台湾がまたやってくれました 台湾 2012年02月03日 台湾の首都台北市の、その玄関口である台北駅には地下街が広がっていますが、その台北地下街に、どこのギャルゲーに出しても恥ずかしくないような萌え系キャラがマスコットとして就任し、その上その声は花澤香菜さんがあててらっしゃるそうで。 年齢設定が12歳とか、趣味がてるてる坊主集めとか、そもそも自己紹介がほぼ日本語だとか色々着目点は多いのですが、とにかく今言える事は、また1つ、台湾に行った時の目当てが増えてしまいました、という事でしょうか。今年の夏も、アツくなりそうですよ、ええ。 [0回]PR
近代麻雀2012年3月1日号 感想 麻雀漫画 2012年02月02日 バード・帰ってきましたバードが。縦ロールのお嬢様キャラとかが近代麻雀に出てきても最近違和感ない事にビックリです。・「20万ユーロだ」ユーロ安くなっちゃったとは言え相変わらず大金を扱ってますなバード。・「捜したわよ…2年ぶりかしら」「待っていたよ…沙羅!!」「ようこそモナコへ」自分で姿を消しておいて『待っていたよ』と言えるようでなければ一流とは言えないか。・日本競技麻雀連合元代表と名乗る鯨丘のおっさん、個性的な髪型してるなぁ。・天羽院姉妹は遺伝子が髪の毛に発現しているようで、どっちも縦ロール。あとは巨乳。・雀界の天使ねぇ。「ほぼ負け無し」ってのは麻雀という競技では流石にありえないことですから、イカサマを疑われても仕方ないかと。・女性はおっさんの秘書かと思ったら経産省のキャリアっすか。ちょっとツッコみたいところがありますが、不粋なのでスルーしましょうか。・「日本人はカルト宗教とギャンブルが大好きと聞いてますからね」残念ながら否定は出来ないなぁ。まぁ、ギャンブルってよりも『一か八か』とか『乾坤一擲』が好きなんだと思う。・「天才であると同時に重度の麻雀オタクだった」という研究者はどこまでも業が深そう。・「調査不足だな…「バード」は金では動かない」「ボクが出る次元の相手とは思えない」蛇が基準だと次元というより『変態』とか『奇人』とかいう単語が浮かんでしまいます。・「たかが採譜や録画でイカサマを防げると思っているならお笑いです」きっつい言葉ですが、そのとおりでしょうなぁ。それで諦めていては商売上がったりな人もいるでしょうし。・で。テストをすることに。2人麻雀でバードが監視されながら単純な超能力マジックを仕掛ける、と。・あっさり完成しているのはまぁ、初回の掴みなので。トリックは原理よりも技術だもんなぁ。・「テストは合格です」「ボクが確かめたかったのは競技麻雀に対する鯨丘さんの「想い」さ!!」相変わらずツンデレだのうバード。・ドーム球場で上から降って来る演出は新庄を思い出さざるを得ない。野球オタ的に。雀荘うえだ繁盛記・打ち初めで大勝ちすると確かに1年の運を使い切ったように思えてちょっと不安になりますね。・むこうぶちのDVDは近所に置いているレンタル屋が無いのですが、コレはやっぱり買って見るべきですかねぇ…と思ったらニコニコチャンネルでも見られますね。有料ですけど。今アニメチャンネルを順番に回っているので、終わったら手を出してみましょうか。・すいません。J1グランプリ知りませんでした。DVD売れるくらい声優さんたちの麻雀勝負って人気あるんですね。アカギ・奇跡の北。まさに「ありえぬ事が起きたっ!」ですなぁ。・欲が阿呆のごとくない、外れたら博感と共に死ぬ、アカギのアカギたる部分。・さぁ、アガって3200という場面で、まさかのスルー。「奴の手にはまだ北が2枚もあるんだぜ…!」ですかそうですか。・「あるじゃないか!」「手変わりが!」まばゆい程の上昇志向。狂気はまだ終わらないという事か。ムダヅモ無き改革 獅子の血族編・三倍満を「トリプルクラウン」と呼ぶのは実戦でやって許されるギリギリのラインな気がする。ただし身内とのセット麻雀に限る。・「あの者は牌を消します!!!」まぁ、この作品だとこのくらいあってもおかしくないし。