漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
※標題のお話はこちらからお読みいただけます。
・桜井なる人物は篠崎聡太オルタであるというご意見が嫁さんから出ましたのでご紹介させていただきます。読んでいないようでいてしっかり読み込んでいるのに感想戦には参加してくれない嫁さんですが、今後も機会があれば意見を色々引き出していこうと思います。 ・悩む青年。そして、おかしいのは青年だと思っている様子のさわちゃん先輩。挙句に幹事の話を「やってもいいと思ってる」ですからねぇ。いやいや。あの桜井なる人物は幹事に誘った時に何にもしなくていいからお飾りとしてそこにいろって言っていたわけで。いやいやいや。受け入れてちゃダメですよ。 ・「私だって何も考えてないわけじゃ‥」「それが全然わかってないって言ってるんですよ!」さわちゃん先輩はああいう人物に遭遇したことがないんでしょうなぁ。ホント、向こうの会社に就職しなくてよかったですね。 ・「‥いや すみません」「俺が口出すことでもありませんでした」早く口出せる立場になれるといいねぇ。 ・「ううん わかるよ!」「普段の私見てたら心配にもなるよね!」ここ、本心隠してる印象ですね。これまでも何度かありましたけどここは特に顕著な気がします。 ・毎度自分語りで申し訳ないですが、私が嫁さんと結婚した理由の一つに何かあったら彼女を止められる立場にいたかったというのがありますね。それでも止められないことがしばしばあって色々後悔してますが。 ・「ちなみに今日はちゃんと仕事の相談できてるんですけど」自分じゃ面白いこと言ってるつもりなんだろうなぁこの人。 ・「なに?君たち早速仲良しに?」「助かるよ」部長はこの桜井なる人物を見て内心のアラームが鳴らなかったんですかねぇ。それとも向こうのほうが立場が強いんでしょうか。‥‥ありうる。 ・そしてさわちゃん先輩はヘルプ要員としてあちら側へ‥。何度読み返しても胃が痛くなるシーンです。 ・「先輩ちょっと!」「しばらくいなくなるならその前に訊いときたいことあるんでいいですか?」「へ?」「えっ あ うん‥?」「てことで先輩かりますね!」青年のファインプレー。もしかしたらこの先の命運を分けたかもしれないプレー。 ・「単刀直入に言います」「あの桜井って人には気をつけてほしいんです」まぁ、改めて列挙し直すことはしませんが、ここまでで十分おかしな言動とってますからねあの人。 ・「うまく言えないんスけど どうも先輩から俺を引き離そうとしてる感じがして」 ・「人当たりよく見えるけどなあ」ああ、そうか。人がいいとあの言動がそう見えるのか。私みたいな人間だと即アウトですけど。 ・「なんかあったらって‥ きっとなんにもないってば 心配性だなあ」お酒飲んで寝落ちして記憶を無くす常習犯の方がなんかおっしゃっておられるが。今まで何もなかったから大丈夫という経験からくるものと、あとはどうにも自分は他人からそういう目で見られていないという卑屈な安心感も見え隠れするんですよねぇ。 ・「そりゃあ」「好きな人のことくらい心配させてくださいよ」まぁ、それが全てですよね。うん。青年、君は何も間違っていない。 ・「‥あのさ」「仕事サボりついでに告白のお返事今してもいい?」「ここで!?」こだわりの男には不本意だろうけど、場所にこだわっている場合じゃないからねぇ。 ・「まずはずっと言えてなかったけど」「好きって言ってくれたことにありがとう」「私みたいなののこと好きになってくれてありがとう」とても素敵な場面なのにどうしても最後の言葉が謙譲ではなく卑屈に感じてしまうのですが。 ・「あのこれ怒らないで聞いてほしいんだけど」「実を言うと 私が今まで散々世話を焼かせたから 情が移ってるだけじゃないのかな‥って思わなくもなかったの」たとえ情が移ってるだけだとしても。もう情が移った時点で手遅れなんですよ、それ。恋愛ってそういうものですから。入口が錯覚だろうとなんだろうと。好きになってしまえばそれ以上どうしようもないものです。 ・そういう機微がわからないあたりも自身が恋愛をしてこなかったのみならず、周囲の恋愛にも興味を抱かなかったということを証明しているようです。 ・「失礼な 俺がそんなちょろい男に見えますか」残念ながら見えるなぁ。 ・「だって私なんにもないよ」「たいした特技もないし趣味もないし」「お酒飲むばっかりでめんどくさいよ」「知ってますよ」「‥うん」「そういうの知ってて好きになってくれたんだもんね」嬉しいけど素直には受け入れられないっていう、そういう実にめんどくさい表情してますね。