うらかたっ! 感想
こういう漫画が好き、というよりもむしろ私はこういう小説が書きたかった人間です。だもんで、この漫画が読めて良かったなあ、って言うのが第1の感想です。面白かったというのは間違いの無いところですが、今回は私のバイアスが普段よりもさらに強いので、もともと乏しい客観性はますます限りなくゼロに近いと思っていただけるとさいわいです。
あと、私自身が副長気質なんでサポート係の篤君には同意するところ大だったりします。足りない能力は周りの人材が補う!は我が意を得たり、でした。ま、私はそれほど優秀じゃないですが…。
にしても、出会いがノーパンってみた森先生のデフォになってるのかなあ。まぁ、みた森節の1つであるギャグとエロスの両立を示すものとしてこのまま伝統になっていくのかも知れませんね。
色々どんでん返しもあるのであまり内容に突っ込まずに書きますと、本作はえろでらぶでこめ、です。古き良き時代の学園物に思い入れがある人なら概ね楽しめる内容だったと思います。逆に今風の小道具が無いとピンと来ない世代には古くさく感じるかも知れませんが。それでも、推奨が三十路以上に限定される漫画ではないと思います。所謂80年代アニメが受け入れられる人ならすんなり入っていけるんではないかな、と。こういう空気を味わえる作品があることを感謝します。
最後に。みた森先生の単行本おまけ4コマ、いつも楽しみにしてますが、今回も期待以上でした。
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