・見えなければ盲牌で。その根性だけは認めようか。・フィラデルフィアエクスペリメント、検索かけたらウィキペディアのフィラデルフィア計画のページにさっそくこのネタが載ってて笑いました。・一応都市伝説ってことになってますので、鵜呑みにして良いことはあんまりないかと。・調子に乗るタイゾーが痛い。・堂々とイカサマの種を明かした揚げ句、爆発しても身内からしか使用中止の意見が出ないあたりがムダヅモワールド。・「問題ねェっつってんだろうがよ!!!」「何しろこっちは…」「とっくに科学に魂を売り渡した身なのでね」忘れかけてたけど、こいつもクレイジーだった。・「20年前のあの日から」20年前ってーと1992年か。なんだろう。ヤクルトと西武の日本シリーズくらいしか思い出せないのでググってみましたが、特にコレというのは出てきませんでした。よくよく考えたら作品世界では2009年なので1989年をググってみましたところこの画に合致しそうなモノとして伊東市沖の海底噴火が出てきました。これかな?とりあえず天安門事件とかでは無さそうですね。むこうぶち・及川翁と傀との、見せる麻雀ですが、どんどん及川翁が威厳を失い愉快になっていくのはどうしたもんでしょう。鷲巣様とはまた違う魅力をふんだんに持ち合わせておりますな。「愉快!まさに愉快!」の表情なんぞは特に良かった。・麻雀自体は傀が最後の最後に本領発揮した後も傀にそれほど注目が集まりませんでしたね。他の3人に己の恐ろしさを悟らせぬように罠を仕掛けていったおかげでしょうか。・3人空テンリーチに追い込んで自分が一発でツモアガリってのも本当は恐ろしいことなのに、結局ライバル企業のことばっかり見てるもんなぁ。・「先手を取られたら堅く…だよ!」とか言いつつ追っかけリーチで振り込んだり、その振り込みを嗤った人間が「その点堅実派のワシは…」とか言った直後に振り込んで「リーチしろよイジワル〜」とダダこねたり。こういうのを『滑稽』と言うのでしょうな。・挙句つかみ合いの大げんかだし。「ええい!勝負の余韻を堪能しとるのに」と言いたくもなろう。・「傀よ…ギャラでヘボと打たされるのは」「二度と御免か?」「いいえ」「麻雀は麻雀です」「来て・見て・勝つ …それだけです」カエサルか。まぁ、カエサルかも。・及川翁をぬらりひょん呼ばわりの西岡。最後まで勘違いでしたな。・「大物ってのは正体不明だからこそ大物なんだよ西岡」よく分からないモノをこそ、人は怖れますからね。 [0回]
らきすたおもしれぇ つれづれ 2012年02月01日 どうして私は借りてきたDVDを一部後回しにしてまでニコニコアニメチャンネルでらきすたを見ているのだろうか…。 とりあえず無料の1話と、有料の2話以降を9話まで行きました。どうしてこうなった。人気が出たことには大いに納得しましたし、私自身何度も大笑いしました。 経緯としてはレンタル屋で『らきすた』貸し出し中→借りるのを断念→狼と香辛料の借りて来た2枚を見る→面白かったので続きを見たいと思っていたらニコニコアニメチャンネルで見られる事を知り、続きをそこで見始める→1期を見終えて、ふと、『らきすた』も見られる事に気付く→らきすたおもしれぇ という感じです。レンタルだと返す手間がある上4本1000円ですが、こちらだと手間が無い上にそれより安いのでこっちで残りも全部見てしまおうと思います。というか、既に狼と香辛料はその方法で2期の全話パックまで購入してしまいました。もちろんこっちも面白かったです。面白い作品に出会うというのはやはり嬉しいものですね。久々にアニメの楽しさを堪能した、と言いますか。このままガツガツと時間の許す限り手を広げていけるといいなぁ、と思ってます。 つづきはこちら [1回]
