うくらいならツモ切り!」これはこれでな選択。私ならウーピン切りでリーチですかね。
・傀にも似た手が。しかし、どうやら意外な牌を切る模様。もし選択肢があるとすればイーソーですかね。

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さよなら絶望放送携帯版第149回配信「綺麗なのとある意味綺麗なの」感想

・本編聞いた直後に聞くと凄く不思議な感じ。
・「過多書きトランプ」「絶望ネーム:エノデンが好きさん」「朝露のキラメキ:堀江由衣」これは素直にうまいと思いました。
・「絶望ネーム:堅い肩たたき器買った高かったさん」「もう、卵ではなく立派な天使:堀江由衣」そうですね。この方が天使でなければどこに天使がいるというのか。でもカバンの中身はワンダーランド。
・「もう1個綺麗なの送って来てくださいましたよ」「立てば撫子、しゃべれば鈴蘭、下げる頭は含羞草:後藤沙緒里」これはなるほど綺麗だ。
・「毛色の違うヤツを送って来てくださいました」「通った後は焼け野原:後藤邑子」「東西南北中央不敗:後藤邑子」「また今週もスペシャルですかね」「いっぱい来てるんです」「全部それなんです」思いつきやすいんだからしょうがない。
・「食物連鎖の頂点:後藤邑子」邑子姉が頂点なら、下でもあきらめがつく。
・「戸愚呂姉:後藤邑子」「これは究極なんです。究極過ぎてこれ以上は無いよ」一言であらわしすぎだろ、これ。
・「戸愚呂兄は完全に肩に乗ってるでしょう」「その横に立ってるのかな。特攻服で」違和感無いな。欠片も無いな。
・「これ出ちゃったらダメだもん」「ラオウと互角:後藤邑子」「本人的にこれは嬉しい」『おいっ』っていいながら顔は嬉しそうな感じかな。
・「僕、着痩せするタイプなんです:水島大宙」これならZにもFにも理由が立つな。
・「こっからホントに彼は最低です」大宙さんが最低な訳ではないはず。
・「何人たりとも、俺の前は隠させねぇ:水島大宙F」ああ、このセリフの元ネタが『F』ってタイトルの漫画でしたな。そういえば。これはググるまでもなく、手元にあった『伝染るんです』で思い出しました。
・「服なんてただの飾りです:水島大宙」警察にはそれが分からんのです、ですか。
・「絶望ネーム:オレガノさん」「何の因果かマッパの手先:水島大宙」「最高ですね」「これキマリでしょう」烏龍茶が鼻に入りました。
・「フロンティアワークスの島耕作:タケ」色々あって最後は社長、と。なるほど。
・「なつかしの絶望伝言板です」「絶望ネーム:伊藤ケンタウロスちゃん」懐かしいお名前が。
・「去年の4月20日に退社」「バンコクの会社に入社」「でも怖くて退社&帰国」怖くてって言うのは、現状の政情不安関係でしょうね。長く続いているようですし、実弾飛び交ってますし。
・「やっと就職が決まりました」「雑誌やwebのデザインをしている会社です」「神谷さんの写真でアホ毛とクマを取りました」「就職おめでとうございます」「写真の修整お願いします」お祝いメッセージに隠れて生々しい会話が。

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絶望放送番外編 おたっしゃ絶望放送 更新 感想

オープニングコント
「始まってんの?始まってんの?始まってんの?」何事かと思いましたが。慣れるとクセになりますな。
「神谷さんしっかり。はい、お茶」念願の新谷さんの老人声が聞けたのが嬉しい私です。
「さよなら絶望放送第3150回」「おたっしゃ絶望放送」老人ネタで『おたっしゃ』っていうセンスがなんともラジオ的ですな。
「ラジオをお聞きの皆さんさようなら」「さようならって縁起が悪いのう」「イヤですよ神谷さん。この番組の挨拶じゃありませんか」この後無数に繰り広げられる老人あるあるネタの最初がこれでした。


