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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 第102話 解像度の話 感想

※標題のお話はこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。


・建築は帝王の趣味、という言葉もありますが家具配置やら間取りやらを考えるのは楽しいものです。しかし青年がベッドについてこだわりを見せると「ああ、コイツまたなんかエロいこと企んでるな」と思ってしまいます。
・「なんかさ」「こうやってふたりで選んだ家具に囲まれて」「未来の私たちが暮らしていくんだって思ったら」「ちょっとずつリアリティ」「そうたくんとの暮らしが」「今この瞬間と地続きになっていく感じするね」妄想ではない、現実の延長線上の未来。一生に一度しかない貴重なワクワク感。たっぷり味わっていただきたいものです。そしていつかその未来が日常になったときに振り返ってふと笑みが零れると素敵だなって思いますね。
・あと、ここの「ちょっとずつリアリティ」というのがなにかのタイトルに使えそうだなって思いました。
・また隠れてこそこそやってるのか青年。しれっとカッコつけマンなのは変わらないようで何よりです。どうせあとで「実はこんなところもあるんですけど」って披露して「そうたくんすごーい」って言ってもらいたかったんだろうなぁ。
・「隠れてるとこまで知ってるんならそのまま見ないふりしといてもらえません!?」ダメです。無理です。君が惚れたのはそういう人だ。観念したまえ。
・離席中にうっかり秘密のフォルダとか見られなくてよかったな青年。‥‥いや、まだわからんか。
・目をそらしながら言い訳をかます青年。そんなものはもはや通用しないさわちゃん先輩。じっ‥‥‥が飾っておきたいくらい可愛いですね。
・「私がいっぱいわがまま言ったせい?」「そうたくんはイヤイヤ付き合ってくれてるだけ‥‥?」追い詰め方が上手になってるなぁ。
・増えるブックマークの数は想像の数。さわちゃん先輩良いことおっしゃる。未来と可能性に思いを致した数。出来れば引っ越し完了した後でも消さずに取っておきたいくらいでしょうね。
・「俺の解像度高すぎません?」「私ちょっとそうたくんをわかってきたかも」まぁ、今までと違って『答え合わせ』が出来ますからね。正解が積み上がっていくと急激に精度が上がるものです。
・「引っ越し準備たのしいね♡」何重にもたのしい要素があって何よりです。こんなもの事務的にやったら苦痛以外の何者でもないですからね。
・「はいはい」「飲み切ったら次行きますよ」人前だから敗北宣言出来ない青年。こういう逃げ方も上手になっていくのか、逆にどんどん下手になっていくのか。その辺も楽しみです。
・我が家はこういう時間もなくとりあえず嫁さんが飛び込んできた感じなので実に羨ましい限りです。

 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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台湾旅行記2024 3日目

最終日。

 帰国便は14時20分発なので午前中いっぱいは楽しめる。空模様は不穏だったがやれることはいくらでもある。
 昨日より少し早い時間に朝食を食べ終えてとっととチェックアウトしてしまい、ホテルの人に呼んでもらったタクシーで空港地下鉄台北駅へと向かう。
 初日に30分待たされたあのタクシープールに降り立つと、もう帰らなければならないのかという思いで全身が満ちる。しかし帰らなければならないからこそ、残りの時間を悔いなく使うべきである。
 そのためにもまずはインタウンチェックインカウンターで中華航空に荷物の預け入れをしてしまう。
 スーツケースを預けてしまう。このあと買い出しをするのでそのあと預け入れるのでもよかったが、離陸3時間前がタイムリミットなのでもしギリギリアウトということになると泣くに泣けない。
 概ね欲しいものは揃ったし、どうせそんなには買えないのでストレスを軽くする道を選択。
 ちなみに台北駅で預け入れが出来るのは今回の中華航空を初めとする台湾系航空会社ばかりなので、この便利さを覚えてしまうとどうしてもそれを念頭に航空会社を選ぶことになるのである。
 さらにちなみに。日本でも京都駅などで同じ試みをしていたことがあったと記憶しているが、2001年のテロ事件きっかけでやめて以来復活していない。まぁ、日本の場合成田はともかく関空でやろうとすると京都新大阪から荷を関空特急はるか号に積んでということになるわけだが、これが経由する阪和線の遅延率が高かったのでさもありなんと思ったものである。
 南海は遅延率が低いのでそちらだけでもなんばから利用出来るようにしたらよかったのかも知れないが、まぁ、いずれにしても台北~桃園空港間と違って有料特急の車両に積むことになるだろうから無料でサービスするというのは厳しいだろう。
 閑話休題。
 さて。身軽になったところで午前中のハイライト、希望廣場で開催される農市へと向かいたいところだったが開場は10時から。
 今回オタ向けの本屋にしか行けていないので一般向け書店である誠品書店のうち24時間営業している支店がある松山文創園区へと向かった。
 最寄りは地下鉄板南線の国父紀念館駅。台北駅から乗り換えなしの5駅な上、希望廣場のある善導寺駅とも同じ路線なので何かと都合がいい。
 まもなく完成する台北ドームの最寄り駅でもあった。
 記念撮影用に顔出しパネルが設置されたのミニグラウンド(なんとロッカールーム付き!)、壁面いっぱいに「看棒球,搭捷運!(地下鉄に乗って野球を観よう!)」のポスター。なるほどここが台北の新しい野球の都になるのだな、と感慨深くなった。
 地上に出ると、目の前にいきなりドーム球場が聳えていた。外壁にはガラス張りの部分が多く、あまり見たことのないタイプだ。ちらりと覗く丸っこい屋根だけがここを野球場だと主張しているようだった。
 予期せずにいいものが見られたと思ったら、それを埋め合わせるかのように雨が降ってきた。南国台北とは言え冬はそれなりに寒い。希望廣場と違ってこっちはそれなりに駅からの距離がある。雨に打たれてうっかり風邪でも引いてしまうと出入国が面倒なことになる。
 最悪の事態だけは避けたいので泣く泣く断念して希望廣場へ。駅出口からは横断歩道以外は屋根のある部分がほとんどなので無事濡れずに到着。
 まだ10時にはなっていなかったがどうせ早めに開けているだろうと思って行ってみると案の定もうフルオープンしていた。
 ただし、記憶よりも面積が減じており、いささか小ぢんまりしていた。減った部分はきっちり駐車場に変わっていたのでこの辺りの変化も観光客減少の影響なのかも知れない。
 ともあれ、夢にまで見た農市である。
 今回のメインターゲットは茶葉と珈琲豆。いつもはこれらに加えて蜂蜜も買うところだが、もうスーツケースを預けてしまったのでこれはどれだけ売られていても見送るしかない。
 ぐるっと一周まわって見ての印象では売り物はしいたけ、葉物野菜、柑橘系果物、米が多かった。しいたけはどうだったか定かでないがそれ以外は確実に持って帰れない。そしてスーツケースを先に預けたことを後悔するくらいには蜂蜜が売られていた。
 ともあれ。珈琲豆は1カ所、烏龍茶は4カ所ほど取り扱いがあったのでとりあえず豆を先に買い、あとはもう一度値段や種類を確認しなおしてからこれぞと思った店で茶葉を買う。
 たとえ気に入っても農市は個人レベルの業者ばかりなので出会ったものはもう2度とは買えない。いざ産地まで買いに行くとなると台北から往復に丸一日かかるような場所にあるのがほとんどであるし、送ってもらおうにも台湾国内でならば取り寄せ可能でも国際通販していることは皆無だからだ。
 むしろ、だからこそ我々夫婦はこの農市を愛してやまない。この便利な時代に一期一会という言葉をこれほど噛み締められる場所はない。
 実はもう1カ所、花博農市というものもあるのだが残念ながら時間と体力気力の関係からパスせざるを得ない。
 少なくない成果を手に空港地下鉄台北駅へと戻り、まだ少しだけ時間が取れたので関空からの運転を想定して20分だけマッサージを受ける。『摩力充電站』という実に素敵な店名のそこは視覚障害を持つ方の施術が受けられるのだが、これが実に上手で。体内の奥深く密かに潜んでいた頭痛の種がスウッと退治されていくようだった。
 心身ともに軽くなり、地下鉄に乗り込む。発車5分前の快速列車は既に座席がほぼほぼ埋まっており、嫁さん分をようやく確保して私は立っていると。地元っぽい方から話しかけられた。新北がどうこうというのだけは聞き取れたがそれ以上は無理だったので必死に記憶の淵を掻き回しながらようやく「對不起、我是日本人。我不知道(すみません、私は日本人です。わかりません)」とだけ返した。念を入れて英語でも同様のことを告げようとしたところ、途端「え?」という顔をされて「スミマセン」と片言の謝罪をされた。別に謝っていただくほどのことはなく、かえって申し訳ないという思いすらある。
 かつて、毎年台湾旅行をしていた頃はそのたびに毎回毎回地元民と間違われて道を聞かれてきたものがまさかこの2泊3日という短い滞在でも遭遇するとは思わなかった。
 あとは特筆すべき何事もなく、桃園空港に到着。
 40時間ぶりくらいに再会した改札をくぐりチェックインカウンターの行列を横目にとっとと保安検査場へ。
 土曜日にしては空いている、くらいの待ち時間でクリアするとまずは昼食。搭乗後に機内食が出るのをわかっていても、桃園空港のフードコートで台湾料理を食べたくなってしまう。これもまた、かつて何度も繰り返してきた習慣。嫁さんは香港のチェーン店らしい萬芳冰室へ、私は昨日の昼に食べ損ねた小南門へと向かう。昨日うっかり羊を選んで食べ損ねた魯肉飯定食にここでようやくありつけた。
 さぁ、これで悔いはないか。ノー!もしくは不是!
 残り時間を生かしての買い物タイムは空港最後のお楽しみ。まずは自分用土産として日本に持ち込める自販機のお茶をと思ったらこれがことごとく緑茶だったことにくずおれそうになった。
 まぁ、これはこれでということで1本買ったが出鼻を挫かれたのは間違いのないところ。結局このあと土産物店を数々まわってみたが欲しいと思うものには出会えなかった。
 ただ、休憩用ソファの横にマジンガーZの立像を見つけた。人の背丈ほどのそれは以前からここにあったのかも知れない。偶然なのか意図的なのかはわからない。しかし、今ここに被災地輪島とつながりがあるものが展示されているということに台湾らしさを感じた。
 これが結局一番の空港土産となった。