後藤沙緒里のいろはにほへと第175回「さおりんの上にしゅんさま、しゅんさまの上にそらさま」感想 いろはにほへと 2012年01月31日 ・「1月最終日の更新です。早いですねぇ」「来月は節分がありますね」「恵方巻とか、食べますよ」「ちなみに豆まきもしてますよ。こっそり」元千葉県民としていわしも推奨しておきます。・「お引っ越ししたいなぁって」「お引っ越し熱が再発してきたので」「もしかしたら新居でやってるか?」お引っ越しお好きですね。何がさおりんをそうさせるのか…と思いましたが、よくよく考えてみたら普通の賃貸物件は定期的に更新料ってのがかかるんですな。ソレを考えたら引っ越すのもアリなのかも。狼と更新料。・「目撃!となりのさおりちゃん」「近所の神社で初詣をしているさおりんを見ました。おみくじの結果が良かったのか、嬉しそうに財布にしまっていました。甘酒はおいしかったですか?」「あなたの目撃した後藤沙緒里は…本人です」「そうですね、はい。ご本人さまです」コレは納得。・「あたし、実家の方の話なんですけど、甘酒を配布してたり、おしるこを配ってたりする神社があって」「年明けて午前1時とか、わーっと家族で行って、甘酒なりおしるこなり食べて、飲んでお参りをしていたなぁって」「実家に帰ってるかな」「おいしいお正月を迎えていたらいいなぁっていう願望を含めて」幸せそうなお正月ですね。・「深海でさおりんを見ました」もう出だしがおかしいもんな。・「頭が透けていて、目だと思ったところが鼻で驚きました」「あなたが目撃した後藤沙緒里は…人違いです」違っていて下さい。・「人違いって言うか何と言うか」「この画像は、若い子が見つけてきてくれたんですよね」「この方メールのしたに、捜してきてくれた画像をはっつけてくれて」「その深海魚がデメギニス」デメギニスに関してはこんな感じ(リンク先参照)なようです。・「なんだろう、これ。グロい」「きっとこのデメギニスであろうっていう事で若い子がハッ付けてくれて」その働きぶりに感謝を込めて読まさせていただいた」(ぴろりろりん♪)「ふところ?」「出た。ビックリした」こつこつたまってますね。大体月1くらいのペースかな?・「真面目な良い子だなって思って」そうですね。良いスタッフさんが増えました。・「白い全身タイツを着て丸まっているさおりんを見ました」「さおりんの上にはりくさまが丸まっており、りくさまの上にはみかんが乗っかっていました」「毎年1月になると見かけるんですが、あれはさおりんで間違いないですよね」「あなたの目撃した後藤沙緒里は…本人かも知れない」まさかの結果に噴いてしまいました。・「すごく、想像できました」「全身タイツかは分かんないんですけど」「これ、鏡餅ですよね」「後藤が白全身タイツになって、丸まって」「その上にしゅんさまが乗っかった方がいいんですよ。白いから」「そのしゅんさまの上に、りくだとちょっとでかいので、そらですね」「そらさまに乗っかっていただいたら、素晴らしい鏡餅が出来上がるんじゃないかな」猫 on the 猫だけでも素晴らしいのに、そこにさおりんか…なんという極楽浄土。あと、白全身タイツに一切の否定もためらいも無いんですね。・「これなんかバカみたいですね」「平和な妄想を繰り広げてしまいました」「かわいい〜〜」「丸まってる姿がね。いいですね」「そんな風にしてお正月遊びたいなって思いますよ」その辺のお正月レポート、来月分の更新で聞けるといいなぁ。 [1回]
回帰 つれづれ 2012年01月31日 この日、長く長く私を追いつめてくれていた厄介至極な懸案がようやく一段落しまして。昨年からずーっとだったもんでかなりストレスを溜め込んでおりまして。 泊まり明けだったということもあって、この日の午後からと次の日を休みにし、早めに帰って久々にレンタル屋に行ってDVD等借りてしまいました。 この日私が借りたのは『小説吉田学校』『化物語1及び2』『機動戦士ガンダム0080 1及び2』『狼と香辛料1及び2』です。 はい。『小説吉田学校』以外は全てアニメでございます。興味があったものの、色々あって見る機会が無かったものをチョイスしました。 