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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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 更新作業は3時半くらいには終わり、3時間以上の睡眠時間を何とか確保。朝、妻より先に目覚めてシャワーなんぞ浴びたりする。洗面等を済ませ身支度を整え、8時過ぎにチェックアウト。この時、冷蔵庫にパソコンの冷却用シートを忘れていった事はしばらく気付かなかった。

 まず空港4階にあがり、事前に送っておいたスーツケースを受け取る。しかるのち、団体旅行カウンターで今回の旅行に必要な一式受け取り、続いてJALのチェックインカウンターへ。
 平日とは言えさすがに夏休み。長蛇の列が出来ている。しかし、近くのキャセイパシフィックは、もっと混雑しており、どうやら何かしらのトラブルが発生していた模様。我々はたまたま今回安かったから、という理由でキャセイにしなかったのだが、していたらどうなっていたことか…。考えるだに恐ろしい。

 ここには自動チェックイン機が設置されている事もあって、列はわりかしスムーズに進む。思ったより早く順番が回ってきて、チェックイン完了。荷物を預けて身軽になったので朝食でも、と思ったのだが、それほど食欲も無く混雑している事もあってとっとと保安検査場を抜けてしまう事にした。今回はうっかりがヒドかったのだが、ここでもやらかして、もたもたしてしまう。しかし、抜けた後は早い。昨年自動化登録したおかげで、出国検査場には並ぶ必要が無い。自動化登録者専用のゲートに向かいスッと通過。

 ここから先は免税店がずらりと並ぶが、それでも朝食程度なら不自由しない。探す前に薬局で目薬を買ったらこれも免税で(考えてみたら当然だが)、ちょっと面白くなってしまった。
 スタバかプロントか、JALに乗るのでブルースカイカフェか。ちょいと迷ったが、我々の出した結論はリフレッシュキャビンでまったりする、だった。
 マッサージチェアがあってドリンク飲み放題、しかも静かで言う事なし。しかし、朝食よりマッサージチェアを取るとは、我が事ながら昔では考えられなかった選択である。

 30分くつろいで気分が良くなり、朝食が割とどうでも良くなってしまったので、モノレールに乗り搭乗口に向かった。
 しかし。この日は豪雨であり、そのせいかどうか忘れてしまったが、我々が乗るJL813便は準備が遅れているようであった。
 5分が10分になり、最終的には20分以上遅れた。まぁ、ツアーなのでその辺はあまり気にならなかったが、これなら急いで搭乗口に来ないでも良かったな、とは思った。まぁ、飛ばないというアナウンスは無かったのでノンビリ待つ。搭乗が開始になっても焦らず機内へ。

 最初に乗ったのが今は亡きノースウェスト、次がキャセイパシフィックで、今回初めてのJAL機なのだが、ゲームが出来るのが嬉しかった。最初はパソコンを出して作業をちょこちょこしていたものの、機内食が来た時にパソコンをカバンにしまうと、もういけない。
 妻が隣で楽しそうに上海もどきをやっているを見て、私も機内食を食べた後は延々ゲームをやってしまった。特にレーダー海戦ゲームとか明らかに誰が嬉しいんだこれ、という物に関しては率先してやってしまう。ここしばらくレトロゲーム動画にハマっている影響が明らかに出てしまっている。

 気がつけばベルトサイン。もう台北市上空。結局この日、テトリスと上海もどきとレーダー海戦ゲームと4人打ち麻雀を延々やってしまった。たったこれだけのことでJALいいじゃん、とか思ったのは内緒だ。

 着陸して逸る心を抑えて外へと向かう。外は暑いが、正直、日本の方が暑かったので全然気にならない。

 今回初めて2タミを使うのだが、構造等はそう違うわけでもない。むしろ2タミである事が楽しみなのは帰りである。というわけでとっとと入国審査の列に並ぶ。若干混雑していたが、わりかしスムーズに列が流れていたので大してストレスも無く通過。ストレスだったのはこの後である。
 後はスーツケースを受け取ればめでたしめでたしだったのに、肝心のスーツケースがいつまで経っても出てこない。妻のは無事出てきたのだが、私のは待っても待っても姿が無い。あのコンベアの周囲に我々だけが取り残された頃、ようやく現れてくれてホッとしたが、おかげで大幅に出遅れた。一緒に移動するツアーの方々をだいぶ待たせてしまっているので、慌てて外へ。無事に合流できて良かったが、大変気まずい。

 ツアーバスの車中ではガイドさんが台湾での諸注意を延々と聞かされる。食中毒に関しては特に念入りに。かなりしっかり釘を刺されてしまったので、この後の行動にブレーキがかかることに。

 バスはまず、エヴァーリッチ免税店に到着。ここから各ホテルごとに分かれてバスに分乗するのだが、要はここに来るのはその待ち時間潰しなのである。それが分かっているので、とりあえず両替を済ましてしまい、あとは隣のファミリーマートでお茶を買って外のベンチで休憩。ちなみに今回両替したのは4万円分。レートは1万円あたり3562台湾元。4万円分で14248台湾元。前回持ち帰っていた700元と合わせて、結構な額の台湾元が財布に。

