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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

さよなら絶望放送第35回「歌は土曜に青ざめる」更新 感想

いつもいつも遅くてすいません。拾うところが多すぎてどうしても…。
その上今回はさのすけにしてやられました。

オープニングコント
「更新マダー更新マダー更新マダー更新キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 」ちょっと待て。もしかして主題歌ってこんな出だし?
「絶望放送のレコーディングおつかれさまでした。結構楽しかったですね」ああ、もう終わったんだ。さすがにもう終わってないと間に合わないか。
「私には苦痛以外の何者でもありませんでしたが」「またそう言う事を」この番組の先生は軸がぶれていない。
「さっそく流しましょうか」「断固拒否します」うむ、だが断る、というわけですな。
「そもそもこのラジオには主題歌をかける場所がありません」今更馴染んだこのスタイルを変えられても落ち着かないですからね。
「あとづけにはろくな事がないんです」先日麻雀で痛い目見ました。
「低スペックのPCに最新のOSを入れたら重くなったり」メモリを増設しておくと多少マシになりました。
「ソフト自体は安かったのにダウンロードコンテンツに莫大な金額がかかったり」
アイドルをマスターする例のアレですか?
「二期になって人気声優さんを起用してみたら登場回数が少なくて残念だったり」子安先生のことでしょうか。

「主題歌が聞きたいと言う物好きなリスナーは他のラジオにリクエストする事をお勧めします」「主題歌なのにこの放送で聞けないんですか?」物凄い本末転倒。
「まさに絶望放送にふさわしい主題歌じゃないですか」そうとも言える。
「マクロスラジオとディアガールストーリーズにリクエスト送ろっと」「武力介入は禁止でーす」そもそも武力介入っていう用語がOOからの武力介入です先生。

「違和感が」「違和感あんな」「先生、違和感が」「違和感がありますね」神谷さんちゃんと演じ分けてる。
「ふざけてませんよ皆さん」大マジメにふざけているとしか思えない。
「この番組の主題歌である所の…タイトルは?」「はっぴぃ☆なんちゃら」こういう『やったら面白いだろうけど大人は普通やらない』ことを真っ正面からやってくれるこの番組が大好きです。

「問答無用でみんなで決定しました。本人も了承済みです」新谷さんありがとう。
「作詞のコウサイテイさんですか?…コウセイテイさん?」最初康珍化さんかと思いましたが、よくよく考えてみれば『構 成丁』ですな。
「丸ついてるの神谷さんの案ですって言われて、あれ、神谷さんはっぴぃ☆なんちゃらに二重丸ついてる」神谷さんありがとう。
「だってはっぴぃ☆なんちゃらが良かったんだもん」かわいい33歳児の図。
「誰だこの人」どうやら目の前に座っている人っぽい。
「異常にこの番組の事よく知っている方みたいで」まぁこれ以上ないってくらいに詳しいでしょうなぁ。
「CDを買って聞いてがっかりすると良いよ」「がっかりすれば良いよ」どうがっかりするんだろう。
「まさに今ここ大変でした」もっのすごい気になる。ホントにどっかでかからないかな。

今週の標語
「私は今猛烈に絶望している」何という偽古谷。この似せ方はさすがプロ。

絶望の谷谷R2
元ネタは最近始まったあの続編アニメですね。
「Yahoo急上昇キーワードランキングで上田燿司さんが24位」これ、あとで神谷さんも言ってますが、どのくらいの値打ちなのか分かりませんがおめでとうございます上田さん。
「説明欄には『甚六先生役の声優』と臼井影郎の名前はなし」空気読めてるぞYahoo。
「すげー、上田さん、もこみち越えたよ」そういや、あの絶対彼氏ってのもメイドロボ萌えのうらっかえしだよなぁ。
「聞いてますか上田さん」聞いてそう。
「24位ってどのくらいすごいの?」「前から比べてどのくらい伸びたかって言う
伸び率なんですって」率基準だと100から200より、10から100のほうが上という事ですか?
「聞いてないよみんなこの番組」このダウンロード数から目を背けてそんな事を。
「燿司さんがカタカタカタって」想像して吹いた。
「一人で?」たくさん居ても…。というか、そう言う事する人でもなさそうだが。
「4月16日ってことは」どう考えてもこの番組が首魁。
「聞いてる3人くらいがカタカタカタって」どんどんこのカタカタカタがツボに。

「あんまり聞いて欲しくないんだけどこの番組」それどころか別のラジオにも武力介入してくるみたいですが。
「Yahooにいらっしゃるんじゃないですかなんか」詳しい人と言うかリスナーと言うか。
「ひっそりとやっていたいんで」「公にすると大変」最近はそんなにヤバい事言っていない気がするのは麻痺しているからですかそうですか。
「俗・第一集買いました。作品も面白いのですが」「杉田さんのインタビューも秀逸で」秀逸でしたなぁ。ここでもとりあげましたが、ああいう内容で掲載されてしまうのもこの作品ならではです。
「言外に呼べって言う事ですかね」あの人の意図は読めない。
「杉田さんのオーラが紙面から漂ってくる」オーラと言うか杉田時空?
「僕と杉田君の声がテレコだったら単なるアブナい人」ぜひ神谷さんに杉田さんのアテレコをやってみていただきたい。
「兄さん、終わったらモンハンやりませんか」仲良いなお前ら。
「寂しそうな目をして去っていった」可愛いじゃないか。人気がある理由がよく分かると言うもの。
「大好きなんですけども」「もっかい言って」「何でもないっす」耳聡い腐女子。
「ちょっとだけ絡みづらいかも」ちょっとだな?ほんとうにちょっとなんだな?
「おないとしだよね。共通の話題とかないの?」「ないです」↑といった直後に…。
「軍鶏が好きな人って言うイメージ」最初、漫画のほうかと思った。
「ラジオで杉田君の話をするのは絶望放送だけじゃない」あちこちで話題のようですね。
「それで呼んでもらえるんだったらめちゃめちゃ良いですよね」新谷さんの仕事欲しいオーラが煌めいている。
「大人の采配次第」「呼ぶよそのうち」この発言、鋭意交渉中と見たい。
「絶望ネーム:親まで感染釘宮病」親までか。年齢が気になる。
「このアニメが凄い2008、さよなら絶望先生4位でしたね」そんな事になってましたか。全然チェックしてませんでした。すいません。
「ひらがな4文字とドリルのアニメには負けてしまいましたが」らっきーなすたーと天元を突破するやつですね。
「こわーい」こわいの?
「しかもアレより上」「アレよりも上ですか」どれだろう。とりあえずエヴァよりは上だったようですが。
「DVDはあっちのほうが売れているらしい」エヴァ、5万5千でしたっけ。絶望もフィルムつけたらそのくらい…いや、ごめんなさい。なんでもないです。
「それはだってそう言う関係じゃないですか」そう言う関係の存在するアニメって、ハヤテですかな?
「さよなら絶望先生なんだね。俗じゃなくて」「2009年版には俗も入る」「ぜひ、ちょっと頑張ろうぜ。組織票だ」サーイエッッサー!
「一人何票?」何票でも。
「カタカタカタ」ここだけリピートした。もうダメだ俺。
「俗・さよなら絶望先生が一位になるように」「組織票で」この前振りだとホントに一位になっても組織票云々言われそうで…。

