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疲れやすくはなっているものの寝れば何とか回復するのは広い風呂の効用だろうか、それとも広くて寝心地のいいベッドのおかげだろうか。昨日は本探しでヘトヘトになってしまった上にマッサージを受けそこねたのに朝ちゃんと起きられた。
 
 その上ちゃんと食欲もわいてきたので今朝も盛りだくさんの朝食をしっかりいただけた。バイキングの献立は昨日と同じだったので省略するが、同じメニューでも飽きが来ないというのは重要だと思った。
 
 さて。今日はどうするか。

 本来であれば、お廟行きの計画を実行するにふさわしい日なのだが。

 だがしかし。躊躇せざるを得ないほどに今年の台湾は暑い。熱暑炎暑という言葉がふさわしい状況だ。比較的北に位置する台北市内ですらこうなのだから北回帰線の向こうっかわである高雄市内はさらに暑いだろう。

 妻は身体が弱いのであまり無理をさせたくない。キツい日程になることを説明し、その上で体調を確認したところ「大丈夫」という返答が。

 ならば行くしかない。
 お供え物として関空で調達してきた清酒『玉乃光』と煙草『峰』にいよいよ出番がやって来た。部屋の片隅に固めておいてあったそれらをトートバッグに詰め、暑さ対策の帽子とタオルを持てば出発準備完了。

 地下鉄で台北駅に出て、そこから新幹線に乗る段取り。
 窓口には結構人が並んでいたのだが、クレカで買える券売機はガラガラで、9:54台北発左営11:30着の速達型列車の切符をすんなり購入成功。

 発車まであまり時間が無かったので、道すがらにある便當本舗で飲み物だけ購入してホームへと急ぐ。

 途中台中しか止まらない速達型だけに車内はほぼ満席。ほんとうによく並びで席が取れたものだ。座席についてホッと一息つくと、列車は静かに動き出した。

 もう何度目の乗車になるのかも憶えていないが、相変わらず車内は快適である。日本の新幹線とは姉妹的存在であるのに、乗るたびに明確に違う何かがあるように感じるのだが、それが一体何なのかは未だに答えが出ないままでいる。

 台中で隣に座っていた青年が降りたかと思うと入れ替わりで別の青年が乗ってきた。他の席も同様の状況で、乗車率はかなり高い。

 乗客をいっぱいに詰め込んで、列車は定刻どおり11:30に左営駅到着。ここで我々はMRTに乗り換えて終点近くの高雄国際空港駅で下車する。

 地図によると目指す紅毛港保安宮はひとつ手前の草衙駅が最寄りなのだが、ここからだと徒歩で2キロ近くかかるため極力避けたいルート。そのため、タクシーが確実に捕まるであろうしバスもたくさん走っているという推測のもとに空港から向かうことにしたのである。

 このとき、国内線ターミナルと国際線ターミナルのどちらを選択すべきか少しばかり悩んだ。両方で情報収集出来ればベストだったのかも知れないが、このふたつが結構離れているので行ったり来たりしているうちに体力も時間もどんどん使ってしまう。
 ではどちらにすべきなのか。

 私が出した結論は、国内線ターミナルだった。その決め手となったのは「国内線のほうがあまりメジャーでない場所についても把握しているだろう」という推論だった。
 という訳で早速観光案内所にて紅毛港保安宮についてたずねるが、そもそも国内線ターミナルなので日本語がわかるガイドさんがいなかった。そのため最初はうまく通じず全く別の『旗後天后宮』のほうを案内されてしまう。
 苦心惨憺してどうにか『紅毛港保安宮』であることを分かってもらえたが、先方は知らないようであった。手元のノートパソコンで検索してくれたが、残念ながら出てきた結果は既にこちらが入手している以上のものではなかった。
 それでも精一杯の努力に関しては大いに謝意を表して案内所をあとにする。

 出来れば路線バスを使いたかったが、こうなってはやむを得まい。すぐ目の前に止まっているタクシーを使う他は無い。
 タクシーで行く場合、往路はいいのだが帰りが困る。地元タクシー会社の電話番号を調べても、電話で『今紅毛港保安宮にいるので1台そこまで配車して欲しい』ということを伝えられる自信が無い。
 なので正直背水の陣である。帰りはあまり詳しくないガイドブックの地図だけを頼りに最寄りのMRT駅までたどりつくか、はたまた偶然流しのタクシーを捕まえて再び空港に戻ってくるかくらいしか思いつかない。

