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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

『ふしぎの海のナディア』デジタルリマスター版第2話「小さな逃亡者」雑感

・あくまで雑感です。私の思いが単なる郷愁に基づいたものだったり、楽しかった記憶に後押しされたりするものである可能性が高いので。
・楽天家のジャンと悲観主義者なナディア、だったなぁ、このころは。つらい目に遭ってうちひしがれている美少女っていうだけで十分おいしいんですが、これが、ねぇ…。
・3人組のテーマが聞こえてくるだけでワクワクしてしまう私が居ます。
・「こうなったら最後の手段だ」「後部、分離!」「水中翼船エメロード2世発進!」逐一セリフ回しがツボに入ってくる。
・「日曜大工の天才ね」ナディアはヒドい子だなぁ。
・動くけど連続運転には耐えられない、とかこの辺がギャグ的要素でありつつ、時代背景的には若干のリアリティを増す役割も果たしてますね。発明は出来るけど、その発明されたものは実用品としては完璧なものではない、というところが。
・手回し式発電の懐中電灯は放映当時『単1電池が無いというのはこういうことか』と思ったもんですが、今はすっかり実在する商品です。こういうのを“歴史の皮肉”と言ってしまうのはちょっと違うんでしょうけど。
・「ホント、大変そうね」でも手伝わないナディア。お姫様だよなぁ。
・「黒人の子だよ!」おばさん、外に声が丸聞こえ…。
・「ありがとう。でも、いいの。ほっといて」おむずがってるおむずがってる。もうこの時点で既に片鱗が出てたのか。
・寝る時はメガネ外そうな、ジャン。
・当時は気づきませんでしたが、発明品の中に水のみ鳥が。細かい所にいろんなくすぐりを入れてますねぇ。
・おうちの中がオタ部屋状態。そしてそれを見せて誇らしげなジャン。引き気味のナディア。
・ジャンがナディアと話しながらゲンドウのポーズ取ってますね。この頃から庵野さんこれお好きだったんですねぇ。
・純粋に父を尊敬しているジャンのまっすぐさが非常に眩しい。
・行方不明の父を捜しにいくために世界中を飛び回れる飛行機を作る。もともと発明好きだったんでしょうけど、ここで強烈な動機づけがされた模様。
・エスカレーターに2人乗ったら止まっちゃった時にナディアが「インチキな発明ね。感心して損しちゃった」と言いますが、なんというか実に辛辣ですねぇ。今で言うツンデレとも違う何かです。
・「7世は?」「昨日セーヌ川に沈んじゃった」「ごめんなさい」「いいよ、君を助けるためだもの」「ありがとう」対するにこのジャンのまっすぐな好意。当時既にジャンを可哀想に思ったもんですが今見ると余計にそれは強くなりますね。
・グラタンのワクワクメカっぷりは20年経っても色褪せないどころか、むしろ増している気がします。破天荒なメカものにあんまり触れてこなかったからかなぁ。
・グラタンと言いジャンの家の発進システムと言い、このアニメは一々ギミックが格好良過ぎる。
・「理論上はね」このセリフ、覚えておくといい事がありますよ。
・「なんて子供たちだ。敵ながらあっぱれ」ああ、もうすでにこの時いい人の片鱗が出てる。
・「ボクの理論は完璧なんだ!」理論はね。
・そして飛行機は然るべき結果に…。
・エンディングはセピア色の画面にキャラが走っているだけの単純なものですが、これでなくては!と思います。

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今月号に掲載された「じょしらく」を見ましたが

 アニメに新谷さんが参入なさる可能性が高まりましたね。ええ。ええ。久米田先生は本当に新谷さんがお気に入りなんですねぇ。期待してますよ、宇座亭ウザンヌの登場。

 マジメな話、個人的にはアニメキャラってのは賛否両論あるぐらいがいいんだと最近思ってますが、あんまりうざいうざい言われると新谷さんのガラスのハートに無数の傷が…というのはマジで心配してます。

 あと、今月号と言えばアニメのスタッフさんが一部発表されておりました。水島努監督のお名前を見たときに「これは勝つる!」と思ったもんです。なにせムダヅモの監督さんですからして。「返せー」は確実にやってくれるものと信じております。危ないネタをさらに危なくしてくれるのが今から楽しみでなりません。

