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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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 すいません。大変遅くなってしまいました。
 頑張って何度も聞いてみましたが、なにしろ私のヒアリング能力が低い上にインタビューしている人が結構早口で、「作品(ズオピン)」とか「老師(らおし)」とか「日本(りーべん)」とか単語単位でしか聞き取れず、ほとんど質問に関しては推測の域を出ていません。間違っている可能性が高いですがどうかその点あらかじめご了承ください。

 また、今回このラジオ放送について情報提供をして下さったハクさん、及び本来聞けない環境にありました私に聞く機会を与えてくださった73さんには厚く御礼申し上げます。

質問:なぜさよなら絶望先生のような作品を描こうと?

「そうですね。前いた出版社で打ち切りになって、絶望的な気分でいて、もう前向きな話は描けないなっていうところで、じゃあ後ろ向きな話を描こうかなと」「そういう風に後ろ向きな話になりました」いつもながら久米田先生初手から飛ばしてます。

(台湾の人たちのための久米田先生の発言の翻訳が入ります。以下は略)

質問:絶望先生が「何々に絶望した!」と言うことで皆が癒されていることが人気の理由なのではないでしょうか。

「絶望したと言って皆さんが癒されるというよりは」「日本には人の不幸は蜜の味という言葉がありまして」「人の不幸は笑えるというアレがあるので、そういう意味で救われるみたいな部分はあると思います」私の場合、不幸を笑っている、という楽しみ方が主ではないのですが、この辺はたぶん久米田節なのでしょう。

質問:作品の中で絶望した!となっていることの、どこくらいがネタなのですか?

「ネタはあんまり作ると変になってしまうので」「日々生きているだけでイヤな事って毎日ある訳じゃないですか」「毎日あるイヤな事を普通に拾って描いているだけであって」張り巡らされているアンテナの鋭さを垣間見るご発言です。
「ネタを考えたりとかいうおこがましい感じではないですね」ネタを考える事をおこがましいとおっしゃるあたりが久米田先生らしいですね。

質問:絶望先生と久米田先生で似ているところはありますか?
「そうですね。似ているところもあると思うんですけど、似てるところもあると思うんですけど、本気で絶望しているところが多い」
「漫画だとギャグにしないといけないんですけど」「割とリアルに日々絶望しています」

質問:作品を描かれている時はどんな音楽を聞いておられますか?また、描いている時のクセなどはおありですか?

「基本的に描いている時は無音ですね」前田くんのメールによると仕事場内に絶望放送は流れているらしいですけど、それをこの場で説明するのはちょっと難しかったでしょうね。
「クセとかいうのはないですけど、一カ所で描けないって言うのはありますね」「移動しながら何カ所かで」「要はちょっとした逃避なんですけど。描けない理由を探して移動すると言う」私もちょっと書いちゃ動きちょっと書いちゃ動きする人間なのでこの辺に共感を覚えました。

質問:絶望先生は週刊連載ですが、1週間の創作スケジュール(もしくはスタイル?)はどのような形なのでしょうか。

「結構やっぱりギリギリまでやらないって言うのが、まぁ、他の漫画家さんもそうなんですけど」「結構考えて、ああ、ダメだダメだって3日くらい思ってそっから始める」「週のうち3日くらいはああ、オレはダメオレはダメだって考えてますね」これは創作者ならではの悩みですね。
「それから、もうホント描かなきゃいけないからしょうがなく」「つまんないだろうけど描かなきゃいけないから、描かなきゃ妥協してしょうがなく」「もっと早く描けって言われます」そういえば生前葬でも編集長がそんな事を。

質問:担当者の方とのコンビネーションはどうですか?
「そうですね。担当さんがこないだ代わったばかりなので距離感を探りかねている状態で、お互いにどこまで言っていいのかなって探り合っている状態ですね」前任者が偉大すぎたので今の人は大変だと思いますが、今の人は今の人でよく分かっている気がします。

質問:担当者の方は先生の事をどう思っておられると思いますか?
「原稿が遅いって言うのが一番あると思うんですけど」「つまらない、絵がへた、人気がない、全部ですね」「早く人気作に移りたいんだと思います」この辺はいつもの久米田節。

