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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

乙嫁物語4巻 感想

・帯に「主人公のスミスが」ってあってビックリ。私はてっきりカルルクだとばかり思っていました。すまんスミス。
・緊迫するアミルの実家。遊牧民はホントに生きると死ぬとが密接ですねぇ。
・困った時の親戚頼み。薄氷を、というよりも白刃を踏むような緊張感。ともあれ交渉成立して何より。またここから一波乱ありそうですけど。
・そんな実家の事は知る由もなく。心配しつつアミル入浴中。
・バラって文字情報だけだとイメージしにくいですよね。ええ。
・香油を足に塗るシーンはドキドキするべきなんでしょうけど、やっぱり恥じらいがないと…。入浴終わったら肌着で出て行こうとするし。
・ロシアの南下はどうしたって悩みの種なんですよね、この時期の遊牧民にとっては。
・「いい匂いだ」「はい」嬉しそうなふたり、いいねぇ。
・パリヤ難しいよパリヤ。こわばった笑顔とか、どきどきしすぎてつきとばしちゃったりとか、うまく対応できないことでへこんで全てが終わったあとにアミルに泣きつくことこか。
・でもそんなパリヤを気に入る男も居るわけで。縁は異なもの味なもの。
・そして、場面変わって『主人公』スミスの旅はアラル海へ。ちょうどここ書き始めた時にiTunesから流れてきたのが『主人公』って曲で、すごい偶然にビックリしましたが、漫画の感想とは関係ないですね、すいません。
・ラクダは乗った事ありますが、結構揺れるんですよね。あの上で居眠りこいたら落ちちゃうんじゃ…と思ってたらホントに落ちてるスミス。
・アラル海の藻屑と化すかと思われたところを救ってくれたのは、漁をしていた双子の女の子。
・「旦那」「死んだか旦那」生きてるかって聞かないのな。
・「どうやったら落ちるの?」いや、落ちるって。草原の民は落ちないんだろうけど…。
・眼鏡の表現で「あんたらみたいにふたつくっついた」って。実に的確。
・水の中で眼鏡探すのって結構至難だと思うんですけど…いい腕の漁師なんですね、この双子。
・「双子よ」「わたしライラ」「わたしレイリ」このコマをじっくり見てみましたが、判別点が見つかりませんでした。
・メモを取る習慣のない人からすれば「覚えておけばいいじゃない」なんでしょうね。というか、文明という贅沢がもたらした習慣ですよね、メモって。
・スミス、爺さんの肩を治す。にしても、もうこの頃のイギリスはゴルフがあったんですよね。不思議。
・一夜明けたら医者を求める人の大群が。セキとかヒザとかはともかく「もっと色白になりたいんですけどー」ってのはなー。この頃の医者はそんなこともやってたんでしょうか。
・婿の品定めをするライラとレイリ。やっぱりまだ区別つかないなぁ。にしても、結婚相手に厳しい条件を課すのは世の常とは言え…。
・想像の中の双子が色々図々しい。
・魚をぶち当てて恩を着せようとは…。案の定オヤジさんに見抜かれて失敗。
・逆転の発想もうまくいかず。結果、オヤジにポンポン殴られるのみ。
・おばあちゃんの手練手管披露から始まる、親族暴露合戦。頭を触られると結婚しないといけないというのは初めて知りました。
・母の思い出にがっかりするな双子よ。たしかに参考にはならないだろうけど。
・悪戦苦闘する双子をよそに、親父同士で話が進む。
・「ものは相談なんだが」「結納金まけろ」「冗談じゃねえぞ」「あんたとは古い付き合いだ」「うちの家計が海水よりしょっぺえのはよくしってるだろうが」「それとこれとは話が別だ」…進んでる?
・健康をかみしめるおじいちゃん愉快。
・兄弟は兄弟で困惑する。相手の反応が読めるだけに。
・嫌いじゃないけど嬉しくない。惚れる自信がない。まさか本作でこの手の幼なじみジレンマを読もうとは。今ちょうどそんな話書いてたんですけど…どうしよう。
・「お互い様なんだから」「せめて大事にしてやろうと思ってるよ」この兄はなかなか出来ている。
・「どっちがどっちと結婚するんだ?」双子相手だとこの問題が。
・むくれる双子。「夢見たっていいじゃない」「それの何がいけないのよ」ま、それを否定はしないが。
・「健康でお金持ちで」「かっこよくて羊いっぱい持ってて」「私の言う事を何でも聞いてくれるような人と結婚できるって」「思ってたのに」「ひどい夢だなー」自分がその条件に一個も当てはまらないと思われてるのが痛いよね。これ。
・サーミ、巨乳好きをバラされる。
・一方、大人同士のやりとりも、現実というものと立ち向かう条件闘争。
・相手の問題は、とりあえずのお試しで兄のサマーンとライラ、弟ファルサーミとレイリの組み合わせ。2人で樹にのぼって海を見ながらの本音トーク。「理想の相手じゃないんだもの」「どっちも一緒よ」とはキツいなぁ。
・そこでへこまず、ちゃんと言うべき事を言い、口説きにかかるサマーンは男を見せている。
・そして今度はファルサーミとレイリ。やっぱりこっちも「どっちも一緒」ってレイリのほうから言うのな。
・「俺のほうが兄貴よりモリ打ちは上手いよ」ということで、モリ打ち大会。
・自分ができない事を相手が手際良くこなすのは、惚れ込むポイント。
・「すごい!」「ちゃんと分かれたじゃない!」ビックリするところ、なんだろうな、そこ。
・真珠。とっときの真珠。「結婚する相手にあげようと思ってさ」「まさかレイリにやる事になるとは思わなかったけど」「でも」「やるよ」これでコロッといくレイリに、昔なら苦笑してたんでしょうけど、今ならよく分かります。高価なものだから嬉しいと言うのもあるでしょうけど、相手がそれだけ大事なものを自分にくれる、という行為が嬉しいわけですよね。ハイ。
・そして、ライラ。「キスしていいわよ」とかいうあたりからは完全にラブコメってます。
・互いに自分のほうがいい相手だった、と思うあたりはニヤニヤするなぁ。
・かくて、いよいよ結婚式へ。母による短期集中花嫁修業講座開始。逃げようとしたら投網で捕獲とか。ロープで身柄の確保とか。さすがです母上。
・料理、掃除、育児、裁縫。詰め込むだけ詰め込んだら、卒業証書としてぎゅっと抱きしめてあげる。偉大なるかな、母。

