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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

近代麻雀オリジナル2012年2月号感想

ライオン
・敗者の群れがどう見ても地獄絵図。個体識別マーカー、採血、オールサプリメントの食事…。凄絶の一語。
・一方の堂嶋は闘牌中。なんだかしっとりしている。
・おしおきタイムって何だと思ったら…。「1000点失うごとに10秒潜っていただきます!!」どういうルールだ。というか、ギミックが昭和アニメみたいで萌えます。
・潜る先はサメ入りの水槽。しかも衆人環視。
・無事浮上する堂嶋にブーイングする連中は、飯食いながら人が食われるシーンを見たかったのか。理解できん。
・堂嶋のオッズ2.1倍なのか。さっき3位だったのに。
・「お前だって経験あんだろ」「どうにもならない日」「ってーのがあるんだよ」あるある。ありすぎて困る。
・負け日かぁ。負け日にどう打つかはいい勉強になりそうですね。
・判断が裏目裏目…。こういう時は堂嶋でも「通せるのか?」「今日の俺に!!」となるのか。
・で、迷った挙句に結局振り込んじゃう。まぁ、どっち切ってもアウトでしたけどね。むしろそっちのほうが重症か。


aki
・相変わらず亜樹よりも同卓する3名のほうのキャラが濃いのう。
・「フフ…これが」「大人のやり方さ!!」絵面がカンペキに雷様コント。
・苦しい状況でも判断にぶらないのはさすがだなぁ。
・「我慢していれば」「こういう展開もありえる!!」3対1があっさり崩れちゃったからなぁ。これで切れなかった牌が切れて、大逆転。
・「雀荘はみんなが麻雀を楽しむところだ自分だけが楽しむ所じゃない」「雀荘のメンバーは誰よりも気配りが大切なんだ」「年齢がどうこうじゃねえよ」うむ。正論。しかもそれを事実として突きつけるから、亜樹としては反論のしようがない。
・「失礼します」「ちょっと…惜しいよな」そりゃまぁ。でも年齢的にアウトだからなぁ。
・「「花びら大回転」…?」「回転ずし?」「…安いのかな…」安いけどご飯食べるところじゃないよ、そこ。
・「5470円入ってる さっきの勝ち分だ」「働いた分はたとえ1円でももらえ!!」「それが大人のルールだ!!」生きていくには、もらえるものはもらわないと。
・そうか。もうこのころ泊まれる漫喫あるんだ。


ワシズ
・「犯人は……キサマだ!!!」そんなにことはない、と言い切れないのが鷲巣様だからなぁ。
・「根拠があって言っておるのだろうな」「もちろんだ 聞かせてやろう」「私の推理を!!!」なんと言うドヤ顔。
・その推理が…なんとも的外れ。鷲巣様がカッとなって人どついたりするような人間だったらこんなに大人物にはなってない。
・「あの窓は……」「外からも開閉できる」「窓を閉め密室に見せかけ」「最後尾から車内に戻った」「老人にそんな荒技は無理……!!」「だがキサマなら可能だワシズ!!!」キサマなら可能、というフレーズで大抵の事が説明できそう。
・マンズのチンイツに見せかけて9ピン待ちの四暗刻。相変わらず豪運と言うか鬼畜と言うか。そりゃ隼も「やりすぎですよ」と言うわなあ。
・「屋根の上を見てみろ」「雪の上に足跡があるかどうか……な」「警部!!」「足跡はありません!!」すべてお見通し。
・「そう」「これは密室どころか」「殺人ですらない!!」自分で言いだしておいてさらっと否定するあたりはさすがです。
・「死因は肺血栓塞栓症」「固まった血が牌に詰まって起こる病気です」血栓は怖い。十分死ぬ病気です。
・「事件性は失くなったな」「では行くか」「ま」「待て……」「動くなっっ」「キサマらが賭博罪の現行犯には変わりない!!」「全員逮捕する!!」本来そっちが本命の任務ですからな。
・「お前ら……チョコを食べたのか!!!」結構量ありましたのに。つか、隼がめっさペコちゃん。
・「キサマは牛島を同じ体勢にさせるためにわざと振込み続け卓に縛り続けた」麻雀って怖ぇぇな。
・未必の故意殺人を狙う話は藤子F先生の短編でもありましたなぁ。周到であればある程恨みの深さがよく分かってゾッとしますな。
・麻雀列車そのものが鷲巣様の仕込みでしたか。しかし、警察にたれ込んだのまで「それもワシじゃ」は予想外でした。