質問:週刊連載をされているという事でいつもお忙しいと思いますが、時間のある時はどのようにしてお過ごしになっておられますか?お友達とはどのようなおつきあいを?
「ヒマな時は…そうですね。ヒマにしていると言うか。何もしてない事が多くて。友達はほんとにいなくて」久米田先生の交友関係は謎が多いですね。観劇仲間には高橋留美子先生がいたと思うんですが、今も続いているんでしょうか。
「家族も、この歳になるまで独り者なんでいないんで」宣言来ました。
「日本で今お盆なんですけど、台湾にかかってきた電話が、父親からお盆帰って来ないのっていう1本だけです」うちはそんな電話すらかかって来なかったので久米田先生のが実家とはまだうまくいってます。
「今年は帰らない感じで」「一切コミュニケーションを取れてない感じです」応援したくなるなあ。

質問:ご結婚はなさらないのですか?

「しないとおもいますよ」えーと。とりあえず新谷さん頑張れと言っておきます。

質問:久米田先生は(講談社漫画賞の二次会で)生前葬をなさったそうですが、どのような経緯でしようとお考えになられたのですか?
「僕には珍しくその年はいいことがあったんですね。漫画賞いただいたり、アニメになったり」「日本ではいい事があるとやっぱり悪い事もある、っていうのが」
「僕自身生きてていいことあったら2、3倍悪い事が今まであったんですよ」
「これは死ぬんじゃないかと思って、1回死んどかないとヤバいということで生前葬を行いました」「コント、お笑いのつもりでやったんですけど、かかる費用はホントのお葬式と同じ額で。レンタルとかないんですよ。棺桶とか」「しかも燃やさないから粗大ゴミになってしまうっていう最悪の結果で」「環境にも悪いっていうんで。失敗したなと」まぁ、普通は生前葬しませんからねぇ。劇団とかテレビ局とかにコネ伝手があれば衣装が借りられたかもしれませんが。

質問:日本ではお葬式では招待した方々からお金はいただかないんですか?
「ほんとのお葬式ではもらうんですけど、くれなかったですね。誰1人」「出る一方で」香典返しのネタも考えてたでしょうに。不発で終わっちゃいましたね。残念。

質問:自分の漫画が違う国で翻訳されて売られていることについてはどう思われていますか?
「そうですね。ほんとに日本独特の言葉使いとかを使っているので」「訳すのがすごい大変なんで」「どういう風にとらえられているかわからない」「逆にどうなんだろうって」翻訳が頑張ってたり、雑誌連載で解説コーナーがあったり。あとは読者側の努力もあると思います。


質問:読者のアンケートを作品に反映させたり参考にしたりという事はありますか?

「そうですね。アンケート自体、僕が見たりとかする事はなんですけど、間接的に聞いて」「ああ、こうしたほうがいいんじゃないって言われる事ありますけど」「変えようと思っても変えられない」「長くやってるんで。意外と芸歴と言うか、長いんで」「なかなかスタイルを変えるのは難しい」無理に変えないほうがいいと思いますよ。

「新しいのを描いたほうがいいですかね?」久米田先生らしいものを描いていただければそれでいいと思います。

質問:絶望先生とかじゃなくて希望先生も描いたほうがいいんじゃないか。
「じゃー、ちょっと検討します」「描けるかどうかわからないですけどね」メタなギャグとしては1話限りで読んでみたいですが。

「台湾で描きますわ。近い将来」「日本じゃ描けないです」その場合逆輸入も辞しません。日本語訳が大変そうだけど。

質問:久米田先生は台湾でサイン会を行われましたが、その時の感想などをお聞かせください。
「サイン会は結構来ていただいて」「いまだにちょっと信じられないと言うか」「色んなところで言ってるんですけど、たぶん雇われたアルバイトなんじゃないかと」台湾で最初に出演したラジオ『青春点点点』でもおっしゃってましたね。
「出版社が僕を傷つけないためにアルバイトを」「ちょっとまだ疑惑を抱いています」これ、貼り紙ネタになりそうですよね、レベルの高いアルバイトとか。紙ブログは確定。

「日本でも本屋さんがサイン会を開いても集まらない事がたまにあるんです」「そういうときは書店員を全員導入したりとか」「作家さんに気を使うって言う事がたまにあるので」私もその昔小さな本屋でバイトしていたことがあるんですが、まぁ、この手の話、聞いたことはあります。