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後藤沙緒里のいろはにほへと第190回「これからもゆるゆると」感想

・「今回の配信で190回、なんだそうです」「すごーい」おめでとうございます。
・「あと10回で200回ですね」「そんなにやっていますか、この番組」「びっくりですね」2008年9月9日に第1回配信以来、約3年半。もうすぐ4周年ですね。そのうち絶望放送を追い抜くなぁ。
・「これは、200回記念、ロケ、ですよ」「記念じゃなくてもいいや。いつでもいいや」「ロケはやっぱり楽しいですね」「楽しいのでぜひ、ぜひぜひ」ぜひぜひ。お願いします。
・「200回記念は、もっとなんか、なんかなんかやりましょう」「200、記念、特別、放送、的な。考えておきます」やっぱり一番は公開録音ですかね。携帯向けラジオでは難しいんでしょうけど…。
・「今週は皆さんからいただいたメールをご紹介していきたいなと」「私は別に普通だと思うのですが、なぜか周りからは真面目そうに見えるそうです」「さっちゃんは勝手なイメージで見られる事はありますか?」声優さんはどうしても演じた役を通じて見られがちなお仕事ですからねぇ…。
・「真面目そうに見えるって良い事なんじゃないですかね」「それとも『おれぁ不真面目だぜ』って言いたいのかな」「真面目そうって言うイメージはプラスなんじゃないかなって思うんですけど」良い事でもあり、そうでない側面もあり。
・「仕事柄そう見られるのは仕方ないんじゃないですかね」「役のイメージそのまんまで見られたり、とか」『仕方ない』と割り切れる強さ。
・「単純に話かけづらい、とか、傷つけちゃいそう、とか、何考えてんのか分かんない、こわい、泣かせちゃいそうとか色々言われますよ」「『打ち解けてみたらそうでもなかった』『最初はこんな風に思ってた』って言われるんですけど、意外と最初難しいらしいですね」さおりんは、まぁ…詳しくは書きませんけど、色々ありましたから。
・「逆に私、相手に何も思わないタイプなので」「前情報も何も仕入れないで、その人に対して何かイメージを持つ事が全然ないので」行動パターンは強弱ともに男前なんですよね。なんというさっぱりとした気性。
・「どうして私そんな風にまで思われてるんだろうって不思議に感じちゃう事もある」「一度、取材とか受けて、私の演じた役を私にそのまま投影してみたのか、上がって来たコメントチェックがなんかね、すごかったことがある」「『私は…』とか、『ああ…』『でも…』『楽しかったです…』」「だーいぶ昔ですけど、あれはね、ビックリしましたね」「声優さんってそういうこともあるのかなって。キャラクターを演じたそのまんまで見られちゃう事もあるのかなぁ」「もちろんファンの人にも」そういう風に記事を仕上げる事を暗黙のうちに要求されている、ということもあるでしょうね。実際に取材にあたった方がどう思われようとも、記事をまとめる側はから『コレジャナイ』ってダメ出しされちゃう事もあるでしょうし。
・「だからこそこうやって、素の後藤沙緒里っていう部分を見せられる番組っていうのは貴重ですよね、いい場所ですよね…声出せよ」「めちゃめちゃ笑顔なんですけど」「番組絡みでもなんでもないので、この携帯ラジオは」「すごく良い場所だなって思いますし」いや、ホントにおっしゃるとおりです。というか、さおりんご自身からもこうおっしゃっていただけるのが第190回の何よりの記念です。この貴重な場所を守るために、私も微力を尽くしていきたいと思います。
・「もっと色んな方に聞いていただきたいなって思っているんですけど」そうですねぇ。どこでどういう活動したらいいのかなぁ。具体的に何をしていいやら。とりあえずゲストさんをお呼びしたりするのが間口を広げる近道かなって思うんですけど。
・「これからも、頑張りはしないけど、楽しくゆるゆると続けていけたらいいな、なんていうふうに思いますね」無理せずに、さおりんらしさをこれからもお願いします。
・「そして告知です」「テレビアニメ咲-saki- 阿知賀編で小鍛冶健夜(こかじ すこや)役を演じさせていただいております」「任天堂3DS専用ソフト『閃乱カグラBurst-紅蓮の少女達-』」「8月30日発売予定」「アニメ化企画進行中」告知は大事なので、前回と同じ内容でもちゃんと文字起こしします。