 ベンチでお茶を飲みながら、暑いけど、日本の方が暑かったなーみたいな話をしていると、台湾人のおじいさんに話しかけられた。それはいいのだが、あちらが話しているのが台湾の言葉だったので困った。「対不起、我們是日本人」と言うと「ああ、日本の方でしたか」と、日本語に切り替えてくれた。今98歳で、昔日本の工場で働いていたという話をしてくれた。大変元気で、とても98歳には見えなかった。
 楽しくお話をしているうちに集合時間が近づいてきたので、老人と別れてエヴァーリッチの中に戻る。空港で待たせてしまった分、早く行って皆を待つ。しかし、この辺はさすが日本人と言うべきか、ほぼ定刻に全員無事集合。バスに分乗して各々のホテルへ。
 我々はもはや定宿のシーザーパーク台北に到着し、無事チェックイン完了。毎回思う事だが、ここはホテルのエレベーターが台北駅の地下街に直結しているのが素晴らしい。

 部屋に荷物を置くと、今回は珍しく初日に色々計画していたので、一休みしてから出発。第1目的地は大友特産有限公司。ここは安いお土産が売っているというだけではなく、ハンコも作れるという情報を仕入れていたので、ぼちぼち一部欠けてきた仕事用のハンコをここで新調してしまおうと算段したのである。彫るのは時間が必要なので、やはり到着初日に行くのがベストであろうと出かけてみた次第。

 もうだいぶ地図の読み方も慣れたので、初めて行くところでもあまり迷う事が無くなった。この時も台北駅地下の中山地下街から地上に出て、方角だけ確認しながら歩く事5分ほどで目的の大友特産公司に到着。
 確かに安い。パイナップルケーキと烏龍茶のティーバッグは100元からあるし、ハンコも水牛の角を使ったものが630元(2.8円換算で1764円)で作れた(受け取りは翌日の夕方以降)。しかもここは日本語が通じるだけでなく、日本円での支払いにも応じてくれた。我々はふんだんに台湾元を持っていたのでそうする事は無かったが、両替前や帰国直前にも安心して寄れるお店である。対応も丁寧だし、今までここの店の存在を知らなかった事がもったいないと思った。

 ということで、初日にしてハンコの発注と職場への土産の確保と言う二大目的をあっさり果たし、いい店が発見できて良かったと話しながら、一旦ホテルまで戻る。荷物を置いて、今度は休憩も取らず再び出発。
 次の目的地は基隆。この台湾の海の玄関口の一つであるこの街には、廟口夜市という夜市がある。ここは去年来た時にあまりの混雑っぷりに早々に諦めて帰ってきてしまったので、今年は平日早い時間に行って堪能しようという事になった。

 今回は特急列車である自強号とはタイミングが合わなかったので、台北駅から普通列車に揺られる事約1時間。まだ外が明るいうちに基隆に到着。
 感慨に浸る間もなく、さっそく李鵠餅店を目指して移動開始。そう。夜市の他に、実はもう1つ目的があった。それは李鵠餅店というパイナップルケーキ屋で存分に仕入れてくる事。ここは台北在住の人たちがわざわざ買いにくるという名店であり、我々も去年試しに買いにきてみて、そのうまさに再訪を決意したという経緯がある。

 2回目という事でもはや迷う事も無く、また、混雑する表通りを避けて街の路地をてくてく歩く。本当は大通り側の方が海に面していて楽しいのだが、この時は完全に頭がパイナップルケーキ一色になっていた。
 無事到着して、パイナップルケーキを50個とイチゴケーキを20個それぞれ購入する。妻は職場の土産に使うとの事なので、実際食べるように回ってきたのは両方合わせて50個程度だが、1ヶ月程度日保ちするので、ちまちまちまちまと大事に食べている。
 大荷物というほどにはかさばらないので、そのまま夜市へ。前回来たときは人が洪水のように溢れていたが、今回はにぎやかというくらいの混雑でおさまっており、夜市を楽しむにはちょうどいい。
 甜不辣(てんぷら)という名前のさつま揚げや三明治(さんみーじー)と称されるサンドイッチが名物なのだが、バスの中でツアーガイドの人に海産物の恐ろしさについて延々聞かされてしまったため、今イチ食指が伸びない。
 こういうときはとりあえず香腸である。どういうものかと言うと、要は台湾風ソーセージなのだが、これがドイツ式とも日本式とも違ううまさがある。ニンニクをつけて食べるというのもまた、暑さにやられた身体にはたまらないものがある。
 これと葱餅を一緒に食べると「ああ、台湾だなー」と心身ともにしみじみと感じ入る。ちなみに葱餅は餅という名のパイであり、小麦粉の生地を薄く伸ばして焼いたものでネギを包み込んだ代物。これが香腸とよくあうのである。
 どちらも結構ボリュームがあったので、この組み合わせでかなり満足してしまう。三明治はまた今度でいいや、になってしまい、シメにタロイモ団子の入ったかき氷を食べてラストにしてしまった。考えてみればかき氷もかなり注意を受けていたのだが、あまりにうまそうだったのでこの時は食欲が恐怖を超越した。というか、タロイモ団子が後をひく味で
 品数こそ少なかったが、これぞ台湾!という夕飯になった事に満足して基隆を後にした。

 しかし、これではさすがに後で腹が減るだろうということで、台北に帰ってきてからホテルに戻る前に駅のコンビニで鶏飯おにぎりやらカップラーメンやらパパイヤ牛乳やら飲むヨーグルトやら烏龍茶やら色々買い込んでおいた。この買い込みグセは台湾に滞在中ずーっと続き、絶えず冷蔵庫はコンビニ商品で埋め尽くされる事になるのであった。


 また、この日基隆から台北駅に戻ってくると、オタな紙袋(通称オタ袋)を提げた人たちが多数歩いていたのでなんだろうと思って確認してみたら、漫画博覧会開催とのこと。狙ってないのに…。

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ふさ千明
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1975/04/02
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今さらですが非公開に変更
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読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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