 それにしても。こうやって地図を頼りに現地の人もよく分からない場所へ行こうとしていると、新婚旅行の際に日本統治時代の史跡巡りの一環で烏山頭水庫というダムへ行ったときのことを思い出す。
 あの時はその為だけに台南市内の割と大きなホテルに前泊したのだが、この時も行き方を教えてもらおうとコンシェルジュに行ったところやはり『分からない』と言われてしまったのである。
 そこで我々夫婦とコンシェルジュの係の人と3人で地図を見ながらああでもないこうでもないと検討を繰り広げることとなった。
 最終的には『台湾国鉄の隆田という駅が近いようだが、ここからタクシーで行けるか?』『おそらく行けるだろうが、その駅にタクシーがいるかどうかは分からない。少し先の新営ならばほぼ間違いなくいると思う』というやりとりがあって、見事隆田駅からタクシーで到達出来たのは大変良い思い出である。
 ちなみにその際はやはり帰りのタクシーを自力で呼ぶことが出来ず、ダムの管理事務所に助けていただく羽目になった挙句、待っている間お茶までごちそうになってしまった。

 さて、今回はどうなることやら。まずはたどりつくことだが。

 幸いにしてタクシーの運ちゃんに地図と住所を見せたところカーナビで検索してくれて、場所そのものは判明。車は迷う事なく進んで、もうすぐつくかというところでまさかの通行止め。
 しかし、さすがそこはプロ。運ちゃんは諦める事なく迂回してどうにか目的地へたどり着こうとしてくれたが、住宅街の細い道に苦戦する。いくつ目かの角を曲がった時に、豪華絢爛な廟に翻る旭日旗が見えた。間違いない。
「あれだ!」
日本語での反応だったが運ちゃんにはしっかり伝わったようである。
 しかし、アスファルトの舗装工事が我々の行く手を阻んでいた。舗装したてでアッツアツのアスファルトの上を車が走ることは出来ない。まぁ、ここまで来ればいかな灼熱気候でも歩いて行けるので、工事をしている手前で下ろしてもらう。
 靴底が溶けるんじゃないかというくらいに熱冷めやらぬアスファルトの上を飛び跳ねるようにして歩き、どうにか無事紅毛港保安宮に到着した。

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 こちらで神様として祀られているのは旧大日本帝国海軍軍人にして第三十八号哨戒艇艇長。
 艇長が戦死後に地元の人の夢枕に立ち「漁民を護り豊漁を約束する代わりに日本へ帰して欲しい」と希望したのがこのお廟の由来なのだそうだ。信徒の方々は艇長の慰霊のため定期的に沖縄の護国神社や東京の靖国神社に参拝をしておられるそうで、実に何とも頭の下がる思いである。

 そんな由来なので、いささか緊張して神妙な面持ちで中に入ると、管理人の方が笑顔で出迎えてくれた。日本語は通じなかったが、我々が日本人だと分かると身振り手振りで案内してくれた。

 まずは中央の祭壇。これこそがこの地にて『海府大元帥』という神様として艇長を祀った祭壇。ここには一緒に郭府千歳と宗府元帥の2柱の神様も祀られている。

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 この祭壇には月桂冠や赤玉ポートワインなど日本のお酒が多々お供えされている。そこに私が持って来た玉乃光と峰も仲間入りさせていただく。

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 備え付けの線香に火をつけゆっくりと参拝。戦死後もなお海と人を護る神としてこの地に在るということの重みに、胸の内を熱いものが満たす。

 続いては、中央祭壇のその手前にある神輿。なぜ神輿。いや、ここの神様が日本人だから、なのだろうけれども。神様の乗り物だから、神輿を『日本への里帰り用』として用意してあるのだとしたらその周到な配慮に感謝の念が湧く。ただ、手前にある日付が間違っているのはご愛嬌。