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アオイホノオ8巻 感想

・久々に書いても書いても終わらない感覚を味わいました。ツッコミどころが多すぎます。これでもだいぶ端折りました。
・いつもながら帯が素敵。「「学校を描かずに学園ラブコメを描く」奇跡の発想とは…!?」ですよ。
・女性の部屋ねぇ…。確かに行ったことがないと想像も難しい。自分でも間違ってると確信できる想像しかしたことがありませんでした。そして、実際に行ってみると自分の部屋と大差なかったもんですが。
・人通りの多いところで自分の作品見せたがる癖は私にもよく分かります。私はそういう学校に通ってなかったので、実行はしてませんけど。
・学園物を描くためには学校を出さなければならない!描いたことがおありの皆様にはこれが結構重要なファクターなことをご理解いただけるかと。
・「机やイスなんて…」「ひとつ描くだけでどれだけ大変か!」昔、漫画描いていた友人が似たような事を言っていて、嗚呼、文字屋でよかったと思ったもんです。
・「面白いウソをつくのが、」「漫画家の仕事なんだから!!」ハイ。リアリズムオンリーでつまらないよりものよりも面白いウソ。そのほうが楽しいと思います。
・我が母校、小中は割と普通だったんですが、高校がうっかり私立なんぞ行ってしまったもんでどうにも思い出せないくらい複雑な形をしておりましたなぁ。
・こと程左様に、創作活動ってのは何かひとつが引っかかりだすと全てが止まってしまいがちですね。私もシルクロード物を書いていて、街の規模がうまく表現できずそこで煮詰まったまま先が書けなくなってしまった事がございまして。引っかかる、というのは怖いもんです。
・「こいつ、」「やっぱりちゃんと描いてない!!!」「やった!!」この安堵感分かるわぁ。
・1981年当時、私は6歳でしたが、私が中学高校になってもあんまり資料収集に関してはこのころと状況が変わってなかったですね。図書館にコピーがあるのが当たり前になって、必要なところをコピーしまくったりとかしてました。まぁ、実際にはコピーしても小説の資料としては使わなかったりしましたが。
・漫画における描写と実物との関係は藤子A先生が『愛…しりそめし頃に…』で大仏を描こうとして悪戦苦闘していたシーンを思い出しました。
・「全て記憶で描いていたのだ!」「写真なんか見て描いたら負けだ!!」この常識はいつ逆転したんでしょうね。まぁ、完全模写をしては漫画っぽくならないのでディフォルメする必要があるというのは分かるんですが…。
・「こういうのを描けよ」描けたら苦労ないよなぁ…。あと、『こういうの』じゃダメらしいですよ。これと同じくらい面白いの、じゃないと。
・にしても、30年経って色褪せない車田漫画の迫力。さすがですわ。
・学校を出さない、教室を描かないための発想が「教室に行くまでの間になぜかリングがある学校」っていうのが天才です。それは思いつかない。
・「面白さ優先だ!!」漫画、というか創作物全般、面白い事、可愛い事、楽しい事を優先するという姿勢は本当に大事だと改めて思いました。
・「あれが大変だったんだ」自分が描く、という視点で見ると確かに大変そうですね、これ。何の変哲もないシーンなのに。
・ガンダム映画版!脳内でテレビ版を全部覚えてたころは、映画編を見てテレビ版との違いを瞬時に指摘できたもんですが。
