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毎年の事ながら、夏は台湾という我が家。
 今年は引越しがあったり仕事がかなりバタバタだったりと出発間際まで落ち着かない状況だったこともあってかなりギリギリまで行けるかどうか予断を許さなかった。最悪チケットとホテルのキャンセルまで覚悟するも、当日朝無事出発できる運びとなった。
 車にスーツケースを積み込んでいる時にも「やっぱり戻ってこい」という電話が来ないかという不安を抱えていたりしたということから、どのくらいギリギリだったかお察しいただけるだろうか。

 しかし、一度出発してしまえば雑念も去る。それよりも考えるべきことがたくさんあるからだ。道路は渋滞していないか、空港の駐車場はちゃんと空いているのか、今回の日程に問題ないのか、等々。
 とは言うものの、久しぶりに100キロを超える距離を運転するので、道中あれこれ考える余裕などはあっという間に吹っ飛んだ。
 後ろから猛スピードで迫られたと思えば横の車がウィンカーなしで車線変更してきたりとなかなかにスリル溢れる展開はなかなかの試練だったが、ちゃんと無事故無違反で関西国際空港に到着。

 懸念していた駐車場もエレベーターからは遠い場所ながら空きがあってホッとする。
 チャイナエアラインのカウンターも並ばずスムーズにチェックインできたし、保安検査もあっさり終わり、なんとも順調。あとはいつもの有料ラウンジでひと休み、と思っていたら関空の改装に伴い閉鎖されていた。
 さて、こうなると行き場に困る。残っているのはビジネスクラス以上やゴールドカード以上を対象にしたラウンジばかりだし、飲食店はどこも満席。
 右往左往していると、物陰にひっそりと存在しているパソコンデスクに気づいた。人目につかない場所にあるためか、幸いにして誰もいない。イスも机もあるので、荷物を置いてゆっくりできる。交代で飲み物等々買いに行き、くつろぐことしばし。本来であれば昼食にしたい頃合いなのだが不思議と食欲に乏しい。買ったばかりのお茶で喉を潤しつつパソコンをいじっているうちに搭乗時間も近くなり、とっととゲートへと移動する。所謂『爆買い』直後とおぼしい同乗者でいっぱいのモノレールに揺られることも、この先に待っている日々を思えばどうということもない。

 たどり着いた搭乗口で待っていたのは「出発時間10分繰り下げ」というお知らせ。これ幸いと、最後のトイレタイムとする。
 搭乗開始となっても長蛇の列なので、慌てずノソノソと並ぶ。列はゆっくりと進むが、たまーにおしゃべりに夢中な面々が流れを止めていたりする。しょっぱい。
 そんなこんなでようやく乗り込んだチャイナエアライン157便は見る限りほぼ満席。ほぼ飛び込みに近い予約でよく窓際二人並びの席が確保できたものだ。

 そのラッキーを堪能すべく外の景色を楽しむ。そのうち電子機器の使用許可が下りたので、デジカメで何枚か撮影。上空からでも「お、喜入のコンビナート」とか分かってしまうのは我ながら無駄特技だと思う。

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 そういう楽しみ方も、流石に洋上に出てしまえば続行不可能である。おとなしく機内食の配布を待つくらいしかできない。
 ちなみにこの日のメニューはチキンかポークの2択。夫婦でそれぞれ違うものを注文し、食後に感想戦を楽しんだりする。


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 飲み物は下戸のくせにビールを頼む。昼間っからビールの解放感は下戸であっても、いや、下戸だからこそ格別のものがある。せっかくなので酔いに任せて一寝入り。モーニングコールはシートベルト着用サインの点灯音だった。

 幸いにして座席のモニターから機外カメラにリンクして着陸の様子を見ることが出来るので、迫力満点の映像を楽しみながらの到着となった。
 
 1年ぶりの桃園空港が『なつかしい』とすら思えるのはこの場所にも楽しい思い出が多いからだろう。荷物を担いで入国審査を待つ長い列に並ぶのも、あまり苦にならない。
 大陸居民と書かれた薄紫のパスポート軍団に列を阻まれたりしたものの、通関自体は無事終わり入国を果たす。スーツケースを回収し両替を完了したら、あとはとっととホテルに向かっても良かったのだが、バスの中で飲むお茶が欲しくなり地下のセブンイレブンへ向かう。
 購入後はそのままフードコートで休憩。ここには春水堂という台湾の国民的カフェがあって、名物はタピオカミルクティーだったりするのだが、うっかりタピオカ抜きの単なるミルクティーを注文。その上、サイズがSとMのみだったので「じゃあ」とばかりに深く考えずMサイズを頼んだら私の知ってるMサイズの5割増くらい大きいのが来て、飲み終えるのに少しばかり手間取る。
 それでも休憩の甲斐あって気力体力ともに回復し、意気揚々とフードコートをあとにする。
 今回はバスのチケットを買うのにメモではなく口頭での注文にチャレンジしてみたのだが、無事に通じた。通じたというか聞き取ってもらえたというか。ちなみに先方の説明はうまく聞き取れなかったので「オーケーオーケー、センキュー」で済ませてしまった。まぁ、前回と同じバスなので特に問題はなかったのだが。
 バスは高速道路の事故渋滞に巻き込まれたようだが、その時すっかり眠りの世界に入っていた私は全く気付かず。目が覚めたあとで顛末を教えられる。