 中央祭壇の左がわには『にっぽんぐんかん38』と書かれた神艦が祀られている。こちらはこれ自体がご神体扱いらしいのだが、荘厳な中央の祭壇とはまた別次元に強烈なインパクト。元々は艇長を『日本に帰す』ために“建造”されたものであり、本来は神器ともいうべきものだが、神器がご神体に昇格したようなものでああろうか。

P1030852


 中央祭壇同様、こちらにもお供え物が多々あるのだが、ここに艦これグッズであるところの戦艦大和の艦娘イラスト入りお酒が奉納されている。どこの提督かは存じ上げぬが、見上げた志である。



 こちらにも深々と頭を下げる。 

 この神艦、模型とは言え船大工さんに発注した本格派なので実によく出来ている。70年前の哨戒艇がモデルだと言うのにレーダーやミサイルが装備しているのご愛嬌。また、万国旗が満艦飾になっているのだが、先の大戦では敵同士だった日の丸と青天白日旗も仲良く隣同士なのが微笑ましい。

P1030851


 日本と台湾のつながりをまたひとつ実感出来て、そして廟内をいっぱいに満たしている善意に触れることが出来て。烏山頭水庫の時にも思ったことだが、蛮勇を振るってでも来て良かった。

「では、帰ります」
と。管理人さんには通じないのだが、どう言っていいか分からなかったので日本語で挨拶をする。
 通じたのか通じてないのか、管理人さんは笑顔ひとつうなずくと、そのままどこかへと姿を消してしまった。
「どうしたんだろう」
「昼時だし、用事があるんじゃないかな?」
まぁ、詮索しても仕方ないので最後に中央祭壇に向かって一礼をし、お廟を出た。
 外は相変わらずの炎暑。雲は出ているのだが、陽射しを和らげるような働きをしてくれている気配はまるでない。お廟の中は割としっかりめに冷房が効いていたので、温度差もあって頭がクラクラする。
「大人(ターレン)!」
ボーッとしていた私に、管理人さんが声をかけてきた。生まれてこの方そんな呼ばれ方をした事が無かったので一瞬自分のことだと分からなかったが。 
 両手に持っているのは冷たいお茶がふたつ。何といっているのかは聞き取れなかったが、差し出されればさすがにこれが何を意味するのかは分かる。
「謝謝!太謝謝!」
これから最悪2キロ近い道のりを歩くかも知れない我々にとっては何よりも心強い援軍だ。繰り返し頭を下げながら、名残を惜しみつつ紅毛港保安宮をあとにした。

 敷き終わったばかりなのでまだアッツアツのアスファルトの上を飛び跳ねるように歩いて、まずは比較的大きな通りである『明鳳三路』に出る。

 先程お廟でもらってきたリーフレットには分かりやすくかかれた地図があり、それを見ながらどっちが草衙駅だろうかとためつすがめつ。左側を見た時に保安宮とは別の大きなお廟が見えた。こちらはどうやら濟天宮というらしい。もしかしてタクシー会社に電話して『濟天宮まで来て!』と言えば来てくれるのだろうか、と考える間もなくその近くにバス停がある事にも気づく。
「バスあるの?」
『紅7』と『69』と書かれた表示の横には電光掲示。これは明らかにあと何分で来る、という表示であろう。69の『小港站』行きのほうが早く来るようなので、これを待つ事にした。

P1030859


 先程までの悲愴ですらあった覚悟はどこへやら。相変わらずの刺すような暑さだが15分もすればバスが来ると分かっていればどうという事はない。
 この69系統は国鉄高雄駅からMRT小港駅方面へと結ぶ路線のようだ。わざわざ『方面』と書いたのは、路線図を見ると終点の小港站とは別に『ニ苓國小(捷運小港站)』と書かれたバス停があったため。終点まで行かずここで降りねばならない。乗り過ごすと面倒そうなので気をつけねば。

NEC_2662


 路線図に続いて時刻表を見るとこの69系統は1時間に1~2本程度の運行間隔なので、15分待てば乗れるというのは大変な幸運だ。
 小港行きではなく逆方向の高雄駅行きであればもっとありがたかったが、そこまで望むのは贅沢が過ぎるだろう。
 それに、もし待っている間に反対側にバスが来ればそれに乗ればいいだけのこと。