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リリキュアからプリキュアへ

 プリキュアの新シリーズ『スマイルプリキュア』のキャストが発表になりましたが、キュアマーチ/緑川なお役に井上麻里奈さんが決定しましたね。いやぁ、まさかリリキュアからプリキュアへ、が実現するとは思いませんでした。万一にもスコップ振るったりするシーンがあったら大歓喜なんですが。


 しかし、このネタを送る先が無いのが惜しまれてなりません。

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さよならさよなら、またあした 感想

・すいません。ウィングスコミックスは完全に無警戒だったので見のがしておりました。シギサワ先生はこんなところでまで油断ならん。
・本作の主人公育とうちの妻が非常に似た状況ですので、とても他人事とは思えずいつも以上に物語に引き込まれてしまいました。ここまで凄絶ではないんですけれども。旦那の正嗣に強く思い入れしてしまう場面もしばしばでした。
・というか、今回はいつも以上に私の自分語りがうっとおしい感想になっていることと思いますので、あらかじめお詫びをしておきます。引き返すならば今のうちですよ?
・前説はこれくらいにして本編の感想を。小さい頃から、この子はいくつまで生きていられるか、と聞かされ続けて育つのは苦痛でしょうなぁ。
・追いつめられたあまり「あ こいつでいーか…」で恋が始まっちゃうのも切ないねぇ。教師と生徒の恋愛としてはほぼありえないくらいに大雑把と言うか。でもなんか、それなりに幸せそうでいい感じ。
・「俺は」「お前が生まれてくれて」「…お前と結婚できてよかったよ」「…目先の小さな「よかった」で」「私は十分泣きそうに幸せだ」何が素敵って、これが入院間際のやりとりなんですよ。
・つづいて、本編のもう一人の主人公である、万喜。職場の後輩とのやりとりが殺伐としつつも楽しそう。とりあえず「…こいつソツなさすぎて気に食わねえ…!」は酒をおごりたくなる程よく分かる。
・「お土産」「何がいいですか?」「万喜さんは何がいいですか?」この距離の詰め方が如才なくて気に食わねぇなぁ。
・「俺のこーゆーカオ万喜さん苦手でしょ」何もかもお見通しかい。かわいげの無いヤツめ。
・「…ものっっすごく」「弱ったから来た。」あー。うん。なんだ。こういう男の保護欲を刺激する人に、私は弱い。
・2人っきりなのに頭撫でさせちゃう女は確かに「…クソ」「めんどくせえ…」けど、うまくいったらきっとそれすらいい思い出になる。
・で今度はその件を万喜が育にグチるお話。付き合わされる旦那が不憫である。
・「あんな華美なのは範囲外だわ!?」ああ、やっぱりこの人かわいいじゃないか。華美って何だ華美って。
・「いいじゃない華美(笑)!!」「恋愛の理想と現実は違うのよ!!?」「ほらこんなに!!!」うん。なんだろう。胸が痛い。ちなみにウチの嫁さんの理想はヒイロ・ユイです。ごめんな、こんな現実で。
・もらった出張土産を開封できないとか。鉄面小心じゃのう。
・男らしさを讃えて贈るものが西郷隆盛像か。というか、この武田という後輩は一体どこに出張に行ったのか。鹿児島か。
・「俺は女性が不可解でならないよ…」変に理解しようとか思わず、なれることが大事だと、身を以て学びました私。
・「何となく…苦手なのは」「こうした女同士の友情とゆーやつに」「一生勝てない気がするからだ」『気がする』が『一生勝てない』と断定に変わった時に、男は1つ成長する。
・幼き日の育と万喜のお話は、なんとなく『さよなら絶望先生』のハルチリを連想させますな。片方が腫れ物扱いなところとか特に。
・2人の間に存在していた見えない垣根の乗り越え方が、物凄い何気なくて、だからこそ当の本人達には物凄く勇気が必要だったんだろうと思うと、帰ってこない昔に思いを馳せずにはいられない。