CM
「TMNN TMNN ときめきなーみんないと」不意打ちだとまだちょっとダメージが。
「ごぶさたなのらー」なのらー(棒)。
「ときめきナーミンナイトの主題歌、はっぴぃ☆なんちゃらが」そういう位置づけで来ますか。確かに公式サイトではナーミン(日塔奈美)になってましたが。…もしや。
「全国13万人のナーミンファンのみんな!」いやに具体的な数字。
「みなさん、真に受けないでくださいね!」もう予約しちゃったし…。

きつちりしなさい
「後藤邑子さんの名前が後藤巴子になっていました。シャフト、きっちりしなさい」裕子や優子とかいう間違いならまだ分かるんだけど…もしかして今時手書きなの?
「キャストのところは間違ってないんですよ」まぁ、さすがに、ねぇ。
「一体どこで間違えていたかと言うと、買って無い方はオフって下さい」買っていたのでオフってません。
「杉田君のインタビューのところで」また杉田。
「人の名前間違ったりなかったりするのはシャフトのせいって言うイメージが」前科があるからねぇ。しかも1つ2つじゃないだろ。
「キングさんじゃないのかなー」むしろ編集担当の株式会社G.Bが主犯のようです。
「そろそろボリューム上げても良いですよ」分かってやってるんだろうけどツッコミどころの多いお言葉。

「友人の家に行くとき、コンビニで猫缶買ったら割り箸が付いてきました」この件については猫飼い経験者の妻に聞いてみたところ、概ねつけてくるみたいですね.
「割り箸で」
「『猫が箸を持ってお前に食べさせてくれると思ったのかも知れない』とカオスな事を言い出しました」これはいくらなんでもカオスすぎるだろ。
「猫缶食った事ある?」そんなにいるもんだろうか。
「猫缶を買ったことがない」そもそも猫飼った事がない人は買う動機がない。
「食べさせようと思ったんだけどね。食べなかった」そりゃそうだろう。
「猫缶をね、こないだ食べたんですよ」「薄いんですよ」ここだけ聞くと奇矯な振る舞いにしか聞こえないけど、飼ってると食べてみたくなるみたいですね。
「なんで猫缶1つだけ買いに行ったのか」「やべ、ない、っつって、うちの猫がにゃーにゃー言うてるっつって」萌えるからやめて。
「猫が割り箸持って、『はい』って言って」「開けさせといて」「ハシも使えねぇかな」「一本ずつ持って、にゃ、にゃ、っつって」やめてください!猫飼いたくなるじゃないですか!
「うちの猫もそのくらいさしたら金儲かるんじゃないかな」「カネ・カネ・カネだ…」ここはあのスロットマシーンみたいなSEが欲しいところ。

「2わる3かける3とやると、2と出る電卓と1.9999999999と出る電卓とあります」
うちのは『1.99999999998』もしくは『2』でした。前者の末尾の8は、2わる3の末尾が6だからだと思われます。
後者の2になる理由は、分数対応しているからみたいですね。というか関数電卓だと必ず2になるようですね。
「近所にある」「近所?」隣から借りてこいと?うち今隣人住んでないんです。すいません。

「絶望ネーム:イ・スンヨプさん」本人?
「1、2の3四郎の2の3巻」ややこしいな。
「いいや」うん、いいや。

エンディング
「CD情報」今回ようやく「いつの間にか発売日が変わっていた」と触れてくれてました。さらっとですが。
「DVD情報」ここは特にナシ。
「DJCD情報」密林でも構いません、が予約しなくても構いませんに聞こえてしまいました。ごめんなさい。
「モバイルコンテンツ情報」途中から幼児声になったのはサービスですか神谷さん。
「神谷さん、モノクロームファクターエンディングおめでとうございます」おめでとうございます。よくわかりませんが。

「5月6日は休日なので、次回は5月7日になります」またか!またなのか!まぁ、自分も休みだからなんにも言えないけど。
「ホントですよ」「ホントにしないからね」『押すなよ!』に聞こえてしまう。
「6日は休日ですからサーバーがダウンしてしまうと大変ですから」呼び出される技術者がこの番組のリスナーだったら苦笑いして直すんだろうなぁ。
「次の次の回のゲスト」「最近は希望が見えないですね」放送終了後決まったようで、この件告知がサイトに載ってましたが、寺島拓篤さんが来られるようで。さて、どんなメールを送ったもんでしょうか…。

お別れの一言
「僕が一番うまく、さのすけがつかえるんだ!」これがまさか次につながっているとは…。

さらばさのすけ放送第1回
やりがやった…やりやがったこいつら。
「今回から始まった」「まずは恒例の」こうまで短い時間内で矛盾されると突っ込まざるを得ない。
「ついに俺様がはてなキーワードに登録されたぞ」そうなんだ。ぱんつ先生のところでイラストになったのは見ましたが。
「さのすけネーム」ちょっと待てなんだそれ。
「さのすけさんが人に自慢できる事はなんですか?」「肌がすべすべな事だなー」「身体が柔らかいぞ。みょーん」動画を、動画をくれ。

「さのすけさんに悩みはありますか」「少し人より身長が低い事。少しだけどな。こうすれば伸びるんだけどな」やべぇ、今度は動画で浮かんだ。
「アシスタントの新谷良子でーす」困ってる困ってる。