 そんな話をしているうちに小港站行きはやってきた。

 台北で乗ったバスと同様、電光掲示で次のバス停が表示されるので乗り過ごす心配はなかった。空いていた座席に腰掛け、ホッと安堵のため息。
 気持ちに余裕が出ると車窓を楽しむゆとりも生まれる。観光路線ではなく住宅街をひた走る生活感溢れる眺めだが、見知らぬ土地においては十分楽しめる。

 時間にして20分だろうか30分だろうか。結構な乗車時間を経てようやくニ苓國小(捷運小港站)のバス停に到着。
 バスから降りてもMRTの入口らしきものは見当たらなかった。前後左右を見渡して、一番大きな通りに出る。
 交差点から再び前後左右を確認してみると右手にそれらしき建造物が。おお、あれだあれだと喜び勇んで近づいてみたらそれは入口ではなく冷房用の通風口だったりしたのだが、地下用の通風口があるということはすなわちこの下を地下鉄が走っているという何よりの証拠であり、通風口の少し先には今度こそ小港駅の4番入口があった。ようやくたどり着けた。

 地下に降りて乗車券がわりのトークンを買うに際して、相談がひとつ。

 空港で降りるか、左営駅で降りるか。

 実は今回もうひとつの行き先があった。

 台湾で一番大陸に近い島、金門島。国共内戦最後の戦場。今でも一部が立入禁止区域だったり海岸線に地雷が残っていたりする最前線の島。
 そこに高雄空港から行ける便があるので、高雄から金門島経由で台北というルートで戻る計画だった。
 問題は体力的余裕。最後はバスに助けられたとは言え、心身ともにかなり疲れているのは確かだ。
 金門島に行くなら空港へ、おとなしく台北に帰るなら左営へ。

 夫婦で最終確認をし、大丈夫、それでも行こうということになった。
 ではまず空港まで、とボタンを押したところ、なぜか表示は左営。
「え?」
時既に遅し。トークンは2枚出てきてしまっている。
「払い戻しする?」
「それはしてもいいけど、駅員さんにどうやって説明する?」
等々言い合ったが。
 これは海府大元帥が『おとなしく台北へ戻れ』とおっしゃっているに違いないという結論に至り、トークンはこのまま使用することにした。
「帰ろう、帰ればまた来られる」
これは南方ではなく北方における海の男の名言だが、今我々が置かれた状況はまさにこの言葉のとおりであっだと思う。
 MRTの車内でひと寝入りしたおかげで、左営駅に着いた時には気力体力も随分戻ってきていた。

 となると、人間やはり腹が減ってくるもの。

 いつもなら駅弁を買って車中で食べてもよかったが、今日はゆっくり食べるほうを選んだ。幸い左営駅には三越が隣接しており、中にはレストランもフードコートもあるので選択肢は豊富。

 MRTの改札から地上に出ずそのまま直結で行けるのも何気にありがたい。

 連絡通路を抜けると目の前がいきなりフードコートなので、まずは一周ぐるっとまわって良さそうな店がないかどうかの下見。

 一大勢力が丸亀製麺だったりナゴヤ飯でお馴染みスガキヤが入ってたりと「ま、まぁ日系百貨店だから」としか言い様のない光景であったが、我々の好む夜市飯っぽいお店もあるのでセーフ。
 とりあえずそこを第一候補として、レストランのほうも見てみることに。8階9階には本格中華に日本料理店、イタ飯屋やタイ料理店などが軒を連ねている。どれもそれほど悪くない選択肢ではあったが、せっかくだしフードコートで夜市飯だなぁということになり地下に戻った。
 地下に戻ると丸亀製麺の天ぷらを揚げる香ばしい匂いに一瞬だけ誘惑されたが、わざわざ台湾の、しかも高雄まで来て丸亀製麺というのはさすがにノーだ。もっと長く滞在して日本食に飢えていたら違っただろうが、まだまだそこまでではない。
 『八陽』という海鮮小皿の店で魯肉飯と海鮮野菜スープセットを注文。
 今日どれだけの汗を流したか知れない身体に、スープの塩味が染みる。野菜もスープの旨味を吸って滋味深く、箸が止まらない。
 魯肉飯はもう、安心安定の旨さ。豚肉をしょうゆニンニクベースのダシで煮込んでご飯にかけた、という説明するために自分で書いた字面を見ただけでもう腹が減ってくる。