 もうひとつの関心事としてはウザンヌ以外のキャラの声優さんがどうなるか、ですねぇ。波浪浮亭木胡桃役はさすがに交替でしょうけれども、もし他のキャラまでCD版と違っていた場合は「ああ、今期はスケジュールが合わなかったんだな、残念」という便利で悲しい魔法を唱える必要が出てくるので、なるべくそうならないことを願います。

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最近は放映終了後にこういうのが

 「偽物語 化物語 in ナムコ・ナンジャタウン」開催決定!だそうで。

 偽物語の公式サイトによると、開催期間は5月18日から7月8日まで。詳細は未定で、決まり次第随時追報ということのようです。せっかくなのでナンジャタウンの公式サイトに飛んでみましたが、現在はタイバニ、次に薄桜鬼と来て、その後で偽・化という流れになってますね。

 で、ナンジャタウンの公式サイトを見ると、現状では「ファイヤーシスターズの目玉焼きホットサンド」&「阿良々々々木さん!ソフトクリームパフェですよ!」が決定しているようです。いっそミスドとも組んで忍様ご推奨セットとかやらないかなぁ…。

 今年は本拠地千葉への遠征野球観戦すら自粛している状況なので、このためだけに池袋へ行くというのはちょっと難しい状態ですが、全国のナムコ系列のゲーセンなどでもキャンペーンを行なうらしいので、そっちはチェックしたいですね。京都にもナムコワンダータワーってのがありますんで、そこを中心に。あって助かりました。

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後藤沙緒里のいろはにほへと第185回「波平の情報待ってます!!」感想

・「新学期がそろそろ開始されたかな?みたいな時期ですかね」「はぁ〜いいですね」新学期というとそれまでの負債をリセットするいい機会でしたが、リセット出来た事は結局1回もありませんでした。
・クラス替えは確かに小学生の頃の大イベントでしたが、私の場合それ以上の大イベントである転校を2回もやってしまっているので、今イチ思い出が…。
・「仲良い子とは一緒でしたね」「運命?」さおりんと運命の友人な方がうらやましいです。ハイ。
・「変な派閥ありましたよね」小学生の頃はそうでもなかったんですが、中学以降は常に小派閥の長っぽいポジションを常に務めていた気がします。要はオタク的活動の主体と言うか。
・何にせよ環境が変わるというのは大変なものです。みんながみんな適応力高いわけではないですし。
・「今週もふつおたスペシャル」「似たような内容なんですけど」「この前部活中あまりにも眠たくて、トイレの便座に座りながら30分も寝てしまいました」「ハッと気付いて練習に戻ったのですが30分僕が消えていた事に誰も気付かず、それはそれでビックリしました。さおりんは眠気に負けてしまった事ありますか?」「もう1枚読んじゃおうっかな」「最近電車の中で寝たり、ゲームのコントローラー片手に爆睡したりとあらゆる状況で寝てしまいます」「眠気を払うにはどうしたらいいでしょうか。よければ教えてください」どちらも寝落ちに関するメールでした。私も眠たがりなので実にあるあるメールでした。
・「春だから?」「あたし年中眠い眠い言ってると思うんですけど」春は特に困りますねぇ。正直、色々キツいです。
・「30分居ない事に気付かれないって相当ですよね」臼井君?臼井君なの?
・「凄い覚えてるのが、学生時代、高校生だったと思うんですけど、普通に帰りの電車で結構満員で、立って、つり革、手すり?持って立ってたんですけど、寝ちゃって、膝かっくんみたいな状況に」「隣のサラリーマンに物凄い目で見られるっていうそんな事がありました」そのサラリーマンは多分ビックリしただけなんじゃないかなぁ。見ず知らずなのに思わず心配しちゃったんじゃないかなぁ。だってさおりんですよ?初対面の人間だって心配したくなるオーラの持ち主ですよ?
・「女子、ありますか」「『払う方法はこっちが聞きたいぐらいですけど』」「『負けたのは、お風呂でよく溺れそうになります』」私の場合“よく”ではありませんがたまにやります。本を濡らした事はまだありませんが。
・「お風呂出て、寝ちゃうことがある」「ほぼすっぱだかみたいな状況で」さおりんさおりん。色んな意味で危険ですよ、その行動。
・「お風呂だとまだ私正気を保っているんですけど」「汗かいたりして疲れちゃわないですか?」「ヘトヘトになって、出てきて、わぁって」「身体拭くのもそこそこに」「すっぱだか」「すっぱだかで」「何回言うんだ」言ってて楽しくなっちゃいましたか?いやいや、うっかり想像しそうになっちゃうので勘弁してください。
・「ツボ?」「眠気を抑える?ツボ?」「調べたらありそうですよね」基本、ツボというのは血流を良くするものなので、血行促進すると余計に眠くなるような。でも調べたらちゃんとありました。眠気を抑えるツボ。効力があるかどうかは不明ですが。
・夜勤のあるお仕事なので眠気との戦いは日常茶飯事でございます。12年以上の勤務経験から言いますと、仮眠が一番で、その次が辛いものを食べる、でしたね。よくある顔を洗ったり身体を動かしたりってのはあんまり長持ちしませんでした。
・「全然違うんですけど、アフレコ中にお腹が鳴りそうになった時に」「何処で聞いたんだろ」「分かんないんですけど」「波平さんの頭を思い浮かべろっていう」「何で聞いたのか分からないんですけど」「思い浮かべる事によってお腹が鳴るのを抑えられるよ」おまじないというにもかなり踏み越えていると言うか、色んなものを超越した内容ですねぇ。
・「寝ちゃいそうっていう時に波平さんの頭を思い出したり、とか、身近に居る波平さんを思い出したり、とか」波平さん、身近にはちょっと居ないかな…。
・「誰か同じようなジンクスみたいなの聞いた人居ないですかね」「なんか情報があったら教えてください」すいません。きいたこともありませんし、ググっても何にも出てきませんでした。謎謎&謎。
・「告知です」「4月の17日に竹書房さんから『加藤英美里と後藤沙緒里の沖縄よんな~散歩』なる書籍が発売予定です」「こちらはDVDも発売される予定です」「これにあわせてイベントもあるかも」「ふわふわした情報でごめんなさい」竹書だからなぁ。

