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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

台湾旅行記2008(オタ目線ver)2日め

 2日め。本来は月曜日に行く事にしていた台南行きの予定を繰り上げたのは、台湾名「鳳凰」と名付けられた台風の接近が原因である。新幹線は雨風に強いとは言え、台風が来ているさなかに台南に行っても何も出来ない。まだ上陸していないうちに行っておくしかないという結論に至った。
 また、その結論に至るためにしばらくテレビの気象情報を見ていたら「気象将軍」という人が出てきて妻と2人で大笑いする。リアルで絶望先生ネタを、しかも不意打ちで見せられるとは…。
気象将軍

 行動が決まれば出発は早い方がいい。そそくさとホテルバイキングで朝食を食べてからとっとと目の前の台北駅へ向かった。すぐ目の前なのだが地下道を通らなければ行けないのでちょっと時間を食ってしまった。
 台北駅に着くとすかさず高鐵のきっぷ売り場へ。台鐵(在来線)と高鐵(新幹線)は別会社扱いなので、台鐵の窓口では高鐵のきっぷを購入する事が出来ない(もちろん逆も同様)。高鐵413號左營行きを購入。購入中、コンシェルジュの人が、私が日本人であることを見抜いてか日本語のリーフレットをくれた。台南まで一人1350台湾元(この日のレートで4860円)。

 すぐあとの便をおさえてしまったのであまり時間がなく台鐵本舗には行かず、構内のセブンイレブンで飲み物を買うだけにして月台(プラットホーム)へ。

 エスカレーターを降りていくと、地下ホームには既に我々が乗る413號が入線していた。ホームには大変大きく各号車の位置表示がされているので戸惑う事なく移動が出来た。

 戸惑ったのはむしろ車内に入ってからである。何に戸惑ったか。台湾新幹線は700系をベースにして作られているとは話に聞いていたが、設備はもちろんのこと車内電光掲示のフォントまで一緒なのでどうにも東海道新幹線に乗っているような錯覚に襲われ
てしまったのである。ちなみに車内アナウンスの英語の出だし(「Ladies and Gentrman,Welcome to the〜」というアレ)も一緒である。聞いていると違うのは「Shinkansen Nozomi Superexpress」か「Taiwan Highspeed Rail」かということくらい。

 楽しみにしていた車内販売の弁当は昼食及び夕食の時間帯のみの販売だそうなので、帰りの便で食べようと言う事に。

 くどくどしいアナウンスなどはなく、8時30分定刻どおり滑るように発車する。到着時間は電光掲示を見れば分かるし、特段の不便はない。
 最初は地下なのだが、しばらくしてそれを抜けると見えてくるのは緑多き台湾の街並だ。田園と山河と街並が広がる車窓が嬉しい。いつまでも眺めていたい。光は輝き緑に溢れ水が満ちている。鉄道好きにはまさに値千金の情景。たまらない。残念だったのは思いのほかトンネルが多く、その素晴らしい車窓を味わえる時間がしばしば途切れてしまった事くらいか。台風が近づいているためやや重めの曇り空だったが、そちらはあまり気にならなかった。

 途中、車内販売がやってきたものの、先述のとおり弁当は決まった便でしか販売しない。お茶とお菓子がメインなので特に買うものもなかったのだが、それにしてもお菓子がコアラのマーチだのプリッツだの見慣れたものばかりで、東海道新幹線の錯覚再び。

 東海道新幹線と言えば、我々が乗った新幹線は各駅停車なので勝手に「こだま」呼ばわりしていたのだが、台湾新幹線には特に愛称が付けられていない。

 413號は台北を発車した後、板橋、桃園、新竹、台中、嘉義と止まって、10時15分定刻どおり無事我々の目的地台南に到着。

 ホームには売店がなく、改札を抜けた先のコンコースにあるのだが、セブンイレブンとモスバーガーが並んでいる光景はどうしたもんだろうか。駅構内にはもう1つ売店があるのだが、どうみてもセブンイレブンの方がにぎわっていた。

 我々はセブンイレブンには立ち寄らず、そのまま駅の外へと出る。外には台南の市街地へ向けて走る無料バスが待っていた。これはバスのフロントガラスに大きく「免費」と書かれているので大変分かりやすかった。

 車体は高速バス仕様のハイデッカーで乗り心地も大変良く、台南市内までのドライブは楽しかった。我々は台南駅でおろしてもらい、まずはコインロッカーに荷物を預ける。

 身軽になったところでまずは観光。前回来た時は私の要望を通して妻の希望を放置したため、今回は妻の希望によりゼーランディー城跡を見に行くことに。

 ゼーランディー城は現地名安平古堡と言い、1624年に建築された台湾でもっとも古い城である。マカオをポルトガルにおさえられたオランダ東インド会社が台湾に根拠地を求めて建てたもので、後に鄭成功に攻められて陥落。鄭氏台湾の居城となるなど、台湾の史跡としてはトップクラスの古さを持つ。そのため、国家一級古蹟にも指定されているという、歴史オタクでもある我々夫婦にとっては垂涎の場所。

 行き方は、台南駅前からは路線バスと台南市運行の無料巡回バス(休日のみ)、そしてタクシーと言う3つの選択肢がある。タクシーはさすがにためらわれたので路線バスにしようと思ったところ地元の老人が「安平古堡に行くならあっちにタダのバスが来るよ」と勧めてくれたので、そちらのバス停に移動。背後に回転寿司の店があって気になったりはしたものの中に入ってみる気にはなれず、やってきたマイクロバスに乗り込む。

 市内各所を巡回して行くので、車窓観光もできる上に無料というお得感があったが、それを打ち消してあまりある強烈な揺れ。車酔いまではいかなかったが、バスから降りた時にホッとしたのと感覚を取り戻すためにしばしの休憩が必要だったのは事実。