・武田の、万喜への一目惚れの仕方があまりにもオカシイ。というかね、コイツらお似合いだわ。思ってた以上に。というか、マウンドで仁王立ちした挙句「今日は…そうね いい風が吹いてたのよ」とか言う万喜は想定外に中2だった。
・続いて、義母は婿にとって永遠の強敵です、というお話。うちの義母は方向性全く違うんですが、やっぱり強敵なんですよねぇ。妻とはまた別の意味で勝てる気がしないと言うか。
・出会いは喫煙シーンでした、というお話まで自分とかぶってもう笑うしか無い。なんですかね、この偶然のかぶりっぷりは。あ、別にうちの妻は教え子とかじゃないんです。友人の紹介で新しいバイト先に行ったら、バックヤードにボスの風格を身にまといつつ煙草ふかしてたのが居まして。ええ、それが今私の目の前でエロゲやってる人の11年前の姿です。
・「お早うございます」「死に損ないの出席番号49保永」「急遽病院で点滴受けてて遅くなりました!!!」「生まれた時から余命宣告を受けております」「保永 育と申します」強烈な自己紹介だのう。
・「「トクホ」!!」関西だったら石つぶてで襲撃受けるレベルの隠し芸だな。
・「傾きが逆」これは死にたくなる。
・散々黒トークで毒を吐き散らかされて、それで最後に「…また」「あしたな!」と言えるのはなかなか見上げた根性だ。
・体育祭。仮装の衣装を作ってくれた育に「俺完璧なトクホマークになるから!!」ってのは一種の告白だと思う。
・「それでも多分」「これからもどうにかこうにかやってゆく」仕事ってのはこれに尽きる気がします。
・万喜の祖母の葬式帰りのお話。喪服姿を「万喜さんスゴい」「忍者みたい!!」と褒める武田のこのセンスはどうしたらいいのか。許されるなら一発どついてやりたい。
・育は万喜がタバコ吸うのを突き飛ばして止めたくせに高校じゃ自分が吸ってみたのか。どいういう心境の変化なのか憶測するとなかなかに楽しい。
・甘やかされなれてない人が甘やかされると弱いんだよなぁ。
・「…その辺全部初めてなのにそう簡単に実行できるか」「え」「嘘」「一生大事にしますから……!!」なんというラブコメ展開。
・育、結婚2週間目のぎこちない距離感のお話。
・「とうとう卒業まで桑田さんと大野さん間違え続けるわ」「たまに鼻毛伸びてるわ」「ギャグは寒いわ生徒にナメられるわ」「…の癖に」「いざとゆー時はなりふり構わず他人のために頑張れちゃうとか」「反則だろホレるわド阿呆ー!!!」何この迫力有り余る告白。
・「ね 私少しでも長生きしますね」「うん」「…だから先生も少しでも長くハゲないで」「え?そこ交換条件!?」「うん」この交換条件では、抜けた毛髪をアロンアルファでくっつけてでも抵抗せざるを得ないな。
・「何でっ 「おでこにチュウ」止まりのまま三カ月!!?」「その先も大丈夫だってお医者さんにも確認したじゃんかああ」まぁ、心臓に持病のある相手にはなかなか手出しが難しいよね。うん。
・そして、最終話。ついに婚約したのか武田君おめでとう。「そしたらメニューもちらし寿司とか…」という昭和中期なセンスをどこで培ったのか正嗣は。
・「結婚して10年以上経つというのに」「日々新鮮で飽きないよ…」まだ10年は経ってませんが、我が家も飽きません。
・「…私は」「…やっぱりあなたと結婚してよかったと思う」「でも多分」「十中八九あなたを置いて先に逝く …ごめんなさい」何度も読んで、何度でも、妻が逝きかけて、それでも私のところに帰ってきてくれた時の事を思い出してしまう。
・「…こーんなところで」「死んでたまるかっつーの…!!!」「ほら正嗣」「日付が変わるよ」「…今日も 今日が来た」「…今日も」「とことん生き抜いてやる」たとえどんな状態でも、生きていてくれてありがとう。今日を一緒に。できれば、明日も一緒に。