「みなさん、さらばー。アシスタントの新谷良子です」テンションの持って行き場に困ってるな。
「さらば、ぱーそなりてぃのさのすけだ!」絶対手足動かしてるんだろうなぁ神谷さん。
「さのすけネーム:緑日さん」ちょっとまて緑日。呼んでいるのは空気というよりむしろ未来だ。
「どこがお腹でどこが胸かな」線でも引いとこうか。
「あっちょんぶりけ!」これはフリーダム過ぎる。
「さのすけねーむ:fugu-suki@szbh」このドメイン欲しいな。
「さのすけのぬいぐるみを売れば結構売れる気がするんですがどうですか?」私も買います。2体まで。
「DJCDのおまけに」むしろこっちが本体。
「歩いてたら車に轢かれちゃうかな」どんどん動画が脳内展開を。
「オーバーリアクション過ぎませんか」「そーんなことなーい」「どうやって顔横に伸ばしてんですか」今回ほどスタジオに居たいとこれほど思った事はない。
「さのすけさんいっぱいいるんです」え?
「誰かが作って送ってきてくれたさのすけフィギュア」すげー。これも売ってくれ。
「氷川へきるさんが聞いてきたあとすぐに送ってきてくれたと思われる似顔絵が」
なにやってんすか氷川先生。
「俺はまずフォークを持っていない」どっかで公開してくれ。頼む。
「噛んでない、さのすけ語だ」吹いた。ずるすぎる。
「あっちょんぶりけ!」あっちょんぶりけ。
「決め台詞なんですか?」まぁ、このサイズだとひょうたんツギかピノコを連想するわな。
「伝わらないんで」これ動画見るのにいくら払ったら良いですか?
「俺が仕事しろダンスを踊るぞ」頼む、頼むからこの回の収録風景DVDで売ってくれ。
「にょー」にょーじゃねぇ。パインジュース吹いた。
「18歳の女の子が居るとパーソナリティーのテンションも絶望放送とは大違い」「さのすけもやっぱり平成生まれの女の子が好きですか?」「好きだー」明らかに今回何かから解放されてる。
「あ、俺飛べた」ラジオで伝わらないってば。
「あーあー、どうせ昭和生まれですよ」ここの新谷さんはかわいすぎる。
「幅広すぎるんですけど昭和生まれって」最年長は84?
「当たり前だ。俺の守備範囲はこんなに広いんだぞ」「狭いよ、すっごい狭い」
「伝わらないからね」絵は見えないけど愉快な空気がたっぷり流れ込んでくる。
「猫を飼っている事を出汁に女性声優が遊びにくる事を想定している男性声優Kさん」猫って出汁としては最適かも。
「どうせ来ないんだろ」「全くダメだそうだ」「猫を以てしてもダメなんですか」ちょっと悲しくなった。
「何だとイケると思いますかさのすけさん」「俺が居たら」「俺が良子んち行こうか」そもそもあんたのなんだから持って帰れ新谷さん。

「某ラジオで女装に乗り気な発言をしていた33歳児男性声優」みんなあちこちチェックしてるなぁ。
「どんな女装がしたかったんですかね?」「ロリータ服だったらもれなく貸しましょうか?」「貸しましょうか?」すっげぇ乗り気ですが、新谷さん見たいの?てか神谷さんサイズが合うの?
「俺こんなに身体が後ろに曲がるんだぞ」確かに柔らかそうな素材で。「ちなみに腹筋は弱い」お腹に厚みがあるとやりづらいよね。私もそうだから大変よく分かります。

「コクピットをコクピッチョと言った声優さんについてどう思いますか?」これはマクロスですな。
「コクピッチョのほうが言いにくいと思うんですけど」これも神谷語ですか。
「終わったあと、誰とも喋らず、黙って帰ったそうです」ここだけ神谷さんになってる。

「いろいろあんだよ。人それぞれ色々あんだよ」「女装とかも言わされてる可能性あんだよ」さのすけになったり神谷さんに戻ったり大変だ。

「だといいですねー」攻めに転じた新谷さん。
「聞いた話ですよねー」「あくまで聞いた話だ」そして受けに回る神谷さん。
「でっていう」さらっと2ちゃん語使うからなぁ新谷さん。
「さっき言ってた腕立てやるわ」ちゃんと拾う神谷さん偉い。
「メタボすぎません?」「俺こうすると結構おなかヘッコムんだぞ」こうするとって言われてもわかんねぇってばさ。でもなぜか笑ってしまうんだが。
「さらばさのすけ放送でした」「次は、たぶんない。二度とやらないからな」次は3クール突入記念ですね!わかります。

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本日昭和の日という事で

 昭和の頃の思い出話を。私は昭和の頃はテレビっ子でして。テレビがなければ夜も日も明けぬという状態でした。親は叱るやらあきれるやら。

 好きな番組の中で一番有名なのは「ガンダム」でしょうか「ドラえもん」でしょうか。この2つの共通点はロボットアニメということですか。なんでかあんまりロボットアニメを見なかったんですが「重戦機エルガイム」だけはよく憶えています。女性キャラが「気が強いくせに純情で恋愛下手で髪が長い」という私の好みのタイプの原型がよく出ていたからでしょうか。性的嗜好って幼児体験に基づくんですねぇ。

 この調子で無秩序に並べると大変な事になってしまいますのでジャンル分けしますと

・「タイムボカンシリーズ」「パタリロ」「トムとジェリー」等のギャグアニメ
・「未来警察ウラシマン」「ルパン三世」「赤い光弾ジリオン」「宇宙船サジタリウス」「名探偵ホームズ」等のギャグありシリアスありアニメ
・「キン肉マン」「北斗の拳」「キャプテン翼」などのジャンプアニメ
・「忍者ハットリ君」「パーマン」「オバケのQ太郎」「エスパー魔美」などの藤子アニメ

と、こんな感じでしょうか。
 このジャンル分けにはかなり問題があるとは思いますが、結構ジャンル分けがむつかしいので応急的にこの内容でご勘弁下さい。いつが昭和の日か分かっていたんだから事前に準備しておけば良かったんですが、そう言う計画性がない人間なのでこんなグダグダです。すいません。

 アニメ以外にも「8時だよ全員集合」「おれたちひょうきん族」「ドリフ大爆笑」などのお笑い番組を熱心に熱心に見ておりました。
「アメリカ横断ウルトラクイズ」「クイズヒントでピント」「霊感ヤマカン第六感」「タイムショック」「アップダウンクイズ」「百万円クイズハンター」などのクイズ番組も大好きで大好きで、これのおかげで現在のムダ知識吸収癖がほとんど第二の本能レベルまで鍛えられてしまいました。
 子供向け番組では「レッドビッキーズ」「少年探偵団」「チャコちゃんケンちゃんシリーズ」「あばれはっちゃくシリーズ」に加え学校が休みの時に見られるNHK教育の番組が結構好きでした。
 
 こうやって振り返るだけでホントにテレビっ子だった事がよく分かってしまいますが、今はホントにテレビを見なくなってしまいました。昔は用もないのにつけていたのに今では見てると苦痛です。必ず見るのは「どようびのにゃんこ」くらいですかねぇ。

