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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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・すいません。ウィングスコミックスは完全に無警戒だったので見のがしておりました。シギサワ先生はこんなところでまで油断ならん。
・本作の主人公育とうちの妻が非常に似た状況ですので、とても他人事とは思えずいつも以上に物語に引き込まれてしまいました。ここまで凄絶ではないんですけれども。旦那の正嗣に強く思い入れしてしまう場面もしばしばでした。
・というか、今回はいつも以上に私の自分語りがうっとおしい感想になっていることと思いますので、あらかじめお詫びをしておきます。引き返すならば今のうちですよ?
・前説はこれくらいにして本編の感想を。小さい頃から、この子はいくつまで生きていられるか、と聞かされ続けて育つのは苦痛でしょうなぁ。
・追いつめられたあまり「あ こいつでいーか…」で恋が始まっちゃうのも切ないねぇ。教師と生徒の恋愛としてはほぼありえないくらいに大雑把と言うか。でもなんか、それなりに幸せそうでいい感じ。
・「俺は」「お前が生まれてくれて」「…お前と結婚できてよかったよ」「…目先の小さな「よかった」で」「私は十分泣きそうに幸せだ」何が素敵って、これが入院間際のやりとりなんですよ。
・つづいて、本編のもう一人の主人公である、万喜。職場の後輩とのやりとりが殺伐としつつも楽しそう。とりあえず「…こいつソツなさすぎて気に食わねえ…!」は酒をおごりたくなる程よく分かる。
・「お土産」「何がいいですか?」「万喜さんは何がいいですか?」この距離の詰め方が如才なくて気に食わねぇなぁ。
・「俺のこーゆーカオ万喜さん苦手でしょ」何もかもお見通しかい。かわいげの無いヤツめ。
・「…ものっっすごく」「弱ったから来た。」あー。うん。なんだ。こういう男の保護欲を刺激する人に、私は弱い。
・2人っきりなのに頭撫でさせちゃう女は確かに「…クソ」「めんどくせえ…」けど、うまくいったらきっとそれすらいい思い出になる。
・で今度はその件を万喜が育にグチるお話。付き合わされる旦那が不憫である。
・「あんな華美なのは範囲外だわ!?」ああ、やっぱりこの人かわいいじゃないか。華美って何だ華美って。
・「いいじゃない華美(笑)!!」「恋愛の理想と現実は違うのよ!!?」「ほらこんなに!!!」うん。なんだろう。胸が痛い。ちなみにウチの嫁さんの理想はヒイロ・ユイです。ごめんな、こんな現実で。
・もらった出張土産を開封できないとか。鉄面小心じゃのう。
・男らしさを讃えて贈るものが西郷隆盛像か。というか、この武田という後輩は一体どこに出張に行ったのか。鹿児島か。
・「俺は女性が不可解でならないよ…」変に理解しようとか思わず、なれることが大事だと、身を以て学びました私。
・「何となく…苦手なのは」「こうした女同士の友情とゆーやつに」「一生勝てない気がするからだ」『気がする』が『一生勝てない』と断定に変わった時に、男は1つ成長する。
・幼き日の育と万喜のお話は、なんとなく『さよなら絶望先生』のハルチリを連想させますな。片方が腫れ物扱いなところとか特に。
・2人の間に存在していた見えない垣根の乗り越え方が、物凄い何気なくて、だからこそ当の本人達には物凄く勇気が必要だったんだろうと思うと、帰ってこない昔に思いを馳せずにはいられない。
・武田の、万喜への一目惚れの仕方があまりにもオカシイ。というかね、コイツらお似合いだわ。思ってた以上に。というか、マウンドで仁王立ちした挙句「今日は…そうね いい風が吹いてたのよ」とか言う万喜は想定外に中2だった。
・続いて、義母は婿にとって永遠の強敵です、というお話。うちの義母は方向性全く違うんですが、やっぱり強敵なんですよねぇ。妻とはまた別の意味で勝てる気がしないと言うか。
・出会いは喫煙シーンでした、というお話まで自分とかぶってもう笑うしか無い。なんですかね、この偶然のかぶりっぷりは。あ、別にうちの妻は教え子とかじゃないんです。友人の紹介で新しいバイト先に行ったら、バックヤードにボスの風格を身にまといつつ煙草ふかしてたのが居まして。ええ、それが今私の目の前でエロゲやってる人の11年前の姿です。
・「お早うございます」「死に損ないの出席番号49保永」「急遽病院で点滴受けてて遅くなりました!!!」「生まれた時から余命宣告を受けております」「保永 育と申します」強烈な自己紹介だのう。
・「「トクホ」!!」関西だったら石つぶてで襲撃受けるレベルの隠し芸だな。
・「傾きが逆」これは死にたくなる。
・散々黒トークで毒を吐き散らかされて、それで最後に「…また」「あしたな!」と言えるのはなかなか見上げた根性だ。
・体育祭。仮装の衣装を作ってくれた育に「俺完璧なトクホマークになるから!!」ってのは一種の告白だと思う。
・「それでも多分」「これからもどうにかこうにかやってゆく」仕事ってのはこれに尽きる気がします。
・万喜の祖母の葬式帰りのお話。喪服姿を「万喜さんスゴい」「忍者みたい!!」と褒める武田のこのセンスはどうしたらいいのか。許されるなら一発どついてやりたい。
・育は万喜がタバコ吸うのを突き飛ばして止めたくせに高校じゃ自分が吸ってみたのか。どいういう心境の変化なのか憶測するとなかなかに楽しい。
・甘やかされなれてない人が甘やかされると弱いんだよなぁ。
・「…その辺全部初めてなのにそう簡単に実行できるか」「え」「嘘」「一生大事にしますから……!!」なんというラブコメ展開。
・育、結婚2週間目のぎこちない距離感のお話。
・「とうとう卒業まで桑田さんと大野さん間違え続けるわ」「たまに鼻毛伸びてるわ」「ギャグは寒いわ生徒にナメられるわ」「…の癖に」「いざとゆー時はなりふり構わず他人のために頑張れちゃうとか」「反則だろホレるわド阿呆ー!!!」何この迫力有り余る告白。
・「ね 私少しでも長生きしますね」「うん」「…だから先生も少しでも長くハゲないで」「え?そこ交換条件!?」「うん」この交換条件では、抜けた毛髪をアロンアルファでくっつけてでも抵抗せざるを得ないな。
・「何でっ 「おでこにチュウ」止まりのまま三カ月!!?」「その先も大丈夫だってお医者さんにも確認したじゃんかああ」まぁ、心臓に持病のある相手にはなかなか手出しが難しいよね。うん。
・そして、最終話。ついに婚約したのか武田君おめでとう。「そしたらメニューもちらし寿司とか…」という昭和中期なセンスをどこで培ったのか正嗣は。
・「結婚して10年以上経つというのに」「日々新鮮で飽きないよ…」まだ10年は経ってませんが、我が家も飽きません。
・「…私は」「…やっぱりあなたと結婚してよかったと思う」「でも多分」「十中八九あなたを置いて先に逝く …ごめんなさい」何度も読んで、何度でも、妻が逝きかけて、それでも私のところに帰ってきてくれた時の事を思い出してしまう。
・「…こーんなところで」「死んでたまるかっつーの…!!!」「ほら正嗣」「日付が変わるよ」「…今日も 今日が来た」「…今日も」「とことん生き抜いてやる」たとえどんな状態でも、生きていてくれてありがとう。今日を一緒に。できれば、明日も一緒に。

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旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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