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 毎年年末は指宿で湯治をし、元気な身体で新年を迎えるというのが我が家の定番になっていたが、今年の年末は勤務の都合で不可能となってしまった。
 しかし、捨てる神あれば拾う神あり。仕事始めの1月4日に休んでいいという許可が上司からおりたため、1月2日出発の6日帰宅という長期旅行が可能になった。

 先日自動車を買い替えた際に「旅行にも使えるから」という口実を駆使したこともあり、今回は鉄道ではなく自動車での移動となったが、ここで問題となったのが、我が家は妻がペーパードライバーであるということ。
 自宅から指宿まで往復2000キロほどあるので、私ひとりで全て運転となるとさすがに無理である。しかし、かと言って前述の理由から妻にハンドルを握らせる気は毛頭なかった。

 そこで妥協案と言うか救済措置と言うか、フェリーを利用することで運転距離を短くしようと試みた。

 京都から鹿児島へフェリーでというのであれば大阪~宮崎航路か大阪~志布志航路を使いたいところであるが、船酔いしやすい妻の体調を慮って航路は瀬戸内海限定で探す。
 まず往路だが、いつも使っている名門大洋フェリーはこの時既に満席。そこでこれまで何度か候補には挙っていた泉大津港発の阪九フェリーを見てみると、一等洋室に1つだけ空きがあったのでこれをおさえることに成功。

 しかし、復路が難航した。名門大洋フェリーも阪九フェリーも4日発5日発ともに満席。ならばとあれこれ調べてみたところ愛媛東予港~大阪南港への便が見つかった。ネットで確認するとこれも満席だったが、思い切って電話してみると「1月5日発大阪南港行き、特別室でしたら1つ空きがございます」とのこと。1も2もなく予約を取り、無事帰りの足を確保した。

 となると、4日の宿をどこにするかが重要になってくる。一番いいのは道後温泉に1泊することだが、指宿~松山を1日で移動するならそもそも素直に松山から京都まで車で戻ってこいという話になりかねない移動距離なので却下。あれこれ計算してみて、行けて山口県までということで下関での宿泊が決定。

 かくて1月2日大阪泉大津港発~1月3日指宿泊~1月4日下関泊~1月5日愛媛東予港発~1月6日帰宅という4泊5日(うち船中2泊)の日程は組み上がった。


 明けて新年2日。
 フェリーが17時30分発なので早めに出て大阪でアレコレ買い物を(具体的に言うと冬コミの新刊漁り)しようと試み、10時には出発。

 渋滞とほぼ無縁な高速道路を快適に走り、予定より早く阪神高速環状線へ入る。いつもはなんば出口で降りるのだが、この日はカーナビが湊町出口で降ろそうとする。

「おかしいな」

 湊町出口からでは目当ての駐車場へ移動するのがちと厄介になる。なので気にせずなんば出口で降りようとした時に、私はようやくその意味を理解した。所謂出口渋滞という物が発生していたことは高速道路の電光掲示板で把握していたのだが、出口からその先の大規模駐車場への道までもがみっちりと車で溢れかえっていたのだ。しかも、反対方向の一般道からも無数の車両が駐車場を目指して列をなしているため、一向に進む気配がない。

 10分も待てば何とかなるだろうと高をくくっていたが、ある程度まで進んで以降動く気配が見られなくなったため、諦めて離脱する。

 目指した先はOCAT駐車場。距離は少しばかり遠くなるが、その分空いている。先程までの大渋滞が嘘のようにゆとりある駐車場へ車を止め、なんばウォークを通ってまずはメロンブックスへ。

 目当てが各々違うため、入口で二手に散る。私はまず何より『ハッピーウオーミー聖典』を探す。これはそもそも何の本かと言えば、着る毛布ハッピーウォーミーが修道服に似ている、ということを切っ掛けに結成された謎の組織ハッピーウォーミー修道会発行のぬくもり溢れる毛布同人誌である。これが冬コミで頒布された上、ここメロンブックスにも委託されていると知って最優先でサーチ。

 冬コミ直後の、しかも初売りなので店内はカオスにカオスを重ねたような状況。そのため店内を2周程まわる羽目になったが、なんとか確保に成功。聖典という名に恥じぬ重厚な表紙に思わず笑みがこぼれた。

 あとは多忙のために買いそびれていた『Virtual Red 2巻』『ムダヅモ無き改革 9巻』、『風評破壊天使ラブキュリ』、『俺に妹はいない』、『ヨウセイ狩り』、『コミックX-EROS#02』を購入(一部18禁)。『クモハ通信 vol.19』を見つけられなかったことを除けば、ほぼ満点の戦果である。

 自動車旅行の何が素晴らしいかと言って、これらの危険な書籍どもを積んだまま移動が出来るということである。

 私が戦線離脱後しばらくして妻も大量の戦果を抱えて出て来た。夫婦揃ってホクホク顔で店を後にする。

 概ね目的を果たしてしまったので、続いては消費したエネルギーを補充することにした。要は昼食なのだが、初売りで込み合う百貨店のレストランに突撃する根性は無い。どこにしようかと相談しながら歩いていると、ポンバシでも老舗のメイド喫茶e-maidの前を通りがかる。
「ここでどうだろう?」
「いいね」
ほぼ即決。