 単なる懐古趣味かも知れませんが、小うるさい規制とわけのわからない低予算化という目に見える部分だけでも、そうなってしまった原因の一端は明らかだと思います。面白いとか面白くないという以前の問題です。もう昔には戻れないのだとすると、私はますますテレビがいらない人間になっていくでしょう。

 好きだったものが嫌いになるのは寂しい事です。

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孤独のグルメ【新装版】ようやく入手しましたので

 紹介させていただきます。ホントはBLACK徒然草とか有名な紹介サイトを見ていただくほうが早いとは思うんですが。

 拙ブログでも以前、10年ぶり特別編が世に出た際にどんな作品か、という部分についてはご紹介させていただきましたので、今回は新装版と文庫版の違いについて見ていきたいと思います。

 まずなにより特別編が収録されている点が一番の差異ですが、特別編を持っている私としてはむしろ紙質が良くなっているほうを押したい所です。最初の大きな版のほうは友人に見せてもらったきりで手元にないので比較対象とする事が出来ないのですが、文庫版と比較しますとその差は歴然です。この紙のほうが谷口先生の画が映えているので、この改善は大変好選択だったと言えるでしょう。
 そして、それと並ぶ大きな違いとして、私がコレクター根性以外の部分でも購入意欲を刺激された巻末の鼎談について触れたいと思います。
 原作の久住昌之先生、作画の谷口ジロー先生にどういういきさつか不明ですが川上弘美という作家さんが加わったもので、分量にして10ページほどありました。
 読んでみてよく分かったのがまず川上さんのこの作品についての知識と愛情です。作品の内容についてだけなら驚かなかったんですが、この漫画が『金魚屋古書店』という作品で取り上げられた話を振ってきた時には正直ぽかーんとしました。その割に実写版孤独のグルメがようつべに上がっているという話は知らなかったので、ネット経由ではなくたまたま読んで知ったのでしょうけれども、侮れないなと思いました。
 最初対談じゃなくて鼎談だというのを知った時には「この人はインタビュアーか?」くらいにしかとらえていなかったんですが、読後にはむしろよくぞこの人を加えてくれたという思いになりました。

 また、個人的に文字書きとして大変勉強になったのは久住先生の「食べ物の漫画で食べているシーンは濡れ場」という発言でした。この漫画という部分、小説に置き換えても十分通じるものがあります。自分が文章を書く時にどうやって、またどこまで生かす事が出来るか分かりませんが、大変勉強になりました。

 最後に表紙の話を。
 私は絵かきではないので技術的な事はよく分かりませんが、都内某所と思われる(看板に地下鉄 京王の文字があり)ごちゃごちゃっとした横丁のなかに一人たたずむゴローちゃんの姿は存在感があって大変キャッチーでした。今風ではない絵柄ですがだからこそ引き込まれるものがあります。「お、どの店にに入る気なのかな?」「これはむしろ迷った挙げ句別の所に行く可能性もあるな」とか深読みしてしまえるだけの物語を内包していました。

 本屋を何軒も巡って入手した甲斐がありました。

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あのあと

 結局探していたものは見つかりました。専門店での捜索を諦めて大型店に切り替えたのが効を奏したようです。後、MJ4も空き卓がありました。一回あたりの値段が高いほうの店に行ったら空いてました。
 そんなわけで打ってきます。

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本日休暇につき

 平日の昼間に臆面もなくうろうろしているわけですが、探しても探しても新装版孤独のグルメが見当たりません。あと、MJ4の卓がいっぱいでゲーム一つするのもままなりません。もしかして真面目に働いている方々のタタリでしょうか。
 勘弁してください。やっととれた休みなんですorz

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オタ夫婦旅行記 弘前・函館編 3日目

 目が覚めると外は小雨模様だった。晴れていれば五稜郭公園でも桜見物と思っていたのだが…。とりあえず何はなくとも腹ごしらえだ。宿は朝食付きなのだが、せっかく函館に来たのだから朝市をのぞかない手はない。
 部屋のカードキーが1つしかないので交代で朝風呂に入り、さっぱりしてから朝市へ向かう。

 比較的早い時間だった事もあって、それほど人は多くない。込みだすと厄介なのでとっとと朝食を、と思ったが、妻が「一回りしてみよう」と言い出したのでウロウロを開始。「カニ買わない?」攻撃や「安くしとくよ」攻撃を避け、イカ釣りゲームやさきイカ製造マシーンに気を惹かれたりしながらぐるっと一周し、結局いつものきくよ食堂へ。
 ウニカニイクラシャケイカホタテ等々、豊富なメニューを前にいつもながらあれこれと悩む。組み合わせは無限に近いが、食べられる量と予算は有限。実のところ後者はあまり考慮に入れていないが、それでも食べたいモノを全部注文していたら胃袋がいくつあっても足らない。納得いく組み立てができあがるまでに結構な時間を費やして、ようやく決定。

 私が焼き鮭ハラス定食にイカの塩辛と厚焼き卵。妻が銀ダラ定食にめかぶとほうれん草。なんだかパッと見はどこでも食べられそうなメニューになってしまったが、凡百の定食メニューとは素材が違う。ハラスは贅沢に大きなものが3切れあったし、銀ダラも脂が乗った一級品。イカの塩辛やめかぶも自家製。厚焼き卵はできたて。そんなわけで食べ始めると無言になる我々。黙々と食べ続け、満足して店を出た。

 さて、これからどうするか。
 まぁ何はなくとも宿をチェックアウトするとして、問題はそのあとだ。天候はやや持ち直してきたが、撮影中に降り出してくるとカメラを濡らす危険性が高いので五稜郭公園で咲いている桜を探すというのはナシ。空港近くの湯の川温泉まで行ってみようかという妻の提案もあったが、湯の川温泉に関する情報をあまり持ってない上、路線バスや路面電車で行くと結構な時間がかかってしまうのも勿体なかったのでこれにも乗らず。
 検討の結果、元町公園に写真歴史館という施設があるそうなので、歴史にも写真にも興味関心を持つ我々の雨傘企画としてはふさわしかろうということでそちらへ向かうことにした。まずは身軽になるため函館駅のコインロッカーに荷物を預ける。

 地図に寄ると、函館駅前から路面電車で10分ほどの末広町電停から徒歩圏内。
 ただし、徒歩で基坂という結構な急坂を上らないといけない。これは計算外だったが、坂の途中にふてぶてしい黒猫がとぐろを巻いていたのでかえってラッキーだった。私も妻も上る足を止めて画像を確保する。

 観光地の猫によくいるタイプなのだが、人慣れしているので見知らぬ我々が無遠慮に近づいても逃げ出すどころか身じろぎすらせず、写真を撮らせてくれた。それでもなぜか顔だけはよそを向いていたが。
 しかしそのあとで「なんにもよこさないのか?」と言わんばかりに睨んでくるのもこの手の猫によくあること。