『化物語』は言うまでもなくシャフト作品ということで目をつけておりましたし、『0080』は私がガンダムシリーズでも見てこなかった作品の、その中でも一番短かったので入門編のつもりで借りました。『狼と香辛料』は私が昔プロットを作って3章まで書いて挫折した小説とよく似ているのでずっとずっと気になっていました。どれも楽しみです。 ただまあ、純粋に見ることに集中したいので今回は感想を書いたりなんだりはしないつもりです。今更すぎる、というのもありますけども。 その代わりと言ってはなんですが、これでまたオタ熱が再燃し、そこからいずれは創作回帰できるといいなぁ、とか思っております。この歳になってなお、まだ小説を書きたいと思っている自分の執念深さにちょっと苦笑いです。 [1回]
謎の彼女XがTVアニメ化 ニュース 2012年01月30日 だそうで。2月に発売になる単行本8巻はドラマCD付き予約限定版が出るそうで。とりあえずそちらはドラマCD版を買うとして。 TVアニメですか。声優さんや放送局その他の詳細情報はまだ不明ですが、今はニコニコアニメチャンネルなんていう便利なものもありますから、ほぼリアルタイムで見られる可能性はグッと上がりました。ありがたいことです。かの作品はアニメ化するのに難しい部分もあるように思いますが、そこをどうクリアしていくのかが楽しみでもあります。とりあえず、詳細情報が明かされるという単行本8巻待ちですね。 [0回]
ムダヅモ無き改革麻雀外交全記録 感想 麻雀漫画 2012年01月29日 ・この本は、まぁ、所謂コンプリートコレクションみたいなもんです。竹書房から出るから単行本サイズですけど、角川だったらもっと巨大サイズでムック化するんだろうなぁ、とかいらん事考えちゃいます。・こんなブログで色々分析したり解説したり調べたりしながら読んでるもんですからそれほど新事実を発見とかはなかったんですが、土井タカコのおヒキが赤松だったのはインパクトありました。そういえば居たなぁどころじゃなくて口蹄疫の件があるので忘れられない名前なんですけどね。・この手のモノに誤字脱字が多いのはお約束ですが、P149の『カイル元帥』は『カイテル元帥』、デビュー作が『楽しい魔法峠』→『たのしい甲子園』くらいしか見つかりませんでした。最後のは間違っちゃいけないとは思いますけど。・パロディシーン大解説で新発見だったのは『ガオガイガー』と『コンV』です。あとは大体分かっちゃったのがなぁ…我ながらあきれました。・『ムダヅモワールドにおけるシンクロニティを紐解く』という言い訳コーナーがありますが金将軍のところだけ?マークがついていたのはやっぱり元ネタが元ネタだからでしょうねぇ。・大和田先生のインタビューを読んで興味深かったのは、「連載当時の首相をそのまま主人公にしただけだった」とか「本当は竹下登さんでやりたかった」とか「小渕さんなら小渕さんの物語があったと思いますよ」とか「描いていて楽しいのはローマ教皇」とか。最後のは超納得。あと、その2人の物語もぜひ読んでみたいところです。・描き下ろしの『むだづもっ!!!』は連載でも十分行けると思うんですがどうでしょうかダメでしょうか。女性キャラだけでも十分やっていけるキャラ立ちしてるなぁと痛感。十分アリですぜ、コレ。・とにかく空回りするイゾルデが愉快です。ちょっと痛いくらいが愉快なんですよ、ええ。・あと、アカギアンソロジーの見開き2ページ漫画が再録されてましたが、福本先生風のジュンイチローに微塵も違和感がないのはどうしたもんでしょうか。 [0回]