 謝謝台湾、再見台湾。

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台湾旅行記2024 2日目

2日目。
 フルで使えるのはこの日が唯一。幸いにして昨日15,000歩近く歩いたダメージはほぼ無く。朝から出かけるのに何の支障もなかった。
 ホテルの朝食バイキングをきっちりといただいてからまずは早朝からやっている雙連朝市へ。行天宮駅まで歩き、民権西路駅で下車。少しばかり南下すると朝市が見えてくる。大変活気があり、ぶらぶら歩くだけでも楽しくなる。しかし、残念ながら冬場なので果物が少ない。豊富なのは柑橘系だがこれはわざわざ台湾で買って食べなくとも、ということで食指が動かない。
 嫁さんが傘を持ってこなかったので、朝市の雑貨屋で買って帰ろうかと思って除いたところ。想定より遥かに高くなっていた。毎年のように来ていたころは折りたたみ傘がとても安く、なのにとても頑丈で良質だったため毎年のように1本買って帰っていたのだが。見ると記憶にないような値段がついている。レート上の問題ではなく、99元くらいで売っていたはずの傘が底値でも399元くらいになっていた。
 これなら日本で買ったほうが安いなということで断念。また、かつては1つ2つあった烏龍茶を取り扱う露店もなくなっていたので戦果なく撤退。
 台北最大の問屋街である迪化街まで1.5キロくらいなので歩いて向かう。最寄りの駅からでも1キロくらいは歩かねばならないのでそれなら一々地下鉄に乗るより歩いたほうがずっと早い。
 車社会にどっぷり漬かりきった人間なので若干不安もあったが、ほぼノーダメージで歩き切った。
 まもなく旧正月、中華文化圏的に言えば春節ということで一帯は賑やかに飾り付けられていて大変華やいだ雰囲気だった。
 それは大変良いことなのだが、やはり店の数は減っているようで。ぽつぽつと存在する空き店舗がとても目についた。
 私がヒイキにしていたお店は生き残っていて目当てのドライフルーツは無事手に入りそうだったが一方でお茶を取り扱っている店がない。これまでは「本業じゃないけど一緒にどうですか?」みたいなノリでレジ横に置いてあったところも珍しくなかったのだが。
 一通り歩いてから『永楽市場』という看板が掲げられた大きな建物の中で休憩場所を探す。中は屋内市場になっており、4階まであるらしいのだが今回は買い物目的ではないので1階のみを回る。
 かつては『永楽布業商場』『永楽布市場』という看板だったくらいで布地関係が主流だったが今は食材など飲食物関係が多い印象。どこか落ち着いて休める場所はないかとうろついてみたところカウンター式の珈琲店を発見したのでそこに腰を据える。
 豊富なメニューの中から嫁さんは黒糖カフェラテを、私がバニラカフェラテを選択。これが冷えた身体にしみじみと美味い。コーヒーとミルクの向こうに仄かに、だが確実に存在するバニラの香りが心地いい。
 フラッと入った場所でこういう味に出会えるのだからやはり台北はいい街だ。
 心身ともに暖まったところで永楽市場を出て買い物に戻る。六安堂と漢林蔘薬行というお店でパイナップル、イチゴ、マンゴー、そしてお店特製ののど飴も購入した。
 主目的を果たせて一安心だが、しかし、やはりお茶は手に入らなかった。このあと大本命のお店に行くのでそこですべて買えばいいのだが、そこは老舗だけあってお値段もそれなりにしてしまう。気軽に飲めてちゃんと美味しいというレベルのものを事前にある程度揃えておきたかったのである。
 どうやら事のついでに買おうとすると無理らしいというがわかってきたので、専業店へ向かうことにした。そこでメインストリートから少し外れたところにある茶樂樓というお店へ足を運んだ。
 店内はなぜかほうじ茶の香りで満ち満ちていて一瞬ギョッとしたが別に店を間違えたわけではなかった。
 ここは店主が日本人なので試飲をさせていただきながらざっくばらんに色んなお話を聞くことが出来た。
 お茶を扱う店が減っていることについては店主の方曰く「日本人観光客が来ないからね。お土産にお茶を買うのは日本人くらいだから。西洋の人は烏龍茶飲まないし」ということらしい。
 なるほど、ゆえにこの店でも台湾人向けに仕入れたと思しき宇治小山園のお茶が棚ひとつを埋めているし、店内には烏龍茶ではなくほうじ茶の香りが漂っていたわけである。
 我々は台湾をこよなく愛するがゆえに無理に無理を重ねてシーズン外に訪れたものの、これは到底一般的な旅行形態にはなりえない。台湾ドルがもう少し安くなり、その上で航空運賃も今少し下がらないとかつての様に大量の日本人観光客が戻って来るとは思えない。それについては台湾側、もしくは日本側が努力してもどうにもならない面があるので世界情勢が好転するのを祈るばかりである。
 あまり明るくない話題が尽きたところで購入したお茶を抱えて店を出る。
 このあとは前回大量購入して帰国した台湾ドーナツの店へと向かったが、狭い店の前に羊腸状に形成された行列を見て断念。ざっと数えて30人以上いたのでこれはもうやむを得ない。次回に期待ということにする。
 じゃあ休憩を兼ねて昼食でもという話になり、地下街をぶらぶらと歩いて眺めて食べたいところが見つからなければ台北駅で探そうということになった。
 しかし。まだ若干昼食には早いため、食事が出来そうな店はあまり開いていない。
 道中、ゲーセンがあったり天井から吊り下げられたFateの広告を見かけたり落書きコーナーで雪風と出会ったり。そうそう、ここオタ街だったわと思い出し、漫画専門店『瘋』に立ち寄ってみる。版権取得して翻訳された漫画や日本からそのまま輸入された雑誌などに加えてグッズ類もずらっと取り揃えられているのは記憶そのままの光景だ。
 台湾と日本とではゾーニングが違うため思わぬものにR18指定がかかっていたりするのだが。新刊コーナーに並ぶ『帝都聖杯奇譚』の4巻にシールが貼られているのを見た嫁さんが「ということは2巻を買えば以蔵さんの横にR18表示された公式本が手に入る」などと言いだしたため夫婦そろって捜索開始。
 出版社が分かっているので捜索自体は簡単だったが、残念ながら1巻しか見つからなかったので断念。手ぶらで店を出るのも惜しかったので同人誌即売会のカタログを購入。
 さて今度こそ食事をと思ったものの。地下街の出口案内に『台灣漫画基地』という文字列を見つけて再び寄り道決定。
 目指す店は階段を上がって5分ほど歩いたところにあった。店内には日本の漫画はほぼゼロで、並んでいるのは台湾産のものばかり。なので帝都聖杯奇譚は置いていなかったが、代わりと言っては申し訳ないが『異人茶跡』という台湾茶の黎明期を描いた漫画の、私の手元になかった3~5巻が手に入ったのは僥倖と言うほかない。やはり寄り道はしてみるものだ。



