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 DISC2は2曲のみの収録ですが、2曲で35分近くあります。ボリュームとしては決してヒケを取るものではありませんでした。


サスクハナ号の曳航IV 父の戦争
・少年長編ドラマシリーズ最新作です。長編と言っても、10分20分じゃありません。約30分に渡る、堂々たる大長編です。なので、いきなりこの曲から聴くと挫折の危険がありますので、DISC1を先に聴いて徐々に徐々に慣らしてからのほうがいいと思います。そういう意味でも、この曲を聴くのは持久走を走るのにも似ています。
・4作目なので、過去3作の出来事が解説なく出て参ります。出来れば1と2だけでも聴いておいたほうがいいとは思いますが、それがなくとも大筋は把握出来ますし、内容は楽しめると思います。
・本作は(この曲は、というよりも本作はという言い方がふさわしいでしょう)、山本先生のお父さんが赴かれた戦争体験を本にして展開していきます。山本先生のお父さんの世代は、私の祖父の世代でもあります。皆、家々にこのような戦争の記憶があるのでしょう。その記憶が、美化もされず偽悪的にもならず、時に叙事的に、時にユーモラスに、出征兵士が帰国するまでの物語として広がり、歌い上げられるのです。もちろん、全てが事実そのままではなく創作部分もありつつ。創作部分がファンタジー的に展開していくところがまた、山本節です。


One More Hug 涙光るまで
・観客のアンコールによってステージ上に戻ってきた山本先生の姿が目に浮かびます。
・少し寂しい、別れの歌です。多分ライブで聴いていたら泣いてしまっていたと思います。
・この曲を聴いていると、どうしても、今年亡くした義父のことを思い出さずには居られません。実の父よりもむしろ父としての存在感があっただけに、なかなかショックが抜けきりませんが、この歌を聴きながら、ああ、ショックを受けたままでずっと生きていくんだな、それでいいんだな、と思いました。
・大事なものは、本当に大事なものは、形がなくなろうが消えようが、必ず戻ってくる。自分自身の中に存在する。それを、なくす前と同じように大事にして生きていけばいいんだ。そう感じました。

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 天才山本正之先生の約3年10か月ぶりのニューアルバムです。今まで発表された楽曲を下敷きにしたネタがあちこちに盛り込まれたりもしておりますので、真っ白の状態で聴くと取っ付きにくく感じる方もおられるかも知れませんが、詞と音に込められた楽しさや温かさや優しさは、きっとそれを乗り越えさせてくれるものと思いますし、また、乗り越えて聴くだけの価値あるものだと思いますので、紹介させていただきました。

 今回は2枚組ということでちょっと高いと感じる方もおられるかも知れませんが、もしよろしければお手元に。その1枚が次の1枚に繋がるかも知れませんので…。

 もしかしたらアニメイトにもないかも知れないのでアマゾンのリンクを貼っておきます。

夕焼けタイムドカン
・お約束セルフパロディーで、勿論元ネタはタイムボカンシリーズ初代のタイムボカンオープニング曲。
・メロディも詞も、本歌を連想させつつ、存在感を残しつつ、ちゃんと新しさも入っているというのはセルフパロディーならではですね。
・あのコンクリの土管って確かにタイムトンネルっぽい存在感ありますね。


府中捕物控 後談
・THE ALFEEに提供した幻の1曲です。何が幻かと言うと、所属レコード会社がこの曲を急遽発売中止にしたため、それを契機に脱退したという伝説の1曲です。
・昭和の大事件に必ずノミネートされる三億円事件がテーマになっております。事件としては42年前、曲自体も作曲から35年経ってますが、古びませんねぇ。
・後談、とついているだけあって、3番でこの歌が世に出なかった顛末が(真実かどうかは不明ながら)歌われております。


大嘘清水港!ごめんなすって
・山本先生のアルバムには必須の歴史ものの曲です。山本先生ご自身は「歴史シリーズ」とも称されております。
・「大嘘」とつくのは「大嘘忠臣蔵」「大嘘新撰組・斬る!」に続いて3曲目ですが、この2文字がつくと自由自在な解釈から生まれる斬新にも程がある人物像がこれでもかこれでもかと繰り出されます。ついてなくても割とフリーダムな解釈ですけど。
・私、それほど清水次郎長には詳しくないのですが、二十八人衆の名前をテンポよく歌い上げていく部分はそういう知識と関係なく快かったですね。ご自身も解説でお書きになられてますが、名前を歌うのはお得意ですし。


