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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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※標題のお話はこちらからお読みいただけます。

・再び本編へ。
・ああ、懇親会か。結論の出る日、なのでしょうか。
・違った。え?青年と桜井なる人物とサシで?
・「帰ります」「まあまあそう言わずに」無茶を言うな。何しろ青年視点で言えば事と次第によったら最後通告の場になりかねないわけで。
・「‥‥どういうことなんですか」「ちょっと個人的にお話しさせてほしくて」先に言えば来ないだろうと踏んで罠を仕掛けた、と。実に周到。
・「束縛するタイプだと思っていたんですが僕の思い違いでしたかね」「彼女さんが他の男と飲みに出かけても全然気にならないんですか?」先制パンチは痛烈に。
・「誤解しないでください 僕から誘ったわけじゃないですよ」「お話聞いてくださいとのことだったのでそれならとお相手したまで‥‥」揺さぶってきますねぇ。こういう100%ではない嘘を巧みに操ってきた経験は豊富にあるようで。
・「だからか!」「だからあの人様子がおかしかったのか!思い詰めたみたいな顔して‥‥!」「あんたがなにか吹き込んだから‥‥っ!」青年、その先にまで進んだとは考えなかったのか考えたくなかったのか。私なら吹き込んだ止まりとは到底思えないんで。
・「俺ばっか責めてるけど自分にも非があるとは思わねーわけ?」非があるからと言って手を突っ込んで引っ掻き回していいわけじゃないんだよねぇ。倫理観が鎌倉武士みたい。
・「いつまでも彼氏彼女ごっこで満足して」「横からかっさらわれるとか考えたこともないんだろうな」訳知り顔してるけど、あるから焦って強引に打って出たんだよなぁ。全部知ってますみたいな顔してるけど実は何にもわかってないなと思うと凄みも薄れますね。
・青年にはそんな余裕もないでしょうけど。
・「まあこれはさすがに自分でも趣味が悪いってわかってんだけどさ」「俺ああいう男慣れしてなくてなーんにも知らない子大好きなんだよね」「脇も甘いし隙だらけでかわいいじゃん?」随分とぶっちゃけるなぁ。露悪趣味は小物感が増しますね。
・「そんな子がいかにも恋してますって顔できらきらしてるとこ見るとたまらないよ」「めちゃめちゃにしてやりたいって思う」うむ最低。
・「黙って聞いてれば‥‥!」「だから勘違いすんなってまだなにもしてねーよ」いやいや。愛する人に対して『ひどいことしてやりたい』って言われたんだからさ。普通に怒るよ。怒るのが当たり前だよ?桜井なる人物、壊れてますなぁ。
・「むしろ俺は男に警戒心を持てって釘刺しといたんだ」「感謝されてもいいぐらいだと思わねえ?」その結果があのビクッですよ。
・「あんだけ男の怖さを知らねえってことは」「よくも悪くもお前は彼女にがっついたことがないわけだ」「一度くらい思ったことねえの?」「どんな手を使っても自分のものにしてやりたいとか」最初読んだ時はスルーしたんですが、なんか引っかかって読み直して気づきました。自分のものにするとめちゃめちゃにしてやりたいがイコールなんですな、桜井なる人物は。
・「俺みたいな奴にちょっかいかけられたくらいで」「いちいちガタついてちゃ世話ねぇよ」彼女であろうとなかろうと。普通はこういう人に周到に『ちょっかい』かけられたらガタつきますね。もしかして恋愛修羅場みたいなところのご出身ですか?
・「俺はさっき言ったように大概横恋慕だからさ」「それなりに手を尽くさないと相手をモノにできないわけよ」この言い方だと複数回やってきてる感じですな。まぁ、きらきらが好きでそれをめちゃめちゃにしたいだけならモノにした瞬間全てが失われますからな。相手に価値を見出せず長続きしないんでしょうな。
・自分に靡いた瞬間相手に失望する拗(こじ)らせた男は大学でも見ましたなぁ。最終的にはそいつ刺されて退学しましたので因果応報。
・「どうせぬるま湯で恋愛してきたんだろ」「誰かを手に入れるのに必死になったことなんてありませんみたいな顔しやがって」「どうしても譲れない譲りたくないって思ってんなら」「優しいだけの男なんてクソ喰らえだ」言ってること自体は、まぁ、わからなくはないんですが。人のいい青年は言わないだろうから私が代わりに言わせていただきますね。「だとしてもお前にそこまで言われる筋合いはない」と。
・まぁ、そもそもとして。その人の恋愛手法がどうだろうと相談もされていない他人が口出しすることじゃありませんな。ただ、そういう人間が一定数いるのは見てきましたし、諸々の感情を抱くにも至りました。
・まぁ、桜井なる人物も相手を見て物を言っているフシがあるのでここまで言っても大丈夫だろうくらいにタカをくくってそうですね。
・場面変わって平和なほうの飲み会。
・と思ったらそうでもなかったでござる。
・「さては校舎裏でタイマン張ってんな‥‥」野上さんそういうのお好きそうですね。
・なお、上記文章を打つにあたって『タイマン発展な』というとんでもない誤変換があったことをご報告いたします。校舎裏がハッテン場になったら一大事です。
・「まあいいや!」「じゃあ今日は女同士水入らずでお話ししましょうか!」宣戦布告その2。
・「とりあえずそうたセンパイを振った話から」「!!」「あ あれは振ったとかそういうんじゃなくて‥‥」やっぱり待っててねそうたくんだった模様。お付き合いはできませんが一人歩きしちゃって全く伝わってないんだよなぁ‥。
・あれで青年を責めるのもさわちゃん先輩を責めるのもちょっと酷なんですよね。あんな切羽詰まった状況で最適な言葉の選択をできる人なんかいるはずもなく。
・あえて添削するなら「お付き合いを始めるのは、ちょっとだけ待ってほしいんだ。少しはそうたくんに見合うようになって戻ってくるから。そしたら、お付き合いできると思うから」ですかねぇ。いやでもこれは第三者だから言えることで。岡目八目とはよく言ったもの。
・「でもそうたセンパイべこべこに凹んでましたよ」返す言葉もない模様。
・「‥‥わたし言いましたよね」「ぐずぐずしてたらもらっちゃうって」「なのにセンパイは余裕こいてるし わたしのことどうでもいいやってナメてます?」ああ、そうか。野上さんずっと深く静かにムカついてたのか。ようやく今言えたのか。そこは良かったね。
・「ちがっ‥‥!そんなんじゃ‥‥」「そんなんじゃないならなんなんですか?」「‥‥ホントなんなんだろ」これには野上さんも怒る気力すら削がれてしまう。暖簾に腕押しとはまさにこのこと。
・「そうやってゆっくりしてると本当に手遅れになりますからね!」「せいぜい気を抜かないように!」理性も感情もまとまらないところにこの追い討ちは‥‥。
・で。ここに青年とのやりとりを終えて桜井なる人物が到着。「たいしたことじゃなかったんですけどね」が本心っぽいのがまたなんとも。
・着信した電話の相手は、多分あの人。今一番会いたくて会いたくない人だろうなぁ。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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