・「説明しよう!」「………」「……… …いや、」「できない!!」「説明できない!!!」これに納得した人は多分ファースト世代。
・「これを観なければ…」「俺たちは—」「次に進めない!!」今なら有り得ない、当時ならではの飢餓感、切迫感。いやまぁ、とか書いてる私も当時まだ幼児でしたけど、この熱さは何となく覚えてます。
・漫画を描いている。その一点で奈落の底から天高く舞い上がれる炎燃。
・自分でも漫画を描いていると採点が甘く、そうでないものは辛くなる。
・女の子の髪についている謎の輪っかは輪ゴムにしか見えませんでした。
・あと、この頃から既に主人公は滝沢でライバルキャラは城之内だったんですね。
・「プロの漫画家だって…」「みんな知らないんで描いてるんだよ!!!」『巨人の星』の川崎のぼる先生がそうですね。
・「ちゃんと知ってて漫画の中でウソをつくのと…」「知らんでウソを描くのとは違うんやで…?」確かにその2つは違うけど、では知らないと面白いものが描けないか?という問いに対しては後年ゆでたまご先生が『キン肉マン』作中にて何度も素敵な回答をなさってますね。
・一方、ガイナックス編。山賀さんの偉大さがよく分かります。
・「ただキミらがこっちを無視して盛り上がってるようやから…」「ちょっと気になっただけなんや」フィクションフィクション。
・そして再びカメラは主人公に。ボクシングのグラブを買いに行く心意気や良し。私も取材と称してシルクロードに行くくらいはするべきだったかなぁ。
・「たとえいい加減に描いたものでも、最後まで描けばとりあえず編集さんに見せられる!」なんか別の本音が出てませんか島本先生。でもやっぱり、書き上げるのは大事ですよねぇ。
・「できた……!」「16ページ…」「学園ラブコメスポーツギャグ漫画!」「プロの漫画に必要なものが全てつまっている漫画だ!!」言い切っちゃったよこの人。
・この小5の時の漫画は実物を引っ張ってきたのか、記憶で描いたのか。いずれにしても黒歴史というものの存在しない人だなぁ。
・秘技パターン崩し!スッキリしたほうがいいのかしないほうが良いのかは各論分かれるところでしょうけど、綺麗に終わるだけでは人の印象に残りにくい、という意見もありますね。
・パターン崩しはパクリか?というのは思いもしなかった指摘だなぁ。
・水島漫画はたくさんある野球漫画の原点のひとつ、というのは異論ありません。「だから巷で描かれている野球漫画のほとんどは、水島漫画をお手本に見ながら描かれているんだ!」「あだち充と……」「『アストロ球団』以外はね!!」リトル巨人くんもそうだったのかなぁ。
・水島漫画直伝かどうかを靴の裏で見分けるのも知りませんでした。つくづくこの漫画は勉強になる。
・ついに完成原稿を郵送。割とここのハードルが高いんですよね。ええ。
・映画編ガンダムを見ながら尺を気にしているのは映画編が3まであると知らないリアルタイム世代ならでは。私は3まであるのを知ってから見てますので気にした事はなかったです。
・もし映画館で『違うガンダム』を見せられたら大ブーイングだったでしょうし、ここまで続く存在にならなかったでしょうねぇ。そう考えると「素晴らしい!!」「実に素晴らしい!!」と絶賛するのもうなずけます。
・単行本で描き直しは島本先生お得意ですが、後発ファンにも救済措置を…。炎の転校生に雑誌しかなかったシーンが多々あると知った時のあの絶望感!
・創作に夢中な人間は人間関係にまでは気が回らない、という絶望的な締めで以下次巻へ。