 さて。店を出るといよいよ昼飯を真剣に算段しなければいけない頃合いになってきた。
 地下街へと戻る道すがらにちょうどQスクエアというショッピングモールが目に入り、そこの地下のフードコートで食べていこうという結論に至った。
 嫁さんは『小南門』という台湾料理店、私は『蜀羊』という羊肉料理の店を選択。前者は日本人にも知る人が少なからずいる老舗で私も当初はそこにする予定だったのだが。羊肉料理というのと店名に蜀の字が使われメニューに三國志の武将の名前が入っていることに惹かれての選択。
 基隆の夜市で魯肉飯によく似た羊肉飯というものを食べたことがあり、その味付けを想像していたのだが、食べてびっくりカレー味だった。そうわかって食べれば問題なく味わえるのだが、最初は本当に驚いた。
 さて。腹も満ちたところで買い出しモードに戻る。徒歩で峰圃茶荘というお店へと向かった。
 ここは台北有数の老舗。私の祖父が大戦中日本からフィリピンへの移動中、台湾の基隆港に立ち寄ったそうだが、その際いつ緊急出港するかわからないから遠出禁止だったのにも関わらず抜け出して台北市内まで茶の買い出しに行ったそうで。
 それ、もしかしたらこの峰圃茶荘さんだったかも知れないなぁ、と。ここに来るたびいつも祖父の話を思い出してしまう。
 椅子を勧められ注文票を渡されてまずは内容をチェック。
 元々高級な茶葉を扱うお店なのであるが支払った金額以上のものばかり。味も香りも申し分ない。重量制限ギリギリまで買って帰りたい。しかしいつもと違って手持ち資金との兼ね合いで悩む羽目になる。記憶より値上がりしている上、円安も考慮するとなれば気軽には手を出せない。
 チェックしていくうちにこの店の隠れた名物マイタケチップスが注文票に載っていないことに気が付く。店内を見回しても見当たらず、どうやら扱いをやめてしまったらしい。自家用以外にも友人へのお土産用として考えていただけにいささか困ったことになった。
 いつもより増えた悩みの種と格闘することしばし。試飲をさせていただきながらああだこうだと夫婦間の協議を重ねた結果最高級1箱、高級2箱、ティーバッグ2箱、パイナップルケーキ4箱を注文。紙袋1つで収まる程度の量だが、これでも予算的には精一杯。以前は持ちきれないほど購入し、ホテルの部屋まで配送してもらったことすらあったというのに。
 それでも、これと迪化街の分とを合わせてかなりの重量になったのでいったんホテルに戻って身軽になる。
 今日は既に1万歩以上歩いているのだがまだまだ二人とも元気が残っていたので、続いてはかつての定番買い物先だったスーパーマーケットへと足を向ける。ホテル近くの『全聯』はこじんまりとしていてあまり探し甲斐がなく、もっと大きな店舗を求めてGoogleマップに望みを託す。
 台湾にはかつて『頂好(wellcome)』というチェーン店があったのだがこれも今は名前も経営母体も変わってしまったらしく、名前で検索しても出てこない。なおも検索してみると『家楽福(カルフール)』という店が徒歩圏内にあった。
 美食で知られた錦州街をぶらぶら歩いて到着。
 地下への階段を降りるとまさに思い描いていた台湾のスーパーマーケットの姿がそこにはあった。「頂好と似てるなぁ」なんて話していたのだが、後で調べてみたらどうやら頂好をカルフールが買収したらしい。そりゃ似ているわけだ。
 しかし、売り場の配置は似ていても売り物まで同じというわけではなく。かつて台湾のスーパーならどこでも見かけたバラマキ土産好適品が見つからない。
 ああ、こんなところにも影響が出ている。うろうろと探し回った挙句どうにかこうにか箱菓子を見つけたがこれが個包装されていなかったため配布の際には往生した。
 あとは友人へのお土産として蜂蜜を購入し、それ以外にもホテルで飲食する用のおやつ菓子や自家用土産としてお安い烏龍茶ティーバッグを購入し、店を出る。
 と、いいだけ買い物をしたはずなのだがカルフールでも見つからなかったものがいくつかある。まず台湾製ヘチマ成分の入った洗顔フォーム。あと、せっかくホテルの部屋にバスタブがあるのだから使い切りタイプの入浴剤も欲しい。
 そんなわけでお次はドラッグストアを目指すわけだが。とりあえず入浴剤については台湾マツキヨや日薬本舗に行けば確実にあるだろうが、それらの店は当然日本からの輸入品しかない。だったら日本から持ち込めばよかったじゃないかという話になってしまう。せっかくなので入浴剤も台湾オリジナルのものが欲しい。
 という理由から『屈臣氏(ワトソンズ)』というドラッグストアへ。
 目当ての台湾オリジナルの入浴剤、確かにあったがよりにもよって吉野櫻と言う名前で「東京の吉野櫻の成分を使用しています」と書いてあってもう降参するしかなかった。
 なおヘチマの洗顔フォームは置いていなかった。4年前に来た時もドラッグストアにはなかったので『光南大批發』というディスカウントチェーンの店で見つけたのを思い出し、明日余裕があれば行ってみるかという話になった。
 以前ならばこの日のうちに自分一人ででも買いに行っていたところだが、アラフィフになった今では流石に洗顔フォーム1つのためにそこまでやる気力がなかった。
 再び大荷物を抱えてホテルに戻り、スーツケースを開けて整理を進める。2人いるというのはありがたいもので、結構な大荷物だったはずがあっさりとしまい込まれていく。
 おかげで想定より早く終わってしまい、時計を見ても夕食にはまだ少し早い頃合い。
 温泉がいいかマッサージを受けようかという提案を出し合っていくうち、ふっと思いついた。『帝都聖杯奇譚』の2巻、置いてそうな店に心あたりがあるぞ、と。
 アニメイトととらのあなである。そう。台北には両方存在しているのだ。しかもありがたいことに両店は隣同士とまでではないが、ほど近い場所にあってハシゴするのも苦にならない。
 問題はホテルから両店のある西門エリアまで地下鉄で行こうとすると乗り換えがちょいとばかり面倒である。しかし夕方の混雑する時間帯にタクシーを使うのもなぁと思い、ふと台北公車隊というアプリでルートを調べてみたところホテル最寄りの行天宮バス停から目的エリアの近くまで行くバス路線があった。
 台湾は公共交通の安い国なので初乗り15元(=75円)と今のレートでも一切の気兼ねなく乗れる。じゃあこれで行ってみるかと軽い気持ちでチャレンジしてみたところ。
 バスは台北市内の渋滞を縫うように走るためか急発進急停車を繰り返して走る。また、舗装が痛んだ部分を通過するたびプラスチックの硬い椅子を通じて振動が骨身に響く。酔うところまではいかなかったが、なるほど嫁さんが気乗りしない顔をしていたわけだ。
 地下鉄よりも早く安く、そしてタクシーと比べてもさして遜色ない時間で到着できたとは言えこれでは気軽に使えない。
 ダメージを回復させつつ歩を進めればバス停からとらのあなへは5分とかからずに到着。店はビルの2階にあるので受付のおっちゃんたちに軽くジェスチャーをしてから階段を上がる。





 自動ドアを開けて店内に入れば正面にいきなりFateの同人誌が面出しで並んでいる。これは間違いなくとらのあなである。しかも同人誌がオール日本語なので一見するとここがどこだかわからなくなりそうだった。
 何を見ても興味深い光景なので可能であれば店内の様子を撮影したいところだったが当然ダメなのでそこかしこを記憶に焼き付けながら商業誌コーナーへ。
 台湾角川エリアはすぐに見つかり1巻と4巻はあったが2巻3巻はなかった。土佐組人気だな、などと内心ボヤきつつもせっかく来たのだから日本直輸入同人誌や台湾オリジナルの同人誌を見てまわり、せっかくなので暖簾の向こうの18禁コーナーまで覗かせてもらった。一言で言うとすれば「見覚えのあるやつが大変多かったです」というところだろうか。
 見覚えのない台湾オリジナルの同人誌には一次創作も二次創作もあったがBL率が高くてちょっと手が出せなかった。異人茶跡との最初の出会いが同人版だったことを思うと深く分け入って探索してみたくもあったが、当初の目的を果たせていないのでオリジナルのステッカーだけ買って撤退。



 次回の渡台時にはこれをスーツケースに貼る予定にしている。今からその日が楽しみでならない。
 さて、続いてはアニメイトであるがここはらしんばんと店舗が一体になっていてその分混雑も激しい。



地下に広がる奥行きのある店内は書籍もグッズも充実している上に撮影コーナーらしきものまであり、若者がひしめいていた。その人波をかきわけるように進んで台湾角川エリアに『帝都聖杯奇譚』が無いことを確認するとすぐにも撤退せざるを得ないほどだった。
 結局らしんばんエリアには足を踏み入れることすら出来なかった。どうもこの日は台北市内でゲーム関係のイベントが行われていたようで、この賑わいはどうやらその影響によるものらしいがいやはや景気のいいことだ。台北地下街のひっそり具合とは雲泥の差である。
 まぁ、成果には乏しかったがいい時間つぶしにはなった。エネルギーを消費したので食欲も増進されている。というわけで本日のディナー、台北最後の夜は台北駅2階のフードコートでいただく。
 豊富な選択肢にも迷うことなく台南擔仔麺を選択。台湾旅行の際には必ず1度はここで食べている。今回もその吉例を守ることができて何よりだ。
 ただ、この店名には申し訳ないことに擔仔麺を頼んだことはない。いつもいただくのは虱目魚(サバヒー)という白身魚の蒸し物定食である。
 虱目魚は白身だがしっかりとした旨味があり、独特の風味もあって台湾に来ると必ず食べている好物だ。臭みというかクセがあるので針生姜とわさび醤油でいただくのだが、一口食べるだけで白飯が進む進む。
 あっという間に平らげてしまい、嫁さんが食べ終わるのを待ちながら幸せな余韻に浸った。

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台湾旅行記2024 前日&初日編

私は帰ってきた!アナベル・ガトーよりも長い4年のブランクを耐えて忍んでようやく今、台湾桃園空港に降り立つことが出来たのだ!と、飛行機が着陸した瞬間心の奥底で絶叫していた。

 思い返せばようやく渡航できるようになった昨年の夏は費用が恐ろしく高くてどうにもならなかった。その後、少しずつ少しずつ値段が落ち着いてきたものの。まだ高いまだ高いと言っているうちに短い秋も終わってしまった。
 そうするうちにどうにかこうにか予算内のものを見つけて予約をかけた。そのために有給休暇を2日も取らねばならなかったが、安い代償である。