オープニングトーク
「糸色望役の…ワシの名前は神谷浩史じゃ」お元気そうで何よりです。
「今回でひーふーみー3150回だそうじゃ」続きましたねぇ。
「まさかアレから60年も続くとは思いませんでしたねぇ」そして美佳子@ぱよぱよもまだ続いていて、アニメイトTVの最長寿番組の称号は得られていない、と。
「良子さんはおいくつになったんじゃったかな」「イヤですよ神谷さん。女性に歳を聞くなんて」「こりゃ一本取られた」「まさに灰になるまで、じゃなぁ」新谷さん、2010年現在年齢公表しているのに…。途中でやめちゃった設定なのかな。
「ディレクターの佐藤はいくつになった?」「今度の8月8日で」「102歳」「102ですって」「1世紀だね」「それはおたっしゃじゃのう」「おたっしゃおたっしゃ」生涯現役は男の浪漫。
「構成Tはいくつになったんじゃ」「イヤですよ神谷さん。構成Tは死にました」これか。『構成作家が代わる』って言ってたのは。
「42回目の公開録音でリスナーの皆さんと盛大なお葬式を」39年後か。さすがに退職しているから『平日は無理』『土曜日がいい』とか言わずに粛々と参列できそう。
「頭の禿げかかった中年男は誰じゃ」「イヤですよ神谷さん。あの人は2代目ですよ」『私が死んでも代わりはいるもの』ですか。
「構成Tが2代目。2代目。T2」「イヤですよ神谷さん。そのネタは20年前にもやりましたよ」20年間ずっと言ってるんだろうなぁ。

「オイオイお前らしっかりしろよ。ボケたトークしてんじゃねーよ」「さのすけは相変わらず元気だねぇ」「まぁな!おれは猫型ロボットや舞浜ネズミと一緒で歳取んねーかんな!」そんな設定があったのか。
「昔黄色じゃったのにな」「お前は今なんでこんなに黒いんだ?」「洗ってもらえー」洗ったらちゃんと乾かしましょうね。そうしないと黒どころか緑色に…。


今週の標語
「絶望か…何もかも皆懐かしい」「良子さん、このネタ1度やらなかったかな」やってますね。
「構成T。構成T、このネタ前にもやらなかったかね?」「イヤですよ神谷さん。構成Tは死にましたよ」「死んだ?」「はい、42回目の公開録音でリスナーの皆さんと盛大なお葬式をしたじゃありませんか」「頭の禿げた中年男は誰じゃ」「あの人は2代目ですよ」…もしかして、『アレは2代目のしわざです。僕のせいじゃありません』なのか?
「構成Tが2代目。2代目。T2」「イヤですよ神谷さん。そのネタは20年前にもやりましたよ」「そうじゃったか?覚えとらん」記憶力に関しては今から既にネタにしてますから、そういう意味でもイヤなリアリティが。


神谷浩史のオールタニノニッポンZ
「字をもっと大きくしといて!」切実な問題すぎる。
「あとね、横書きの原稿はおかしいからね」「縦書きじゃないと」「縦でお願いしたいですね」年取ると原点回帰しますよね。


「新番組。神谷浩史のオールタニノニッポンZ」「オールタニノニッポンってこれパロディなんだけど」「こう見えても若い頃に一度、オールナイトニッポンRっていうのがあって、それのパーソナリティを務めた事もあるんだよ」「あ~ぁよかったですねぇ」「あの頃ワシはベストパーソナリティ賞を受賞したこともあるんじゃ」「声優アワードで三冠達成してアジアナンバーワン声優と呼ばれ」「アニメもラジオもレギュラーがたくさんあって」「あの頃はホントに良かったね」この辺が『単なる事実』なのがアジアさんの凄いところ。
「それが今では…」「神谷さん、湿っぽい話はそこらへんにして」新谷さんのさばき方が手馴れてて笑いました。おかげで段々ホントに未来の放送聞いている気分になれました。
「3150回を記念して皆さんからたくさんのお祝いメッセージが届いていますよ」すいません。今回も送り損ねました。

「神谷さん新谷さん3150回おめでとうございます」「この63年の間色んな事がありましたね。」「特に驚いたのがタケさんです。まさか本当にフロンティアワークスの社長になるとは」夢は叶う。
「15年前にあんな陰謀をめぐらせて高橋さんを失脚に追いやった事は正直どうかと思いました」「そんなにこのラジオのプロデューサーになりたかったんですか」血みどろの権力争いをしてまで奪い取ったのがそれですか。
「タケよ」「タケさんよ」「タケさんは今おいくつじゃったかな」「タケは93で現役社長で」「いい加減譲れ」「下に若い子が一杯居ますからね」「93で社長とか」「ワシが言うのもなんじゃけども老害じゃぞ!」老人が老人を説教するの図。老人ホームとかではよくある光景らしいですが。
「お前は15年前に高橋をあんな目に追いやった時にクビになるべきだったんだよ!」番組内で社長批判。年取ると怖いもんが無い。
「フロンティアワークスも変わった会社じゃのう」「お金と地位がそんなに大切か」「お金と地位しか残っとらん。そんなヤツには」やたらと生々しいですな。