インタビュアー:だから絶望先生みたいな作品が描けるんですね

質問:絶望先生は台湾でも人気があるんですが、久米田先生はその理由はどんなところにあると思いますか?
「たぶんだとしたら翻訳している方がものすごく面白いギャグを作っていただいて」「日本語がわかって日本語で読むとつまらないと思うんですよ」ここはもう全開で久米田節ですねぇ。日本語で面白くなかったらそもそも日本で人気出ませんから。
「台湾の翻訳家の方には本当に感謝しています」翻訳の人が頑張ってるのは確か。誰がやっているのか分かりませんが、謹んで敬意を表します。

質問:漫画家になりたい人にアドバイスをお願いします。
「そうですね。漫画家になりたい人って言うのは、大体漫画家はどういうもんだってわかっていると思うので、今さら僕がどうこういうものでもないと思いますが」「なるなとも言えないので」まぁ、どんな仕事でも現実を知っているとおいそれとは勧められないものですが…。
「たぶん、描く作品によって運命が変わると思いますので、ネギまみたいのを描いたらいいんじゃないかなと思います」ここでレッドパインいじりが来るとは思いませんでした。

質問:リスナーにメッセージをお願いします。

「常に僕は最悪な状況を考えて生きているので」「大抵の現実のことはそれより最悪なことはないのでなんとか生きていけるっていうところはあります」「変に希望なんて持たないほうがいいと思うんですよね」持論でシメ。

「謝謝」久米田先生お疲れさまでした。次はぜひ絶望放送にお願いします。

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 旅行に出てましたもんで情報遅くてすいません。
 大槻ケンヂと絶望少女達のファーストアルバム発売だそうで。タイトル未定って言うあたりがいかにも緊急発売っぽくていいですね。表に出てきている情報も曲数が12曲という事と、人として軸がぶれている及び空想ルンバのリアレンジバージョンが入るという事だけですし。

 とはいえPV CLIPがつくならこれは初回限定版を買わざるを得ませんねぇ。アニメなのか実写なのかが物凄く気になりますが、これは買ってからのお楽しみでしょう。

 あと、発売記念の絶望音楽祭が実現しますように。

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 うっかり取り上げ忘れてましたが、獄・さよなら絶望先生はコミックスのおまけではない中巻というのが出る事になったそうです。それ自体はめでたいんですが、その中巻、リンク先でエラいことになってます。

 修正が入る前に問題点の一部を以下に引用します。

   あらすじ/みどころ
   DISC1:第1話「好きになっちゃダメですか?」第2話「裏音夢、爆裂です」
   第3話「バナナっなんですねぇ?」第4話「桜の下のカナリア」★PV「心配
   かけてごめんね?」朝倉音夢 /「スローペースな幸せ」水越萌 /「素顔
   でFly to you」天枷美春/「ぴったんこ☆」水越眞子 DISC2:第5話「メ
   イドですから…」第6話「海へゆきましょう!」第7話「水越家へご招待!」
   ★PV「愛が咲いた日」鷺澤頼子/「月の魔法で恋したい」芳野さくら
   /「Pureness」白河ことり DISC3:第8話「うたまるの春(総集編)」
   第9話「謎のポエマー」第10話「あなたに聴かせたくて」★サイドエピ
   ソード#1/サイドエピソード#2/サイドエピソード#3 DISC4:第11
   話「外にでよう!」第12話「恋人ごっこだからね!」第13話「さくらの胸騒
   ぎ!?」★サイドエピソード#4/サイドエピソード#5/サイドエピソード
   #6 DISC5:第14話「わんこなショッピング」第15話「総集編」第16話
   「出来損ないの魔法使い」第17話「届かぬ想い」★サイドエピソード#7
   /サイドエピソード#8/サイドエピソード#9/サイドエピソード#10 
   DISC6:第18話「二人だけの秘密」第19話「幸せな時間」第20話「すれ
   違う想い」★サイドエピソード#11/サイドエピソード#12/サイドエ
   ピソード#13 DISC7:第21話「さくらの決心」第22話「すてきな思い
   出」第23話「素顔の告白」 DISC8:第24話「記憶の扉」第25話「壊れ
   ゆく心」第26話「最終回」 DISC9:OVA「D.C.I.F.〜ダ・カーポ イ
   フ〜前編(仮)」 ※DISC9のみ片面1層