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追悼

 大好きな人の訃報に接するというのはいくつになってもつらいものでございますが、今日のは一段とつらいものでした。

 『ビックリマン』のスーパーデビル、『がんばれ!!タブチくん!!』のヤスダ、『宇宙戦艦ヤマト』の真田さん、『究極超人あ〜る』の成原博士、『天地無用!』の柾木信幸及び柾木勝仁、『GS美神極楽大作戦』の見鬼くん、『銀河英雄伝説』のムライ中将、『ロードス島戦記』のバグナード、『アベノ橋魔法☆商店街』の雅ジイ、そして最後に接したキャラになってしまった『ゼロの使い魔』のオールド・オスマン。
 アニメ以外でも『このまちだいすき』のシゴック先生や『モンティ・パイソン』のマイケル・ペイリンの吹替。ドラマCDでは『聖エルザクルセイダーズ』の森崎教頭、『宇宙英雄物語』の星海王ブラス、『未来放浪ガルディーン』のキリー・レステス。

 もうお分かりとは思いますが、声優界を代表する名優青野武さんが亡くなられたそうです。(ソースは所属の青二プロ公式サイトのWHAT'S NEWより)


 変幻自在摩訶不思議、シリアスからギャグまで縦横無尽。アニメでもドラマCDでもカセットブックでも。青野さんの声が聞こえてくるだけで嬉しくなれました。「だぁ〜〜〜っはっはっはっは〜〜」という独特の笑い声がとてもとても大好きでした。
 常に期待以上のものを提供し続けてくれた青野さん。声優さんの存在感、威力、影響力というものを子供の頃から私に教え続けてくれた青野さん。

 青野さんは私がアニメ好きで居続けた理由となった方のひとりでした。素晴らしい声と演技とアドリブを今まで本当にありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りいたします。

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近代麻雀オリジナル2012年5月号 感想

ライオン
・1人死んだら負けだからってサメに噛み付くのか堂嶋。ムダヅモとはまた違うベクトルで麻雀漫画とは思えない展開。
・池田、足を喰われても命だけは助かった模様。そして堂嶋は無事。
・「土産のフカヒレだ」フカヒレってその部分だったっけ。
・「帰りたいよ〜っ」
・コツコツ上がるといつか死人が出るっていう極限状態。そのため堂嶋はついに最終手段に出る。「やっぱ手ぐらいは自由に動かしたいじゃねーか」と止血していたヒモをほどく。
・最後の賭け、成功。空腹と興奮で我を忘れるとサメは共食いする…。
・5度目生還、6度目も生還。ひたすら国士狙いと思わせる捨牌を続ける堂嶋。「殺し合い」か。殺伐もいよいよ煮詰まって来た感がありますな。