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『ふしぎの海のナディア』デジタルリマスター版第6話「孤島の要塞」雑感

・あらすじが切ないなぁ。
・話を聞いてそれなりの地図を作れるジャンの優秀さ。
・偽ガンタンクっぽいなにか登場。巡回中な模様。
・「ネオ、アトラン!」こういうのを真似したくなるのは若い世代の方達も一緒なのかしら。
・脱走→追跡→射殺。イヤなことだが実に手慣れている。
・「おやすみマリーって言うのよ、ママは」このマリーの要求は大人がすればおかしなものですが、幼児がすると至極真っ当。
・「じゃあ僕にどうしろって言うんだ!」要求水準が上昇傾向のナディアさんに聖人ジャン君もさすがにキレる。
・「キング、おすわり!」もうすっかり犬だ、このライオン。
・花と戯れる幼女。この麗しい光景に差し込む影。「取ってあげようか、お嬢ちゃん」嗚呼。
・「ああやって助けにくる人間が居ないか待ってるんだ。ヒドいヤツらだ」ジャンが言うんだからよっぽどの悪人と言えましょう。
・「いつ発明したの?」ナディアも分かってきたなぁ。
・「実はノーチラス号からちょっと借りてきたんだ」それ、21世紀の言葉で借りパクって言うんだぜ。
・「もう、ジャンったら何も分からないの?」ホラもう、要求水準の高きこと山のごとし。
・強制労働させられているグランディスの姐御。露天掘りとは言えうら若き女性にはかなり過酷な模様。
・怪力サンソンと知略のハンソン。しかし、それとても組織力の前には為すすべ無し。
・「泥だらけになっちゃうわよ」ナディアさん、他に心配することはないのですか?
・ガーゴイルのテーマ聞くだけで笑ってしまうのは私が20年前に罹患してまだ治ってなかった病気のひとつによるものです。
・ガーゴイルも下から上がってくるの好きなんよだなぁ。
・人造オリハルコン!実に胸躍る単語です。
・「あつーい」ハタハタする布地の向こうに視線を向けてしまうなら正しいことですし、それを許さないもの正しいことです。
・「何に使うんだろう」「もう、そればっかり!」ナディアさんイライラなご様子。他に何をどう言えと…。
・共鳴する人造オリハルコンとブルーウォーター。このシーンは20年経っても色褪せなかった…。神秘という言葉がピタッと来ますねぇ。
・「止まらんと射つぞ!」この手の制止は有効に機能したことがない。
・「大丈夫、かすっただけだよ」こういうセリフを笑って言えるジャンは強い男の子。
・「あたしが出て行くから、あの穴の中へ」「あいつらはあたしを探してるわ」「きっと助けに行くから」「うん。待ってる」信頼するしかない状況とは言え、いいデレ方。
・「ママのキスよ」まだ恋人じゃないよ、親愛の情由来だよ、ということか。それとも、“おやすみ”のあとにちゃんと“おはよう”を言いましょうということなのか。
・ナディアの身のこなしは、さすがサーカス仕込み。

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good!アフタヌーン#22 感想

 すいません。色々あって近所の本屋に行けず、今日やっと入手しました。それにしてもあの書店はどうしてgood!アフタヌーンを買いに行くといつもいつも他の雑誌の下に隠れているのか。