 ただし、久々なので色々と忘れてしまっている。そのため準備からして色々と手間取ってしまった。
 ようやく前日を迎えて、さて荷造りをしようかとスーツケースを引っ張り出したら聞きなれぬ異音がした。ひっくり返して見ると車輪部分のプラスチックが劣化してボロボロになっていて脳内が一瞬真っ白になった。
 え?これで台湾行けるんか?と困惑している暇もなく。嫁さんともども検証してみた結果「無理」ということになり。急ぎ近所でスーツケースを売っている店を検索すると、かつて取り扱いのあったところはいずれも無くなっており。それなりに離れたイオンまで行かないと買えないぞ、ということが判明した。「どうせ行きはそんなに荷物ないんだし、いっそ明日関空で買うか?」と思ってみたがどうやら関空にも無さそうだとなって急ぎ車を出した。
 前日であったのが不幸中の幸い、なんとか入手することは出来たが手痛い緊急出費だった。
 思わぬアクシデントを無事に切り抜けての出発当日。寝坊することも致命的な渋滞に出くわすこともなく我が愛車は無事関西国際空港第一駐車場へと到着した。
 色々と事前情報が耳に入っていたのでとっととチェックインを済ませようと思ったが、まだカウンターが開いていない。
 仕方ないので時間つぶしがてら一旦休憩しようと思ったが国際線用の4階には喫茶店も何もなく。やむなく2階まで降りていく。
 ぐるっと回ってみてもあまり気乗りがしなかったので交代で荷物番をしつつトイレに行き、自販機でホットコーヒーでも買って飲もうかとしてハタと気づいた。
 スマホが見当たらない。さっきまで手にしていたというのに。ウェストポーチにもズボンやコートのポケットにも見当たらない。旅程表もEチケットも全てスマホの中なので見つからなければ最悪飛行機に乗れない。顔面蒼白になりながら移動経路を全て辿りなおしたりもしたがやはり落ちてはおらず。もしやと思ってスポーツバッグの中身を全て取り出してみたところ、奥底からようやく発見できた。勿論そんなところに入れた記憶など微塵もないのだが、あった以上些細なことはどうでもいい。
 しかし、我が事ながら先が思いやられる。まぁ、おかげで1円も使わずいい時間つぶしになったのも確かなのだが。
 時計を見れば受付時間を過ぎていたので今回搭乗する中華航空のカウンターへと向かう。手続き開始したばかりだというのに既に長蛇の列が出来上がっている。やれやれと思いつつその最後尾につこうとすると係員から「オンラインチェックインはお済みですか?」と訊かれた。まだですと答えるとそういう人間向け窓口の列へと誘導される。
 これがひとつだけなので進みが悪い。おかげで待っている間何度も不安に駆られて荷物の再確認を繰り返す羽目になった。
 逆に保安検査場は事前に聞いていた噂の様な行列もなくあっさりと抜けられた。
 出国審査は大昔に指紋登録してあるのでこれも待機ゼロ人の自動ゲートをするっと抜ける。
 ホッとしたのも束の間、その先の動線が変わっていて大いに戸惑うこととなる。かつてとは違い免税店の前を抜けないと辿り着けなくなっており、頑張って人混みをくぐり抜けて搭乗口を目指す。ゲームならクソ設計もいいところだが現実問題空港の収益向上という視点からすると間違っているとも言い難い。
 ここまでのアクシデントですっかり体力気力を削られてしまったが、搭乗口近辺に空いた椅子を見つけて確保すればもう大丈夫。さて、あとは搭乗までの時間をどうつぶすかだが、当然格安チケットなのでラウンジなどは使えない。とりあえず飲み物を買おうと思ったところコンビニが見当たらないし自販機も見つけられなかった。とりあえず日本食レストランのようなところで持ち帰り用として販売していたペットボトル飲料だけは仕入れられた。
 これは食前薬を飲むために買ったはずなのだが、喉の渇きに耐えかねてうっかり飲み切ってしまった。もう1本買おうにも300円という空港価格なので気が乗らない。何しろ諸々の費用で財布がすっかり薄っぺらくなっており減らせる支出は少しでも減らしていきたい。という事情から食前薬を機内で食後に飲む羽目になった。本当にグダグダである。
 搭乗開始時間となり、機内へと吸い込まれていくと記憶よりも設備がグッと新しくなっていた上に座席間隔も広くて非常に快適だった。今回乗る機体をずっとエアバスA330だと思っていたのが実際はボーイング777 300ERで、新しい機体の分サービス向上しているんだろうなどと話しているうちに機体の扉が閉じられて離陸準備が始まる。
 うっかりと先日知ってしまった不吉な替え歌が脳裏をよぎったりしながらも無事離陸して一路台湾桃園空港へのフライトが始まった。
 飛行姿勢が安定するとまず機内食タイムである。メニューはまさかのカレーライス。中華航空のイメージからは完全に想定外だったが、ちゃんと美味かったので何の文句もない。流石医食同源を掲げる会社である。
 食後はいつもならパソコンを取り出して文章打つなどするのだが、今日は久々であるしアクシデントで心身ともに疲弊しているしで流石に休養を優先して寝に入った。
 それまでの疲労もあってか着陸態勢に入るとのアナウンスが入るまでガッツリと寝ていた。特筆すべきこともなく無事着陸し、無事台湾の土を踏むことが出来た。内心密かに打ち震えていたのは前述のとおりである。 
 荷物のピックアップが終わったので通例どおり地下1階のフードコートで休憩。
 今までであれば併設されているセブンイレブンにてペットボトル飲料や細々したおやつ類、そして我が家のフェイバリットペーパーであるアップルデイリー紙を購入するところなのだが、セブンイレブンが移転してしまってそれが出来ない。なおアップルデイリー紙は残念ながら2021年に廃刊となってしまっているのでたとえセブンイレブンが移転していなくても購入はできなかったのだが。
 台湾のICカード悠遊カードは2年間使用が無かったらリセットされる仕様だったはずだが確認してみるときっちり残っていた。ありがたくそのまま使用させてもらうことにして、空港地下鉄で台北駅へと出発した。
 地下鉄と言いながら地下なのは空港と台北駅周辺のみなので40分の車中、本来であれば車窓を眺められるところ、生憎と雨天のためあまり見るべき車窓もなく。ただただ時間が過ぎるのを待つだけという鉄道好きの看板を取り上げられかねない過ごし方をしてしまった。
 良くも悪くも何事もないまま定刻どおり、台北駅に到着。
 ホームを上がって改札を抜けた先にはタクシー乗り場があるので行ってみると、一台も停まっていない。その分人の列が出来上がっている。まぁ、数組程度なので待つかという結論になり。しかし待てども待てどもタクシーが来ない。やっと来たと思ったらおなじみの黄色い車体ではなく一見して一般車両としか思えないものばかり。しかし、係員のおばちゃんがテキパキとさばいてお客を乗せていく。
 ウーバータクシー的なシステムっぽいぞと思って待つうち、我々の番が回ってきた。見慣れた黄色い方だった。
 雨でどこもかしこも渋滞している台北市内の道を猛然とかっ飛ばしてくれて、無事メトロホテルに到着。
 「お待ちしてました」となかなか流ちょうな日本語で話しかけられた上、我々の名前までしっかり呼ばれたのでどうやら本日の予約組ラストらしい。空港での休憩やらタクシー待ちやらでだいぶ時間を食ってしまったのでさもありなんと言ったところか。
 カードキーを渡されて入った部屋は値段から想像していたのよりも余程上等な部屋だった。一番ありがたかったのは行程表にはバスタブなしと書かれていたのにしっかりあったことだ。
 休憩して動けるようになったのでまずは腹ごしらえ。
 何しろ私は4年ぶり、妻は5年ぶりである。当然のこと、あれこれと行きたい店は思いつくが、時間も胃袋も有限。短いシンキングタイムの後に2人で出した結論は幸いにして同じだった。
 いざ、思い出多き饒河街夜市へと足を向ける。
 最寄りであるMRT中和新蘆線の行天宮駅へはホテルから歩いて5分程度。そこから一駅先の松江南京駅で松山新店線に乗り換え、終点の松山駅で下車。
 ここは台湾なので松山と書いても「まつやま」ではなく「ソンシャン」なのだが、字が同じという縁で愛媛県のほうの松山から坊ちゃんカラクリ時計のレプリカが寄贈されたりしている。こういうノリの良さが日本と台湾の友好関係を強固なものにしていると私などは思うのである。
 小雨のパラつく中ではあったが、帽子をかぶればしのげる程度だったので気にせず進む。
 夜市の象徴とも言うべき巨大な松山慈祐宮は健在だし名物胡椒餅屋も大行列だったが、夜市全体で見ると店数が減少していて台北においてもコロナの爪痕がいかに深いものであったかを思い知らされた。
 楽しみにしていた四神湯という漢方スープを出す店も、私が大好きなサバヒーという魚を多彩な調理方法で食べさせてくれる海鮮料理店も無くなっていてすっかり肩透かしと言うほかはない。
 これならばいっそこのまま宿に戻って台湾オリジナルのコンビニ弁当で夕飯にしようかとすら思ったが。
 夜市を抜けた先に鵝肉の看板を見つけた。鵝肉、すなわちアヒル料理の店である。これまで専門店で食べたことがなく、ちょうどいいということでこの店に決まった。
 狭い店内だが幸いにも空席はあった。なかったのは材料のほうで、せっかくなのでガッツリ食べてやろうと思ったのにメインとなる肉の部分は売り切れ。
 やむなく内臓のスープと脚を白飯と一緒に注文。しかし、やむなく頼んだこの脚がどうにも美味かった。おそらく塩だけの味付けだと思われるが、加減が絶妙で食べても食べても飽きが来ない。惜しむらくは可食部分が少ないことくらいで、歯を傷めないように慎重になりながらも次々と骨にしていく。
 スープもたっぷりの針生姜がいい仕事をしていて内臓独特の臭みが一切なく、箸もレンゲも勢いが止まらない。あっさりした味つけなのだが、これに味変用の調味料をつけるとご飯がどんどん進む。
 嫁さんは飯を頼まずビーフン入りスープにしていたが、これも大変良かったようで、夫婦揃って美味いと発するだけの機械になったかのように夢中で食べた。
「明日も来たいくらいだな」という言葉が冗談に聞こえないくらいには美味かった。
 ホテルへの帰途、コンビニで買い物をし、懐かしい飲料や食品との再会を果たす。ペットボトルの烏龍茶各種は本場なので当然としても、豆乳や飲むヨーグルトも台湾の物のほうが私好みであり、渡航できない間もどうにかして入手できないものかと苦心惨憺していたがここでようやく口にすることが出来た。
 思い出は時の流れによって美化されがちなものだが、ホテルで味わった豆乳は記憶にたがわぬ飾りっ気のない美味さだった。