 途中通ってきた延平街もなかなか魅力的だったが、まずは目的地。降りた地点から歩いて数分。煉瓦作りの塀が見えてきた。その塀沿いに、人ごみを縫うようにして歩くことしばし。無事入り口にたどり着いた。
 50台湾元と言う値段は現地の感覚として安いのか高いのか微妙なところだとは思うが、結構にぎわっていた。ここが日本で言うところのどこに該当するのか、等々話しながら中へ入った。
 中は古蹟紀念館がメインで、あとはVOCのマークが入った大砲と鄭成功の銅像、それに市内を一望できる眺めが見どころ。
 古蹟紀念館にはお土産屋も併設されていたが、ちょっとおとなしめと言うか、各所で強烈なパンチの効いた文物ばかり見てきた我々にはいささか物足りず。しかし中の展示はオランダ統治時代の武器や地図等結構貴重なものが多く、じっくりと見て回る。
 全部見終わって、ここどこかに似ているなと思ったら、長崎の出島にちょっと似ていた。同じオランダ東インド会社絡みの遺跡だから似ていて当然か。そういやあっちにもVOCの青銅砲もあったし。

 さて。見終えて今度は昼食ということになる。安平古堡の周辺に屋台と言うか露店と言うか、その手のお店が種々軒を連ねていたのでその中から気に入ったものを選んで食べようと言うことになった。どんなものがあるのかとその辺を一回りしてみるうちに雨が降ってきた。幸いすぐに止んだが、またいつ降り出さないとも限らない。棺材板という台湾名物の食べ物があるので、それに決定。

 棺材板とは何かと言えば、揚げた厚切り食パンの中にクリームシチューが注入されている、台南の名物とは思えないような西洋風の食べ物。発音が悪くなかなか通じなかったが、指でさし示して「リャンガ(二個)」と言うと無事注文が通った。
 待つ事しばし、出来上がってきたものは油で揚げてあるのに油くさくなく、中のシチューも絶妙で大変おいしかった。

 食べ終えた頃には雨がまた降り出してきたので、とっとと台南駅前に戻ることにした。急に強くなったり一時的に止んだりする南方特有のスコールのような降り方をしている。屋根のあるバス停付近まで退避してきたはいいが、なかなかバスが来ない。じゃあタクシーでもいいからと思ったが、タクシーも来ない。
 先が見えない状況。漫然と待っているのは性に合わないので見通しの良いところまで出て行ってタクシーかバスがやってこないか偵察していると、10分ほどして空車のタクシーが。すかさず捕まえて「我想去台鐵台南駅」と筆談で依頼。無事通じてドライブ開始。

 雨に濡れて寒そうにしている妻を見て運転手さんが気をきかせてくれて車内の冷房をきってくれた。我々が弱っているのを見てか運転も丁寧にやってくれて、大いに助かった。細かい配慮への感謝と、シートを濡らしてしまったお詫びに100元余計にお渡しする。「ありがとうございました」と日本語で言われて嬉しかったりビックリしたり。

 戻ってきたら台南駅前は薄曇り程度で雨は降っていなかった。なので、徒歩で前回お世話になったお茶の店「振發號茶荘」へ向かう。道中、台南市内における電気街&オタ街(規模としては京都寺町クラスかな?)を通過するのであちこちに目が行き、引っ掛かることしばし。特に「千葉」と書かれた漫画専門店は強力だった。あるわあるわ。繁体字に翻訳された日本の漫画が所狭しと積まれていた。
 妻と2人で手分けして捜索開始。

 しかし、これが探しにくかったことには、講談社の漫画だからと言って同じ出版社が版権を持っている訳ではないと言うこと。たとえば、モーニング系と少年マガジン系で別の会社から出ていたりするので当たりをつけにくい。

 それでも無事絶望先生を発見して即、確保。台湾では十三集が最新刊の模様。タイトルはそのまま「絶望先生」で、さよならはどこへ行ったのか。というか、翻訳すると先生は老師のはずで、正確には「再見絶望老師」ではないのか。これでは「絶望さん」になってしまう。
 また、十三集は帯付きで、8/15にサイン会がある旨も記されていた。表紙の紙質が和紙じゃないのはやむを得ない、と言うかそこまでやってたら明らかにやりすぎなのでやらなくていいです。ちなみに定価は95元。この日のレートは1台湾ドル=3.6円なので換算すると342円。日本よりちょっと安いが、物価が概ね日本の半分程度の台湾ではやや高い。

 せっかくなので十三集だけではなく一集も確保。買ったとき、「この部分をはがしてご使用ください」と書かれた透明のブックカバーが付いてきた。

絶望先生台湾版

 妻は妻で台湾版もやしもんを捜索していたのが、なかなか見つけられず苦戦していたので絶望先生を確保した私も手伝う。しかし、これが見つからない。店中くまなく探しても見当たらなかったので、どうやら出版されてない模様と判断。結構マイナーなものでも平気で並んでいるので「やっぱりあのセリフを翻訳するのに苦戦しているらしい」と判断して捜索打ち切り。

 一応の戦果を得たので満足して店を出、喫茶店で一休み。慣れたとは言えまだまだ台湾の言葉でやり取りできるほどではないので、英語でオーダー。
 入ってみて気づいたのだが、2階がマンガ喫茶になっているようでちょっと惹かれたがここで時間を消費してしまう訳にもいかないので断念。
 深い意味もなく店にあった中華日報を手に取ったら地域版のページにプリキュアショーの記事があったりして、なかなか油断が出来ない。台南市は台北や高雄ほど大きな都市ではないのだが、それをしてこの状態…。つか、新聞記事にするほどのことかこれ。

 店を出て移動再開。目印にしていたロータリーに出たので、ここから隣の道に入って台南駅方向へ引き返す。前回適当に隣の道に入ったところ、方角を見失いなかなか店に辿りつけなかったので、ムダなようでこれが一番確実だろうと判断したため。
 しかし、行けども行けども着かないのでどんどん不安になってくる。道には迷わないはずなので、もしかしたら休みなのではないか。しかしあの店は休むことは滅多に無いはずで、今年で87になる店主の老人になにかあったのではないか…。
 どんどん怖い考えになってしまうので、とりあえず現実問題として、店が閉まっていたらどこで茶を調達するかの相談をしていたら、店先に椅子を出して昼寝をしている老人に出くわした。
 この方は日本語がナチュラルに使えるので「あのー、すいません。お茶を買いにきたんですが」と日本語で声をかける。
 するとゆっくり目を開け、「ああ、はいはい。ちょっと待ってください」と言って起き上がった。前回よりさらにやせていたのがちょっと気になったが、話して行くうちに声に張りが戻っていったので安心した。それどころか「ああ、2年前に来られた方ですね。お茶の産地の京都からお茶を買いにきた」と我々のことを覚えていたことに驚かされた。仕事の話になると眼にも力がみなぎり、これなら大丈夫。「新幹線で来られたんですか」と聞かれたので「ええ。新幹線で」と答えると「昨日も日本の方が新幹線で来られたんですよ」と返ってきた。やはりここは知る人ぞ知る店らしい。