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近代麻雀2012年2月1日号 感想

アカギ
・巻頭カラー。新年はやっぱりアカギのカラーですか。この流れはもう何年目になるんだろう。
・まぁ、この流れで北単騎待ちとか、それこそ「愚の骨頂」というか狂気の沙汰ですわな。
・ツモアガリがありえない牌で待つというのは、まぁ、点5点ピンくらいならやってもいいですけど、鷲巣麻雀でやるというのは多分精神が耐えられないと思う。
・「捻くれ者のオレの本命!」「鷲巣が今」「濁ってなければ」「鷲巣が今…」「真実」「命懸けならば出ない!」無茶言うな、と思ってしまうんですが。この極限状態だったら何を出してもおかしくない。たとえ鷲巣様だってにんげんだもの。
・「緩めば……」「人は鈍になる!」「今はどれもこれも」「同じように危険に感じているだろう……!」「そんな鈍…」凡人に成り下がる、という訳か。厳しいご意見。
・「1枚」「通れば…」「3枚通るだっ!」だがその1枚が通らない。ついに出してしまった鷲巣様。


むこうぶち
・親番、トップ目、そしてドラ3。ここで1巡目に東を切るのはさすがにちょっと。「これまでの2局いい構えでいいアガリした者にしては」「ドラ暗刻ばかり見ての1打と思わんか?」という言葉に全面的に賛成せざるを得ない。
・傀の4巡目リーチに為すすべ無し。ドラ3つ落とす決意をしたのは「ショボイ」ではなく「それもまた見識」に同意したいですね。大きな手の時ほど手のうちに安牌候補を残しておくべき、というのは私が色々な代償を払って身につけた数少ない教訓です。
・ツモれないなりに、イヤラシいところを引いてきてなかなか安牌を増やさせないところが傀。
・「リスク管理も出来ずに社長業が勤まるワケがなかろ」…こないだ連載が始まった漫画の某関係者に対する皮肉としか思えず、何度読んでも苦笑いしまいます。
・流局はしてもノーテンにはならず。こういうのが経営者には求められるんでしょうか。
・「どうじゃ?おぬしが入って打ったら起き得ない面白さじゃろ?」「…だね」貴重な学習をしている模様。
・結局流局。「助かった一局ではなく失敗した一局なんじゃが」「失敗に気付いておる者とおらぬ者とでは次局の打ち方が違うわい」ですな。一々及川翁の発言がごもっともで困る。
・この流れでテンパイだったら私ゃ怖くてリーチ出来ないなぁ。ダマでもアガれる手だし。
・「リーチは攻撃宣言ではなく無防備宣言…という典型じゃな」「ロン…一発だ親満!」痛い痛い痛い。
・ポケベル懐かしい。
・「途中でヤメさせて社に戻れって?」「ハイ…伝えます」会社の規模がどんなもんか不明ですが、社長の扱いが随分簡単な気がします。
・「自分でなくともこの麻雀…勝てるのでは!?」そう考えるしかないのは分かりますが、社運を賭けたお話を運転手に代打ちさせるってのは乱暴だなぁ。
・「西岡の雀力はおそらく河村さんと富永さんに」「ナメられておるだろう!」「だがかえってそこが付け目だ!」いやいやいや。傀の実力を知らない事をさっ引いても希望的観測すぎる。
・「見ものがひとつ増えたわい!」これが長生きの秘訣ですか及川翁。


雀荘うえだ繁盛記
・今回はざまぁTシャツが全部持っていっちゃいました。インパクトがどうとか言うレベルを超越してます。
・二次元業界麻雀部のトロフィー、随分と立派ですなぁ。寄贈品とは到底思えません。
・罰ゲームが罰ゲームにならない植田さんさすがです。


ムダヅモ無き改革~獅子の血族編~
・「F(9.0)です」この時点でなんか物理学的な何かだろうなぁとは思いましたが、高校時代一切物理をやってなかったので何が何やら。
・「問題ありません」「私はそれのプロですから」「頼りにしてますよ」発達しすぎた科学は魔法を区別がつかない、を地でいく2人。
・「感度が悪いな」「修正を…」ぼちぼちこの辺で私も察しがつき始めました。
・「今ですッ」「リフトアップ!!!」「レンホーさぁぁん!!それっ!!」「ぽん!!」ぽん!!の四條の顔が可愛い。同じコマの中のレンホーと同じ漫画のキャラとは思えん。
・耳からの出血って格闘漫画でもなかなか見ないよなぁ。
・「フフ あなたのそのプライドのごとく高く立てた襟…」「逆にこちらが利用させてもらいましたよ」襟がパラボナアンテナの代わりとは。さすがです大和田先生。
・「ロケット打ち上げは放物線そのものなんです」「私はJAXAで幾百幾万もの放物線を見続けてきました」「すべて手にとるようにわかります」幼さばかりが強調されるキャラだった四條が見せる職人の顔。
・「好きで着てんだ そこはほっといてやれ」真田の武士の情け。
・「ここで終わりなのか…!?」「屈辱的な姿態をさらし」「バカどもにヒザを折ったのはなんのためか…?」別に政治の世界で成り上がるためじゃなかっただろうに。