 以上引用終わり。
 一応キャップってもみましたが、マックだとなぜかpdf形式になってしまいますので、ご覧になりたい方はお手数ですがダウンロードしての閲覧をお願いします。

ダウンロード(pdf)

 もし本当にこのとおりの内容だったら…。というかあの値段で9枚組は豪華すぎますよね。ええ。
 それにしても何でこんな事になったのか原因は全く不明ですが、もしかして後番組だったから?もしかしたら紀伊国屋書店の中の人が木野くんばりにタイトルを考えてくれたのかもしれませんが、なんにしてもビックリです。

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 今週のマガジン。なにしろ絶望先生が大暴走してましたから。これはとっておいて十五集発売時に変更点のチェックをしないといけないでしょう。このブログ的にも。
 それにしても

 一歩の弟二歩って。
 もうしまの裁判レポートって。
 ネギ先生が出会い系サイトにはまっちゃう話って。
 
 台湾で帰りたくない帰りたくない言ってた理由、これですか?

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 久米田先生、サイン会だけじゃなくてラジオ番組まで。絶望放送には来ないのに!
 というわけで文字起こしして感想を書いてみました。
 2週間前に台湾にいた事と、7年間中国関係で大学/大学院にいたおかげでちょっとだけヒアリングできました。それでも通訳さん頼みですが。
 当然、抜けとか間違いとか多いと思いますが、どうかご了承ください。

「久米田先生(jiu mi tian xian sheng)」先生という言葉はこの場合日本的な意味で使ってるんでしょうか。台湾だと本来敬称的な先生は老師(lao shi)です。
「你好。我是久米田康治」貴重な久米田先生の中国語。
・SEで派手な歓声と拍手。
「たぶん聞いてる人誰も知らないと思うんで、ミュージシャンとかにしてもらっといたほうが」初手から久米田節です。先生そんな事言ってると歌の1つでも歌わされますよ。
「絶望した!って描いている時は同じように絶望してますか?」「絶望しないと描けないので、日常からイヤな事を探して描いています」この質問、形を変えて何度も話題になります。
「絶望した!って叫びたくなる事はありますか」「ありますけどそういう高いテンションではないです」テンションの高い久米田先生は想像しがたい。

・ここからしばらく聞き取れませんでした。どうやら、当日が誕生日のリスナーを祝うためにゲストにハッピーバースデーを歌ってもらうコーナーのようです。
「♪ハッピーバースデー トゥーユー」ネタにした事がどんどん身の上に降り掛かるのって凄いなあ。
「誕生日をやる習慣はありますか?」「かなり先なんですけど、サイン会で祝っていただいて」「日本に帰っても誰も祝ってくれない」「ウソウソ」「ホントですよ」確か去年は弟子が祝おうとしたら「忙しいから帰れ」って。
「ここ何年か気づかないうちに過ぎている」お忙しいですからね。
「担当さん、なんで祝ってあげなかったの?」「去年はまだ担当していなかった」竹田サーン。
「絶対忘れます」ここも久米田節。