「毎年3月恒例行事となった公開録音もまさか63回も続くとは夢にも思っていませんでした」ちゃんと毎年続いている事になっているのですな。
「私はかれこれ30年続けて参加していますが今ではすっかり歳を取った絶望リスナーのおじいさんおばあさん達と私が生まれる前の絶望放送の思い出を聞くのが楽しいです」私が参加し続けられるとして、この方に会うのは65の時か。
「長いのぉこのメール。息が切れてくるよ」さっきから合いの手のように入っている、この手の生々しい老人的感想は台本なのかアドリブなのか。
「公開録音で特に覚えているのが、私が最初に参加した33回目の公開録音です」「エンディングで東京湾に本当に船を沈没させ、警官は来るし消防隊は来るしレスキュー隊は来るし」「朝刊の1面に載ってしまったのも今ではいい思い出です」その頃まだ新聞ってあるのか。
「神谷さん新谷さんは今でも覚えている思い出はありますか?」「長いのぉこのメール」「神谷さん聞いてくれていましたか?」「次?」聞いてねーだろおじいちゃん。
「おいしいですかそれ」「これおいしそうですね。私もいただいていいですか?」
「その間次読むからね」これはこれでいいコンビネーションなのが笑っていいやら悪いやら。もう骨の髄まで染み付いてるのか。

「神谷さん新谷さん3150回おめでとうございます」「この60年の間に、シャフトもクメプロも大発展しましたね」「まさか久米田先生がもう1つの雑誌にも連載して大人気になり、50回連続して巻頭カラーをとるとは」4ページ巻末カラーで毎号連載とかじゃないのか。あと、その場合絶望先生は?…いや、やっぱり怖いから言わなくていいです。
「シャフトはそして京アニもサンライズもガイナックスも吸収合併し」やなM&Aですな。
「60年前は若手のホープだった龍輪さん宮本さん山村さんもそれぞれ大御所のアニメ監督となり」絶望ネーム山村カエレさんにはぜひ絶望放送のアニメ化をやっていただきたい。大御所ならではのごり押しでどうか1つ。
「最後に新房監督、紫綬褒章ほんとうにおめでとうございます」最後のだけはやたらと現実味がありそうですね。
「おいしいですねぇ」「止まらないですね」「神谷さん、お茶まだありますか」老いてなお気遣いの人、新谷良子。

「沢城みゆきさんノーベル声優賞受賞おめでとうございます」「まさか60年前に過多書きでやっていたネタが現実のものになるなんて誰が想像したでしょう」12月10日に行われるストックホルムでの記念講演、楽しみにしています。
「いつになったら沢城さんはゲストに来るんでしょうか。もう63年待っています」是非私の寿命が来る前にお願いしたい。

「こう見えてもワシは若い頃に1度ールナイトニッポンのパーソナリティを務めた事があって」「ベストパーソナリティ賞を取った事があるんじゃ」「アジアナンバーワン声優と呼ばれアニメもラジオもレギュラーがいっぱいあって」「あの頃はホントよかったねぇ」「それが今では」人生どんだけ右肩上がりでも、さすがに90歳超えたらねぇ。

イイ国ジャナイカ、コノ国ハー!
「先日電車の床に座り込んでいる、いかにもガラの悪い不良のような集団がいました」「ふと彼らの会話を立ち聞きしてみると、梓派と唯派で言い争っていました」「不良達にも深夜アニメが浸透している」そう言えば、私も中学生のころに不良5人に囲まれて言われた言葉が『お前エロアニメ持ってるだろ、貸せよ』でした。昔から割と居たのかも知れませんね。

「由衣ちゃんは可愛いね。未だに可愛いね」「堀江由衣ちゃんは可愛いですねぇ」「変わらないですねぇ、あの方は」「あの人と一緒の現場になるとドキドキする」それは『ゆい』違いです。
「未だにいいニオイしますからね、彼女」新谷さん、なにげにすげぇ事言ってる。
「今何してるかな」「未だに現役じゃからねぇ」「本当に忙しいみたいでなかなか会えないんだけど」「会えると嬉しくなっちゃうねぇ」堀江さん、60年後でも声優雑誌でグラビアのお仕事とかあったりするかもなぁ。
(メェェェ)「なんであの人の方が元気なんでしょうね」「不思議です」シュガーちゃんだからしょうがない。
「あー、本番だったの今」「どこ読むの?何行目?」ありがちありがち。

「絶望ネーム:ミカンの食べすぎで手が黄色さん」「なりますねぇ、本当に」「なるんだよ」「どうしてなんですかね」「なんか汁じゃない?」「皮のところのアレですか」「ミカンはさぁ、どっちからむくの?」ミカントーク盛り上がってるなぁ。
「ヘタからの人もいるみたいですね」「ヘタからだとさぁ、白いところも一気に取れるでしょ」豆知識豆知識。リアルおじいちゃんの知恵袋。
「下?ヘタ?どっち?」「ヘソ」「何を中心にヘソとか言ってるの」「誰ヘソとか言ったの」「神谷さんですよ」「ニッポンの将来は明るいのう」「終わってない?」畳み掛けるようなボケのラッシュが素晴らしい。
「ミカン食べたら手が黄色になるでしょって言うメールでしょ」「それは絶望ネーム?」

