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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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 随分遅くなってしまって今更で申し訳ありませんが、ようやく書き上がりましたのでアップさせていただきます。本当に今更な上、最後のほうはかなり力尽きて飛ばし気味ですが、ご容赦いただければ幸いです。


第三部 極彩色資料集
・ずーっとモノクロの文字を読み続けて来て、いきなりここで総天然色というこのギャップ。絵を見ていくだけでそれぞれの曲が脳内再生バッチリなのはいいんですが、オープニングやエンディングにもモノクロ版のものがあったりしてページ内ギャップも割と激しい感じです。
・色指定集は、手を水平に伸ばしているポーズがちょっと愉快。
・一本昔話の設定資料はかなり嬉しい。フルネーム載ってましたし。
・エンドカード集、改めてその豪華さに圧倒されてしまいました。奇跡の人選と言っても過言ではありますまい。


第四部 取材&資料集 後編
・第三編のインタビューがチャックさん、アジアさん、上田さん、おねーちゃんという並びなんですが、チャックさんのインタビューはネタバレ尽くしというか、知りたかった事がほぼ詰まってます。
・チャックさんのインタビュー、拾うところがたくさんあるんですが、あえてその中から絶望放送絡みの事を。まりなんの「にんげんちがい」事件は絶望放送で俎上に上がりましたが、インタビュアーの小黒さんにはあまりきちんと情報が届いてなかったようで、「ラジオかどこかで自ら言っていたらしいですよ。『絶望先生』とは言わなかったらしいけれど」とご発言なさってます。ちょっと残念。
・アジアさんが糸色望を演じるにあたって守るラインは「品」だそうです。叫んでも怒鳴っても品のある声というのは実に難しい演技だと思いますが、その難しい事を貫き通したことに敬意を表します。
・絶望先生では望の負担が大きすぎて兼ね役がほとんどない中、唯一と言っていい兼ね役の『原作者の先生』役、あの演技にも単純に本人に似せたというのではなく、『MAEDAXにヒントを得て、敢えて素人っぽく演じる』という一本通ったものがあったという件、脱帽です。
・絶望放送にも触れていただいてありがとうございます。
・上田さんの紹介に欠かせない絶望ファイトナレーター。途中、ウルトラファイトの話題で盛り上がる上田さんと小黒さん。あと、あの回は上田さんが台本を直してきたという衝撃の事実判明。
・黒い十二人の絶望少女での1人2役掛け合いもさることながら、甚六警部の演じ方のこだわりと、若干の行き違いも多分ここでしか出てこなかった情報でしょうねぇ。ネタに込められたニュアンスが細かすぎてうまく伝わってなかったのは、この番組だからしょうがないのか。
・おねーちゃんのインタビューには、おねーちゃんの姉上であるところのマネージャーさんのお言葉も入っているという大変貴重なものです。
・「アフレコ現場では17歳ですに対する『おいおい』が若干キツかった」そうで。でもくじけず17歳であり続けて下さい。
・アンケートキャスト編、とりあえず画伯がいつもどおり安心の長さです。あと、親方も負けずに長いです。逆に沢城さんが短かったのが残念。でもその短い中にしっかり作品への愛をこめてあるのが素晴らしかった。
・さおりんの、絶望先生絡みで印象に残った仕事のトップはラジオのゲストでした。キャラソンよりも上ですかそうですか。さのすけェ…。
・上田さんの「えっと…このキャラの話でよかったんですよね?」というコメントが何度読んでもニヤッとできます。
・画伯の画集はP251の可符香だけはなんとなく分かりました。あとはもうご容赦下さい。
・そのあとはスタッフの方のインタビューなんですが、トップバッターに音響効果の方が来るのが絶望先生らしい。
・その音響効果の中野さんのお話、読めば読むほど家内制手工業っぽさが滲み出てきます。
・やたら音数が多いアニメだとは思ってましたが、「ロボットアニメ並」だとは思いませんでした。
・今石さんと錦織さんのインタビュー、初っぱなの「どんな内容だったら絶望先生やってくれる?」「『は○め人間ギ○ートルズ』ならやります」まさかこの会話から絶望ファイトへとつながるとは思いもよりません。資料で借りたウルトラファイト、気に入ってDVDBOX買っちゃうとか、今石さんもやるべくしてやってる気がします。
・新房監督を困らせた今石さん。「ちょっとやそっとのネガティブでもダメだろうと。存在自体が危ぶまれるものを作らないと(笑)」分かってらっしゃる!
・錦織さんの異様なまでの労力の掛け方も大好きです。
・リリキュアのシリーズ構成が錦織さんのところには渡ってなかった話はツッコまずにはおれませんでした。
・「なんだか井上麻里奈をひいきした感じになっちゃうけど、まあいいやと」アレで正解だったと思います。
・キャラクター設定集のところの「本作の各話設定については、制作終了後、散逸してしまった資料が多い」という言葉にしばし呆然。まぁでも考えてみればそうですよね。一々取っておいたりしませんよねぇ…残念ながら。
・真打ち登場、久米田先生のインタビュー。取材場所が「渋谷・某居酒屋」になっていたのと、次のMAEDAXが「池袋の喫茶店」だったことを色々勘ぐってしまいました。一緒にやらなかったんですね。久米田先生が嫌がったのかな。
・クメプロの死海文書は読んでみたいなぁ。門外不出どころかもうシュレッダー掛けられてるかも知れませんけど。
・紙ブログのアニメ化は見てみたかったなぁ。
・ネガティ部は久米田先生版ガンダムWという解釈は目から鱗。
・「まあ、これが僕の人生なんだなと思う事が、最近よくあります(笑)」MAEDAXインタビューに関してはこれに全てが集約されている気がするので、ここだけ拾います。
・エンドカードプロデュースの飯田孝さんは私の大好きな雑誌『楽園』の編集長でした。いつか『楽園』に久米田先生を呼んできて下さい。
・「シャイではにかむからシャにかむ」って久米田先生にピッタリですね。
・柴田ヨクサル先生の「命じて下さい。単なる依頼では僕はお請けできませんから」というエピソードはご本人がお創りになる作品そのままの熱さでした。
・エンドカードも制作費の一部から、普通だったら大半の方はカラーのイラストをお請けにならない金額、そういった意味では、作家の皆さんが本当に手弁当で参加して下さったイベント、だそうです。ありがたさに涙こぼるる思い。
・新房監督のインタビューは実にすがすがしい。「尺が足りなかったからです」とか「罵倒されるのは嫌いじゃないかもしれない…」とかのぶっちゃけ具合が。
・テレビ局からのチェックを事前に予測して回避にかかるところとかは綱渡りで言うところの綱を渡る技術を垣間見た思いがします。
・「いい意味で大顰蹙」て斬新。
・最後のほう、酔っぱらっちゃうのは居酒屋でやってるからしょうがない…のか?