めんどくさくて、どうしようもなく魅力的な顔です。青年ならずとも惹かれるであろう、守ってあげたくなる顔です。 ・「だから」「ちゃんと向き合わなきゃって思ったの」「そうたくんの気持ちと」「それから自分自身に」「‥私」「そうたくんが好きです」やっとたどり着いたこの笑顔。最高の笑顔。青年にとっては一生の宝物。 ・「一生今がいい」待った甲斐があったな青年。 ・「‥でもごめんね」「好きだけど」「お付き合いはできません」「今のままじゃ私きっとそうたくんに甘えっぱなしになってしまうから」「そうたくんの気持ちは大切にしたいけどそこに依存することにはなりたくないの」依存したくないって‥今更では?あなたこれから先お酒飲んだ後どうなさるおつもりですか?散々依存して、甘えて、寄りかかって。それに罪悪感めいたものがあるからこう言ってるんでしょうけども。好きな人の負担になりたくないんでしょうけども。それで2人は幸せになれるんでしょうか。 ・「ヘルプのことも幹事のことも」「ちょうどいい機会だと思うんだ」仕事はまぁそうかも知れませんが。飲んですぐ寝て記憶を失う人が飲み会の幹事をやる必要性ってどこにあるんでしょうか。それは能力じゃなくて体質なんですから。ある意味飲めないのと同じなんですから。 ・「そうたくんなしでちゃんとできるってやってみせたいから」自立心と向上心。立派だと思う反面、具体的にどう改善していくかのロードマップを描けているようには到底見えないので。空回りしそうで、見ていて怖いです。そもそも、それだけで出来るようになるなら、今までだって出来てたんじゃないですかねぇ。 ・「‥ごめんね わがままだよね」「自分勝手だって呆れられても仕方ないと思う」「‥いや」「それが先輩の出した答えなら俺はそれを尊重したいです」そう返すしかないですよね。これは青年がカッコつけたがりの見栄張り男ということではなく。それを否定することは、好きになった人を否定することだから。頷くことしかできないでしょうね。 ・そして。場面は変わり。‥‥‥‥‥‥どうしてこうなった。 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。 長々とした自分語りなのでこちらにひっそりと書かせていただきます。 以前も書いたと思いますが。私は高校時代に奇しくも同じ佐和という名前の人に告白の手紙を出して、その返事として今回のお話と似たような言葉を返されたことがあるのです。なのでこの感想は嫁さんが寝た後で、その返事の手紙を引っ張り出して読みながら書いていたりします。 もう遥か昔のことだというのに、まだその手紙を読み返すと胸の奥がざわつきます。 「甘えてしまうことになるから、あなたの存在をこれ以上心の中に入れてはいけない」という言葉は、嫌いと言われるよりも遥かに強烈な否定でした。 あと、似ているところがもう一つありまして。好きになった人自身の言葉で自己否定されるという点。これも、とても辛いものがありました。 紆余曲折あって、大学進学後に「文通」という当時でもなかなか珍しいやりとりからリスタートして、直接会って中学生高校生がするようなデートもどきを何度も重ねて。その中で先方が何度か見せてくれた歩み寄りをこの手に掴み取ることができぬまま、最後には面と向かって「やっぱり友達としてしか見ることができない」と大変丁寧にお断りをしていただきました。 私が青年ほどの手練であればどうにかできたのかも知れませんが、これが初恋だったので本当にやることなすこと中学生レベルで。 大人として振る舞えなかった未熟さと、彼女の抱える悩み苦しみから抜け出す手助けをしたいと申し出ながら何の役にも立てなかったことが今でも悔やまれてなりません。 だからこそ。そうたくんとさわちゃんにはどうか幸せになっていただきたい。この感情が醜い投影と逃避だとしても。それでも私は、この2人の幸せを心底から願ってやみません。 PR |
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プロフィール
旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。 一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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