ムダヅモ無き改革7巻特装版付録 第一次ラグナロク大戦報告白書 感想 麻雀漫画 2012年01月28日 ・7巻自体の中身については連載時に感想を書いてしまっているので付録の方について。・レポートは序文とレポート1〜13、ステッカーとポストカードで構成されております。ポストカードは真田二佐で納得の人選ですが、ステッカーがプーチン大帝とティモシェンコ閣下の旧ソ連コンビなのは何故でしょう。ティモシェンコ閣下が『ユーリヤたん』と称したくなるような杖を持ってるのは何故なんでしょうか。・一応、「国防総省刊」と銘打ってますので、ホンモノとよく似たマークが表紙と裏表紙を飾っていますが、この辺の怒られると怒られないの境界線、訴えられるとられないの境界線をよく心得ている竹書房でなくては出来ない悪ふざけ。・さて。レポート内容ですが、概ね悪ふざけと『MMR』や『ムー』的ノリに満ちております。本文もさることながら、ヤルタ会談のキャプションに『連合国最強雀士』って付けたりするところとかは何度見ても笑えます。・奥付によると写真は無断転用ではなくちゃんと共同通信から提供を受けてる模様。まさか共同通信もこういう用途に使われるとは思うまい。分かってて提供したら同罪だが。・麻雀博物館をCIAの秘密基地にしているところはセルフパロって言って良いやら悪いやら。・松川事件や三鷹事件をUFOの仕業にしているのはかなり『ムー』っぽい。というか、そこだけ見ると『ムー』と区別がつかない。・こういうものの本文を引用するのは控えたいのですが、それでも敢えてひとつだけ拾うとすればレポート5の最後、「アイヒマンは雀荘で多牌してしまい、それを隠そうと握り込みまで行ったため、店のマスターによって告発。1960年にイスラエルに連行され、翌61年には裁判でオープンリーチへの振り込みを命じられ絞首刑になった。」でしょうか。高レベル電波にも程があろうよ、という名文です。ツッコミどころしか存在しません。 [0回]
コミック乱三月号 感想 感想・レビュー 2012年01月27日 風雲児たち幕末編・初っぱな状況整理してもらえたのは正直ありがたかった。並行していろんな事が起こってるので。・「これについて詳しく描くためにはまた正月に…」いやまぁ、完結するんならいいですけどね。・「直弼にとって安眠できる日はなかったのである…」「ぐおわ~~~」「ごさあ~~~」初期にもこのギャグあったな。確か秀忠ので。・江戸名所図鑑に江戸城が描いていないのは納得ですが、今の今まで気付きませんでした。何年読んでも勉強になります。・大名オタク、鉄っちゃんならぬ武っちゃんですか。隠居前最後の登城とかだといい場所の取り合いになってケンカしたりするのかしら。・「拙者は晴海の頃から通いつめておるわ」このおっさんはモデルが居そう。・「お父っつあん あたい次からメイドさんのコスプレしようか?」「せんでええヨ」冷静なお父っつあん。・「来たっ」「御三家尾張公じゃっ」この視界でこの早さは異様。あと、ケータイで行列を撮影しても無礼討ちにされないのは江戸城のすぐ側で揉められないからと解釈。・ドラマと実際の検証は大いにうなずくところがありました。特に門からちょっと出て見張ることもこともしなかったのだから、誰も襲われる心配なんかしてなかったというところは目から鱗。・「羽織を脱ぐのが早いっ」「刺客丸出しだっ」でも気付かれなかったのは、井伊家側の油断もあるでしょうが、天候による視界不良も大きかったのではないかと。所謂桶狭間の戦いを思い起こさせますなぁ。やはり奇襲は相手の油断と天候が成功要素か。・大名オタどもが空気読まず歓喜してたら苦笑いだったんですが、さすがにそういう事はなかったか。剣客商売・「わしなぞ今にして後悔をしているのじゃ。剣のかわりに包丁の修業でもしたほうがよかったかと……」「まさかに……」「いや、ほんとうじゃよ。」冗談に聞こえないから困る。・「むかしはいかに暑くとも汗など出なかったものじゃが…」現代の感覚だと汗をかかない方が不健康な気がするんですが、戦地を想定して水を飲まなくても動ける身体を鍛え上げていた結果なんでしょうかね。・今回の事件は子供の勾引(かどわかし)。安心の小兵衛先生クオリティで無事救出。・しかし、爺やは…。合掌。・我が孫の命を救われて礼にも来ないのは確かにおかしい。ソレに対して「叱りつける」ことが「きまってるじゃあございませんか こんなことじゃあおひざもとの暮らしが成り立ちません。」と言える事がちょっと羨ましい。