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昭和生まれの平成懐古話第8回「1995年」

 平田信逮捕記念ということで、今年初の平成懐古話は、実はオタ業界にとっても衝撃の年だった1995年を振り返ってみたいと思います。この2つがどうつながるかがお分かりにならない方はぜひ『オウム事件』でググっていただいて、当時の衝撃を知っていただきたいと思います。

 さて。この年に始まったアニメは多数ありますが、その中でも『新世紀エヴァンゲリオン』『新機動戦記ガンダムW』『スレイヤーズ』『飛べ!イサミ』『天地無用!』『神秘の世界エルハザード』あたりが個人的に熱かったタイトルです。多分実家を漁れば今挙げたタイトルはまだ当時録画したビデオテープが残ってるんではないでしょうか。
 エヴァに関してはまぁ紹介不要でしょうが、個人的な思い出としては、『ふしぎの海のナディア』『トップをねらえ!』ですっかりガイナックス作品にハマり込んでいた私でしたが、事前情報の不足から第1話は友人が録画していたビデオで見る事になってしまったのが痛恨事でした。最初は家族と一緒に見てたんですが、アスカが来た回あたりからのラブコメ展開に気まずくなって、ビデオ録画を後で一人で見る形式に切り替えました。その後、どんどん過激なシーンが増えていったのでこの選択は正解だった問いまでも思っています。まぁ、もっと言うとエヴァの情報量の多さから何度も何度もビデオを見返したり、果ては気になったポイントをメモに取ったりまでしたので、集中するためにも1人で見て正解だと思いました。

 また、当時友人から電話で「今度のガンダムは見ろ!主人公の決めゼリフが『お前を殺す』なんだよ!」と強く勧められた『ガンダムW』はそれから10年以上の時を経て妻の嫁入り道具として我が家にDVDがやってきて、約半年をかけて見ることになりました。まだファーストガンダムの呪縛から逃れられずにいた当時の私には、まだ敷居が高かったんですよねぇ。今でも結局W以外はちゃんと通して見てませんが、これは機会が無いからで、機会さえあればGとか0080とか見てみたいものは割とたくさんあります。

 また、上記に列挙したアニメの中でも特筆したいのが『飛べ!イサミ』です。なんと言うか、入り込むのが遅かったんですが、入り込んでからは割とどっぷりでしたねぇ。メインの3人がタツノコアニメ『未来警察ウラシマン』『赤い光弾ジリオン』等を思い起こさせる立ち位置で、かてて加えてご町内アクション路線というのが私の好みのど真ん中だったもので。気に入ったあまり漫画版も全巻揃えてしまう程度にはハマり込みました。しかし、まさかこの作品の主演声優さんを後日野球関係でお見かけする事になろうとは、この時は夢にも思いませんでした。

 また、アニメ関係で触れておかねばならない件としては、この年に『永遠のルパン3世』の山田康雄さんや『ミスターお爺さん』の宮内幸平さん、『説明せねばなるまい』の富山敬さんがそれぞれ亡くなり、個人的に耳馴染んでいた声優さんが世を去られたということで忘れがたい年でもあります。

 また、ゲームで言うとこの年には『ドラゴンクエストVI』『鉄拳』『第4次スーパーロボット大戦』『バーチャーファイターリミックス』『三國志V(パソコン版)』等が発売、そしてサテラビューシステムやバーチャルボーイなど任天堂が新しい試みを開始した年でもありました。個人的には友人宅でわいわい楽しみながら遊んだ記憶が強い時期です。成人していたというのに、ノリが完全に中学生でお恥ずかしい限りです。

 さらに。この年はコミケが20周年を迎え、それを記念して夏に初の3日間開催を行なわれております。また、東京国際見本市会場の閉鎖に伴い、この年の冬で晴海の定期開催が終了しました。このころはほぼ毎回参加をしておりましたが、本を売ったりもせず、始発で出発したりもせず、勿論コスプレもしないという感じで実にぬるい参加態度でございました。どうしても買いたいものがある、というよりはお祭りに参加する事自体が楽しみというレベルでしたので。コミケ自体の空気も、まだまだ牧歌的なものが残っていたように記憶しています。

 曲がりなりにもイベントで売るような本に書き手として参加するのはこれからさらに2年後のことになります。この本では迂闊にも実名で18禁小説を書くという暴挙に出ましたので、うっかり他人に見せたりあげたりできない困った代物です。