 店内、込んではいたが空席はあったので、待つ事なく中へ入れた。正月なので特別メニューとして雑煮なども存在したが、餅は元旦にイヤというほど腹に入れたのでここは通常メニューの洋食を注文。

 ここは近所に住む普通のおばちゃんたちが昼食を食べにくる程度には味が良い店なので、その味をしっかり堪能して腹を満たした。


 さて。この時予定よりちょっと早かったのだが、物欲も食欲も満たしてしまったのでとっととフェリー乗り場へ移動することにした。

 駐車場から車を出して、阪神高速に乗る。湊町入口から16号線に乗り、天保山ジャンクションから4号線へ。同人誌即売会にも使われるインテックス大阪や大阪湾岸の工業地帯を眼下に眺めながら、一路泉大津港を目指す。

 この日は年始ということもあってか渋滞とも無縁ですいすいと車は進み、あっという間にフェリーターミナルに到着する。

 係員の方の誘導に従って車を止め、乗船手続きに向かう。この時、新門司港到着後に船内滞在が可能なゆっくりステイも申し込んでおく。何しろこの便は到着するのが朝6時といささか早い。そのまま運転する身としてはこのシステムはありがたい。

 下船のタイミングが遅くなるため、通常の乗船列から外れて並びなおす。自ら運転してフェリーに乗るのは生まれて初めてなので、若干緊張する。その緊張がほぐれぬまま、乗船開始となり、誘導に従って船内へと進む。どうなることかと思ったがさすがに向こうは誘導のプロであり、不慣れな私でもスムーズに停めることが出来た。

 今回確保した部屋は個室なので荷物は好き放題持ち込める。だもんで、車内に置いておこうと思った不埒な書籍類も持っていくことにした。今回はうっかりしたことに旅の友たる本を他に持って来ていない。寝付けなければ先程購入したこれらの本を読むしかない。どうにもあんまり寝付きが良くなりそうにないものばかりなのがちょっと気がかり。

 そんなこんながありつつ、部屋で荷物を片付けて、まずはレストランへと向かう。

 若干せわしいかも知れないが、混雑を避けるためには何事も先手必勝である。

 この船のレストランはカフェテリア方式なので、カウンターにこれでもかこれでもかと並べられた料理をアレも食べたいコレも食べたいと悩みながら苦渋の選択を強いられることとなった。後ろに並んでいる人の迷惑にならないように極力短時間で決めたため、迷ったら両方取る、という荒業も駆使することになった。

 結果、ご飯、酢の物、焼き鯖、刺身盛り合わせ、イカの塩辛、トロロ小鉢、辛子明太子、ホルモン煮込みという名のホルモン野菜炒め等々、お盆に乗り切らないくらいの量になった。肉類少なめ、魚類多めだったのはやはり海の上だからか。ご飯はおかわり自由だったので、しっかり2杯めまでいただいてしまった。

 妻は私に比べれば割と控え目だったがそれでも普段の食事量からすると明らかに多い。

 海を眺められるカウンター席はいっぱいだったので、変哲の無いテーブル席になったが、乗り物の中での食事というのはそれだけでテンションが大いに上がるので問題無い。

 味わいながら、船の感想やこれからの旅の展望などについても確認。何しろ門司から指宿まで500kmの道のりをカーナビと私の運転技術のみで乗り越えて行かなければならないのである。途中、どこで休憩を取るか、昼食はどこで食べるか、その予定が狂ったときはどうするか、等々。

 考えれば考えるほど不安が増してくるので適当なところで切り上げて、楽しい話題に切り替える。具体的に言うと、出掛けにメロンブックスで買ってきた戦果について。私も割と遠慮なくつぎ込んだつもりだったが、妻は私より1ケタ上の金額をブチ込んだ模様。それでもまだ購入断念もしくは延期したものがあったそうで。

 なんというか、オタとは業が深い生き物である。食事とともに色んなものを噛み締めながら、今さらのようにそんなことを思った。


 食事を終えて部屋に戻ると、休む間もなく風呂へと向かう。出港した直後ではあるが、レストラン同様既に浴場は開いている。こちらも食事同様混雑する前にとっとと済ませてしまうが吉というのが、これまでフェリーに乗ってきて得た教訓である。

 阪九フェリー『やまと』の浴場は若干狭めではあるが、さすがに時間帯が早かったおかげでロッカーも椅子も湯船内でのスペースもちゃんと確保出来た。自宅を出発してからここまで、走行距離こそ短かったものの、今後の道行きへの緊張や不安もあって心身ともに思いのほか疲れており、ゆったり足を伸ばしてお湯につかれるのは本当にありがたかった。