 そんなこんなで予定よりは遅れたが、予約していたチェックインの時間にはちゃんと間に合った。MRT国父紀念館駅前のユナイテッドホテルこと國聯飯店。相変わらずオシャレな造りで自分たちには似合わないなと思いつつも、立地の良さとシモンズベッドの寝心地に負けてまたここにしてしまった。
 昨年はたまたま空いていたので無償アップグレードしてもらったのだが、今年はさすがにそういうラッキーはなく、一般客室へ。一般客室でも居心地は十分良い。前述の通りベッドの寝心地もさることながら、バスタブが広いので旅の疲れを癒すのには実に助かる。
 一つ難点があるとすれば、居心地がいいのでついつい部屋に長居してしまうことだ。荷ほどきをしたりネット接続を確認したりベッドでゴロゴロしたりしているうちに気づけば1時間半以上経過していた。

 これでは何をしに来たのかわからない。意を決してベッドから這いずり出て身支度を整える。
 さしあたって出かける用事としてはまず夕飯、そして国境越えの移動疲れを癒すマッサージというところだが。この両者を満たせる場所として真っ先に浮かんだのは[食堯]河街夜市。
 また、ホテルの道向こうに広がる元タバコ工場の広大な敷地が松山文創園地区として再開発されたそうなのだが、ここに台湾を代表する本屋である誠品書店が出来たらしく、方角としては[食堯]河街へ向かう途中になるのでここに立ち寄ることにした。ホテルからは徒歩圏内なので夕涼みがてらのんびり歩く。
 道すがら、スーパーだったはずのところにジュンク堂(台湾表記は淳久堂)が出来ていたり、イベント限定だったはずのガンダムグッズショップが常設になっていたりと初手からノックアウト気味。

 ちなみにジュンク堂はほぼ全て日本の発売された雑誌・書籍で埋め尽くされており、「これなら日本で買うなぁ」と肩を落とす羽目になった。個人的には「え?こんな本まで翻訳しちゃったの?」という驚愕の出会いを楽しみにしていたので。







 ちなみに、店に貼ってあるポスターも完全に日本のものなので、一瞬どこにいるのか分からなくなること請け合い。

 初手からそんなショックを受けたりしたものの、目指す誠品書店にはちゃんと着けた。
 ここは書店でありながら本を扱うスペースと同じかそれ以上に台湾各地の物産を扱うお店がそこかしこにある。お茶もお菓子もなかなか良いものを扱っていたのだが、いかんせんお高い。一昨年くらいまでなら為替レートの恩恵から多少の高値も笑って購入だったのに、人生初体験となる1台湾元=4円の前には慎重にならざるを得ない。
 そもそもとして探していた漢日辞典も良いものが見当たらなかったため結局目の保養をしただけに終わり、タクシーで夜市へ向かった。丸っこいショッピングモール京華城の横を10分も走れば派手な電飾の看板と眼が光る謎のフクロウ親子がお出迎えする[食堯]河街夜市だ。

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 平日夜だというのにここの賑わいは相変わらずで。まずは体調を整える意味からマッサージへと向かう。ここには『視障按摩』、所謂眼の見えない人たちによる按摩店がある。あちこちで揉んでもらってきたが、ここや空港にある視障按摩店はその中でも頭一つ抜きん出て上手い。
 30分、テレビ付きの椅子に腰掛けてプロの技に身を委ねる。テレビでは毎度お馴染みANIMAXがソードアートオンラインの吹き替え版などを放送していたのだが、さすがに聞き取れないので、言葉がわからなくても楽しめる台湾プロ野球の中継を見ることにした。
 見始めた時は試合も中盤、点差は僅かという好展開だったのだが残念ながらマッサージ開始数分で寝落ちしてしまったので内容はほとんど記憶にない。これではアニメでも野球でも同じである。
 眼が覚めると足のむくみは見事解消されて、靴がスッと履ける。おかげで混雑した夜市を歩く足取りも実に軽い。
 夜もだいぶ遅い時間になってきているが、閉まっている店はゼロ。夕飯の選択肢は全く減っていない。めぼしいところとしては台湾名物魯肉飯のほかに鉄板焼き、烏骨鶏料理、そしてまさかの小籠包を発見。小籠包は屋台でひとつひとつ包んでは蒸してるという本格派。これは話の種にぜひと思ったが、狭い一角に並んでいる人がいるくらいの人気なので断念。
 去年も行った薬膳スープが名物の圍爐というお店へ。メニューは薬膳排骨(スペアリブ)、薬膳羊肉、魯肉飯の3つなのだから実に硬派だ。私が羊、妻が排骨。それと魯肉飯を2つ。
 肉づくしの夕飯は胃に優しくないと思われがちだがさにあらず。甘くも辛くも塩っぱくもない薬膳スープは全身に元気を届けてくれる。口へと運ぶ手が止まらない。お店の方で味にアクセントをつけるための味噌ダレもつけてもらえるのだが、最初はそれ無しでガンガンと食べることをお勧めしたい。
 台湾最初の夕飯としては申し分のない選択であったと満足して店を出る。いつもならタクシーでホテルへ戻るところを、今回は延伸開業したばかりのMRT松山新店線に乗って帰った。

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