「私が空手教室生徒募集のポスターを見ていると、小学生くらいのちびっ子とそのパパが来て、男の子が『お父さん、空手って自分の身を守る為に学ぶんでしょ。僕たちも習いにいこうよ。このままじゃお母さんにやられっぱなしだよ』と言っていました」…何にも言えません私。

「空手は、あの、わしね。若い頃空手やってたんだよ」「有段者なんだよ」「何段でしたか?」「初段だからね、あんまり大きな声じゃ言えないけど黒帯なんだよね」黒帯締めたところを拝見してみたいものです。
「身体動かすのは凄く良い事だからね」「身体が資本でしょ」「やったほうがいいよ」耳が痛い。
「だから神谷さんは90過ぎても元気なんですね」「高校生の時に空手やってたの」「今はやってない」90過ぎて空手はさすがにちょっと。


ポジティブですね~!
「絶望ネーム:かぶれらさん78歳童貞」「朝から満員電車に巻き込まれたけど、背中に女子高生のおっぱいの感触を感じられたのでむしろテンションが上がりました」元気な78歳だな。
「何線?これ」「神谷さん、聞いてどうするんですか?」「どうもしないよ」おじいちゃん今目をそらしたね?

「絶望ネーム:マジックミラーマンさん81歳童貞」「まだ」まだも何も。
「近所の交番に勤めている婦警さんとお話しできただけで興奮しました」81歳だと職質じゃなくて迷子の徘徊老人かどうかの確認っぽいですな。

「絶望ネーム:マジックミラーマンさん81歳童貞」「勝手に7月21日をオナニーの日に決めました」ちなみに大阪府河内長野市と富田林市は市外局番が0721です。
「見栄を張らなくてもいいよ。もうムリじゃろ。ワシはまだ頑張れるけどね」生涯現役は男のロマン。
「またまたって」「またまたのそのまたの間に力が」止まらないなおじいちゃん。
「次行きますよ」それがいいと思います。

「絶望ネーム:マジックミラーマンさん81歳童貞」「近くの女子校で文化祭があるので行ってきます」81歳は流石にフリーパスか。
「文化祭は、行かないね」「もう行かないね」「行かないんですか?お孫さんとかは」
「ワシは、若い頃に学園祭に呼ばれた事もあったなぁ」「私もありましたねぇ、そんなことが」「呼ばれないかな、また」「呼ばれたいですか。遠いですよ」このころには都内からみんな移転しちゃってるのかなぁ。
「早稲田の、呼ばれた時はね、一番上の階でやったのよ」「階段しかないから」「今はもういけないですね。それはちょっと」「1階でやって」「もしかしたらエレベーターがついている校舎になっているかも知れない」私の個人的なイメージですが、早稲田はにあえて1つか2つ古い校舎を残しそう。
「車が空飛んでるもんね」それはあと60年生きてみたくなる情報ですね。

「絶望ネーム:マジックミラーマンさん81歳童貞」「2070年こそ、童貞を卒業できる気がします」その歳での卒業になったらお祝いにギネス申請しましょう。
「見栄を張ったらダメだよ。81歳でしょう」「ワシはまだ現役だけどね」「またまたじゃないよ」「そのまたまたのまたに」そのネタ気に入ってるだろアジアさん。

「絶望ネーム:かぶれらさん78歳童貞」「僕もマジックミラーマンさんみたいな立派な童貞になりたいです」「カリスマなんだね」「カリスマですね」「カリスマだね。だから卒業したらダメだ」「そうですね。カリスマはカリスマで居てもらわないと」カリスマじゃあしょうがない。


良子おばあちゃんの縁側日記
何か懐かしいタイトルだなと思ったら、元ネタカックラキン大放送ですな。
「こんなミニ番組あったっけ?」「もうかれこれ20年も続いているご長寿コーナーじゃないですか」逆に言うとあと40年しないと始まらないのか、このコーナー。
「身近で起こった出来事や私たちへの質問メッセージを受け付けるコーナー」「私たちにもリスナーにもネタなんて無いですよ」「ワシはまだタネあるよ」そのネタどんだけ気に入ってるんですか。