 睨まれても何も持っていないので華麗にスルーして公園へ移動を再開し、ほどなく目的地元町公園に到着した。横浜にも神戸にもあるこの「元町」という地名だが、ここ函館も他の2つ同様洋風建築が多い。

 写真歴史館の建物も19世紀西洋式建築。1階が観光案内所で2階に目指す展示があるとのこと。入場券を買って階段を上がっていくと、展示室には年代物のカメラの数々が所狭しと並べられていた。それこそ、19世紀末の写真が誕生したころから明治大正昭和と写真機の歴史が実物でずらりと。飾られていた写真も歴史の教科書や資料集で見たようなものが結構な数あって何とも懐かしい気持ちになった。別にその時代に生きていたわけでもないのに。

 1階に下りていくとそこにも比較的新しめのカメラが置いてあったのだが、その中に妻の実家に置いてあるのと同じ機種があったそうで、2人揃ってまじまじと見る。その他、私が個人的に大変気に入ったのは、変わり種カメラの棚。おもちゃのようなミニチュアから、一見カメラに見えないようなものまで様々あった。
 最初は正直な所大して期待せずに入ったのだが、結構盛りだくさんで堪能させてもらえた。

 昼食にはまだ早いので今度は近場の旧イギリス領事館へと向かった。売店、喫茶店、展示の順に並んでおり、売店をのぞいてから展示を見に進んだ。展示内容は函館にペリーがやってきたころから始まって、生活に密接した歴史的文物が並んでおり、個人的には楽しめた。

 回り終わって窓の外を見ると、空模様が小雨から雨になっていた。雨に関してはかなり楽観的だったので傘などは持たずに来たため、これには困った。ただ、雲はそんなに厚くなかったので雨宿りしていれば小やみになるだろうと高をくくって喫茶室で待避。
これが当たって、紅茶を飲み終わった頃には天候が回復した。

 ただし、また降り出さないとも限らないので、もう一カ所どこか行こうという気持ちは失せてしまったので、とりあえず路面電車に乗って函館駅まで戻る。

 昼飯を食べようかと思ったが、朝食を頑張りすぎたためまだ食べられそうになかった。色々迷った挙げ句、協議の結果駅前にある事もあって港に係留されている青函連絡船摩周丸を見に行った。
 青函連絡船廃止のその日まで働き続けたこの船は現在産業遺産として記念館となっている。どんなものかは知らないが、一見の価値はあるだろうということで乗り込んでみた。JAFの会員証を持っていると割り引いてくれるとの事なので活用して中へ入る。

 私が何より喜んだのは、当時のままのグリーン席。普通船室はカーペット敷の雑魚寝、グリーン船室は座席と寝台がついていたと話には聞いていたのだがこうして見るのは初めてである。何しろこうして趣味の旅行に出かけるようになったのはバイトをして自分で稼ぐようになってから。うちは子供のご意向を伺ってお出かけをするというような家庭ではなかったため、幼少期になくなってしまったものに関してはこうやって自力で追体験するしかない。
 試しに座ってみると、リクライニングするし背もたれには栓抜きまでついている。大変嬉しくなってこのまま時間の許す限り函館港を眺めながら座っていたくなったが、それはそれで勿体ないので断腸の思いで椅子から立つ。
 妻の姿を探すと、青函連絡船の歴史を記した展示パネルや沈没した洞爺丸の航海日誌などを結構熱心に読んでいた。
 
 順路に従って進むと、再現された操舵室で当時そのままの器材に触れたり(いじると反応はするけど当然それだけ)船長のコスプレが出来たりとなかなか充実した企画が揃っていた。あと、展示してあった冬用のコートがどう見ても銀河鉄道999の車掌さんのそれにそっくりで、物凄く着てみたかったがこれはダメだったので吊るしてある普通の船長服を着る。帽子もあったので、かぶってから妻に聞こえないようにそっと「波動砲発射」「私を艦長と呼ぶな。この船は軍艦ではない」「軍人なんてな気楽な稼業」とか呟いてみる。

 続いて甲板に出てみる。眺めは大変良かったが、風が強かった。その風によって妻のかぶっていたブルーインパルスの帽子が飛んでいってしまった。そのままわずかの間空中をさまよっていたが、少しだけ風が弱まるとそのまま浮力を失って海に落ちた。
「あーあ」
以前地元にある自衛隊の基地祭りで購入して以来、妻は撮影に出かけるたびにかぶっていただけに、気に入っていたのだろう。悲しげに歪む顔を見て、なんとかして取りにいく方法はないものかと算段したが、甲板から飛び込むのは論外としても、ボートを借りてこいでいくのも現実的ではない。思案しているうちに帽子は水分を含んで徐々に水中に没していった。
 気落ちする妻を慰める言葉も見つからず、未練を断ち切るためにその場から連れ出すことしかできなかった。

 さて。ほどよく時間も過ぎた事であるし、とっとと空港へ向かう事にした。何とも後味の悪い旅立ちだが、うだうだしているよりは良いだろうと気持ちを切り替える事にした。

 函館駅まで戻り、コインロッカーから荷物を引っ張りだすと、空港行きの直通バス乗り場へ急いだ。このバス、空港は近くにあるので料金は一人400円と大変安い。

 最後がちょっと暗くなってしまったが、それでも良い街であり良い思い出がたくさんあるので、去り際はちょっと寂しかった。来年のこの時期まで寝台特急日本海が生き残っているという保証は残念ながらないが、それでも残っている限り、毎年このルートで桜前線を追撃できるといいなぁ、とバスに揺られながらそんな事を思った。

 空港についてチケットを入手すると、まだ食べていなかった昼食を食べようと言う話になった。しかし妻はレストランのメニューがお気に召さなかったようで、却下となった。私はここで食べる事になったときから豚丼を食べようと決めていただけに残念だったが、決定権は妻にあるのでどうしようもない。結局1階の喫茶店でサンドイッチを食べる妻を、紅茶を飲みながら眺めていた。せっかく函館まで来てサンドイッチで腹を満たす気にならなかったので、今回は私のみ昼食抜き。

 まだだいぶ時間があったので、疲弊気味の妻を休息させる意味もあって空港のラウンジへ。私はゴールドカードを持っていないので料金を払って中へ。

 地方空港とはいえラウンジはラウンジなので、休息を取るのには空港で一番適している。フリードリンク云々よりも、何しろ静かだ。
 電源を使えるビジネスデスクを見つけたので、妻はパソコンを広げながらネットの掲示板など見はじめた。私も隣でパソコンを広げてここまでの記録をまとめる。
 