第五部 全話解説
・俗の空想ルンババージョン1のハガキで構成されているのは「急場しのぎバージョン」だったんですか。いかにも絶望先生らしいなぁって思った私が浅はかでした。
・貴重なペリーさんの回の台本が一部掲載されております。これ読めただけでも買った甲斐があるというものです。
・台本と言えば、ラジオドラマ回の台本も掲載されとります。ラジオドラマのノリが懐かしく感じられるのは私がオッサンだからでしょう。だって熱血電波人間倶楽部ですよ!三十路向けですってばこんなん。
・あと、晴美が描いた原稿も…いや、すいません。勘弁して下さい。まだこういうのは喜べる領域に達してません。
・リリキュアの漫画原稿掲載は素直に喜べます。ありがとうございます!


第六部 重箱の隅
・香盤表はアニメを見直す時に手元に置いてダメ絶対音感を鍛えるのに使っております。
・政治家のところ、一部実名なんですが…まぁいいか。
・サムシング吉松先生の漫画が再録されているのはビックリするのを通り越しました。全部が全部、ありったけ拾い集めた事を再確認。


あとがき
・これだけ色々やって、やり尽くしたようでいて、まだやってないことがあるんですね…。ぜひ四期で、劇場版で、お願いします。そして、小黒さん本当にお疲れ様でした。

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ふさ千明
年齢:
49
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男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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