aki
・小島さんの背中か…。何人もの打ち手を魅了してきた背中ですな。
・伝説の目撃者なんですねぇ、二階堂さんも。
・放銃回避で廻し打ちして純チャン三色って。さすが小島さん。さらにその上リーチもかけてるんですよね、ここ。
・二軒リーチに挟まれて、フリテンツモ。「これじゃけん」「ギャンブルはやめられんたい!」こういうおっさんには魅了されるねぇ。
・「あれが麻雀だよ」これが麻雀だとしたら、私はまだ麻雀を打った事がないなぁ。


ワシズ−閻魔の闘牌−
・代打ちだからってペナルティを鷲巣様に押し付けるオイチョ。おかげで鷲巣様のお顔が別人のような惨状に。
・「が………学習したなら甲斐もある…………ぞ」「オイチョ………」器でかいっす鷲巣様。
・両腕を拘束された状態で石運び。もう鷲巣様の痛々しさが止まらない。
・一方、東京にて鷲巣様の忠臣たちは奪還作戦を練り上げる。
・積み上げた石をたたき壊す所長のゲスっぷり。
・監獄内の独自通貨、包(パオ)。これ、ニセ札騒動の伏線っぽいですね。
・鷲巣様、ボロボロ。
・「万全の計画を持って事に挑む………」「勝負は卓に座る前についているのだ」孫子の兵法ですか。しかし、鷲巣様は定石とか常軌とか色んなものを逸してるからなぁ。
・「リーチってのは」「門前じゃねぇとかけられねぇんだよ!!」「知ってるさ」「ロン」罠にかけたと思った瞬間こそ、罠にかかりやすい。
・「ひとつ……」「忠告………………だ………………」「牌を持ったら…………」「ワシがどうなろうと気にするな…………」「大切なのは最後まで自分のエゴを押し通す勇気…………」「勝負とはそういうものだ」この状況、この苦境でこの言葉。鷲巣様に惚れ直すのはこれで何度目か。

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ソースが明示出来ないお話で恐縮ですが

 ネット上で西尾先生の物語シリーズが全部アニメ化するというお話が出ておりますね。ソース元の西尾通信号外が手元に無いので何とも言えませんが、実現したら嬉しい限りです。自分がこの先も安心して追いかけ続けられるアニメになると思うので。いつ頃になるのか分かりませんが、楽しみに待ちたいと思います。

 あと、傷物語は2012年中の公開予定というのが難しいというお話も出ておりますね。とりあえず後者に関しては「シャフトだからしょうがない」とだけ申し上げておきます。

 

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『ふしぎの海のナディア』デジタルリマスター版第1話「エッフェル塔の少女」雑感

 大体約20年ぶりくらいにふしぎの海のナディアを見ることになりましたが、やっぱり見ると色々思うところがありまして。せっかくなのでいつもとはちょっと違う形でざっくばらんにあれこれ書いてみたいと思います。

 当たり前ですが、20年前の作品なので色んなところが古いです。これを見終えた後に最近のアニメを見るとその違いは歴然です。
 技術的な解説を出来るほど詳しくないのでその辺は省略させていただきますが、そうでないところで言いますと、例えば当時は非常に斬新だったナディアのヘソだし衣装も今ではそれほどインパクトのあるものでは無くなってしまっています。

 しかし。

 当たり前ですがアニメーションというのは新旧だけが評価の全てではありません。ちゃんと面白かったです。グイグイと人を引きつける力は、これはもう確実に持った作品です。第1話という事でキャラ紹介も兼ねているわけですが、会話のテンポもアクションも実に小気味良く、ギャグもバッチリキレキレで。内容を知っているはずなのにも関わらず、始まってすぐにすっかり取り込まれてしまいました。作業用BGVとして再生したはずなのに見入ってしまうので、まったく以てその役割としては使えませんでした。

 背景設定が妙なところがリアルで、一方別の妙なところが完全にSFだったりオーバーテクノロジーだったりという、現実と虚構とがばっちり入り乱れているのですが、これがまた神の采配のように奇跡的なバランスが取れていました。この辺も古びませんねぇ。

 最後に。
 ハヤリスタリはオタ業界の常ですが、20年経ってもちゃんとナディアが可愛かったのには安心しました。
 

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