 トイレに立った時、新聞雑誌のコーナーがあるのを見つけたので、立てかけてあった道新スポーツを手に取って見たら、5面あたりに初芝の唐川評が載っていたのだが、文章の内容はともかく「本誌専属評論家」という表記がしてあってちょっと驚く。いつからそんな契約が。

 そんなこんなで小一時間ほどもいただろうか。ぼちぼち良い頃合いになったのでラウンジを出て荷物検査場に向かった。妻からは「ラウンジって良いね」というご意見がいただけたので、次回から反対されて使用断念ということはなさそうだ。

 検査も無事終わり、ゲート前の待合室に腰掛けるとテレビで千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークスをやっており、思わず見入る。
 そう言えばこの日は貴重な全国中継の日だった。うっかり忘れていたので気づいた時にはちょっとギョッとした。チャンスにズレータが大きな外野フライを打ち上げてチェンジになった所で搭乗手続き開始となったので断腸の思いでその場を離れる。

 妻は手術後初めての飛行機利用なのでやや緊張気味。気圧変動が傷に与える影響はどんなものか分からないのだが、今回何ともなければ、今後安心して飛行機を使える。
 さぁどうかと思って見ていたところ、離陸時には特に問題なく、安定飛行にはいったあとはとっとと寝てしまったので大丈夫なようだ。

 寝入ったのを見届けると、私も眠りに落ち、目が覚めた時にはもう近畿地方上空。程なくして着陸態勢に入り、ややハードなランディングだったが無事着陸。この時も特に痛まなかったそうなので、往復飛行機の旅行も計画できそうだ。

 上空の気流が荒れていたとかで、関空には10分遅れで到着。最初の予定ではなんばに出て何か食べて帰る腹づもりだったが、妻は翌日仕事という事もあり、とっとと帰宅して、その代わりに京都の伊勢丹で良いものを買って家で食べることにした。

 来年、妻が「また行こう」と言い出すかどうかは分からないが、もしそう言いだした時に喜んで計画を立て切符を手配する、そんな自分の姿が目に浮かんだ。

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オタ夫婦旅行記 弘前・函館編 2日目

 目が覚めたときはちょうど日付が変わった頃。列車は新潟県内を疾走中で、どうにも荒っぽいので起こされてしまったようだった。

 酒は残っておらず、せっかくなので文章でも練ろうかと思ったのだが、買ってきた「燃えよ剣」がどうにも気になってしまい、読み始める。上下巻に分かれているだけあってボリュームがあり、一気に読み終える事は出来なかったが、読み疲れたら寝る→起きたらまた読む→読み疲れたら寝るを繰り返していたら、荒い運転もさほど気にならなくなり、思いのほか快適に過ごせた。
 そんなわけで今回は、というか今回も寝台内で文章をまとめられなかった。

 列車は定刻どおり弘前到着。弘前駅では、この「日本海」に乗り込もうという人が結構な数並んでいた。

 改札を抜けてまず荷物をコインロッカーに預け、つづいて腹ごしらえに駅そばへ。私は名物津軽そばに天ぷらと卵を乗せ、そこに焼きみそのおにぎりまでつけてしまった。妻は山菜そば。
 食べながら、やっぱりそばは東だなぁ、と思ってしまう。

 食べ終わって、路線バスに乗って弘前公園へと移動。ここは弘前城趾でもあるので、公園の周囲は濠で囲まれているのだが、その外濠付近の桜は既に散り始めていたが、まだまだ十分見る価値を残していた。日当たりの良い外濠でこれだけ花が残っているのであれば、公園内はまだまだ大丈夫だろうと希望的観測をして中へ入った。
 この希望的観測は幸いにして的中しており、ソメイヨシノは盛りこそ過ぎても魅力十分だったし、枝垂はまさに今が見頃だった。前回来たときの咲きたる花わずか一木だったのだが、それから比べると、今年は全く別のところに来たような印象すらあった。

 とにかく数が多いので、全体的に華やかである。特に桜の花が頭上を覆い尽くさんばかりだった、西濠沿いにある通称桜のトンネルは見事としか言いようがなかった。その上、この日は散りはじめという事に加えてそこそこ風があったので桜吹雪も楽しめた。

 私は城と桜と言う構図が大好きなので、天守閣が入るように色々試して撮影してみたが、どれも気に入ったものにならなかった。なにしろそのテーマでとるならベストポジションと思われる天守閣間近の橋の上がツアー客で満ち満ちており撮影どころか近づく事すら出来なかったのだから、これはもう仕方なかろう。かてて加えて私の撮影器材は携帯電話なのだから、むしろ気に入ったものが撮れるほうが不思議と言わざるを得ない。それでも結構ご機嫌で、メモリの容量ギリギリまでパシパシやっていたりした。

 妻は妻でご自慢のフィルム式カメラを構えて縦横無尽に動き回っていた。何しろこの公園は敷地が広大であり、いかに人出が凄いと言っても園内全域がごった返しているわけではない。じっくり撮影しようとすればいくらでも場所はあった。しかも被写体は好素材が選び放題となれば、これはカメラ趣味の人間にとっては理想郷だろう。

 昼前、さすがに妻のフィルムも尽きかけて、休憩という事になった。そこかしこに設営された露店を巡り、気に入った食べ物を片っ端から購入して回る。去年食べて印象に残っていた桜おでんはいのいちに購入。これは桜の花びらに型どられたコンニャクにミソがかかっているという代物なのだが、今年は若干マイナーチェンジと言うか進化を遂げており、ミソが桜色をしていた。味のほうは桜味という事もなく、普通のミソに若干ショウガが効かせてあるという程度。だが、この単純な味がことのほかうまくあっという間に食べ終わった。続いて黒石名物だというつゆ入り焼きそばにチャレンジした。
 これは焼きそばがややあっさり目のラーメンスープに入っているものを想像していただけると概ね間違いないと思われる。

 文章だけ読むとゲテモノのように思われるかも知れないが、先入観を捨てて「これはこういう食べ物」と思って食べるとなかなかイケる。焼きそばが食べたくて仕方のない時にこれを出されると「違う!」と言いたくなること請け合いだが、そうでもない時ならばおいしく食べられるのではなかろうか。