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ここだけの話 第101話 続・おてての話 感想

※標題のお話はこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。

・貴重なデコ出しさわちゃん先輩。
・「俺も俺も」「よかろう」そして青年もデコ出しに。あと、ここのよかろうがとても好きです。声色作ってても作ってなくてもかわいい。
・「先輩は俺の手が好きって言うけど」「俺も先輩の手好きなんだよね」「小さくて柔らかくてすべすべで」「じんわりあったかくてなんかが染み渡る感じ」青年もなんか傍受してる模様。
・「染み渡ってるのは化粧水だよ」「そうじゃなくて〜」そうだけどそうじゃないやつ。
・しあげ!しあげ!そら「かわいくてずるい」って顔にもなりますわな。
・「こういう日々の努力でこのもちもちはできてるんだなあ‥‥」もちもちは1日にしてならず。
・「私これでもそうたくんより年上なので老けるのも早いしさ」見た目だとそうは思えないわけですが。というか青年のほうが老けるの早い気がしてます。
・「とかいってふたつちがうだけじゃんおおげさな」お、年齢差の明言が来ましたね。そっかぁ。2歳差かあ。これまた絶妙な。
・青年の乱暴な愛で方。青年だけに許される‥‥えーと、許されてますよね?
・「なにを!なまいきだな!お肌の曲がり角はすぐやってくるんだぞ!気づいたら曲がってるぞ!今にみてろ!」言い回しが面白すぎる。そして、それまでちゃんと一緒にいて傍で見ててねっていうひん曲がった甘え方。
・「せめてきれいに年を取れるようがんばるので」「私がしわしわになっちゃっても」「ちゃんといっしょにいてね」お前100まで儂99まで。共に白髪の生えるまで。
・「先輩はかわいいおばちゃんとか」「かわいいおばあちゃんになりそう」それはほぼほぼ確定してると思います。孫からめっちゃ慕われるタイプかな?
・「今からたのしみ」将来の楽しみは多いほうがいいですね。ええ。青年の生え際とかも密かに楽しみにしております。

 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 第100話 おてての話 感想

※標題のお話はこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。


・100話到達おめでとうございます。これからもどうか少しでも長く多く楽しませていただけますように願ってやみません。
・触ってよし、撫でさせてよし、噛んでよし(未遂)。さわちゃん先輩お気に入り、青年のおてて。
・「さっきからなにしてんスか」「大丈夫 お構いなく」「いや構うよ 気になるじゃん」残念ながらこれは青年が正論。
・「そうたくんのおててが好きなので」「そうたくんのおててと遊んでいるのです」幼女かな?
・「舐めたりかじったり散々善がったりしてましたもんね」根っこのところでデリカシーのない青年。変わってなくて苦笑するやらホッとするやら。
・「いてて 事実じゃん」反省するどころかダメの重ねがけするような奴はもっと殴られろ。
・「そういうきもちぃもないことはないけど」「このおててにさわったりさわられたりすると」「いっぱいきもちよくて安心するんだ」やっと辿り着いた安住の地、ですからね。
・「なんか変なエネルギーでも出てるのかな」「さわちゃんだいすきだよの波動?」「なにそれ」出ていても何の不思議もありませんが多分それを受信できるのはこの世にひとり。
・「勝手に通信傍受しないでもらえます?」敢えなく没収の憂き目に。プロポーズまでしてなおイケズだな。
・「もっと傍受するっ」「だめでーす」まぁ、結局はこうしてイチャイチャに行き着くわけですが。そのうち触れていなくても受信できたり、それこそ近くにいなくても何かがわかったりするようになるでしょうけども、それじゃ物足りないしつまらないのが人情というもの。遠慮なくガシガシと傍受していただきたいものです。

 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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Mixa Animation Diary Plusさよなら絶望先生 夜の部 感想(ネタバレあり)

さぁ、昼の部だけでもう全力使い果たしてグッタリですが感想書いていきます。

オープニング

・ちゃんとメンバー同じです。しれっと別の人になってたらどうしようかと思ってましたが。
・夜の部は久米田先生が初手からご登壇。ありがたい。
・久米田先生「ラジオすごいなって思いました」まぁ、ほぼほぼラジオでしたね。
・「読んでなくても手上げろ」神谷さんの良い声での脅迫。実に絶望的でいいですな。
・「なんでそんな質問するんですか?」「置物でいいって言われたんですけど」神谷さん以外が言っていた場合は多分ノーカン扱い。
・久米田先生の変化点が「老いた」「色々どうでもよくなった」なのがわかりみしかない。
・「あの時期タレントが不足していた」「ジャニーズ枠で呼ばれたのかな」「ピリピリしててそういう冗談言えなかった」久米田先生絶好調だ。
・「35巻まで続けてればよかった」大事なことなので二度言及されてました。
・「よく覚えてますね」「今日その話をしにきたんですから」なんでこんなに息ぴったりなんですか。
・「覚えてたら恥ずかしくて出てこれない」「現役の頃だったら」「現役だよ!」野中さんの不意打ちはいつもいつも強烈。
・「思い出したら帰りたくなる」で、ほんとに久米田先生帰ると思わないじゃないですか。相変わらずリスナーへの奇襲が上手なラジオだ。

アニメ一期十二話視聴

・「コメントしにくいなこの話」コメントしやすい話あったかなぁ。
・やっぱり後藤沙緒里さんの声って素敵だなぁ。ええ、もちろん私さおりんのラジオ『いろはにほへと』も熱心に聴いておりましたとも。詳細は拙ブログをご参照ください。
・「夜の部はコメントしにくい」これ、久米田先生にも一緒にコメントしてほしかったなぁ。
・「あたしなんかが主役だからこの作品ちっとも人気出ないのよ!」「え?」『え?』神谷さんがアニメと生音で同時に発声。見事なシンクロ。
・加害妄想交差点っていう発想がもう脱帽ものなんだがそれをアニメでさらに暴走させてるからなぁ。
・「すげーな今見ても」むしろ今見ると余計に凄さを痛感する。今だと絶対無理なネタ多数。
・なんでモブに中村悠一を!って同時から言われてたなぁ。
・サッカー日本代表ネタもかなりガッツリと。
・主演声優から「なんだこれ」と言われるアニメ。当時と何にも変わんないなぁ。
・「すげー話見たなぁ」ですね。
・また尾石さんで盛り上がるのですねわかります。
・12話と11話が入れ替わった事件の元凶は尾石さんだった模様。
・11話のラストは暴れチンチン電車でしたっけ。杉田さんの大好きなネタ。
・シャフト一座の大興行っていうのは流石構成Tこと田原さん。
・「どうかしてるぱにぽにだっしゅ!」ほんとにどうかしてるって言葉は便利なもんですが、他に言いようがないんですよね、ええ。
・豆知識ですがぱにぽにだっしゅ!の原作者氷川へきる先生はコミケで看板持ちをした功績により絶望レジー賞を受賞されております。

アニメ第1期エンディング視聴

・「これめちゃくちゃ好き」私もです。今でも聴いてます。エロスとタナトスの入り乱れる歌唱と楽曲は原作の世界観と見事に一致していましたね。
・「2人が一言も発していない」「見入っちゃいました」無理もない。
・只野さんから野中さんへのディズニーチケット移転騒動が面白すぎる。
・「ちゃんとした人なんですよ」って言った直後に否定する神谷さんの話法が好きです。
・リキッドルームでの伝説のライブのお話はたくさん読んだり聴いたりしたはずなんですが、すみません情報が発掘できません。
・小林ゆうさんはすげえなぁ。もうそれ以外どう評価していいのか皆目見当がつきません。

さよなら絶望放送振り返り

・さのすけ、客席にもいるのか。流石SZBHリスナー。なお数え方は『匹』。
・「良子ちゃんが大切に持ってくれていたんですよ」カビさせていた模様。
・「事務所のマネージャーから連絡が来て『さのすけなるものをお持ちください』」「事務所が変わったのでマネージャーさんがこれの存在を知らない」説明がすげーめんどくさいだろうなぁ。限りなくイエローな存在なので。
・カビって取れるんだなぁ。
・テセウスの船状態のさのすけ。
・神谷さんの横に置かれても喋らないさのすけ。もうCV神谷さんのさのすけは見られないのか。
・「久米田先生『宗教かサバトかだと思った』って」「ほとんどアニメのこと振り返ってない」「ラジオのイベント」残念ながら否定材料が一つもない。

第205回「ウザイの騎士」

オープニングコント

・「面白いですよね、サンデーで連載してるアレ」シブヤニアファミリー、現在2巻まで発売中です!
・「これはあるかも知れませんよね、アニメ化!」「この原作者が案外アニメ化率が高い」弟子に先を越された割にはアニメ化率が高い久米田先生。
・「1人の漫画家で4回のアニメ化は多いかも知れませんね」「ヒットしたかどうかはともかく」絶望先生、かってに改蔵、じょしらく、かくしごとの4作ですが、この中で1番の長打は絶望先生でしょうね。
・「先生の中の人はちゃっかり出演するんでしょう!かくしごとの時みたいに!」「ちゃっかりってオーディション受けたんですよ」シャフト版の動画見て以来、もう神谷さん以外想像できなくなっていたので助かりました。
・「オーディションにすら呼ばれなかった」わははははははは。ひでえ。
・まぁ、めぐろ川たんていじむしょのメンバーがどう見ても絶望少女達なのでアニメ化において期待したのは私もです。でもまぁ……ねぇ。うん。
・あ、ナーミンだ。ナーミンがおる。
・うざキャラが絶望放送由来というのは原作、アニメ、ラジオでネタの拾いあい合戦をした結果の産物ですな。
・「お後がよろしいようで」綺麗にオチました。