「私は今14歳で、来年中三になります」「私は今までパソコンのアドレスを持っていなかったのですが、絶望放送にメールを送りたくて親に作ってもらいました」「絶望放送を聞くようになってから、神谷さんって素敵な声優さんだな、と思うようになりました」そりゃもう、世界一おっぱいマーチが似合う声優ですんで。
「これからも頑張ってください」「ですって」「凄くカッコ良くて大好き、と」「神谷さんモテモテですな相変わらず」「まだまだ捨てたもんじゃないねぇ」枯れた魅力というヤツですかな。千和長が寄ってきそうだ。
「この番組は確かにもうネタが無いんだよ」「そうですね。もう無いですね」「ワシはまだ枯れとらんよ。まだタネあるよ」「神谷さん、どこまで行けば気がすむんですか、それ」ついに怒られるアジアさん。

「絶望ネーム:神楽は俺の嫁さん」「神谷さん新谷さんさようなら」「自分は1年前に結婚したのですが、嫁も一緒に毎週楽しみに聞いています」「先日やっとの事で子供が生まれました」…胎教に絶望放送ということですか?
「男の子と女の子の双子です。とりあえず名前を浩史と良子にしときました(実話)」どんな兄妹に育つんでしょうか。
「実は」「今だから言うけども」「見栄はっとった」「神谷さん、知ってますよ。バレてますよ」「もういい加減ね、ワシも無理ね」90越えるとお薬に頼る訳にもいきませんしな。
「え?浩史と良子にしたの?」「双子ですって」「おめでとうございます」「1年前に結婚された、と」「実話って言うのは本当の話っていうことね」「嫁さんは神楽さん」「旦那さんはなんて名前じゃったかな」「神楽は俺の嫁が旦那の名前」わかりづらい。
「浩史と良子が双子」「いい子に育つといいねぇ」「そうですねぇ」どんな英才教育が施されるのかと考えるだけでワクワクしますね。

「自分は春から高校生になりました」「中学校では絶望放送を聞いている人が少なく、友達に広めていたのですが」「神谷さん、起きてください。本番中ですよ」ここぞとばかりに老人スキルを発揮してるな。
「結果は1人だけ聞くようになっただけでした」「でも自分は諦めないで高校でも絶望放送を広めていこうと思います。だから新谷さん、神谷さん」「はいっ?!」「寝てないです」「起きてないです」60年後も名コンビ。
「新谷さん、神谷さん、頑張ってラジオ続けてください」「そして、四期がある事を目指しています」「四期無かったんじゃね。60年間」縁起が悪いから飛ばしたんですよきっと。


エンディング
「では、そろそろ人生も放送もおしまいです」「人生がおしまいって。不吉な事言わせるなよ構成T」「いやですよ神谷さん。いつものエンディングのあいさつじゃありませんか」でもこれ、確かに60代以上の人に言わせるとちょっとシャレにならないかも。

「さよなら絶望先生シリーズのCDやDVD各種発売中です」「当番組のDJCDも現在188巻まで好評発売中です」今12枚出てて、60年で176枚とすると…年に3枚弱のペースですか。十分対応可能ですが、退職後はなけなしの年金握りしめてアニメイトに買いに走るのかと思うと胸が熱くなります。

「CDとか売ってるのはウチの番組だけ」「再生できるプレイヤーとかもないでしょう」私、いざとなれば実家に残して来たセガサターンで聞きます。
「今回の番外編のネタ、掲示板でネタ潰しされていましたね」私もあのとき書き込みました。
「次回のゲストには久藤准役の水島大宙さんがいらっしゃいます」「たかひろ?だれだよたかひろって」「だいちゅうさんのことですよ」「だいちゅうねだいちゅう」「だいちゅうってだれ?」名前は忘れられても多分脱げば思い出してもらえる。


お別れの一言
「いやぁぁぁ、ラジオって本当にいいものですね」「良子さん、このネタ一度やらなかった?」やりましたね。しかも第1回で。
「構成T、構成Tこのネタ一度やらなかった?」「構成Tは死にましたよ」「42回目の公開録音でリスナーの皆さんと盛大なお葬式をやったじゃありませんか」リスナー全員も服の公開録音か。画期的すぎます。
「3151回、ではなく151回に続きます」ああ、最後で現実に戻って来ました。ちょっとホッとしました。

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後藤沙緒里のいろはにほへと第98回配信「ときメモやってます」感想