 湯上がりにはマッサージ椅子も利用して万全の構え。これでかなりほっこり出来た。部屋に戻ってタオルを干してから、くつろぎタイム開始。個室というのは本当にありがたいもので、同人誌やら同人CDやら成人マーク付き商業漫画だの同系統商業誌だのを広げて堂々と読むことが出来る。

 妻は妻で、この日が予告していた更新日とのことでサイトにデータをアップしている。業の深さでは夫婦どちらも互いのことを言えないレベルである。というか、ブログを休止状態にしていなかったら私も同様の状況に陥っていた気はする。その場合、私のパソコンが通信手段を有しないため妻の作業が完全に終了してから借りる羽目になるのだが。

 作業の邪魔にならぬよう、粛々と『風評破壊天使ラブキュリ』を読破。内容についての感想はさて置くとして。大和田先生が東北大学で放射線のことを研究していた前歴をお持ちであることに何より驚いた。やっぱり面白い作品を描ける人というのは違うなぁ。

 1冊読み終えて、次を物色しているところで妻の作業が無事終了。打ち上げ代わりにレストランで祝杯をあげることにした。
 残念なことに間もなく閉店時間だったので、料理の持ち帰りをさせてもらい、プロムナード部分のテーブルにて缶ビールで乾杯。
「美味い!」
「美味いね」
 久々に飲むビールの味は実に美味かった。たまらなかった。フェリーは何が良いかと言って、運転するのに酒が飲める(ただし深酒は禁物)のが素晴らしい。

 つまみとしてチョイスした牛スジの煮込みとおでんが営業終了時間ギリギリ購入だったことで、これでもかというほどに味を染み込ませていたことも幸いした。
「寝台列車で旅行してた頃もこうやって車内で酒盛りしてたなぁ」
「なくなっちゃったもんね」
『銀河』『なは』『あかつき』『日本海』等々。ブルートレインで日本各地に出かけたのも今は昔。無くなってしまったことを惜しむ気持ちは今なお薄れることがないが、しかしフェリーというもののおかげでこうやってそれと似たような旅をすることが出来る。それがまだ救いである。

 そんな話をしているうちにビールもつまみも空になった。レストランに皿を返そうと思ったらもう閉店していたので、部屋に持って帰って明朝返すことにする。

 程よく酔った身体をベッドに放り出して、心地よく就寝。


 この酔っぱらった頭で見た初夢が例のいろはにほへと復活&公開録音でした。

 せっかくなので、というかここ以外に書く場所もありませんので内容を記しておきますと。

 まず、私が日比谷公会堂の1階席、前の方の席にて待機していると、加賀ちゃんのキャラソン流れる中イベント参加にかかる注意事項がばっちこい相談室の相談員くまごろう&ヨネばあちゃん&ケンジくんの声にてアナウンスされます。

 そのあと、いつものオープニング音楽が流れ、さおりんがステージに降臨。「みなさーん、いろはー」「いろはー」というお約束のあと、「この公開録音はお悩み相談からただの自慢話までリスナーのみなさんのあらゆる思いをドドンとと引き受けちゃおうじゃないかという懐の広い番組になっております」といういつものフレーズに大歓声。

 ゲストなどはなく、通常どおり人妻女子とふたりで机に差し向かいでトークする形式でした。

 「コーナーを全部やります!」という宣言どおり、『ふつおた』『バッチこい相談室』『うちの子最高!』『ふところ拡大計画2013』『目撃!となりのさおりちゃん』『さおリサーチ』そして公録特別版『電話でいろは』。

 ふつおたではコーナー冒頭に復活祝いの電報が紹介されてました。この辺夢なのであやふやなんですが、さのすけから来ていたのだけはハッキリ憶えてます。

 うちの子最高!はでっかいスクリーンに投稿された画像や動画が映し出されてさおりんがきゃほきゃほ言うのをみんなで堪能しました。

 ふところ拡大計画2013は制限時間内に獲得できたポイントの数で賞品のランクが決まると言うことで1通でも多くのメールを読もうとするさおりんに皆から声援が飛び、それを受けて見事A賞の京都1泊2日旅行御招待券をゲットしておられました。

 最後の『電話でいろは』はさおりんがくじを引いて、その席番の人とその場で電話でトークしてました。二度あって二度とも女性でした。

 エンディングでは月イチの動画配信になったという告知があり、丁寧なさおりんの挨拶で幕となりました。

 帰りがけに寄った物販のコーナーではグッズ販売でさおりんの直筆をプリントしたいろはにほへとオリジナル扇子と湯のみ、さおりんをイメージしたお香など一風変わったアレコレが販売されておりました。

 会場を出て帰途につくべく新幹線に乗ろうとしたものの東京駅で最終を逃し途方に暮れているところで目が覚めました。夢によくありがちな途中でぶった切られて続きが気になって仕方が無いということもなく最後まで堪能できたのは幸甚でした。

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ふさ千明
年齢:
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男性
誕生日:
1975/04/02
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今さらですが非公開に変更
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読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。

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