 こんな調子でどんどん書いていくとキリがなくなるので略すが、めぼしいものをほぼ制覇すると、今度は露店ウォッチングを行う。何しろ広いので、露店の種類が大変多く、眺めているだけでも結構愉快なのである。ひもクジで当てる商品がwiiだったりPS3だったりするのは当然の時代の流れなのだが、ひもを引いて商品を当てると言う昔ながらのローテクなのに、商品が大変高度なテクノロジーで作られているそのギャップが大変ユーモラスだった。
 そのほかプラスチックのお面とか綿菓子とかにはたいがい人気アニメのキャラクターが使われているものだが、この辺の変遷は記録していくと結構面白いと思った。そんなきっかけで興味をひかれて観察してみた。まじまじと見ると明らかに不審がられるのでちらちら見ただけだが、ドラえもんとプリキュアとピカチュウは確かあったはず。
「絶望先生のがあったら絶対買うのになー」
「それ持って函館まで行った挙げ句に飛行機乗るの?」
「お面はちょっとキツいが綿菓子なら食べたあと袋をたたんでしまえば問題ない」
とか年不相応な会話をたしなみつつぐるぐる回ったがやっぱり存在は確認できず、諦めて今度は公園内に併設されている植物園へ足を向けた。こちらでは撮影はほとんどせず、のんびりと歩いて回ってちょうど予定時間終了となった。

 バスで弘前駅まで戻り、一休みしてからホームへ。ここから青森経由で函館を目指す。事前の予定では土産物の選定にもうちょっと時間を取っていたのだが、チェックしてみたところ指定席がほぼ全滅に近い状態なので、座席確保のためとっとと並ぶ事にした。
 これが大正解で、発車30分前なのに既にホームには列が出来ており、私たちが並び始めて数分後にはこれが見事な長蛇の列になっていた。去年来たときは5分前でも悠々だったのだが、やはりこれも桜が咲いている効果なのか。

 並んだ甲斐あって、無事に座席を確保。たった30分だが、寝台での移動をしてきた上に、調子に乗って歩き回った身体には貴重な休息時間だった。
 青森駅では乗り換えまでの空き時間を青森の地元新聞二紙を購入するなどして有効に使い、函館行きの「白鳥」15号が入線して来る3番ホームに向かった。
 行ってみると、ホームは移動するのもままならないほどに人の数。何事かと思ったら、2両分のスペースに学生服&セーラー服の学生さんたちがたむろしていた。

 我々が乗ろうとしている「白鳥」の指定席が満席で、グリーン席も残りわずかだったのだが、これで謎が解けた。なるほど、修学旅行生が車両2つも占拠していたのでは席も足らなくなるわけだ。

 二時間立ちっぱなしというわけにもいかないので今回グリーン席を購入する羽目になったのだが、あんまりありがたくない。この白鳥はなにしろ半室グリーン車というヤツで、8号車の半分が扉で仕切られていてそこだけグリーン車になっている構造。狭っ苦しくて好きではないが、この際背に腹は代えられない。

 席に着いてやれやれと思ったら今度は『信号所で火災が発生しましたため発車できません』というアナウンスが。珍しい事もあるもんだが、火災となれば鎮火とそのあとの現場検証その他に時間がかかることは想像に難くない。宿に到着が遅れる旨の連絡をしなければと思って番号を調べ始めたところ、今度は『安全が確認されましたため発車いたします』というアナウンスが。
 そんな簡単に事が納まるものなのか?と思ったが、実際に列車が走り出したのでそう言うものかと納得するしかなかった。

 列車はそのあと特にトラブルもなく青函トンネルへともぐる。見学イベントの乗客回収で竜飛海底駅に止まったが、こちらは特に混乱もなくすぐに発車。そう言えば青函トンネルは何度も通ったが、まだここでおりた事がない。なんでも記念撮影用広場にドラえもんの看板があったりするらしいが、さすがにこの歳になるとそれを理由に函館までやってくるわけにもいかないので、今もって縁がない。

 16時40分過ぎ、列車は青函トンネルを抜けて北海道に上陸した。うかつにも用を足しにいっていたので、トンネルを抜けるとき独特の開放感を味わえなかったのが残念だった。車窓から見えた北海道は空が広く、樹の生え方まで違って見える。この辺の感覚は車窓が楽しめる程度の速度で走る鉄道旅行ならで、飛行機ではこうはいかないだろう。

 事のついでに車窓の話をするならば、北海道に入ってからは途中からひたすら海岸沿いを走るのが私好みでいつもこのルートを走るときの楽しみになっている。
 
 また、私たちが乗り込んだ特急「白鳥」は先述の修学旅行生をおろすために上磯駅に臨時停車し、その臨時停車で乗り換えできなくなった人のために函館の1つ手前五稜郭駅で臨時停車するという細かい気の使い方をしてみせてくれた。

 同じ列車に乗っていた人達の中には隣に停まっていた特急「北斗」札幌行きに乗り継ぐ人もいて、既に2時間以上移動してきてここからさらに最大3時間半の移動とは、そのタフさに感心するばかりだった。

 改札を抜け、駅前のホテルルートインへ。チェックインをすませて部屋に入り、しばし休憩。1時間ほど休んで元気を取り戻してから夕飯を食べに外へ出た。今回は前回来た時に食べ損ねた函館屈指の名店五島軒を選択。この食べ損ねた事がだいぶ後々まで祟ったので、祟りの解消も兼ねている。

 妻はこの店が初めてという事で豊富なメニュー群にだいぶ迷っていたが、「そんなにここが気に入ったんならまた今度連れてくるから」と約束して決断させた。私も10年振りくらいな上に前回は貧乏旅行だったのでカレーライスしか食べておらず、まったく偉そうな事は言えないのだが、せっかくの機会なのでカッコつけておいた。

 そんなこんなでわいわい言いながら結構な時間をかけて選んだ料理は、私がカレーと明治の洋食セット、妻がオムライスと明治の洋食セット。品目がコロッケではなくクロケットだったりするのがこのセットのポイント。運ばれてきたものはどれも美味で、妻は大変ご満悦だった。当然私も同様。

 宿に戻り、大浴場で旅の垢を落として眠りについた。駅前のホテルなのに最上階の大浴場は天然温泉で大変心地よかった。

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オタ夫婦旅行記 弘前・函館編 1日目

 今回オタネタがあまりありません。まぁでもとりあえず書いてみます。読む所少なくてすいません。

 我が家は夫婦揃って桜の花が好きなので、今年も開花して以降やれ嵯峨野だ琵琶湖疎水だ長浜だと方々見て回っていた。
 そして昨年に続いて桜前線を追撃して北上するという話が出た。出たはいいが、昨年のように「行ったものの咲いてませんでした」では困る。ギリギリまで見極めて、これならば間違いなく花は見られると言う自信が持てたところできっぷの手配に動いた。
 しかし、これがうまくいかなかった。
 寝台特急日本海が1日2往復から1往復に削減されてしまった煽りを受けてか、昨年はゆうゆう取れた寝台券の予約がやたら難関になってしまっていた。荷物も多い事からA寝台をと思ったがこれはダメ。ではせめて禁煙車両でと思ったがこれもダメ。こんな状況だったので、喫煙のB寝台が上段隣同士で取れたのはかなり奇跡的だった。なにしろ当日乗ってみたところ『全寝台ご予約をいただいておりますので、車内での変更はお受けできません』という車内アナウンスが流れたのだから、これはバラバラでなかっただけ感謝しなくてはいけないだろう。