・これまでのタイトルの中でも1、2を争うインパクトがありました。
・「8がつになってしまいましたよぉ〜」「みなさ〜ん、生きてますかぁ〜。生きてますかぁ〜」生きてます。下手すると台湾の方が過ごしやすかったというまさかの展開になってますが、何とか生きてます。
・「後藤はダメだ。おいらはもうダメだ」「アスファルトでひからびてますよ」先週のネタを活用する後藤さん。
・「今収録してるのは7月ですけども」「寝苦しくて、眠れない」寝る時はある程度体温が下がってないとダメですからね。アイスノンを太い血管の流れているあたり(脇のしたなど)にあてがってみてください。
・「ホントに暑がりなんです」「みなさんぜひ助けてやってください」涼しい寝方でもブログのコメント欄に投稿したら喜ばれるのかな?
・「今週はですね、皆さんからいただいたメールを紹介していきたいとも居ます」「ペンネーム:つぐみさん」「私は完全乙女ゲーマーです」「最近はもちろんときメモをやっています」「さおりんもときメモプレイ中との事ですが、あまり」「毎日会社から帰った後は高校生活を楽しんでいます」戦国大名になったりプロ野球選手になったり、果ては空軍パイロットや司令官にもなれるのです。ゲームって素晴らしい。
・「さおりんのお気に入りのキャラは誰ですか?」「私は琉夏くんラブです」「もちろんみよちゃんも好きですよ」調べてみたら前者が杉田さん、後者がさおりんなんですね、声。素晴らしい!
・「ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story」「宇賀神みよちゃん」「主人公さんのお友達役」「相談役みたいな立ち位置なんですけど」wikipedia見たら『枕投げの必殺技は「恐怖の大王」』って書いてあって笑ってしまいました。
・「いただいたので、ちょっとやってみようじゃねーかって思い至って」「DSも新たに買い、始終やってる訳です」「そんなんじゃないんですけど」「私あんまりゲームとくいじゃなくって」「続かないんです」「わからないんです、やり方が」「どうすりゃいいのって思って途中で挫折しちゃう」「今回はちょっと頑張っております」深みにハマらないように気をつけてくださいねー。
・「けどー、けどー」ここの不意打ちにやられました。
・「こういう乙女ゲームをやったのが初めてだったので分かんない事だらけで」「スキンシップとかあるじゃないですか」「あーれはねー、恥ずかしいよー」「私異様にテンションが上がっている」照れつつも頑張ってプレイする後藤さんの姿を想像しました。プレイ動画が発売されたら買います。
・「ちょっと失敗すると『やめろよ』とか怒られちゃう」…堪能してますね。
・「非常に難しいんですけど頑張ってやってたんです」「なぜかみよちゃんとのエンディングを迎えました」「なぜ?」「相談とかたくさんしてたらいつのまにか親友になっちゃって」「大変なオチです」「くやしーい、ので、もう少し頑張ってみようと思いますよ」自分とエンディング迎えた声優さんって他にも居ませんでしたっけ?
・「つぐみさんは琉夏くんが」「後藤も最初琉夏くんを」「弟の琥一くんと三角関係な感じでムフフでしたよ、いけない女でしたよ」「ゲームの世界だからできること」その辺がゲームの素晴らしさであり恐ろしさでもあると思います。
・「沙緒里、さっそくスタッフの女性に『やってくださいよ』ってすっごいお勧めしちゃったのでこれから楽しみでございます」そのうちそのスタッフさんとプレイ報告をし合ったりするんでしょうか。
・「ペンネーム:エノデンが好きさん」「MAGネットのオープニングが先日完成しましたね」「神前暁さんと畑亜貴さんの黄金タッグは素晴らしいですね」神前さんと言うと真っ先に浮かぶのはやっぱりらき☆すたのアレですね。畑亜貴さんと言うと個人的にはあずまんが大王の人であります。世間的にはハルヒだと思いますが。
・「りある_りあるが_あんりある」タイトルを最初に聞いたとき、RPGの呪文みたいだなと思ったのは私だけでしょうか。
・「先月7月28日に発売されました」「それに合わせたイベントも」「お知らせできなかったんですけど」翌月末のイベントの場合、告知が間に合わない事がしばしばありますよね。この辺でさおりんのスケジューリングとか色々計算してしまい無駄にオタ心を蘇らせたりしています。
・「小野大輔さんとデュエット、は、すいません、失礼いたしました」「番組と合わせてよろしくお願いします」テレビを見ない私ですが、何とかしたいとは常々思っております。

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コミック乱 九月号 感想

御誂人情幕ノ内
・噂と妬みと。
・「だからって親分さん」のところの笑みがゾッとしますね。口元が特に。
・このお糸という名の娘の問題点は親が作ったんじゃないかな、と思わせてくれる「云うなお糸」のセリフとその後の詮議の結果と。
・「俺達がだらしねぇから化けて出て来やがった」「やっぱり世ん中悪い事ぁできねぇようになってら」小早川秀秋の末路が思い出されました。