 店主お勧めの茶の香りを嗅がせていただき、「ああ、これだ。この香りだ」と嬉しくなる。スーツケースの許す限りということで3.5斤(2.1kg)を購入。「スペースさえあればもっと買うんですけど」と言うと「ああ、手紙送ってくれれば送りますよ」と言われた。何でも既に埼玉在住の人に定期的に送っているとか。本当にすごい87歳である。
 しかし、それではここに来る楽しみが減じてしまうので、「いつになるか分からないけど、また来ます」と言うと「ああ、私も5年や10年は大丈夫ですから。お待ちしてます」という返事が返ってきて嬉しい限りだった。そんな訳で再会を約して店を出た。

 もうこれで全ての目的を達してしまったような気持ちになったので、台北に戻ることにした。
 台南駅のコインロッカーから荷物を引っ張りだし、無料バスを待つ。待つ間に駅前のセブンイレブンでさっき喫茶店で見た中華日報を購入。ついでに飲み物も購入。

 バス停には結構長めの列が出来ていたが、乗りはぐれることなく無事に車内へ。ダメだったらタクシー使おうと思っていたので乗れただけでも大助かり。ハイデッカーで乗り心地も良かったし。

 来たのと同じ道を戻り、郊外へ郊外へ。市街地を外れて草生い茂る広い野っ原に出ると、ぼちぼちと高鐵台南駅が見えてくる。もうちょっと接続が良ければなぁ…。

 バスから降りて窓口へ。調子に乗って商務車(グリーン車)を確保する。待ち時間、セブンイレブンで台南っぽいものを買って帰ろうとしたが、なぜかなかなか見当たらず。台北でも売ってそうなものばかりだったので、もう一軒の方の売店にも行ってみたが、こちらにあったお菓子類はかさばるものばかりで、お茶を2キロも買ってしまった我々にはちょっと荷が重く断念。

 そうこうするうちに発車時間が迫ってきたのでホームにあがる。アナウンスの後、定刻どおりT700系(でいいのかな?)が入線してきた。

 12両編成の真ん中6号車が商務車両。指定された席に座るとやはり普通車よりも乗り心地が良い。当然と言えば当然なのだが。

 台湾新幹線には、弁当は決まった便にしか載せられていない。昼時と夕飯時だけである。というわけで夕方の便に乗った我々は車内販売の弁当に遭遇し、無事購入する事が出来た。

 弁当は鶏肉と豚肉の二種類あり、妻が鶏、私が豚を選択。2人であっという間に平らげた。中身は鶏肉はほかに卵焼き、さやいんげん、金平ゴボウ、パプリカ、ブロッコリー。豚肉はかぼちゃ、人参、ベビーコーン、しめじ、ゆでブロッコリー、パプリカ、卵焼き。これで1つ120元(432円)は安い。弁当は保温性の高い容器に入っていたので食べるときでもほんのり温かく、味はもちろん合格点。もし日本で同じものを売っていたら一も二もなく購入しているだろう。

 また、商務車には飲み物とお菓子とおしぼりのサービスがあるので、コーヒーをリクエスト。ライバルである飛行機を意識したサービスなのだろうが、JR東海との差は一体どういうことなのか。

 疲れもあって台中を過ぎたあたりからウトウトし始め、気がつけばもう台北目前。荷物をまとめていると台北駅のホームが見えてきた。名残を惜しみながら下車。
 本来なら降りてホテルに直行するところだが、せずに台鐵本舗に向かう。台鐵本舗は台北駅構内にある鉄道グッズ屋。台北駅にはこのほかMRTのグッズ屋もあるのだが、今回はこちらに。
 荷物が多いので私と妻とで交代で番をして、店内へ。私は時刻表と鉄道雑誌2冊。1冊は「季刊鐵道旅行 03〜04冬季號」、もう1冊は「trc 鐵路節系列報導 2008特刊」。

台湾鉄道グッズ

 妻は職場にいる鉄オタの人向けにお土産を確保していた模様だが、このとき舞い上がっていたのでよく憶えていない。

 ホテルに戻って荷物を置き、弁当だけでは不足だった胃袋をおさめるべく夜市へ。場所をどこにするか相談した結果、前回来た時ににわか雨と体調不良で途中離脱した公館へ。

 公館へは台北からはMRT淡水線で5駅、10分ほどで到着。

 地上にあがるとやっぱり豪雨が降ってきたので、折りたたみ傘を買う。これがなんと500元もして単品では台湾に来てから一番高い買い物となった。高い高いと文句言っていたら、この傘が暴風にも物ともしない頑丈さで、すぐさま前言撤回。

 ここにはベトナム料理とかタイ料理とか焼肉屋とか回転寿司とか各種あるので、うろついて品定めをする。
 結構混雑している店が多く、さすがに待って入る心境にはなれなかったので空いているところを探して歩くと、1軒こじんまりとした良さげな店があったので中へ入る。ガラガラの店内にちょっと不安に駆られたが、味は申し分なかった。

 腹ごなしにちょっとうろつくと、おしゃれげな帽子屋に「御宅」と書かれた帽子が売っていて思わず笑ってしまう。…ここではオタクはおしゃれな存在なのか?