・「越後屋半兵衛というお人は、我が孫の危難を救った者へ奉公人をつかわして礼をするようなお人なのかえ。」「そういう主人の許ではたらくのもなかなか辛いことだろうな、ええ……」「お帰り。」ここでうっかり「はい」と言っちゃうところは正直者だな奉公人。・「御内聞に」か。人目についた上にある程度役所も絡んだ騒ぎになってるんだから、小兵衛先生だけ口止めしてもなぁ。・「そのみなさまへもいちいちおたのみを致しまして……」どんだけ金品ばらまく気だよ。・「帰って主人に申せ。このようなまねをしても人の口を閉じることは出来ぬぞ。」おっしゃるとおりです小兵衛先生。・「返すのじゃ。」「もったいない。」おはる、主婦だなぁ。・そしてまたひとり、人が死ぬ。・口止め金は突っ返した上で、自腹を切って事情を探らせる。これが何とも言えずかっこいいのですよ。・ここにもうひとり、御用聞きの湯島の長兵衛という人物が浮かび上がる。・手代の首吊り自殺。しかも駆け落ちが捕まってひどい折檻の末に。これは後ろ暗いことこの上ない。・湯島の長兵衛は御用聞きなのに、茶店の女主人を妾にしとるのか。こいつはなにかあるとしか思えない。・密談しているメンツがどう見ても悪人です。・保護している人間が保護されている人間をさらうのだから失敗のしようがない。・…と思ったら行く手に小兵衛先生が。さすがすぎます。そして、一刀一閃。・やっぱり折檻で死んでいたのか手代。悪事を隠蔽しようとして強請られるというのは定番ですが、失うものが多い人はどうしても我が身をかばおうとして、その定番に身を落としてしまうんですなぁ。・人の恐怖を煽るためだけに人を殺せる人間を外道と言う。・悪と、その悪につけ込んで悪事を為した人間は退治されましたが、それよりも不幸な目に遭った娘がささやかな幸せを身に寄せている事にホッとします。 [0回]
フダンシフル!3巻 感想 感想・レビュー 2012年01月26日 ・実に残念な事に今巻でラストでございます。好きでしたねぇ、このオタ青春群像劇。惜しいなぁ。・巻頭カラーの出だしからサービスシーン。アマネを攻める六徳さん。・「今日こそ私のこの躰の空洞を」「アマネ様に埋めて頂きたく思います」妄想はそこまでだ。という訳でアマネの声で現世に帰ってくる六徳さん。・ゴスロリな店でバイトするのか六徳さん。「うちは笑顔必要ないから」「言葉もない」という面接シーンが何とも。・「え」「えーっ!?」六徳さん、奇襲成功。これ、初キス、かな?・「女の子同士のたわむれです」「でもこれで出来ました」「私達だけの」「秘密が」六徳さんの加速が止まらない。・「やっぱり女の子は」「何を考えているかわからない…」これは本人の資質よりも相手の行動に問題があるかと。・アマネとしての存在感が増せば増す程、己が揺らぎかけるも、「僕じゃなきゃ好きになれなかった」「そして君を知る事も」「出来なかったのだから」と言い切れるところが強い。・女装した状態でお父さんと差し向かって。普通なら針のむしろなのだが。・「数は数だもの」「かわいいのにかわりはないわ」わかってやってる母がむしろ怖い。・一難去ってまた一難。今度は『さよなら☆てんてる』ですか。数が「落ち着いて姉さん」「いつもの超展開だよ」となだめてるところが素晴らしい。・「みこきゅーか…」「次回予告として成り立ってないと思うんだけど…」冷静なのかそうでないのかよく分からん。・刹那がわざと「あまね」って呼んでるあたりが腹黒。・「なんだあれ」「なんだあれ」頑張れ部長。・「宮野って」「東峰さん狙いじゃなかったんか」違います。・「SAN値直葬」負けるな部長。・大久保君となかじーの恋の行方も割と楽しんでます。こういう迷いある恋路も大好物です。・「ついに念願の」「企画と台割が出来たぞ」アイスソードですか部長。・「これで出せる!!部誌が出せる!!」頑張りましたね。・オリジナルリレー4コマは参加したことあります。みんながみんな1コマめでオチ級の大ネタを炸裂させるので2コマめの担当者が困ってましたねぇ。