 イベントで思い出しましたが。確かアニメ関係者による阪神・淡路大震災チャリティーイベントがこの年の4月にあって、そこで私が東映動画見学権を落札した記憶があるんですが、詳細が思い出せない上にググっても特に情報が出てきませんでした。情報をお持ちの方は是非お寄せください。

 というところで、いつも以上にグダグダですが、今回はここまでとさせていただきたいと思います。記憶の裏を取る為に調べていくうちに書きたい事がたくさん出てきてしまい、書ききれなかった内容も多いので、機会があればまたこういう形で書いてみたいですね。

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Choice!4巻 感想

 残念ながら最終巻です。まぁ掲載誌が無くなってしまってはどうしようもないです。こちらもCheers!同様えろすな内容に関する感想ですので、お手数ですが本文は『つづきはこちら』をクリックしてお読みいただきますようよろしくお願い致します。あと、こちらもCheers!同様ですが、ブログ内検索を全角で行なわれる方の為に全角で「Choice!」と入れておきます。

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絶望先生SS 日塔奈美の日記 その26

○月○日
「笑っちゃいけないって言われると」「逆に笑っちゃうよね」
あの時、言いながら頭の中をよぎっていたことは
「好きになっちゃいけない人ほど、好きになってしまう」
ということ。
教師と生徒だとか、ライバルが多いとか、そのライバルが友達だったりとか、あんまり揉め事を起こしたくないタイプだとか…。
我ながら、厄介な人を好きになってしまったな、と思う。…………でも、好き。


日記を書きながら顔が赤くなるのって、どうなんだろう。先生が見たら、笑うかな。

(第二七集第二百六十七話「節電中の日本より」P95より)


×月×日
………聞き出されてしまった。



(第二七集第二百六十四話「あひあひゞき」P58より)


△月△日
雨女と晴れ男がいっしょに居ると、どっちが勝つんだろう。
なんだか、雨の方が勝つ気がしてならない。何だろう。並行世界の記憶かな?私と先生で、たくさんの人が雨の中並んでいるところを見たことあるようなないような…。夢かな?というか、夢であってほしい。もしくは忘れたい。


(第二七集第二百六十四話「あひあひゞき」P74より。また、絶望放送イベントネタも加味)

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新年あけましておめでとうございます

 旧年中はひとかたならず御恩をこうむり誠にありがとうございました。どうか本年も変わらぬご愛顧を御願い奉ります。

 現代人らしく、ネットの初日の出動画なんぞをご紹介させていただきます。







 上は埼玉県、下は鹿児島県だそうです。もちろん2012年のものではなく、それぞれ2011年と2009年のものとなっております。川面から昇ってくるのも、雪中姿を見せるのも、各々風情があって良いものですね。

 本年こそ皆様にとって良い年になりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせて頂きます。

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激動の年を終えて

 まずは、本年発生しました東日本大震災を初めとする多数の災害及び事故にて御亡くなりになった皆様に対し深く哀悼の意を捧げます。また、多数の支援をして下さった諸外国の皆様方には改めて厚く御礼申し上げます。

 今年は何百年に一度という激動の年になりました。なってしまいました。9.11が発生した2001年にもそう思いましたが、今年はその比ではありませんでした。冒頭にも書きましたが多数の災害と事故により、日本という国の地図が書きかわるような変化が起きてしまいました。

 個人的にも絶望放送終了を初めとしてあまり明るい事のない1年でしたが、気持ちを切り替えるタイミングとしては、1年の終わり/始まりというのは1つの良いきっかけではないかと思っております。

 長いトンネルの出口が、新しいトンネルの入口とならぬように。
 夜明け前が一番暗く、そして一番寒い時期であるという喩えもありますように、ここから良くしていくことこそ考えていかなければ。

 最後に、私が大好きな岡崎律子さんの歌で今年を締めたいと思います。

   何もかなしくなんて思わないで
   手に余るような出来事でも 深く静かに胸に沈む
   忘れないけど 思い出になる

   この日々はしょせんは刹那の連続【つづき】
   この瞬間を ちゃんと生きていなくては
   不意打ちの 不幸に足を取られて 涙の中 しばらくは溺れても
   それをかなしくなんて思わないで 今がそうなだけ 乗り切ってみせて
   苦しく切なく素晴らしき日々 
   悩みのない国どこにあるの?
 
   (Shall we look on the bright side
    I look on the bright side)
 
 
 (岡崎律子『Love&Life』所収「the bright side」より一部引用)

 
 来年こそ、良い年に。皆様も良いお年を御迎えください。

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