 日本の雑誌がやたら充実した本屋もあったのだが、私は購入意欲をそそられるようなブツはなく、妻が一迅社のガンダム関連のムックを購入したのみ。その後、ホテルに戻り明日に備えて就寝。

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仮更新その1

 台南市内の漫画専門店で発見、購入しました。台湾では十三集が最新刊です。帯によると久米田先生のサイン会は8月15日の模様です。
 

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台湾旅行記2008(オタ目線ver)初日

 台湾。新婚旅行で行って以来すっかり気に入ってしまい、またいつか必ず訪れようと思っていた。
 台湾と言えば、異常なまでの日本大好きぶりでその名を馳せており、以前行った時もその日本漫画・アニメの充実ぶりに私達夫婦は目を見張った。その上、8月には久米田先生のサイン会をするという情報もあり、その当日に居合わせることは出来なくても、事前情報を収集して当日行く猛者どもの一助になれば、などなど思いは膨らむ一方であった。

 手段その他を様々検討した結果、HISのフリーツアーに参加することに決定し、夫婦揃って京都駅前の店に行って料金を支払ったのが出発3週間前だったのは私の仕事絡みの諸事情による。

 宿は地理的要因を最大限優先して台北駅前のシーザーパークホテルに決定。航空会社は時間的要因を最大限考慮して関空11時15発のキャセイパシフィック航空に決定。おかげでだいぶ高くついてしまったが、利便性優先しないと行動に支障を来すのでやむを得ない。その上、前回学んだことを活用してスーツケースは往復宅配に、移動ははるかの往復割引にした。
 キャセイパシフィック航空を利用するのは初めてなのでちょっとワクワクした。

 出発時刻は11時だが、飛行機なのと関空が遠いのとで朝6時に起床し、7時前には家を出た。京都からははるかで1時間強なので本来はもう15分遅いので良かったのだが、しょっちゅう遅れる路線というのと乗り換えに余裕を持たせるためにとで1本早いのを選んだらこの有様である。

 おかげで京都駅では時間に余裕があったので、買い物にいそしむことができた。飲み物と食べ物をSUVAKOで購入して、はるかの車内で読むように新聞も購入してホームへ。このとき、三省堂によらなかったことを後々まで後悔した。

 いつもならはるかは涼しい30番ホームなのだが、この便はよりによって米原始発なので暑い7番ホーム。しかも、当然のことぎりぎりまでホームで立って待つ事に。何だろうこの間の悪さは。

 はるかは定刻どおり関西空港駅に到着。
 ここからが大変だった。荷物を預けた西日本パスコのカウンターとHISの団体カウンターがものの見事に端と端。
 後で考えればHISで手続きを完了してから荷物を取りにいけば楽だったのだが、荷物が必要になるかもしれないと思い込んで先にパスコへ。重さにひーひーいいながらHISへと移動。しかも指定された時間ギリギリだったので結構焦りながら。
 無事に往復のチケットその他一式を受け取って今度はキャセイパシフィック航空のカウンターへ。荷物を預けて再び身軽に。

 昼食は機内で出るので、コーヒーなんぞ飲んで待つ。出発1時間前になったところで荷物検査とイミグレーションの通過に向かう。この辺は急げばあっという間に通過できるのかもしれないが、ばたばたするのを嫌ったのでゆとりを持って動いたのだが、おかげで大きい方の本屋に行きそびれる。荷物検査通過後の本屋には私が探していた風雲児たち13巻とフダンシズム2巻は置いておらず、結局買えたのは帰国後、本の買い出しをした時になる。三省堂によっておけばこんなことにはならなかったのだが…惜しいことをした。

 それでもなんだかんだでウロウロしていたら搭乗口前に到着したのは指定時刻の15分ほど前。既に列を作っている人達もいたが、我々はのんびりを合い言葉にしていたので優先搭乗が終わってから列に並ぶ。

 人数の割にはスムーズに進んで、イライラすることなく座席に到着。

 機内はガンガンにエアコンが効いていた。離陸前は良かったのだが、飛行中は私ですら毛布にくるまってしまうほど寒くなってきた。これはチームマイナス6%どころの話ではない。もともと上空の気温は低いのだからそこまで強力にエアコンを効かせる必要はないはずだが…。
 ちょうど昼食前で空腹という事もあって、寒さがとにかく身にしみた。

 気を紛らわせようとしても、ビデオ放送は英語か台湾語なので理解するので精一杯。楽しむどことではない。

 寒さと飢え(おおげさ)に耐え、ようやくやってきた機内食は私がチキンで妻がシーフードをそれぞれ希望。チキンの場合左半分がご飯で右半分にあんかけ唐揚げと温野菜。あとは両方共通のサーモンサラダとフルーツとパンにレーズンサンド。シーフードはなんとカニとホタテのちらし寿司だった。シーフードと言うから白身フライのあんかけでも出てくるかと思ったら…。シーフードと言う点では間違ってないのに間違ってる感が漂う。
 しかし、これがうまい。それほど機内食を食べた経験がある訳ではないので比較対象に乏しいのだが、今まで食べた中でも一番ではないだろうか。空腹と寒さがサポートした部分は否めないが、それを差し引いても十分美味と言える味だった。
 食後のコーヒーにはフレッシュではなくミルクが付いた。これもまた美味。

 食べ終えてシート備え付けの液晶画面を見ると、あと40分ほどで台北到着とのこと。本当にあっという間である。それもそのはず。行程表を見てみたら予定より30分早い。それでもせっかく持ち込んだのだからとパソコンを取り出して文章を打ったが、それもさすがに到着15分前にはしまい込んで着陸を神妙に待つ。

 着陸はノースウェストの時より若干揺れたが、それでも何ら問題はなく我々は台湾へと到着した。

 機外に出て前回と同じ通路を抜け、イミグレーションへ。間違えて帰国者専用のほうに並んでしまったのだが、前にいた方のご指摘で気づく事が出来、並び直した。2度目だというのに何をやっているのか我々は。

 入国審査は特に何事もなくスムーズに。妻は名字が変わった事によるパスポートの表記変更を気にしていたが、そこは向こうもプロでありトラブルにはならなかった。

 荷物を受け取り、今回はH.I.Sのツアー扱いなので現地添乗員の方を探す。中年男性を予想していたら(想定名は陳さん)若い女性でちょっとビックリした。ちなみに名前は馮さんだった。あと、思いのほか同行者が多かった事にも驚いた。

 全員揃ったところでバス乗り場に移動。外は京都より暑くなかったのでどういう顔をしていいのか困る。空港のバス乗り場前なんてエンジン熱と排気ガスが充満してるからその都市で一番暑いに決まってるのに!