・デジタルでリレー。おおう。時代の差を痛感する。・「私の好きな人って」「宮野数君」「うそん」「マッキーの好きな人は?」「同じ人」なぜだろう。この2人からは修羅場の匂いがしない。・「タッグ!!」「なんでそうなんの!?」「同じ人が好き」「こんな心強い事はないよ!!」ポジティブってのともまたちょっと違う不思議な精神ベクトル。東峰さんは知れば知る程謎が深まるのう。・「真の女子力は」「これだよ!!」東峰さん何をしてはりますのん。『むぎゅ』じゃなくてさ。・「その証拠に小西さんは…」「音がした……!?」音か…。聞いたこと無いなぁ。死ぬまでには聞いてみたいものですな、音。・豆乳か。そう言えば絶チルでも似たようなネタありましたなぁ。・オリジナルって言ってるのにリレー4コマでてんみこを描く数。「てんみこは譲れない願いなんだ!」ですか。レイアースを思い出さざるを得ない。・「僕は」「てんみこしか描けない」不器用な生き方だねぇ。・で、結果リレー4コマがてんみこだらけに。・「本当に好きだって事は」「失いたくないって事でもあるんだって事が」「今やっとわかりました」失ってわかる事、あるよね。私もたくさん経験しました。・「私も好きです」「アマネさんの事」「大好きなんです!!」「それは女の子として?」「男の子として…?」うちのパソコン、『男の娘として』って変換してくれやがりました。おかげで何書こうとしたか忘れちゃったよ!・「やめてミッチー」「ホンマにやめて」「耐えようマッキー」「わ…わかった」百合百合しいにも程があるだろうお前ら。・「言葉もない」同意です六徳さん。・お風呂に入ると眼鏡もないし髪もほどくからだいぶイメージ変わるな、のぞみん。・「最近の僕はおかしい」「前はあまり気にならなかった事が気になり始めてる」「気になるって事」「いやらしいんだろうか」それが正常なんだ。・てんてる復活。「みこてん」「大勝利!!」気持ちはよく分かる。嬉しい展開になると突発本出したくなるのも。・「スペースが取れなくて…」「夏」ま。そんなもんだ。・切手音楽…無いとは言えないのがこの世界の恐ろしいところだ。生活音入りなのがちょっと泣ける。・「今巷では同人音楽がアツいですからね」うちの妻が購入するCDのほとんど同人です。・「暑い」「重い」「長い」夏コミ3原則。・トイレの我慢はコミケのもうひとつの戦場。・「今となっては私達知るには早過ぎる」「過ちみたいなものをしてしまったのかも知れない」「けれどその過ちを含めて青春だったと思えているから」分かる。分かりすぎる程分かる。過ちて悔いなし!・しっかし、全年齢本で年齢確認とはきびしいご時世…。・「たとえば10年後」「20年後」「この場所に"私"は帰還(かえ)ってくる」「必ず私は帰還ってくるから」「どうか変わらないものも変わりゆくものも」「そこに在り続けてほしい」・「あのゴスロリすげえ…」「どんな新型MSだよ」六徳さんの潜在能力は一体どこまで…。・「六徳さん離して 人が見てるよ」「それがどうしたというのですか」「耳はダメ」「ダメだから…ッ!」「何がだめだというんです」アウトー!六徳さんアウト!・そして、落ちるウィッグ。現れる望。・望がアマネにウィッグを戻しながら、涙を流して抱きつくシーンは本作品のクライマックス。・割って入る十河がノリノリなのはやっぱり関西人だからか。・そして、今年も夏が終わる…。・新展開、おまてん映画化。そして始まるポッキーゲーム。ちょっと待て。色々待て。そして、もうすっかり自重しない六徳さんに慣れた私が居る。・「おまてん映画の試写会」「小西さんを誘ってらっしゃい」「誘うって僕がですか!?」「他に誰がいるのよ」「宮野数君」本当にこの人は良いところで背中を押すなぁ。・「今更」「友達にもなれない事はわかってる」「ち…違うんです」「そうじゃないんです」「私が」「え?」「私が」「宮野君を男の子として」「意識してしまうから…」言いながら、ノートに記された8文字。・「僕はずっと小西さんの事を意識してたよ」「え?」