剣客商売
・お嬢様と呼ばれて喜ぶ三冬がいい。すごくいい。
・喘ぎ声を聞いて怪我を連想する三冬はもっといい。その挙句に一部始終を目撃してしまう三冬。そして夜な夜な思い出してしまうという。完全に今回は中学生女子のそれですな。いいぞ、もっとやれ。
・しかしそれが命拾いにつながるとか。ホントにこの漫画は油断ならない。
・柄杓を切ってそれで目を突かれるシーンは風雲児たち旧版25巻の平手造酒を思い出しました。
・三冬と大治郎の何気ない会話の距離感が好きです。
・何度も何度も食べ過ぎている小兵衛先生。何やってんですかホントに。
・大治郎のところに泊まるかも、で赤面する三冬は完全に思春期女子のそれですな。
・尋問の基本は笑顔。いきなりオイコラ言うのは大体逆効果ですね。
・お小夜の荒み方がリアルと言うか生々しいと言うか。
・火盗の提灯を見て、思わずにやりとしてしまいました。
・「あ……」じゃないっての大治郎。

信長戦記
・「戦の命運は矢合わせの前にこそ」というのは信長の基本姿勢ですよね。
・しかし何度見てもこの勝頼には違和感が。
・軍の進退の駆け引きは心理戦なので、もうちょっとじっくり描いた方が面白かったかも知れませんが、ペースとしてはこれでちょうどなのかも知れません。
・大僧正怖すぎます。

仲蔵狂乱
・格上げ。そしてまた始まる新たな戦い。
・でも歓迎してくれている人もいる。
・瀬川錦次改め市川武十郎の、突っかかってくる相手のさばき方に、苦労の程が見えてとれます。
・名を変える人、変えない人、さまざま。
・そして弟弟子の登場。今回新展開ですね。
・他人と比べると良い事ないよね。でも中村中蔵は確かにあんまりだ。
・ついに回ってくる重要な役。形見の着物を解いて衣装を何とかしてくれる、できた嫁。
・嫁と妹に見守られる晴れ舞台。生きてて良かったなぁ。
・なのに、衣装が無いとか。死にたくなるな、これ。
・嫉妬は怖いなぁ。
・「俺らがあれだけイビっても黙って堪え抜いたんだからな!!」いい話っぽいけど、ちょっと殴りたくなるのは何故なんでしょうか。

風雲児たち幕末編
・「オランダへ帰れーっ」「オランダ人じゃないわよっ」「こいつ国籍詐称のドイツ野郎なのよ」次々暴かれる事実。
・まぁ、和解できて何よりです。「今は再会出来た事だけを喜びましょう」に全てが込められていると思います。
・歩くサンダル君っていうと擬人化アイテムみたい。
・「お前が父親なのかーっ」だとしたら二宮先生頑張りすぎです。
・「殺す…」「と言いたいところだがこの娘の父か…」苦悩する父の姿ですな。
・医者にならないと日本に来られなかったとは言え、日本から去ると同時に医学を捨てたのは思いっきりが良すぎますな。そしてイネのアイデンティティクライシスへ。
・すっかりお馴染みの伝馬町。
・「幕府はじまって二百五十余年の事件簿・判例をいくら調べてもこんな例はどこにも無い」蛮社の獄蛮社の獄。
・「所労気味で伏せっていた」まぁ、やっぱり激務だったんですねぇ。でもいざとなれば緊急登城はする。
・人事権は伝家の宝刀。これを誰が握るかで政権の方向性が決まってしまうのは古今東西変わりませんなぁ。
・この意見書といい、三十俵降格を望むところと言い切るところといい、風雲児ですな、この人。こういう人を活用できない時点で井伊大老の限界が見えるというものです。

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備忘録

 8月購入予定の本(協力:大垣書店)

 2日 近代麻雀9月1日号(竹書房刊)
12日 近代麻雀9月15日号(竹書房刊)
    鋼の錬金術師26巻(荒川弘著 スクウェア・エニックス刊)
17日 さよなら絶望先生22集(久米田康治著 講談社刊)
23日 球場ラヴァーズ1巻(石田敦子著 少年画報社刊)
26日 みるくぱぁとなーず(あかざわRED著 マックス刊)
27日 コミック乱 九月号(リイド社刊)
28日 HEROINES(法田恵著 双葉社刊)
31日 アイであそぶ。二宮ひかる作品集(二宮ひかる著 白泉社刊)

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台湾旅行記2010(オタ目線ver) 4日目

 4日目と言いながら、この日は帰国するだけである。我々が乗るJL816便は13時45分発なのでホテルの出発時間は10時。どこか1カ所くらいなら都合つけられない事も無いが、何かトラブルが発生した場合が怖すぎる。
 ツアーでなければもう少し融通がきいたかも知れないが、ツアーの方が安いのだからしょうがない。こういうときの時間の使い方としては、ゆっくり朝寝をした後バイキングで朝食をとるくらいしかない。