 ただし、感謝できなかったのはこの日の運転技術。急発進急停車で揺れる事揺れる事。自分で稼ぐようになって以来結構な回数寝台列車に乗ってきたが、これはもう特筆に値するほどひどい。夜中に何度も叩き起こされた。

 それでも横になっていられるという事はありがたいことで、弘前で下りた時には寝不足感はほとんどなかった。

 ちょっと行き過ぎたので話を戻そう。

 京都駅18:22発なので、一応仕事を定時まで勤め終えてから出発しても間に合わない事はないのだが、寝台で出発するときの習い性のようになっている京都タワー温泉での入浴をしておきたかったので3時間ほど休みをもらい16時前には家を出た。

 京都駅に着くと、風呂は後回しにしてまず先に本屋へ。京都駅近辺に本屋は4軒あるのだが、今回はあまり時間的な余裕もなかったので京都タワーの中にある本屋へ。ここは結構漫画やライトノベルも充実している上に、それほど厳しくマークされていないようで、もうないかもと思っていた本が手に入ったりする一番のお目当てだった「新装版孤独のグルメ」は完売したそうでこの日購入したのは「エマ10巻」、「よみきりものの…やわらかくてグ」、そして「燃えよ剣上・下」。前2つは新刊なのだが、最後のは去年函館行った時にあんまりにも五稜郭周辺の観光客向け施設で土方土方書いてあったもので、せっかくだから買ってみた。この本屋立ち寄りのおかげで入浴時間があまりとれなかったが、それでもさっぱりできたのは何よりありがたい事だった。
 駅ビルの京都伊勢丹で夕飯の買い出し中に妻と合流し、各々気に入った食べ物を買いあさってからホームへ。

 京都駅0番線ホームは珍しく寝台特急を待つ人の列が出来ていた。私は日本海に乗るのはこれでまだ2回目だが、京都駅自体はよく使うため、日本海が入ってくる直前の様子もしばしば見ているが、これまでは日本海1車両あたり3人もいれば多いほうだったのが、今日は私たちが乗る1号車だけで8人が待っていた。快挙と言って良いが、もともと2往復していたものを1往復に減らしたところに、帰省客に私たちのような花見客が加わったらこうなっても当然か。

 青森まで行くにはこのダイヤが都合がいいが、秋田に行く場合はちょっと早すぎるので夏休み冬休みのシーズンには臨時で旧3号4号の時間帯にも走らせて欲しいものだが、まぁまず無理か。

 夫婦揃って寝台に落ち着き、夕飯開始。まずは乾杯。私は京都の地ビール、妻はワンカップの梅酒。互いにおかずを融通し合ったりしながら、あっという間に食べ尽くしてしまった。

 事前に車内販売があることを知っていたので乗り込む前は「じゃあなんか買うか」とか言っていたのだが、満腹になってしまうと途端に「じゃあいいや」になってしまい、せっかくワゴンが通っても華麗にスルー。

 食べ終わってから「エマ」と「よみきりものの…」を妻と回し読みする。エマは最終巻だけあって内容盛りだくさん。よみきりものの…はいつもどおり。そうするうちに疲れていたのか2人とも酔いが思いのほか回ってしまい、早々に寝てしまった。

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本日買ったものと買えなかったもの

『エマ』の10巻と『よみきりものの…』の4巻は買えたんですが、『孤独のグルメ新装版』は買えませんでした。弘前か函館にあればいいんですが…。なければ関空からまっすぐ帰宅せず難波にでも出て買おうか、などと既に旅行とは掛け離れた事ばかり考えております。
買えた二冊のレビューは青函トンネルをくぐる間に書けたらいいなぁ程度に考えております。
ホントは寝台の車内で何か書こうと思っていたんですが、珍しく地ビールなど飲んで酔っ払ってしまいましたので諦めて寝ます。

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俗・さよなら絶望先生DVD第二集来ました

 中身より先におまけとブックレットが気になってしまうのはアニオタの悪いところなんですが、この作品の場合はご勘弁ください。

 エンドカードは安彦良和先生のものでした。これを手にしてアニメで見た時の衝撃が蘇ってきました。臼井君がカエレのパンツをのぞきながらあびるに掴まれていると言う大変おいしいポジションだとか一番小さいけどちゃんと誰だか分かる奈美とか、さすが安彦先生よく分かっておいでです。

 また、カルタはマ行でした。
「ま」は「前田君に作詞印税が入る」
漫画の印税より先に作詞印税って珍しいパターンですよね。
「み」は「実らぬのを前提に恋をしてきました」
実らない前提だと無理目の人にでも思い切れるのがいいですよね。実らないですけど。
「む」は「無安打製造機」
久米田先生は送りバントの名手に例えられてましたな。
「め」は「免罪符は少年ジ●ンプ」
イラストが手に「超大手少年誌」を抱えて走る万世橋君だったんですが、ジャンプも読んでるからっていうのは言い訳になるんでしょうか。
「も」は「萌えブームだなんて言い日陰に光を当てないで」
むしろ絶望先生は新たな萌えを切り開いたと思うんですが。

 で、ブックレットですが声優インタビューは子安・寺島両氏でした。
 子安さんはあの出番の少なさで質問に困っているのがアリアリと分かりました。「メインの話を」とおっしゃってましたが、原作では活躍も増えているので三期があれば期待できると思いますよ。あれば、ですが。
 寺島さんはもともと久米田先生のファンだったとの事で、インタビューの最後を「スーツの上にシャツを着るのって、逆にアリじゃね?」で締めてくれました。その上好きなキャラが加賀ちゃんだったり絶望ファイトがツボだったり大変この作品との親和性が高いと思われますので、ぜひ絶望放送のゲストに呼んでいただきたいと思います。

 あと、解説のツッコミはそれぞれ面白かったりちょっと外していたり波がある中で、今回一番私のツボだったのは【余り物のカレー】の「カレーで腹痛って結構デリケートなネタですね。笑えません」でした。
 また、ツボというのとはちょっと違いますが、【アイドル声優】の解説で画像が新谷さんのCD「Wonderful World」だったのはナイスチョイスでした。これ仕組んだ人はまず間違いなく絶望放送リスナーだと思われます。

 

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