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帰国日ではあるが、夕方の便にしてあるのでまだ半日は悪あがきが出来る。その根城とするためレイトチェックアウトの手配も済んでいる。昨日のマッサージの功徳か、妻の体調もだいぶ良くなっていた。
 さぁて。何をどう悪あがいてやろうか。
 こういう場合「どうしても」という確実性が必要な行き先は向かない。「できれば」くらいのスタンスの方が気楽で楽しめる。
 実は引越しに紛れて妻のパソコンバッグがなくなってしまったのだが、使っているのが台湾メーカーASUSの、しかもちょっと古い型のノートパソコンなので日本で売っているパソコンバッグだと微妙に規格が合わない。無いと絶対困る、というものでもないのだが、持ち歩く以上ある方が望ましいのは言うまでもない。
 まぁ、台湾の秋葉原である光華商場へ行けばなんとかなるだろうとタカをくくっていたのだが、今回ここまで行く機会がなかった。
 そんなわけで「あればいいね」くらいの気持ちで出発。

 おなじみ国父紀念館駅から板南線に乗り、忠孝新生駅で降りれば出口の先にある大通りの向こうにピカピカのビルが見える。これがいわゆる「光華數位新天地」という電気街の中核的存在なのだが、敢えてまっすぐ向かわず裏通りから寄り道をしてみた。
 このあたりは昔のちょっと怪しい雰囲気を残していて実に我々好みなのである。それこそ露店でドローンを売っていたりしていて、ぶらつくだけで楽しい。階段を降りて地下のパーツ屋たちを覗き見するとちょっとした時間旅行の感覚だ。
 こういう昔のカオスな光華はすっかり鳴りを潜めているのかと思えば、新天地ビルにごちゃついた時代の写真を使ったパネルが掲示されていてニヤッとする。

 目当てのパソコンバッグは新天地ビルの中に無事売っていた。厳密にはバッグ屋のあんちゃんに片言で相談したら倉庫から引っ張り出してきてくれた。

 目の前に封を開けて試着ならぬ試用までさせてくれるところは台湾クオリティ。しっかりフィットして無事購入。
 私は私でノートパソコン用の外付け冷却ファンを買って帰ろうとしたのだが、思ったより高いことと嵩張ることで購入断念。お値段はともかく、物が物だけにスーツケースではなく手持ちのカバンで持ち運ばなければならないのであまり嵩張るのは困る。
 そもそも形や性能、値段にこだわらなければ日本でも購入可能なものなので無理してこちらで買わなくても、と結論。
 今回はカバンひとつを収穫として新天地ビルを後にする。

 さて。光華商場には表と裏があるのはアキバ同様なのだが、たまには闇の部分にも顔を出してみようとちょっとしたイタズラゴコロが湧いた。

 どこが裏かと言えば、何しろもう看板からしておそらくアウトである。どう見ても如月群真先生の単行本から引っ張ってきている。偏見だがおそらく許諾とかは受けていないのでは無いだろうか。受けているのだとしたら誠に申し訳ないが。

 2階へと上がると。おそらくこれも無断翻訳の同人誌が無翻訳の同人誌と一緒にずらっと並んでいる。商業誌やゲームなども無数にある。
 虎とかメロンとかの成人向けコーナーを台湾アレンジしたような作りと言えばイメージしやすいだろうか。
 勿論これを買うつもりは毛頭なかったが、「無いはず無いんだよ」と思ってきた部分がガッツリ生き残っているのを確認できたのは良かったのか悪かったのか。中には「え?こんな昔のが?」的なものも置いているので、見るだけならオススメかも知れない。しかし万一税関で摘発されてしまうと非常に悲しくかつ恥ずかしいことになる上、製作者の皆さんに顔向けできない身の上になるので購入はオススメしない。

 当然我々も購入はしていない。ただただ、エロの持つパワーに感嘆していたのみである。

 その後は、そんなに長居をしなかったので体力も残っているし荷物も少ないし。というわけで、諦め悪く花博公園へ。この日も花博農民市集の開催日なのである。流しのタクシーを捕まえて乗り込めば、ものの15分で到着する。
 昨日目をつけた珈琲販売のブースへ。去年買ってお気に入りだったのと同じ南投県國姓郷産なので文句なく購入といきたいところだったが、見るとドリップパックはあるものの、豆での販売がない。今回の旅では何度となく出番があった私のたどたどしい英語で尋ねてみると、やはり豆は試飲用のものしか持ってきていないとのこと。試飲させてもらうと、やはり美味い。私の好む澄んだ香りが鼻から全身を駆け巡る。ダメで元々と「その試飲用のものは買えませんか?」と尋ねるも、答えはノー。まぁ、当然だろう。
 すまなそうに「国内なら通信販売出来るんですが」と提案してもらったが「いえ、残念ながら我々は日本に住んでいますので」と返すしかなかった。すると「そんなに気に入っていただけて大変嬉しいです。せめてもう1杯飲んでいってください」とおっしゃっていただけたので、お言葉に甘える。
 飲みながら「烏龍茶と同じくらい、台湾の珈琲が好きなんです」と言うと「ありがとうございます。わが国は茶の産地として有名ですが、我々珈琲農家の努力でこの豆たちの知名度を少しでも高めてやりたいと思います」との言葉が返ってきた。「その日を待っています」と伝えて、ドリップパックを1箱購入。
 思いの外時間を食ってしまったので、このあとは杉林渓烏龍茶を買い足してホテルにとって返す。
 
 前回も困惑したのだが、リムジンバスは桃園空港からの便こそホテル前に止まるものの、どうやら桃園空港への便はこの近辺には止まらない模様。
 昨年同様タクシーで松山空港に移動し、ここで桃園空港行きのバスに乗り換えた。
 バスは快調に飛ばしていたようだが、何しろ高速に乗る前に熟睡モードだったのでよく分からない。
 まずは中華航空のカウンターでチェックインを済ませ、出国審査を終える。
 普通の段取りならばまず昼食というところであろうが、名人芸ですらあるマッサージを受けて、リフレッシュを図ることにする。何しろ私は空港からの運転という重大業務任務がある。疲労からの居眠り運転などシャレにもならない。
 所謂「盲人按摩」に身を委ねること1時間。実はこれがあるから早めに空港に来ていると言っても過言ではないくらいに楽しみにしている。
 心身ともにスッキリし、いよいよ遅い昼食の算段。着々と改装が進んでおり、店も新しくなっている。知らぬ間に台湾料理の名店青葉がフードコートに出店していたので迷わず突撃。
 未練たらしいと思いつつも、最後の最後まで台湾の味を楽しめるのはありがたかった。
 あとは免税店で頼まれものを購入したりと細々雑件を片付けていたら、もう搭乗開始5分前に。急ぎ足でゲートに向かうが、たどり着いてみればさも当然のように遅延しておりどっと力が抜ける。

 結構な時間足止めされたものの、関空着がそれほど遅れなかったのは電車で言うところの「回復運転に努めた」結果なのかそれとも最初から織り込み済みなのか。
 なんにせよ、こういうことがあっても車なのでそれほど気にならない。鉄道ルートだったら最終の特急はるかに間に合うかどうか気が気ではなくてかなりイライラさせられたと思う。
「次も車だな」
その代わりと言ってはなんだが、この夏もひたすら鉄道に乗り続ける旅をしよう、延々乗り続けてどこまでも行くような馬鹿げた真似をしてやろう。
 眼下に広がる雲海をぼんやり眺めながら、そんなことをつらつらと思ったりした。

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