純潔のマリア
・落城。嘆きは、その向こうで起きている惨劇を知っているから。
・戦争が終わっても憎しみは消えるのか、という問いに対しては『共通の敵さえ出来れば消えるよ』とだけ書いておきましょうか。
・マリア、目覚める。
・ビブとマリアの噛み合ない会話。2人とも敢えて相手の言う事よりも自分の話したい事を優先してるんだろうなぁ。
・「重いなァどいてよ」「えー寝てる時は可愛かったのになァ」寝てる時は文句言いませんからね。
・「親なんていないわよ」「物心ついた時には一人であの家に住んでたもの」これが事実なのか、記憶がないのか。ひたすら「知らない」と言っているところが、私の中で記憶がない説を有力な物にしています。
・ハトと騎士と。ジョセフに全てを話すエゼキエル。話して楽になりたかったんでしょうね。
・「とにかく」「私もあなたもマリアに会いたいんですよ!」さらっとジョセフを巻き込んだハト。
・「そんなじゃ」「あなたは世界を救えないよ」「だってあなた」「「幸せ」そのものを知らないでしょ」「何驚いてんだか」「知らないものをよくも今まで人に与えようとしてたもんだわ!」驚いたのはこっちだ、と言いたげなビブ。多分、マリアはそんなことを言われたの初めてだったんでしょうね。
・「ビブは」「幸せなの?」「いい事?マリア」「あたし程幸せを謳歌している女はいないのよ」「幸せを知ってるからこそ人に幸せを与えられるのよ」素朴な疑問に、胸を張っての回答。これは確かにいいコンビだ。
・寝言で「お母さん」か。これを重いととるか痛いととるか、それとも可愛いととるか。ビブは3番目だった模様。
・「ねェマリア」「あたし達友達にならない?」マリア、さっきから驚きっぱなし。
・「おいしい……」「そっか」「あ」「ありがとうビブ」「キャー」「かわいいじゃん何よマリア!」マリアもだけど、割とビブも分かりやすいよね。
・でも「任せて!手とり足とりエロい事まで全部教えたげる」はどうだろうか。手ほどきを友人に受けるのはありなのか。


夏の前日 閑話
・待ってました!過去話!
・大学に入って、気がつけばぼっち。でも動じない。変わらないな哲生。
・昔の井上が三つ編みグルグルメガネだった件。似合い過ぎ。思わずラムネ&40のココア姫を思い出してしまいました。
・表紙、2人ともいい表情だなぁ。晶が嫉妬するか、それとも喜ぶか。
・「見た?かわいい店員さん!」目ざとい井上。でも確かにこの店員さんは高レベル。特にその髪型はどうやってるんだ一体。
・ヒロオという謎の人物。個人的にはどうしてもトキワ荘の兄貴こと故寺田ヒロオ先生を連想してしまう訳ですが。
・見ないように、意識しないように、それでも目に入る。頭に、心に入ってくる存在感。そして荒れる井上。
・「比べられるために描くわけではないよな…」哲生の正論。私もそう思って書いてます。でも、そう悟るまでには色々乗り越えないといけないものがありますよね。
・「漫画家のイノウエリコ先生ですよね!?」「わたしファンで……」店員さん、まさかの告白。
・「そう」「わたしはわたしの作品を創ろう」そうでないと作品とファンに失礼ですよ。
・そうして、描かれたものは。描かれた後に井上が気付いたものは。「わたしヒロオと仲良くなりたい」ということ。
・ヒロオ、まさかの店員さん。
・「ヒロオって あーっ」「苗字かっ」「サインかいたわっ」ここの井上は面白過ぎる。
・「青木君声かけてよ……」「はっ!!だめだめだめっ外見だけはかろうじて二枚目の青木君が声を掛けたら危険!!」「ヒロオは渡さない!!」自分の気持ちに素直になったら井上がぶっ壊れた。
・そして迎える微笑ましいラストシーン。


路地恋花
・出だしから漂うこの最終回臭…。最後はやっぱり、最初を飾ったこの方で。
・京都に住みながら、京都の良さをまだまだ知らなかった私に、『こんなんあるんやで』と教えてくれたのが本作でしたなぁ…。いや、まだ次回もあるからまとめるには早いんですけど。
・小春さん、東京へ。お仕事順調そうで何よりです。高速バスじゃなくてぷらっとこだま使ってるあたりとかからも順調さ加減がうかがえます。
・出掛けに現れる十和田。
・時計職人が文字盤で遊ぶのは見ていてワクワクする。ぜひとも私のskymanにもやって欲しいなぁ。
・ルイ16世もこんな感じだったのかなぁ。現代日本だったらこうやって平和に暮らせたのにね。
・十和田、まさかの再始動。
・小春さん、十和田がまた音楽をやる、というだけでその『にへー』は可愛過ぎますぜ。
・「面接までやったら口利けるけど」「東京」「行かへん?」自分は東京に行かないと言いながら、人には東京行きを勧める十和田。東京でなくても出来る事はあるし、逆に東京でないと出来ない事もあるからなぁ。趣味でやる分にはどこでもいいけど、第一人者についてみっちりやるなら、本場が一番。それはどこでも同じ事。