オープニングトーク

・「神谷さんしかタイムチェックしてない」いいのかそれは。
・昼がうまく行った分夜余計やりたくない心理、痛みを覚えるほど良くわかります。
・「さよなら絶望放送と言えばツワモノのリスナーがたくさんいるちょっとアレな番組」神谷さんちょっとですか?
・「蛇足以外の何者でもない」かってに改蔵で『大蛇足』ってのがありましてな。

今週の標語

・「おそらく15年前の絶望を見てきた者たちだ。面構えが違う」見事なまでの老兵揃い。

講談社公認 神谷浩史新谷良子の仮面タニメンジャー

・イベント帰りに出会って意気投合してそこから結婚に至るのはすげーなぁ。
・「そんなことある!?」「どうやってしゃべりかけんの?」「どうやって恋愛関係になるの?」わ、私当時既に既婚者だったので‥‥(震え声)
・「良子ちゃんはそういうの教える側にいなきゃダメなんです」つうこんのいちげき。
・さのすけがしゃべった!久しぶりに聴けた!嬉しい。
・ナゾレンさん昼夜連続採用おめでとうございます。
・さのすけを探せ!コーナーに2022年の漫画の報告が来るのは筆舌に尽くし難い衝撃。
・「取っといてよかったマジで!」何事も無駄にはならぬものです。
・絶望先生4期の可能性があるならそらもう嬉しいですが。
・「アフレコ終わったんですか?」「何も」爆笑。
・「傷物語は総集編なんで大丈夫だと思います」ぶっちゃけた!
・新房監督が乗り気ならワンチャンどころじゃなく希望が持てそうですね。

ジングル

・新谷さん、まだナーミンできるのすげえなぁ。流石プロだ。

絶望した!〇〇に絶望した!

・「絶望した!朝起きてリップを塗ろうとしたらスティックのりを塗りたくっていたことに絶望した!」「そんなことあります?」なさそうなことが起きるのが絶望リスナー。
・「絶望ネーム:靴下の中は空っぽさん」「彼氏からのクリスマスプレゼントが3足セットで千円の靴下だったことに絶望した!靴下の中に指輪が入ってるみたいなサプライズ期待しちゃったなぁ!」クリスマスディナーをパン屋で済まそうとした人と彼氏としてどっちがマシなんだろう。
・「絶望ネームがオチになってる人」沢山いたなぁ。一番覚えてるのは『まだする』さん。
・「絶望した!20歳の女子大生の姪が絶望放送のことを神谷さんが下積み時代にやらされていた黒歴史ラジオって思っていて絶望した!」「神谷さんの黒歴史は滑り台ちゅるりんだけですから!」覚えてるぞ!きっこおねーちゃんの命名だったやつ!
・え?きっこさん今でも呼んでるんですか?さすが!
・神谷さん「僕に黒歴史はないですからね!」発言。おっぱいマーチとかぴろし17歳とかヒロシ・ジャクソンも黒歴史じゃないんですねわかります。それでこそアジアナンバーワン声優。

ポジティブですよね〜

・木綿豆腐を否定してかかるメインパーソナリティのお2人。
・木綿豆腐みたいな人っていう評価を「崩れにくいしっかりした印象」「親しみやすい」って持っていく野中さんはなるべくして可符香になったんだなぁ。
・お弁当に蓋を乗せる仕事って刺身にたんぽぽ乗せる的なやつ?
・「22歳にして生え際が後退してきています」なんでさっきから髪ネタばっかりなんだよ!構成Tこと田原さんの差金ですかね。
・「私は前進するよりいいと思うんです」ってどんな発想だよ!野中さんの魔法が炸裂してますなぁ。
・前進する前髪は確かに怖いですけどね。

ポジティブですね

・似ているけど別コーナー。「紹介するだけなので気が楽です」いや、そうだったかな?
・フリーのメリットは無限の可能性。なお。
・「どういうつもりで拍手してんの?」ついに観客に疑問を投げかけ始めるパーソナリティ。
・「イマジナリーフレンドがいるならイマジナリーガールフレンドがいてもいいと思います」「イマジナリーじゃないのを作れ」ド正論。

ジングル

・「にょーんつって!」久々にさのすけのにょーんつってが聴けた!嬉しい!ありがとうございます!これで次のイベントまで生きていけます!

存在感が臼井くん

・卒業文集に載せた作文のタイトルが骨折なのはアレですかね。在学中の思い出を書いたんですかね。
・壁扱いかぁ。ブルペンキャッチャーかな?
・荻萩問題はややこしいです。ええ(ロッテファン並感)。

エンディング

・「人生も放送もおしまいです」夜の部なので本当におしまいです。
・神谷さんが野中さんを評して「浮世離れした声」「なかなかいないよ」と。オンリーワンは役者の武器。
・「楽しかった」「朝起きた時いやだったけど」正直な新谷さん
・神谷さん「地下の薄気味悪いところに閉じ込められて見ているライブビューイングの皆さん」カイジかな?
・斉藤千和さんは「めちゃくちゃやり始めた」というよりも「できる?」って挑発されて「できらあ!」ってなっちゃったイメージですな。

お別れの一言

・「おめでとう、絶望の原石たちよ」原石が今回沢山おられたようで。めでたいことです。これでまだまだ戦えますね。老兵は後ろで腕組みでもしておきます。

アフタートーク

・「本編無事に終わりまして」ええ、本当に無事に終わってよかったです。
・「構成T佐藤Dフォローしてください」「ネタないんで」マーガリン佐藤とマヨネーズ田原復活を一瞬だけ期待してしまいました。
・神谷さんの貴重なおばちゃんモード。
・1000から1400まで当日で伸びるのはすごいけどやっぱり広報に問題があったのでは‥‥。
・水島大宙さんの生存確認のためにイベントやるのか。斬新。
・今回のイベントはアニメ第1期限定ということで、次回俗のイベントをぜひお願いします。クラファンあれば参加させていただきたいです。


 以上となります。青春が一瞬だけ帰ってきたような、幸せな時間でした。このイベント実現のためにご尽力くださった全ての皆様に衷心より感謝の念を捧げます。

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Mixa Animation Diary Plusさよなら絶望先生 昼の部 感想(ネタバレあり)

というわけで久々に。ああ、長生きはするものです。

オープニング

・「さよなら絶望先生のイベントが始まるわけですが」どうしたってSZBHだと思ってしまいますが原作のイベントです。
・「ハッシュタグはさよなら絶望先生でお願いします」はーい。まぁ、#SZBHもつけますけど。
・神谷さん、野中さん、新谷さんがご登場。
・「皆さんいらっしゃるんですね」新谷さんの普通の感想だ!
・13年ぶりのイベントかぁ
・野中さん「当時聴いてた方」だとラジオになっちゃいますが。

アニメ1期1話Aパート視聴

・今から初めて絶望先生のアニメを見る人も来てるのか。どういう客層?神谷さんのファン?
・「死んだらどーする!」迷言かつ名言だよなぁ。未遂の達人糸色望。
・隣に誰も座らない問題、漸く解明されるのか‥‥え?なんとなくだったの?
・「良子ちゃんはしょうがないよ、人見知りだし」長年のラジオで苦労した戦友だから理解度が深い。
・そう!この時点で教室にみんないるんです。後に出てくるキャラもきっちりと。不登校のはずの奈美も。
・みんなのトラウマ、トロイメライ。
・「この頃のシャフトはすげーな!」「あんなどうでもいいところで笑わせる」「久米田先生は忸怩たる思い」そして後々始まってしまった報復合戦。
・弊社後藤さんも久しぶりだなぁ。
・貴重な神谷さんのチェック済み台本。
・チャック亀山さん(風評被害)のモノマネだ!ありがてぇ!
・新谷さんは千里受けてたのか。想像がつかない。
・野中さんはマ太郎受けてたのかぁ。こっちはなんとなく想像できる。
・久米田先生テレビに出てたなぁ。あれには「どういう料簡だ!」と新谷さんもお怒り。

アニメ1期オープニング視聴

・人として軸がぶれているは斬新斬新また斬新でしたなぁ。
・当時アシスタントだった前田さんと原作者の久米田先生が実写で登場するという非常にどうかしているオープニングアニメでしたなぁ。
・今聴いても古びない曲と歌唱、今見てもわけがわからないアニメーション。
・4年待つってデラーズフリートよりも待ってるんだよなぁ神谷さん。
・NASRASAKIさんも懐かしいなぁ。
・神谷さんが「歌とかちょっと」なのはそれこそ絶望放送で聴いた気がするなぁ。呼ばれて行ったらレコード会社の偉い人がいて、もう逃げられないと思ったって。

さよなら絶望放送振り返り

・さのすけだ!久々に見るさのすけだ!
・さのすけの説明は非常に冗長かつ困難なので割愛します。もしよろしければ拙ブログを斜め読みしてください。
・佐藤D、ミスる。イベントで無理矢理BLドラマをやらされた時以来か。

第204回「ジョニーは炎上に行った」

オープニング

・「炎上するに決まってます!」それだけの火力が残ってるかなぁ。
・「炎上イなのです」「炎上をエンジョイする生き物なのです!」悪名は無名に勝ると思い込んでいる人間に多く見られる症状ですね。
・「今回の主催は講談社ですから」連載も終わって久しいのにようやく公式イベントが。
・「当時は製作委員会から製作費を一円を貰っていなかった同人ラジオ」「DJCDの売り上げで製作費を捻出していた」悲しいことに100%事実なんだよなぁ。
・「絶望した!講談社のラジオなのに作者はもう講談社で連載していないことに絶望した!」今、完全に時が巻き戻りました。2011年8月に。

今週の標語

・「絶望したのか、俺以外のやつと」投稿者が放送当時小2という衝撃。

講談社公認 神谷浩史新谷良子の仮面タニメンジャー

・チャック亀山ネタは風評被害です。‥開いていますって言っちゃったよ神谷さん。
・「絶望放送の話をしていたら一緒にアニメイトに行ってくれる友達はいなくなりましたが社会科の先生と仲良くなりました」番組にふさわしい重いメールだ。
・「社会派のラジオでしたもんね」「違いました?」斜怪派かな?
・15歳が2人も投稿してきてんのやべーな。
・「神谷さんと会う時どんな顔していいかわからないし」「‥‥笑えばいいと思うよ」今週の標語かな?
・神谷さんこれが仕事始めかぁ。いいなぁ。実に絶望的でこの番組にふさわしい。
・原作30巻の感想だ!
・かってに改蔵の時の大蛇足といい、さよなら絶望先生の30X話といい、これぞ久米田先生。
・「1話から読み返す時の感覚が全然違いました」ですわなぁ。ぜーんぶ伏線になってるので一所懸命に探してしまいましたよ。

絶望した!〇〇に絶望した!