 バスの車内では今後の行動説明と両替があった。泊まるホテルが皆バラバラなので、近い者同士を分乗させるためこのあと行く免税店前でバスを乗り換える事、チェックインについては馮さんが電話で各ホテルに連絡しておく事、あとはオプションツアーについてなどなど。

 オプションツアーの説明では美顔マッサージのところで「私若く見られますが、30歳半ばを過ぎています。これ、マッサージの力です。整形じゃないですよ。ここは台湾で韓国ではありません」というジョークが炸裂し、これが私のツボに大ハマり。お恥ずかしいことだが、笑いすぎて注意を受けることに。

 一通りの説明が終わると両替開始。レートは当日レートそのままで手数料を取らないという言葉に希望者が多数。馮さんが用意していた1万円分の台湾元を入れた封筒が足らなくなるという事態に。我々もこの機を逃さず夫婦あわせて6万円ほど両替。

 この団体は35名の大所帯なので、一旦エヴァーリッチという免税店で休憩しつつ分乗するバスを待つというスケジュール。我々は免税店には用はなく、隣にあるファミリーマートで雑誌のチェックをしたりパパイヤミルクを購入したりして過ごす。本来なら飲み物のほかに台北ウォーカーもあわせて購入する予定だったのだが、「日式料理店特集」という表紙で購入意欲を削がれて取りやめる。これをありがたがるほどに長く滞在するのであればともかく、3泊4日では如何ともしがたい。荷物が増えるだけだ。だったらその分、別の本を買うだろう。

 そんな感じで休憩時間はあっという間に終わり、我々台北駅前周辺組はマイクロバスに乗せられ再出発。途中、車窓から見えた行天宮というお寺は、本日がお祭りしている神様の誕生日ということでそのお祭りをしており、大変にぎわっていた。私も三国志マニアを自称していたが、今日が関羽の誕生日だとは知らなかった。

 バスは無事シーザーパークホテルに到着。目の前には東京駅にも決して負けない風格の台北駅がある。
 現在1階のホールが改装工事中という事で9階のビジネスセンターでチェックイン。予定していた部屋がまだ掃除中との事で同じ階の別の部屋に振り替えとなった。
 部屋の窓からは台北駅が一望できた。これなら部屋替えになってかえってラッキーとすら言えた。
 到着してすぐ、先着組と連絡を取り、合流の算段をした。
 
 野球観戦については省略(気になる方はこちらをご参照ください)。

 その後、台北の夜市の中でも有名なものの1つである士林夜市へ。さすがにこんなところでオタネタは転がってないだろうと思ったら頭文字Dの痛車発見。痛車と言っても全面塗装ではなくフロントガラスの上の方に「頭文字D」と書いてあるだけのかわいらしいものだったが。

 夜市では待望の魯肉飯と青菜の炒め物を食べてホテルに戻った。途中、パパイヤミルクと烏龍茶を忘れずに買い足して。

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出発前夜

 以前からお話ししておりましたとおり、明日から台湾へ行って参ります。今回3泊4日ですので29日の夜には帰って参ります。ビックリするくらいマイナーな漫画まで翻訳して売ってたりメイド喫茶があったり猫喫茶があったり神谷浩史特集を組む雑誌があったりと大変オタ向きの国となっておりますので色々こちらでもご紹介できるネタがあるとおもいます。世界仕様の携帯も借りましたので、もしかしたらリアルタイム更新も、等と考えておりますが、なにしろ台風が来ておりますものですからどこまで出来るか分かりませんが、楽しんできたいと思います。

 ではでは、行ってきます。

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素敵な発見

 岡崎律子さんと言うシンガーソングライターの方がおられました。ミンキーモモやシスプリやラブひな、フルーツバスケットなどに曲を提供されていたのでご存知の方もおられると思いますし、名前は知らなくてもメロディや歌詞を耳にすれば「ああ」となる方もおられるのではないでしょうか。岡崎さんは惜しまれつつ2004年5月5日に亡くなられてしまいましたが、その楽譜集を制作しているところがあるという情報を眼にしましたのでご紹介させていただきます。

Animation score shop HAIJI


 私は楽器の演奏などできませんが、それでもこの楽譜を入手したら岡崎さんを偲んで久々に貰い物のキーボードを引っ張りだしてみようかと思っております。

 岡崎さんが紡いだあのメロディーを自分で弾けたら。そう思うだけで楽しくなってきそうです。

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MAGI×ES2巻買いましたので感想を

 なんか竹本漫画で連続したストーリーもの、しかも登場人物多数なんて久々に読むから(いつ以来だ?…もしかしてなかよし時代以来?)最初ちょっと戸惑いましたが、読みすすめていくと竹本節健在なので違和感はそれほどありませんでした。むしろ、最近あまり見かけなくなったラブコメ要素が多めに入っていて嬉しかったです。
 また、このMAGI×ESは元々アニメ用の企画で、原案者が他にいるというお話も今回明らかになりましたが、特に違和感がないのであまり気になりませんでした。

 ストーリー的には今回説明されないまま進んでしまった部分がいつ明らかにされるのか非常に気になって仕方ないので、2巻買ったばっかりだというのに既に「3巻はまだか」状態です。これは本誌を買えと言うメッセージが込められているのかも知れませんが、置き場に困るので買いません。



 今回は本作がストーリー物で今巻で結構重要な部分が出てくる上にまだこの先色々続くので内容には一切踏み込まずに書いてみました。言語明瞭意味不明瞭みたいな文章ですいません。

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さよなら絶望放送第47回「援助と厨子王」更新 感想

オープニングコント
「先生おめでとうございます」「やれやれ、またおめでたい話題ですか」まぁ、この始まり方が多いのは確か。
「再来週の火曜日にはもう絶望放送の更新がない事ですか」終わりの始まりの予告ですか。
「発展途上作品扱いされた訳ですからね」「さよなら絶望先生には公的な援助が必要、と見なされた訳ですからね」「先生それOADじゃなくてODA」誰もが一度は思いついてしまうこの類似。
「アニメDVDの売れ行きがパッとしないからコミックスによる援助」「コミックスの売り上げがパッとしないからアニメDVDによる援助」「まさにズブズブの援助交際じゃないですか」援助っつーか共依存。
「まぁそれは否定しませんけど」「え?否定しないんですか」うん。そこは否定しようね。
「この場合コミックスとアニメDVD、どっちがおまけなんでしょうね」「決まっています。どっちもおまけです」「うまい事言ったつもりか!」ダブルA面ならぬダブルB面ですか。つか抱き合わせ販売?