蹴球少女
・普通のサッカー漫画になるかも、とか危惧しててすいません。しっかり通常営業モードでしたよ今回。
・それにしても、相手チームが純情過ぎる。
・「ゆれた!」「結構大きいぞ」地震か。速報か。
・ユニにフリルは新しい。これ、野球のユニでやったらどうかなぁ。
・シュートを止められなかった言い訳が「だって乳首が!」とは。こないだまでのシリアス路線がすっかり行方不明。
・踏まれて喜ぶな。
・ななみメンドクサイよななみ。←の文章をうっかり『めんどくさいよな奈美』と変換してしまったうちのパソコンにはしっかりツッコミ入れときました。
・情報戦の方向性が間違ってる。
・打って変わって後半戦はシリアスモード。でも栖鳳ペース。1回乱れた雰囲気はなかなか戻らないし、失われた冷静さはなかなか取り戻せない。
・そして寝ている名将。寝ているほうが勝つ、なんて言われてる監督も現実には居るようですけど。
・そういやここまでユーキの出番なかったね。うっかりユーキまで色仕掛けに参加してたらどうしようと思ったけど、そんなことなくて一安心。
・「なんなのあの子たち?」「あれが栖鳳学園サッカー部ですよ」それ以上でもそれ以下でもなく。


こはるの日々
・初デートっすか。しっかりタイムスケジュール切って計画立てるところが晃だなぁ。
・メガネ美香は新鮮。
・待ち合わせ10時で夜明けから待機って。野球観戦か。さすがすぎてもう何も言えない。でもまだこれで序盤という。
・「もうさっさと行けー!!」よく言った美香。
・「観たいのがあったら言ってくれ」「私のことはいいです」「先輩が観たいものにしましょう」言うと思った×2。
・「なぜ隣!?」割と見る光景ですよね。ええ。主にバカップル的な行動として。
・「何のためらいもなく座られた…」でも断らないのな。毒されてる毒されてる。
・食べるものまで一緒か。さすがにムリがあったが、それでも食べきるこはるを『けなげ』と感じたら負けかなぁ、やっぱり。
・「欲しいのあったら言えよ」に「先輩が決めて下さい」はこはるも間違ってない、というか、ここはこはるが正しいと思われ。プレゼントに『欲しいもの』をもらうのもいいですが、相手が自分のために一生懸命考えて選んでくれる、というのもこれまた幸せなものですよ。ええ。
・「俺が死ねって言ったら死ぬのかよ!?」「死にます」これは予想しようぜ晃。あと、今更怯えるな。
・たとえとは言え、股間を晃に押し付けるこはる。お前というヤツは。
・ワガママ言えって言ったら、電車じゃなくて一緒に歩いて帰りたい、か。今回は完全に晃の敗戦。
・そうじて今回、こはるのヤンとデレとボケのバランスが実にいい感じでした。今までで一番好みのお話だったかも。

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近代麻雀オリジナル5月号 感想

雀荘のサエコさん
・重野先生の読み切りが連載になって帰って来てくれました。あとは小坂先生が連載すれば完璧ですな。それにしても『無敗の小悪魔』っていう煽り文句が実によくハマってますね。
・フリマをフリー麻雀と間違えたのは私もやりました。
・麻雀以外はダメ人間なサエコさんと、麻雀以外はきちんとできる本田くんの組み合わせはオーソドックスですがやっぱり和みますね。というか、割と傷とか血とか飛び交う事の多い本誌面において本作は大変貴重。
・だから「じゃあ金は賭けずにやりましょうか」「カラダとか血を賭けるんですね…いいでしょう!!」という展開には『やめて!お願いだからやめて!』と叫びそうになりました。


ライオン
・さて。血を見る麻雀漫画のほうの話を。
・堂嶋、ひたすら真ん中を切りまくる。警戒する者、ひたすら自らの手を進めて逃げ切ろうとする者、対策はそれぞれ。
・堂嶋が真ん中ではなくヤオ九牌を切り出し、弛緩する空気。まぁ、普通はそう思うんです。普通なら。というか、99%間違ってない判断で討ち取られるからなぁ…。
・国士ではなかった!
・「バカな…」「その手でなぜ北単騎にしない…」「北単騎じゃあんたからは出ない」「絶対にな」これが獅子の牙。獅子の爪。獅子の咆哮。
・「おっさんなら2分なんとかなるだろ っていうか死なれるとまだ俺がビリなんだ」「なんとかしてくれ」いい励ましですな。
・川本は人探しに来てたんですな。目当ての人間を見つけたのに、それで終わりにならなかった悲しさ…。
・腕だ足だと生々しい実況。浮く血液。帰還した川本の無惨。