・「若さってのは暴力ですから」納得しかない私は神谷さんのと同じ年の生まれ。
・「アダルトなビデオを見るときは音量を気にかけてください!」イヤホンしようよ。
・「アダルトなビデオを見ないかっていうと見なくはないです」大胆な自白。
・「なんのために見てるんですか?」「見てないです」「嘘なんかい!」私は見てます(隙自語)。
・「絶望した!愛知県民ですと言うと『何にでも味噌かけるんでしょう?』と言われることに絶望した!アイスクリームにもかけますかなにか?」こういうローカルネタも定番でしたなぁ。そういう調味料もありましてな。ええ。

普通って言うなあ!

・神谷さんのおじいちゃんごっこ好き。
・「ちょっとめんどくさい人になってます」そこが魅力。
・「試供品、ポーチがみちみちになるくらいあります。普通って言うなあ!」家帰っても毎回片付けないから溜まるのか、それとも1回でみちみちになるくらいもらってしまうのか。どっちにしても絶望的ですが。
・美容院行く時に予習していくのかぁ。床屋だと気楽なもんです。
・「このコーナーってどうすればいいんでしたっけ?」大体でいいです。
・野沢雅子さんと神谷さんは同じ美容院なのか。結構衝撃な事実。
・「何喋ってるんですか?みなさん」私ゃ寝てます。
・クロワッサン読む神谷さんを見ていたい。
・愛知県民2人目。
・スイカゲームやってる人少ないのはSZBHリスナーっぽいなと思ってしまう。
・「普段ゲームをしない人ほどハマるらしいです」「あたしだ」おお、流石新谷さん。至極の普通。
・「ぷよぷよとかテトリスほど頭使わない」なるほどなるほど。
・「スイカゲームは普通ってこと?」野中さんすげーなぁ。
・「このコーナー手ごたえが何にもない!」それそれ!神谷さんのそういうボヤキが聞きたかった!
・毎日猫禁断症状さんだ!なつかしい!
・呪文詠唱は文字起こしできません。
・「23時頃のニュースを見ていて『料理のさしすせそが言えなかった人が政治ニュースのナレーションを』と涙しました。普通って言うな」確かにそれは普通。ごく普通。
・ADにいるのかリスナー!

存在感が臼井くん

・家族とSNSで繋がるの嫌じゃないですか?
・お待ちくださいと言われて電話切れたのは私も経験あります。
・「予約していた時間に行ったら店が休みでした」潰れてたって話も聞いたありますなぁ。システムの問題なのか別に原因があるのか。

エンディング

・来場者特典かぁ。でも展示見にいくためだけに東京には行けないなぁ。その昔大阪でやってた久米田先生の原画展は行きました。
・さのすけいいのかグッズ化して。講談社と集英社の垣根はやすやすと越えられてしまったのか。

お別れの一言

・「僕からは1個だけ。絶望するのはやめましょう」大谷は言いそう。


サプライズで久米田先生登場!第一声は「帰りたい」でした。
・「よく出てきてくれましたね」「どうでも良くなっちゃって」わはははは。久米田先生のファンサはいつも期待を裏切らないなぁ。
・服着てなかった時期の話を本人にぶつけられるのは神谷さんぐらいだよ。
・「その方が才能あるみたいじゃないですか」「俺は裸じゃないと描けないんだ」「おかしいフリした方が評価高くなる」導入とオチを用意したらこのテーマで1本お話が作れそうですね。
・服着る理由が「寒いから」なのは流石久米田先生。
・「絶望放送のイベントじゃないですか?」「違う違う」違わねえよ。ひとつも。
・「おかしな宗教の、サバトの会場に」もう手遅れです先生。
・久米田先生のキーワードは「どうでもよくなった」ですか。わかるなぁ。
・さよなら絶望先生、かってに改蔵、かくしごととアニメ化されております。
・前田さんは独立して画塾を開いておられます。
・前田さん実写で出てたし声も当ててたし。アニメなのに実写登場は斬新でした。
・久米田先生(CV神谷浩史)の生アフレコ。貴重なものを見た。
・「やっぱおかしいと思いました」そんなエピソードが豊富なアニメ、さよなら絶望先生。
・「なんでこんな歌詞書いたんですか?」「降りてきた」これ以外にも割と色々降りている気がする。
・神谷さんより先に新谷さんのスケジュールを押さえるスタッフ。当てがあったのかな?
・20年後ってなると確かに寿命との勝負になるかも知れない。みんなで強く生きましょう。
・誰1人として今やってる仕事とか連載してる漫画の宣伝とか一切しないのが実に清々しいなぁ。
・2期3期のイベントに期待を持たせる神谷さんの締め。

アフタートーク

・ここからは佐藤Dと構成Tもしゃべります。
・講談社にもいるのかSZBHリスナー。
・どう考えても絶望放送の時間の方が長かったですねぇ。
・10代多かったなぁ。
・投稿量の多さは若さの証かな。
・オファーが来る前から構成考えてるのはどう考えてもおかしい。さすが構成Tこと田原さん。
・配信1000人は多いのか少ないのか。私は1/1000です。
・「ノベルティプレゼントしてたら追いつかない」もしやっていたら製作費の何割を持っていかれたのかなぁ。
・ちなみに私が配信チケット販売開始しているの知ったのが前日です。


以上!お疲れ様でした。

拍手[5回]


ここだけの話 第99話 かわいい話 感想

※標題のお話はこちらからお読みいただけます。


 新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお引き回しのほどお願い申し上げます。というわけで今年もここだけの話シリーズの感想を書いていきますのでお付き合いください。


・「なんだようひとのことじろじろ見て」そらもうじろじろ見たくなるお姿をしてらっしゃいますから。にしてもまぁ、幸せ満喫中みたいな表情してて、もうね。新年早々ごちそうさまです。
・「俺の恋人はこんなにかわいいんだぞって自慢したい気持ちと」「こんなかわいいのほかの誰にも見せてやりたくない気持ちが」「俺の中で全面戦争してる」その戦いに決着がつくことはなさそうですね。
・まぁ、この青年の言葉にはわかりみが深いんですが、さわちゃん先輩の場合なにをどうやってもかわいいので隠しても無駄じゃないかなと思ってしまいますね。ええ。
・「私も」「そうたくんのかわいいとこ」「みんなに教えて回りたいような」「誰にも知られたくないような」ここのもぞもぞしてるところがどうにもこうにもかわいすぎるんですが。
・「‥‥ちょっと前までのそうたくんはさ」「皮肉屋さんでいじわるで世渡りじょーずで無愛想で」「他人になんか興味ありませんって雰囲気出してるくせに」「なぜか私みたいな厄介者に甘いし」「でもやっぱり自分の気持ちは教えてくれないでしょ」でも周囲にはバレバレだった気がするなぁ。『ああ、また篠崎が瀬川さん甘やかしてる』ってな感じで。一度踏み込ませて二度目に拒まなかった時点でもう本音は隠しようもないところで。
・「だから」「私にとってこの人がどんなに特別でも」「私がこの人の一番大事な部分を預けてもらえることはきっとないんだろうなって思ってた」『いつもこうしてかまってもらってるけど、いつか私の前からいなくなっちゃうんだろうなぁ』みたいな視線を向けていたであろう事は推察に難くありません。
・「え?」「え?」「え?」「それってすごい前からさわさんが俺のこと好きだったみたいに聞こえるんだけど」じゃあ君以外の男を家にホイホイ上げて一緒に鍋囲んでたりしてたかい?当時気づかないのはまだしも、付き合ってからも「ああ、あれってそういう‥‥」にならないのってホントそういうところオブそういうところ。
・「そうたくんが隠してた気持ちにも」「自分が抱えてた気持ちにも」「いざ向き合ってみたら全然手がつけられなくて」「いっぱい困らせちゃったのはご存じの通りです」経験値に乏しいどころかゼロからのスタートでしたからね。でもまぁ、うまくいったからこうして笑って話せるわけで。結果オーライですね。
・「なのにさ」「最近のそうたくんときたら」「私を甘やかす以上に甘えてくるし」「私のこといっぱい求めてくれるし」『甘えて』は『くる』で『求めて』は『くれる』なんですな。スタンスの違いにニマニマしてしまいますね。
・「私のためにがんばってくれるし」求めて云々のあとなのでナニをどうがんばるのかというゲスな勘ぐりをしてしまいたくなりますが。そんなふうに茶化せないくらい青年はここしばらく頑張っていたのでここは素直に拍手を送っておきます。
・「たまにこっちが恥ずかしくなるくらい優しい目で見つめてくるし」その辺は誘拐の話での五所川原さんのモノローグにもありましたねぇ。2人っきりの時だけではないというのがまた注目ポイントです。
・「それでいて相変わらず見栄っ張りでかっこつけなとこも」上記誘拐の話でも触れられていましたがどうやら周囲の一般的評価は大きく変わってない感じなんですよね。よく見ている一部の人間には「やらしい顔してる」とか言われてますけど。
・「ぜんぶぜんぶかわいくて」「私はこの愛情にどれだけ応えられてるのかなって」「たまにちょっと心配」その辺の擦り合わせもこれから少しずつ慣れていくというか匙加減わかっていくというか、そんな時期ですよね今。とてもとても幸せな時期。
・「‥‥やっぱりこんなかわいいのよそに出したら危険なので」「俺が責任もって一生面倒見ます」「んふふ よろしくね」最終戦争はどうやらあっさりと決着を見たようですね。青年の責任感については割と最近信用できるようになっているんですが、かつてのやらかし実績がいくつもあるので油断せずに見守らせていただきたいと思います。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