「皆さん知れ渡っているようで、OADというのが出るみたいですよ」ええ。発表媒体が水曜日発売だったもんですっかり間を外してます。
「オアッド」「今の何?」「脊髄反射で喋るのやめて」むしろそれこそが面白さの源泉。
「見えたから」「一応考えようよ」「何の略か一応考えていこうよ」考える、とか言っておきながら。
「Oはおじさん」「えー?そんなんでいいの?」この見事な脊髄反射っぷり。
「あめだま」「大好き」「おじさんあめ玉大好きことOADでオアッド」「あれ、めちゃくちゃだ」あれ、じゃなくて。
「あんまり嬉しそうにしてないところが皆さんに伝わっているんじゃないかと思います」やっぱり25分を2本じゃそんなにおいしくないのかな?
「やったーOADきまったー」「OADだー」白々しい。
「オリジナルアニメDVDでしょうマジな話」「コミックスにつくんだよ」「オリジナルと称した過去に録ったやつが」「オリジナルじゃないじゃん」なんで再録前提?
「それくらいやりそう」シャフトはそんな事しない。もっととんでもない事をやってくる。
「それやったらオリジナルじゃない」「だからおじさんなんじゃねーの」いや、おじさんで通用するのここだけだから。
「オールドだ」「使い回しだ」うまい!これ見事。
「こんな事をまことしやかに喋ってるとすっげ怒られんじゃねーの?」普通ならそうだろうけど、まぁ、絶望先生だし…。
「分からないんです。それはマジなんです」他の作品ではあり得ないこの放置っぷり。
「みんな忙しくなっちゃったからアフレコ現場にすごく人数が少なかったらやだなー」
「誰がいて誰がいなかったら」マジレスすると井上(非17)さんはいないかも。てかそもそもアジアさんこそ収録日に来られなくて一人で録ってそう。

今週の標語
「絶望か、何もかもみな、懐かしい」このセリフそのものが懐かしすぎる。嗚呼、無敵再生戦艦、不死身の乗組員。

さよなら絶望の谷谷
「アジアさん」公式の場でアジアさん呼ばわり。
「夏目友人帳見ました」「ありがとうございますとしか言いようがねーですけど」「やらせていただいてるんですけど、まぁ敢えて言おう、何でここに送ってくる」リスナーに、ここでしかアジアさんと接点がない人が多いから。
「浩史の嫁の妹って」「本人なのに自分がどこの位置にいるのか分からん」アジアさんが嫁という現実を受けていないからそういうことになるのでは。
「ただしこっちに送ってくんな」いや、たぶん言っても効果無いと思うよ。

「ひだまりスケッチ365見ました」こんなんだし。
「9000枚」「絶望先生もこれくらい頑張って」いや、あれ以上ないくらい頑張ってたと思うけど。
「大宙さんと根谷さんが夫婦の役でしたね」へー。大宙さん活躍してますね。
「うらやましいですかってうらやましいに決まってんじゃん」神谷さんにはそうらしい。
「なんで大宙がやってんの?」いや、なんでって…。
「神谷さんは持ち役があるから」「ひだまりは、ちょこやまさんと」「いいじゃん別に持ち役持ってても」だんだん駄々っ子モードに。
「それは亀山さんと新房さんに」「言うよー。言ってどうなるものでもない事を俺は知っている」だからここで愚痴る、と。なるほど。
「俺も根谷さんと夫婦になりたいよ」「あたしもなりたい」「また脊髄反射的なトークですか」新谷さん、その芸風で押すんですね。
「ねやぴー超かわいいに決まってんじゃん」「あれでねやぴーおなかがすいたのとかいうんだ」「かわいー」ここの新谷さんかわいかった。
「なんでひだまりスケッチの感想をここに送ってくんだ」「今に始まった事じゃねーけど」ついさっき似たような事象が。
「せめてあたしの事とか」せめて。そうだね。せめて。

「修学旅行で東京に行きました。自由行動が『行きたい会社に行く』ということでアニメ会社のシャフトさんにお邪魔しました」この企画うらやましい。
「おみやげももらいました」何もらったんだろう。ぜひ追報告を希望。
「シャフトの社員が昼間なのに昼間っから会社で寝てたことはナイショにします」大変なんだよ。アニメの仕事って。
「お土産なにくれるんだろ」「絶望先生等身大ポップとか。そんなのシャフトにあんのかな」あったとしても、もらった方が困るでしょ。修学旅行中なんだし。
「シャフトに行けるって凄い。自由行動で」「そんな事が許されるんだねこの学校は」一人で行ったのかそれとも複数で行ったのかも気になるところですが。
「1回くらいシャフトさんにお邪魔したいものですけど」「割とお世話になっている会社」そういやそうですね。
「レポート?」「番組的にレポートに行く」やって欲しいなあ。特別編として。
「来週までに行かないと間に合わない訳でしょ」「残念だなー」また来世でお願いします。

「絶望ネーム:あだ名が変態仮面」「実はここだけの話、神谷さんのおかげで新しい彼女ができました」なんで神谷さんのおかげなんだろ。
「元カノがどうも復縁したいみたいでちょっと困ってます」困れ。
「携帯版で読んでください、とのことで」「以上!さよなら絶望の谷谷でした」確立された黄金パターン。