 この時も気づけばあっという間に平らげてしまったあとだった。最初は足らないかな?とも思ったが食べ終えてみればちゃんと満足出来た。

 あとは『お告げ』に従って粛々と新幹線で台北に戻る。

 ホテルに戻ると峰圃茶荘からの紙袋が届いていた。中を確認し、おまけでもらったマンゴーを冷蔵庫に入れてからぐっすりお昼寝タイム。

 目が覚めた時、外を見るとまだ夕陽はかろうじて空にとどまっていた。

 しかし、起きてはみたもののまだ若干頭がボーッとしている。本当にフットワークが重くなってしまったものだ。

 このあとどうするか、をぐずぐずと決められぬまま時間だけが過ぎていった。

 まぁ、どこへも行かないとしても飯だけは食わねばなるまい。特に昨日はコンビニで簡単に済ませてしまったので今日はちょっと張り込んでもいいかな、という気分になっている。

 鼎泰豊。

 言わずと知れた台湾が世界に誇る小龍包の名店である。これがホテルから徒歩圏内ということもあり、

 結構並んでいる。まぁ、小1時間くらいなら並ぶ覚悟で来ている。まずは順番を取らねば、と受付のお姉さんに近づいていくといきなり
「いらっしゃいませー」
と声をかけられた。
「おふたりさまですか?」「15分から20分くらいお待ちいただきますけどよろしいですか?」
という、淀みなく流れるような日本語に圧倒されつつ無事順番は確保。待っている間にメニューと記入表とを渡され、注文を組み立てていく。
 何と言っても台湾ビールと小龍包は外せない。小龍包も色々種類があるので迷ったが、最後はオーソドックスなのを10個入りで1カゴに決定。あとは空心菜の炒め物、海老と豚肉のチャーハンと肉チマキと割と普通なチョイス。ちょっと少なめなのはお酒を飲むため。

 小龍包そのものは食べる機会がそこそこあるので、『名店』の味やいかにといささか勿体ぶって口にする。
 食べてみると、この店の知名度も混雑もその全てに納得が行く味だった。何をどう表現しても不正確になってしまうというか、はっきりとした輪郭のある味ではないのだが、これがどうにもクセになる味で、ひとつ食べると自然と2つ目に手が伸びる。

 ビールを飲む間もあらばこそ、10個の小龍包はあっという間に消えてなくなった。もう1カゴ頼むかどうか真剣に検討したが、食べきれなくなっても困るのでここはグッとこらえる。
 その他の料理もちゃんと美味かったのだが、正直小龍包に全てが持っていかれていてあまり憶えていない。
 2人で1000元ちょいと台湾の物価を考えれば結構なお値段がしたのだが、次回も必ず来ようという気持ちになるくらいには満足していた。

 幸せな気分で店を出ると、ついつい寄り道をしたくなる。体力が尽きていたはずなのに、飯がうまいということには不思議なパワーがあるものだ。

 昨日行ったのとは別の誠品書店の店舗がちょっと行ったところにあるので、そこへ足を向ける。
 今日はどうしても買わねばというお目当ても特に無いので、のんびりと本を楽しむ。
 画集や写真集などをメインに目の保養をしていると、コミックのコーナーでうっかり『BL POSE』とか書いてある本を見つけてしまう。
 ちゃんと見ていないので断言は控えるが、男性同士が熱いまなざしで見つめ合っている表紙からしておそらく私の推測どおりの本であろう。そんなところまで日本の後追いしているとは思わなかった。
 何だか一気に疲れてしまったので、中にある喫茶店でひとやすみ。台湾ではあまり目にすることがなかったハーブティーがあるので、これを食後の一服にした。

 今日もコンビニで買い出しをしてから宿に戻る。疲労の蓄積を自覚していたので本当はマッサージを受けたかったのだが、それすらも面倒になってしまっていたので省略してしまった。明らかなミスである。

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HN:
ふさ千明
年齢:
42
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男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。

メールを送りたいという奇特な方はtom☆yf6.so-net.ne.jp(☆を@に変換願います)までお願いします。
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