ワシズ-閻魔の闘牌-
・もうひとつの血を見る麻雀漫画。
・情報屋としてジャコ萬登場。しかし、残念な事に『ジャコバン』って読むのか『ジャコマン』って読むのか、今回も明らかにされず。
・黒嶋由Aは実在する昭和の脱獄王白鳥由栄が元ネタと思われます。ほぼ紹介文のとおりの人生を歩んでいますが、さらに踏み込んで知りたい、興味がある、という方は吉村昭著『破獄』をお読みください。
・それだけの男が舌を噛み切り、逃れようとした恐怖とは。「あじん」と「あーえす」がヒントなんでしょうけど、描かれた絵面の凄絶さでどうにも推測が難事に。とりあえず、『魔人』と『ハーベスト』なのかな?
・寮長に成り上がったオイチョ。こいつもやっぱり世紀末覇者漫画っぽくなってる。着こなしの影響もあるでしょうけど。
・片や痛々しい有様の鷲巣様。まぁ、この程度でどうにかなるとは思えませんが…。それでもこの表情はさすがに見ていてもつらい。


aki
・謎の浦田さん。麻雀愛好クラブ浦田和子会長の娘さんとかかな?さすがに会長ご本人じゃないよな…。年齢的に。
・二階堂さん、そろそろグラサンが板に付いてきました。
・「若いのに夢のない打ち方だな…」夢がないんじゃなくて明日がないんだよ。明日が。
・「この歳で太陽の光が苦手な私って一体…」生きるって大変。あと、ここはちびまる子ちゃんネタかな?
・女王様のブランチっていう番組名は日曜の午前中に流すにはちょっとギリギリじゃないですかね。
・脳内で戦う天使と悪魔。良かったらどっちか下さい。というか、どっちもやたらにエロい格好なのは何故ですか一体。
・「すべて私が買います!!」本当に謎だな、この浦田さん。
・「見えてます」しかし読者には見えないという。
・で、雀荘に居るし。やっぱり格好がエロいし。
・惑わす打ち方しますねぇ。打ち筋以外で惑わすのはメンバーとしてはいかがなものかと思いますが、その辺は美貌と衣装でカバーですかそうですか。
・先制は浦田メンバー。まぁ中、赤、トイトイだからリカバリー効くでしょうけどジャブと言うには重い。

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色々思うところを

 発売まで2週間を切ったので、ぼちぼち偽物語かれんビー(中)の発注をかけたいのですが、以前としてAmazonは発注不可。正直特典を捨ててかかった身としては値段にこだわりたい。
 となると定価のところは避けたい…。ということで比較してみたところ楽天とヨドバシがポイントまで込みで考えるとかなりいい勝負ですね。あとはAmazonで言うところのkonozama化しないかどうかだけが決め手になる訳ですが。

 そう考えるとヨドバシの「発売日にお届け」宣言は非常に頼もしく感じる訳ですが。

 あと、ヨドバシ通販のページで『ジャンル:アクション/怪獣・モンスター』になっててむせるほど笑ってしまいました。いや、間違ってないけど。むしろ正しいけど、でも何か違う。
 (中)に収録されている部分での一番のアクションってガハラさんが阿良々木くんにやった仕打ち?火憐ちゃんの動き?あと、一番の怪獣は誰だろう。貝木?火憐ちゃん?ガハラさん?いやいや、そこはやっぱり、はねか(ry

 とかとか、楽しく思考を巡らせてしまいました。愉快な思いをした分プラスしてヨドバシさんですかねぇ。まぁ、まだ決めずにおきます。なんだかんだで1巻の時にAmazon安かったですからねぇ…。5000円切るとは思いませんでした。

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この動画をウチのブログで取り上げないのは間違ってる

 というわけでご紹介させていただきます。

 ○○れ!絶望先生さん


 ハイ。『這いよれ!ニャル子さん』オープニングの絶望先生MADでございます。両方の作品への愛情を感じる名作です。寝起きの頭がガツンと覚醒しました。名状しがたき絶望のようなものを存分に味わわせていただきました。何で違和感なく動いてるんですか!

 というか、混沌の邪神と遜色ないなぁ、2のへ(当時)のみんな。

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