がっかり観光『死にるるぶ』
「各環境事業団体は」すいません最初スルーしてました。新谷さんの突っ込み聞いて初めて気がつく始末。
「2回言いましたよ大切な事ですからねー」「通称おっぱい寺。大切な事ですから2回言いましたよ」おっぱいと観光事業団体は同じですかそうですか。
「秋田には日本一低い富士山があります」「大潟富士」「海抜ゼロメートル」八郎潟を干拓して出来た大潟村にあるんですね。調べたら周囲からの比高が3.776mで頂上の標高が0mになるように設定したとか結構凝ってますね。
「丘?」「段ボールでざーっと滑れそう」「雪降ったらスキーできそう」「一年中大活躍だ」秋田だから夏冬両方できますね。
「階段で登れる富士山」「階段で23歩」「近」「所要時間は3秒」「ダッシュすれば3秒で登れんじゃね」山なのかそれは。
「これだったらあたし富士山登れる」最大のメリットはそれっぽい。
「富士山登った人の話聞くとめちゃくちゃ」だそうですよ。西原先生の漫画とか読むと。
「弊社竹内」「かなり舐めた感じで富士山登りにいったら靴底が抜けたそうですから」
「舐めてかからないように」「たとえ23歩で登れたとしても」山は怖い。いろんな意味で。

「三重ルーブル彫刻美術館」三重とルーブルがつながらない私。
「大観音寺と抱き合わせの入場券」「断る勇気もないので買います」糸色先生っぽい逸話だ。
「実物からかたどったミロのビーナスやナポレオンのデスマスク」これはなかなか貴重。
「カラオケ観音と駐車場にカエルのオーケストラ像」カラオケ観音てなんだよ。
「ある意味入場料2000円払った価値はあったかも知れません」他では見られないものを見た料としては妥当な料金設定かも。
「あとねー。やる気達磨」「めっちゃ叱られてる感じがすんだけど」
「神獣ハクタク」「中国の妖怪?」「日本に持ってきてこういう解釈になっちゃっただけじゃないの?」「もうちょっとちゃんとしてんじゃないの?」日本と言うかこの寺独自の解釈ではないかと。
「どっから持って来たの?」「そもそもナポレオンのデスマスクっていつ誰が取ったの?」アントンマルーキとビュルトンという2人の医師が死の2日後に取ったそうです。ただし所蔵はルーブルじゃなくてマルメゾン城。
「こいつめちゃくちゃいい顔してる」まぁ、もとフランス皇帝ですし。
「実物からかたどったってダメじゃない?」ダメではない。許可があれば可。

「今回は間々観音の最寄り駅から4駅、田県神社」この名前、どっかの局のローカルニュースで聞いた覚えが。
「ご本尊の長さは2mあまり」長いな。
「石の球体が1こずつ」対でないと困るアレがモデル。
「ウホッな皆様、一度参拝されてみてはどうでしょう」どんなご利益があるんだろう。
「巫女さん達が抱えて練り歩く」絵面だけでお腹いっぱいになりそうな。
「お土産品ではご神体をかたどったアメが大人気です」秘宝館か。
「これは良子ちゃんに見せるなと言われて」「あー」「ここからは神谷さんのリアクションでお楽しみください」楽しみたかったんですが。
「久しぶりに携帯版にワープになるかも知れません」というわけでワープされてしまいました。
「携帯版の中で新番組」「タイトルは新番組:南国ラジオホッケー部」うわっ。聞きてえ。
「すごい想像できちゃったー。もー」南国と言えば裸(ら)ですからね。
「それを買って」「原作の先生がいろんな写真で載ってるから」ある意味久米田康治写真集だよな南国って。

「認定しないと」「インパクトが最後のに全部持ってかれてる」同意。
「大潟富士」「ゼロ」まぁ、仕方ないか。
「三重県にある三重ルーブル彫刻美術館」「九分の八」みんなこういうの好きなのナ(マ太郎風)。
「世の中的にあちこちにある」「さいって」「あるんです全国に」「ちょっと明太子っぽい」「スタッフ大喜び」「今さら登録しなくても。全国にたくさんあるから」そんな理由で却下されちゃうのか。まぁ、認定すると全国のこの手の神社全部認定になっちゃうからね。

CM
「みんなーおはこんばんちわならー」特番かと思っていたので奇襲にやられました。
「なーみんこと日塔奈美でーす」「にゃふふー」早速ブログネタが来たか。
「あたしの中の人、新谷良子さんのライブDVDが」「明日、7月23日に発売なのらー」「全国のアニメイトその他で予約受付中」すいません。まだ買ってません。台湾でも売ってたら買ってきましょう。

呪!さよなら絶望先生OAD!【特番】
しょっぱなから揃わないとか絶望的だ。
「さよなら絶望先生アニメ2.5期おめでとうございます」「俗のDVDは3万枚売れなかったんですね」これで補填して3万突破をぜひ。
「2巻付くって事ですね」「15集と16集に」「少なくともあと2回はアフレコする」25分×2だから1回で録っちゃったりとかはさすがにしないですか。

「マガジンの公式ホームページのキャストに新谷さんの名前がなかったのでまた小さく載ってるのかと探しましたがありませんでした」「新谷さん、出演するんですよね?」そんなー、出るに決まってるじゃないですかー。…一瞬新谷良子役の新谷良子で声を当てる情景が浮かびました。
「書いてないって事はないんです」「書いてある人しか出ない」このルール全てに適用したら洋画の超大作とか絶対書ききれないだろうに。
「他って書いてあります」「じゃあ智恵先生」なぜ智恵先生?つかその面々だけでやったらどんな話になるんだろうか。
「この絵だったら奈美いる」でもその絵、使い回しだから。
「あれ?まといいないよ」「ちょっと怖いね」「いつもいるのがいないのって」ついにまといまで怖がられるようになったか。
「この写真、隣の女子大生じゃない?」「わーほんとだー」「糸色先生ったら」むしろ久米田先生の意図が気になる。
「何故まといがいないのかってのが気になりますけど」たぶん先生の陰に隠れているんだと思う。
「龍輪さんとかも好きなんじゃなかった?」絶望案内正本だと好みのキャラは加賀ちゃんになってます。