三河安城七夕美少女
・これも脈々と続いてきた「美少女シリーズ」の新作です。丸木舟探検隊の博士と助手のカワセくんが世界中を探検して、行く先々で美少女と出会うのですが、南国、天山草原、シチリア島、南極、アフリカ、東南アジア、月面、朝鮮半島、竜宮城と巡って今回は山本先生の故郷、愛知県安城の地へ。
・そういう意味では山本先生お得意の故郷ネタでもあるわけですが、歌詞にはこれまで発表された楽曲に由来するものがあれこれあって、いきなりこのCDから買った方は何が何やらだったかも知れません。
・にしても、運動会で燃えドラを合唱する小学校は、愛知県には実在しそうですね。


名鉄西尾線のバラード
・名曲「飯田線のバラード」に続く路線バラードもの、と思ったらこちらのほうが初代だったとは。1969年作曲だそうです。動機が「自動車通学の級友がうらやましかったから」というのも山本先生らしいですね。
・私は名鉄西尾線未乗なのですが、目をつぶりながら聴くと駅名と情景とが歌われるたびに浮かんでは消え浮かんでは消え、実に楽しい小旅行をさせていただきました。


CHINATOWN 泥棒物語・謝謝
・アメリカを舞台にした曲も多数ある山本先生ならではの1曲です。
・元ネタはチャイナタウンでご友人がバッグを盗まれた事件からだそうですが、それがこれほどの曲に仕上がるとは、さすがと言う他はありません。
・英語と中国語が入り乱れる歌詞は、まさにニューヨークのチャイナタウンさながら、らしいです。私は行ったことがないのでよく分かりませんが、行ったことのある妻に聞いてみました。
・大泥棒と婦人警官の恋物語は実にアメリカ的ハッピーエンドでした。ニヤッとするほどに。


おさかなオンナワルツ
・山本先生は女心を歌うことにも長けておいでです。異性だったらこういう時どうかな?という理解欲は確かに創作活動をする者にはほぼ確実に訪れると言っていいほどよく起きるものです。それを朗々と歌い上げるこの歌は、私は男ですからそれが正解かどうかは分かりませんが、ああ、可愛いと思えました。
・あと、山本先生のハモニカも聞き所です。絶品です。哭くがごとき音色は心に響きました。


男に咲く花
・山本先生は演歌のCDも出しておいでですが、この曲は演歌というよりもむしろ昭和歌謡ですね。演歌調とか軍歌調とかそういう言葉で括りきれない、まさに昭和歌謡と呼ぶのがふさわしい1曲ではないかと思います。情感あふれるメロディーと、生き様を描いた歌詞はまさに戦後日本で長く親しまれた歌の姿。
・まぁ、そういう古くささがあるので、この曲は特に好き嫌いが分かれるかも知れません。おっさん好みということだけで割り切ってしまうのはもったいない何かが籠っているとは思うのですが…。
・暗さとか重さとかは当代敬遠されがちですが、そういうモノを受け止めてこそ、その先に開けてくるものがあると思います。そういうものを避けずに真っ正面から歌う歌です。おっさん臭くて申し訳ないですが、私は元々そういうものが好きでした。そしてここ最近いよいよその度合いが深まってきました。そういうものなのかも知れませんね。


天の下には君のみぞ降る
・和歌からヒントを得て曲を創るというのは「貧窮問答歌」でもやっておられましたが、この歌は和泉式部の和歌を本にしつつ、北アフリカとかアメリカ東部とか最終のぞみとか、そういうものを舞台やテーマに歌えるのは山本先生ならではだと思います。
・しかし、どうしてこう、情景をうつくしくかなしく描けるのか。文字屋としては脱帽しつつ、ただただこの曲によって生み出される世界に浸るばかりです。
・3つの舞台、それぞれに違う物語が展開します。しかし、根底に流れているものは同じであるという、まさにそのことを歌うラブソングです。


あと恒河沙の銀河(ほし)ありて
・ギターが疾走する9分間。伴奏と言うよりは並走という感じで、歌声と音とが一緒に駆けていきます。そして、聴きながら、一緒に走っているような、どんどん自分が曲に引っ張られていくような感覚に陥ります。この曲には区々たる感想を連ねるよりも、この心地よさを、心の弾みをこそ表すべきなのでしょうが、私にはその力がありません。それが非常に残念です。


BRAVE 勇気のうた
・DISC1の曲順はおおむね、ライブの構成とよく似ていました。アニソンから始まり、社会事件を歌った歌、歴史シリーズ、美少女シリーズ、アメリカもの、そして長編。この1枚のCDに込められたライブの最後を飾るのはこの「BRAVE 勇気のうた」でした。
・ライブに行ったことがある方にはお馴染みだと思いますが、会場一杯に広がった山本正之というミュージシャンの紡ぎだす世界が、ラストの曲でゆっくりと閉じていく、あの感覚を噛み締めるように味わいながら聴いていました。
・人を称え、人を支え、人を助ける。つらい時苦しい時に傍らに有って欲しい、そんな1曲でした。

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ふさ千明
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42
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男性
誕生日:
1975/04/02
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今さらですが非公開に変更
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読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。

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