 思えば扇子とか予備の腕時計とか買い逃したもの結構あったなぁ、と思いつつ荷物整理。毎回毎回やり残したことを指折り数えながら去る事になるのはお約束とは言え、そろそろ回数こなしてきたし何とかしたいところ。

 チェックアウトしてロビーでお迎えのバスを待っているときも妻とそんな話をする。買い残したもののうち空港でいくつか買えるものもあるかも知れないが、基本空港にあるようなものを買いにきたわけじゃないからなぁ、とか割と後ろ向きになるのはやっぱりこの国を去るのがイヤだからなんだろうと思う。

 しかし、無事にお迎えは来てしまい、内心はともかく表向きは笑顔でホテルを去る。このあと残った台湾元の消化のためかお土産屋へと連れて行かれる。今までフリーツアーに参加してもなんだかんだ時間が調整できず立ち寄らない事ばかりだったので、こういう所に寄るのは実は今回が初めてである。

 約1時間程度ここで費やすという事なので、とりあえず近くのファミマにゴー。今まで買い逃してきた私の大好きな新聞「蘋果日報(アップルデイリー)」をようやく購入。これに漫画博覧会の記事が載っているのを見て大いに笑う。これが今回の旅で最後の機会かと思いペットボトルの烏龍茶なども購入してしまう。
 しかしさすがにコンビニで1時間は潰しきれず、土産屋の中に戻る。

 あとは無為に過ごす事になるかと思ったのだが、意外な事に収穫があった。台鉄本舗にも無かった台湾新幹線のTシャツがここにはなぜか存在したので即決で購入。あとは、うっかり買い逃した扇子もここで扱っていたので購入する。お店の人が一押しで勧めてきた白檀で出来たものもあったのだが、あおぐと白檀独特の甘い香りが漂ってくるので職場では使いづらく、樫でできたものにする。
 樫は樫でほのかにいい香りがするのでこれはいい買い物だったと思う。たぶん市内で普通に買うのよりは若干高くついたとは思うが、買えないまま台湾を去るよりは遥かにマシである。
 あとは適当に時間をつぶして、タイムアップ。再びバスに乗り込み、今度は一路空港へ。MRT空港線の建設現場横を通ったので「おお、早く開通しないかな」とか思ったが、ツアーを使っているうちはこのMRTを使う機会は未来永劫来ないので開通した暁には多少高くついても全部自分で何とかする旅をしなければならない。しかも、巨大スーツケースを持ったままでMRTに乗るのは結構ハードルの高い行為だ。どうしたものか。
 開通まで時間はまだずいぶんあるのでじっくり考えて答えを出せばいいのだが、目の前で工事しているところを見てしまうとどうにも止まらなくなる。おかげで、気付くともう空港だった。

 今回は初めての2タミからの帰国である。2タミには一度利用してみたい店があったので、とっととチェックインを済ませてしまい、身軽になった身体で2階に上がる。

 2階にある寶島晶華というレストランは、台湾でも格の高いホテルであるグランドフォルモサリージェントホテルの系列店である。さぞやうまかろうと前から妻と話していたのだが、今回ようやく利用する機会を得た。

 しかし、うっかり朝食を食べ過ぎたおかげでまだこの時あまりお腹がすいていなかった。せっかく巡ってきた機会も簡単に済ませて終わりになってしまったため、正直どの程度のレベルだったのか全然覚えていない。覚えているのは2人で700元と結構良い値段がしたことくらいである。

 さて、後はもうやり残した事も無いのでとっとと保安検査を通過し、中で待つ事にした。中の本屋を探検しても良かったような気はしていたが、あまりバタバタしても仕方ない。のんびりするつもりだったのだが、思わぬ伏兵が居た。



「ガンダム?」「ああ、ガンダムだ」


なぜか台湾桃園空港の保安区域内にRX-78ガンダムが展示してある。スケールとしては1/10くらいか?ガンダムベース台北とかある国だし、人気があるのは分かる。でも展示してあるとは思わなかった。本当に何やってるんだこの国。

 当然画像を確保しておくが、こんな面白いものがあるのであればとっとと保安区域内に入っておくんだったと後悔した。かくして、最初から最後までネタづくしだったこの台湾旅行の最後はガンダムで締めくくられることになった。もうここまでやれば立派と言うしか無いがしかし、知れば知るほど面白すぎるのはどうしたものだろうか。

 こんな愉快な国、また来るしか無いではないか。機上で、すなわち帰国する前からそんな事を考えてしまっていた。もうダメだと、我ながら思う。思わざるを得ない。

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