「小西さんと僕 冬期講習で一緒のクラスだったんだ」「あの日から僕にとって」「小西さんがいる事が幸せになった」ここまで長かったけど、こうなれて本当に良かった。教室の外でほろほろ泣いてる清川とシンクロしそうになる。・でも試写会は女性限定だからまたアマネにならにゃいかんのか…。・絵のモデルという事で、女装させられる数。『着ました。』じゃねぇっての。なにをあっさり。・「ちょうどいい髪ほどいて眼鏡外せ」部長、君は今自らの手で自身を地獄に突き落とした。・「どんなバッドエンドだっての…」「アマネさん」「アマネ様!!」「アマネさんだ転校して来たの?」「見間違い」「見間違い」現実は常に非情だ。・「詰んだ!」「俺の人生詰んだ!!」どっちかってーと詰むのは数のほうのはずなんだが。大人気なんだよなぁ、バレた後も。・「今の俺に」「地雷はない!!」強く生きろ。・「中には現実と結びつけて歪んだ願望を」「腐女子の人が抱いているとしたがる人達もいたりするから」「それこそが歪んだ願望に思えるけど」「-属性で考えると悪くないわね」「僕だって知った時は驚いたし」「戸惑ったり誤解もしたよ」「だけどみんなが楽しんで」「好きだと思う事が」「僕も楽しくって好きなんだ」「『おまてん』で腐男子になれてよかった」悔いなき青春に乾杯!・「部活動の一環として」「おまてん映画を観るというのはいい」「だからどうして俺までこんな格好を…」お似合いですよ部長。・映画館でペンライトは私も使った事ないなぁ。もうアニメ映画とかアニソンライブとかに参加できない身体だと痛感。・「え…」「映画観ないと」揺るぎなくセクハラを敢行する六徳さんと、じっと耐えるアマネ。・そうやって使うんだペンライト。すいません。ついて行ける自信がありません。・終わったら即立つ十河さん。関西では『いらち』と言います。・「よーしお前ら もう一度観るために並ぶぞ」そんなあなたが大好きです部長。・会場設営に活躍する数。ここまではできませんでしたが、私もわりかし設営の際には尽力しました。・「とことん俺は」「この世にいないものが好きだな」名言。・「本当に好きだったんだぜ」「アマネさん」部長にはこれで諦めずちゃんとオタな彼女を捕まえて欲しい。・「来世で結ばれるためにも」「背徳を重ねなくては」この人の発想だけは理解できたようで理解しきれなかった。六徳さんには楽しませてもらいました。・髪切った十河さんは男前。で、東峰さんとくっついちゃった訳ですな。末永くお幸せに。部長と東峰さんのカップリング楽しみにしてたんだけどなぁ。・全身表現者様は高度すぎる。2010年のコミケでは遭遇できなかったなぁ。・電動ドリルの音を録るためだけに工事現場でバイトする刹那には頭が下がる。尊敬は出来ないけど。・「実際に」「こんな事言われたら」「別れる」乙女の純情。この2人も末永くお幸せに。・「男の人になんて聞いたってどうせ何もわからない!」「それどころか後で面白おかしくネタにして笑うんだわ」「揚げ句は茶化して馬鹿にもしたりする!!」「そうに決まっているからっ…」どうやらこの人は過去に何かあった模様。・「少し落ち着きなよ無量さん」「うちらのやってる事や楽しみ方だって傍から見れば同じようなもんでしょ」「—違う 同じようなものなんかじゃない」「僕にとっててんみこは譲れない願いであり」「かけがえのない仲間との絆なんだ」アマネでも数でも、そこだけは一貫していた。・「てんみこを2文字で表すと?」「和合」「和合という言葉の本来の意味は」「親しみ合う事」「だから僕は親しみ合いたい気持ちを込めて」「いつもこう言うんだ」「てんみこで!」こういう風に言える作品に出会えたことはオタとしての幸せ。・「俺はオタクだ」「極めると決めたらとことん極める」部長の生き様は見ていて楽しい。本作の後日談を一番知りたい人物です。・「てんみこで!」てんみこで!もりしげ先生お疲れ様でした。またこういうもりしげ先生ならではのワールドを次の作品でも楽しませて下さい。 [0回]