拍手[1回]


年末特番 ここだけの話 さわちゃん先輩さいかわ選手権 正統派かわいい部門

ここだけの話シリーズのヒロインさわちゃん先輩こと瀬川佐和さんが可愛すぎるということを言い続けていたところ「どこがどうかわいいのかを分かりやすく取り上げて布教していくべきなのでは?」と思い立ちまして。
 場面を列挙していったところとんでもない数になりましたのでじゃあいっそ部門別に分けてランキングにしてしまおうかということになりました。
 普通はならないと思いますがなってしまいました。お付き合いいただけましたら幸いです。

 大トリは正統派かわいい部門です。正統派とは何かということを突き詰めるとそれだけでどこまでも話が長くなりますので「なんとなくそんな感じ」くらいのゆるさでやっていきます。

1位 44話 理由の話12P 「そうたくんが好きです」
コメント:ヒロインが愛の告白をする。これ以上のかわいいはありません。このあとおさまりがつかずごたごたしますがそれすらもこのかわいさを減ずるものには成りえていません。やっと言えた感があるのもいいんですよね。何をどう書いてもこの笑顔を評するには不十分なものになってしまいますが何度読んでも心惹かれ、そして温かくなります。最高のかわいさがここにあります。

2位 89話 衣替えの話3P がじがじするところ
コメント:初見時変な声が出ました。今も多分心構えなしに読むとそうなると思います。甘噛み!甘噛み!甘噛み!と3連呼するくらいかわいいです。手の施しようがないかわいさとはこのことです。1位のコメントとの差がありすぎて我ながらどうかと思わなくもないですが、最終審査までこちらが1位だったことからもお察しいただけますと幸いです。こんなもん見たら理性が飛んでしまいます。時間の許す限りいつまででも眺めていられますよ、ええ、ええ。

3位 1話 なべする話7P 「君といるとたのしくてだめだぁ」
コメント:残念ながらと言うべきか申し訳ないことにと言うべきか。私はここだけの話シリーズを1話から読み始めたわけではないのです。それでもなお、この笑顔こそが全ての始まりだと思うので3位ランクインとなりました。素朴で愛らしくて、今この時自分にできる精一杯の言葉を贈った姿はやはり格別です。

4位 55話 子供の話2P「ちゅるちゅるだあーっ」
コメント:語弊を恐れずに言えば幼女みの深いかわいさです。これを正統派と言っていいのかどうかと問われれば「私の中ではそうです」とお返しするしかないんですが。そういう理屈を吹き飛ばす問答無用のかわいさがここにはあるのです。声に出して読みたいさわちゃん語録に載せておきます。

5位 23話 ホワイトデーの話7P「茶化してごめんね」「私のために考えすぎなくらいいっぱい考えてくれるの」「本当にありがたいしうれしいよ」
コメント:メモに「天使か」って書いてあります。そのものずばり天使ですよねここ。この後青年が告白するに至る大きな要因のひとつになったんじゃないかなと思うくらいにはかわいさ溢れていたのではないでしょうか。

6位 81話 大事な話8P「かっこわるくていいよ」
コメント:こっちには「女神か」って書いてありました。青年の怯えを理解して、青年の好きが伝わってきてそれがちょっと嬉しい感じの笑顔をとてもかわいく感じます。自分も怖いだろうに、それを乗り越えて優しく微笑む姿をかわいいと言うのは少し違うのかも知れないと思ったりもしましたが、やはりかわいいでいいのだと結論付けて6位にいたしました。

7位 14話 年末の話12P 「じゃあ大丈夫じゃん!」「来てくれるって思ってたんだよね」から16P「いいやつだなあ君は」にかけて
コメント:お酒が入っているときだけブレーキが一時的に外れて素直になれるさわちゃん先輩の解き放たれた笑顔はかわいいの一語に尽きます。酔いが醒めはじめると途端弱気になって「無理に付き合わなくてもいいんだよ」とか言い出しちゃって「いいやつだなあ君は」につながっていくわけですが。つくづくかわいい健気ですよね。

8位 92話 白髪の話2~3P「はじめてがほしいじゃん?」からのぷしゅう
コメント:こちらは乙女かわいい。青年はどんなことでも聞いてあげるのにそんなことでいいの?って感じなんですけども。一緒に日々を重ねていって、青年の変化にも真っ先に自分が気づけるということをとても大きく重く感じているのがかわいいんですよね。乙女です。

9位 77話 サービスの話16P 「今よりひとつでもふたつでも」「そうたくんの好きが詰まった私でいたいから」
コメント:少しでも理想の姿に近づきたいという思い、所謂乙女かわいいってやつですよこれは。青年からしてみたら「これ以上何をどうしたって満点は満点なのに」なんでしょうけどね。それに安住しない、甘んじない心がけのもたらすかわいさです。

10位 65話 ここからの話18P 「だめ‥‥じゃ‥‥」「ないです‥‥!」
コメント:自然と溢れ出す歓喜の涙。かわいいですね。迷走して、間違えて、よろよろになって。ようやくたどり着けた本当の言葉。それを口にする姿のなんとかわいいことでしょうか。

11位 97話 計画の話5~6P 転居先の希望を語る姿
コメント:ここがかわいいのは間違いないんですが、ちゃんと言いたいことが言えるようになって、しかも青年にどうおねだりしたら効果的かがわかるようになってよかったねっていうところに私の思い入れがどうしても加味されてしまうので点数が若干甘めです。お酒を飲めなくてもちゃんと言えて偉いね凄いねって思ってしまうんですよね、ここは。

12位 30話 遊園地の話6P 「こんなこともちょっとうれしいんだ」「今日来てよかった」
コメント:想い人の役に立ててうれしいという笑顔。そらもうかわいいじゃないですか。みっともないとこ見せて凹んでいるミスター外面の心だって動かせるというものです。

13位 21話 同棲の話1P 「そうたくん!おかえりなさい」
コメント:青年の夢の中とは言え玄関でエプロン姿でのお出迎えなんてかわいいに決まっております。本編ではこれがいよいよ現実になろうとしているわけですが。こんな頃からこんな夢を見ていた青年の業の深さもいいスパイス役を果たしていますね。

14位 10話 夏祭りの話7P 「へへ」「ありがと」
コメント:言わなくてもわかっててくれたことがうれしかったんだろうなぁという笑顔が実にかわいらしくて素敵です。缶ビール両手持ちして少女みたいな無邪気さで笑うの反則だと思いますがかわいいからすべて許されます。

15位 25話 続・ホワイトデーの話 後8P ぱあっとなるところ
コメント:失われかけた光が戻った瞬間は何がどうあろうともかわいいに決まっています。このプレゼントは2人の時間を特別なものにするという意味もあるでしょうからそらもう眩しいかわいさです。

16位 52話 特別の話8P 「もうずっと前から特別な人だったんだと思います」
コメント:誰しも想い人のことを語る姿はかわいいものですが、ここは特にかわいいです。抑えようとして抑えきれず溢れ出してしまう想いの丈が超強力なバフをかけておりますね。

17位 98話 外堀の話8P 呼び捨てに照れるところ
コメント:くすぐったそうなのが実にかわいいですね。「まだ」はいずれ日常になる。そんな予感のこもった笑顔はまた格別のかわいさです。

18位 83話 もらいものの話4P 「私 全身でそうたくんのものですって主張してるみたいだね?」
コメント:そうなれて嬉しかったんですね、わかりますよ、おめでとうございますと言いたくなってしまうかわいさがここにはあります。そらもう青年も人目をはばからず頭を撫でてしまうというものです。

19位 66話 写真の話4P 「好きな人に撮ってもらうんだもん」「少しでもかわいく写りたいじゃん‥‥」
コメント:ご唱和ください「なにそれ」。やっと我慢しなくて良くなったためかわいさパワーが炸裂しています。しかもこの時つけてるネックレス、エイプリルフールで青年からもらった指輪をぶら下げてるやつですからね。くわーってなりますよ私。

20位 20話 野球の話4P 「へへへ」
コメント:ビールにかこつけてデートの約束を取り付け、ご満悦な笑顔。青年が自分の頼みごとを聞きいれてくれて、調べてくれて。そんな小さなことに喜んでしまう乙女な笑顔。かわいいとしか言いようがありません。

 以上となります。これだけ書いてもなお3/4が残っているということで、汲めど尽きせぬかわいさとはまさにこのことです。また、順位につきましては下がれば下がるほど僅差で、順位にはほとんど意味がありませんのでご承知おきください。
 思い付きで気軽に始めたものの、いざ着手してみるとやってもやっても終わらない集計に慌てふためき、結局予定を大幅に超過した分量となりました。
 この選手権企画でひとりでも多くの方にここだけの話シリーズに興味を持っていただけて、少しでも読者の輪が広まっていけばファン冥利に尽きるというものです。

 ではではみなさま、良いお年をお迎えください。


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