「きよひこがOADでアニメ化されるって本当ですか?」「したいっていうことは誰かがニコニコ顔で言ってました」夏でも長袖のあの人ですね。
「ぶっちゃけ監督ですけど」て、書いたそばからぶっちゃけられちゃいました。
「やりますん、ぐらいの感じで」便利だなこれも。
「監督はいたずらにやりたがっています。それに対して久米田先生はあからさまにイヤな顔をしていました」すっげぇよく分かるそれ。
「くめたんがいやな顔すればするほど」コドモか。
「それに対してコメントするとかしないとかじゃなくて、本気でイヤな顔を」まぁ、正直アレをやるくらいならもっと他の話をやってくれ、でしょうね。
「やるとしたら誰がやるんでしょうねー」しんどい事は神谷さんが。でも上田さんがやらされそうな気もする。

「OADの映像特典にさのすけ動画がつくって本当ですか?」付けたら2つ買う。1つは来世用に。
「うーうー」「おい、死ぬかと思ったぞ」「よくわからんが俺の頭に何かをかぶせたやつがいたんだ」「それについてはまた後で話す」というわけで後ほど詳述されてます。
「ちなみにギャランティーが発生したら、それは良子のところに振り込んでおいてくれ」「おとな、おとな聞いてる?」良子必死だな。
「さのすけのギャラはあたしに来るけど、声のギャラは神谷さんに行くよ」「二等分かな?」「7:3で」なんだか悪事の相談に聞こえるんですが。

「OADの定価が3470円でさよならって何でそのネタ我慢できなかった!」何でかは原作第十四集紙ブログを参照。
「キングレコードの宮本さん、こじつけ罪で闇の法廷で裁かれなさい」紙ブログが事実ならさばかれるのは久米田先生。

「45回放送の日にOADの公式ホームページが公開されましたよ。火曜日に公開するんなら絶望放送で情報出してもいいじゃないですか」あれは火曜日じゃなくて水曜日の0:00を想定していたんじゃないかと思いますが。

「OADのタイトルが獄・さよなら絶望先生って、まさかキングレコードの宮本さん、略称をごくせんにでもしたいんですか」その発想はなかった。つか多分付けた人にもなかったと思う。

「あんなに我慢したのにってかホントに知らなかったのに。録った日は」「だからうちら我慢したんですよ」今回無実だから強気。
「フライングじゃん」「リアルな話ヤバいんじゃない?」サイトのアドレスは講談社だからベッキーには追求いかないんじゃないかなあ。
「よろしくおねがいしまーす」了解しましたー。

エンディング
「CD&DVD発売情報」いつもどおりでした。
「DJCD発売情報」「あの画伯がついに登場します」「誰だ!」誰だ!って。これでゆうさんじゃなかった方がビックリですよ、ええ。
「営業O氏」例の人来ました。
「最近ラジオを聞いた取引先の人が『DJCD絶望放送を聞いて心が洗われたの?』という答えにくい質問を受けました」どう答えにくいんだ。
「まだ一応募集しています」2本録りだからこれ聞いてから送っても絶対間に合わないと思うんですが。
「構成Tの次回作にご期待ください」第一部完!臭がぷんぷんとする文章だなあ。
「次回でこの火曜日の悪夢から解放されるんだねー」ああ。なるほど。曜日が変わるんだ。と、予想しておきます。
「お知らせっていうか、さのすけだいじょうぶ?」「俺がこれかぶせられたらすぐに取れよな」かぶせられた画像も欲しいところです。
「なんだこれ」「エコバック」「エロバック」「エロバックでもいいですけど」いいのかよ。
「畳むとコウテイペンギンの形になるエコバック」面白い発想ですな。これはマジで欲しい。
「畳める?」「さのすけ入っちゃうよ」「さのすけそれで移動できるんじゃない?」ファッション誌で煽ったら流行るかも。
「俺最近太ったって言う噂が」え?太りようがあるのかさのすけ。マジで生物感が。
「おしゃれ服に見えてきた」「写真撮っとけよな」新谷さん、画像買います(マジ)。
「どこで買えんだ」「アニメイト」まぁ、この放送アニメイトTVだし。
「いっぱいあんの」「レターセット」「うわっエロっ」「奈美いない」全然かみ合ってない会話。
「ステッカー」「エロいのがある」神谷さんがさっきから中2状態になっている。
「コウテイペンギン手ぬぐい」「タモリ倶楽部でもらえるやつだ」「糸色望も愛用」原作で出せってことですか?
「今後も続々発売予定」続々。宣伝するもの増えたじゃん。
「お休みコード」「ものぐさな一品ね」うちは既に自家製のがありますが、購入予定です。
「何で今?」「終了祝い」いや、獄のほうだと思うよ。

お別れの一言
「見える、見えるぞララァ、私にも絶望が見える」アムロだけじゃなくてシャアもいけますねアジアさん。

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今日ユニクロに行ってきたら

 ありました。漫画Tシャツ。巨人の星とかあしたのジョーとか往年のマガジン漫画が上の方に置いてあって好待遇受けてました。探せば色々出てくるんでしょうが、さすがにこの歳になると地元ではそういう真似がしづらくなっておりまして。
 「へ〜」視線で眺めて終わりでした。アレが着こなせるほどの上級者だったら1も2もなく購入してるんですが…。アレ着てアキバとかポンバシとか歩いてたら観光客用のサクラみたいですからね。ディスプレイ扱いされて三歩歩くごとに写真を撮られるような事態はご勘弁願いたいので別のを買ってきました。

 今度地元以外のユニクロに行ったら色々探りを入れてみたいと思います。

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DJCDまだ出るの?

こんなものを見つけてしまいました。アマゾンのフライングでしょうか。だとしたら大変なネタ潰しです。重大発表ってOADじゃなくてこれだったんでしょうかねー。
 詳細は全く不明ですが、これは買わないわけにはいかないでしょう。存続に向けてなんとも明るいニュースです。

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ハードルが上がっちゃいました

 ネギま!23巻のOAD、予約総数8万2581部だそうで。8万はすごいなあ。これは久米田先生の「罰ゲーム」発言もうなずけます。
 せめて2部買うかなあ…。何か草の根でも出来る有効な策はないもんでしょうか。これはさすがに「どうせ売れなくてもそれはそれでネタになる」とか言ってる場合ではないと思うので。

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