・ジングル入ります。

「今日来て下さったのは絶望先生の作者です」「今回台湾は初めてですか」「よく聞かれると思いますが、初めての台湾に対して印象はどうですか?」「本当に素晴らしく、本当に歓迎していただいて。日本ではこんなに良くしてくれる事がなかったので、もう帰らないでいようかなと」気持ちはよく分かりますが、帰って来て下さい。
「家賃は?」「高い」「東京よりは安い」香港>東京>台北くらいじゃなかったかな?
「先生は野球ファンですか?」「そうですね。普通に見ますけど」「昨日台湾日本に負けたんで」「最悪のタイミングで来ちゃったな」まーねぇ。台湾が勝ってたらこの話もしやすかったですかね?
「何やってんのこの番組」パーソナリティーが言うあたり結構絶望的だ。この番組も。
「王建民がいたら違ってた」久米田先生ホントに詳しいですね。王建民は台湾の野茂というか松坂と言うか。台北市内の子供、結構な割合で王建民のシャツとか帽子とか身に付けてました。
「なんで絶望先生という作品を描こうと思ったんですか?絶望少女とか絶望エヴァンゲリオンとかそういうのじゃないんですか?」絶望少女はともかく絶望エヴァって。ってーか、エヴァ本体も結構絶望的だけどね。というか、週刊連載であんなもの期待するな。
「分かりやすいかなって。絶望生徒だとしたらいっぱいいるじゃないですか」「一応絶望してはいけない立場の人のほうが話はつくりやすい」勉強になります。
「クラス全員まだ出てないんですよね。生徒全員出す気はありますか」「飽きられてきたらちょっと出して長引かせようかな、と」名前とキャラづけのストックはありそうですね。
「まだ出してない生徒の考えはありますか?それとも、そろそろ新しい人を出しなさいって言われたら考えるんですか?」「ちょっとは考えていますけど」
「打ち切られる前に出していかないと」「急に人がいっぱい出てきたら打ち切りかな、と思っていただけると」正調久米田節、台湾の方にウケてます。
「これはもう後ろ決まってて急いでるな、と」SOSのサインを見破れれば百見様扱いしてもらえそうです。
「(パーソナリティが)出たいんですって」「いいですか?」「どうやって出したらいいんですかね」わかりやすくたすきでも付けてもらってはいかがでしょうか。
「出たら最終回っていうサイン」「出たら最終回ですか?」「出たら最終回って悲しい」出られるだけでもいいじゃないですかー(ポジティブに)。
「時事ネタとか有名人とかたくさん出していますが、クレームとかはありますか?」「基本的にはないですけど、描いたネタじゃないところからの勘違いしてはありますね」きれいな模様事件ですね。
「言いがかりですよね。完全な」「そうですよね」回避能力とネタにする能力の高さを垣間見せていただきました。
「好きな芸能人の曲を用意しています」一瞬ともさかりえが浮かんでしまいました。いや、だってよくネタにしてるし。
「金城武が好きっていう情報を聞いてます」へぇ〜。すごい情報収集力だ。
「歌出してるんですか?」「凄く昔のらしいです」「それは聞きたいですね」「金城武は台湾で歌手としてデビューしました」人に歴史あり。
「本人嫌がるんじゃないですか?」「たぶん黒歴史です」通訳の方日本語お上手にもほどがある。

・金城武歌唱「君がいるだけで」が流れる。

「先生は今日のサイン会についてどう思いましたか?」「みなさんアルバイトで、僕を傷つけないように雇われた人達だと思うんですけど」「凄くいいアルバイトで」なんというツンデレ。
「アルバイトじゃない」定番のツッコミ。
「来る前には心配しましたか?」「心配しましたけど、やっぱりアルバイトの方が…」否定しても否定しても。
「台湾でも絶望先生のファンがたくさんいる事を伝えたい」単行本売れてましたよ。
「ネタに詰まる事はありますか?」「毎週です」時事ネタが多い分ネタのストックもしておきにくいでしょうしねぇ。
「台湾でイヤな事があって絶望できる事があればよかったんですけど非常に歓迎していただいて」「ネタにならないなっていうのはあります」わはははは。
「既にもう困ってますね。逃避行です」台湾、逃避場所としては最適かも。物価安いし。
「一番描きにくいと思っているのは?髪とか服とか」「そんなに難しい絵じゃないんで…」「デスノートみたいな絵が描けたら多分難しいと思うんですけど」この辺は謙遜と言うか自虐と言うか。マジメな話、服は大変だと思いますけど。
「僕の絵は凄いシンプルなんで、あれで難しいと言ったら他の漫画家さんから罰が当たる」富士鷹先生あたりとかから?
「動物を描くのは下手」うろペンはいいセンスしてると思いますけど…まぁ、ねぇ。
「ネタに詰まったら担当の人と喋ったりするんですか」「なんでネタに詰まった時の話ばっかり聞くんですか?」「絶望した時の話を聞きたくて」パーソナリティーもよくわかってんな。

「アレですよ。病気で入院している人に『病気はどう?』って聞くようなもんですよ」例えが絶妙過ぎる。
「嫌われましたか?」「いやいや、そんな事はないですよ」大人の対応。
「担当さんに聞きますが、絶望先生の内容についてなにか干渉しますか?」という訳でここから担当さんのターン。
「やりすぎようにしていただくといいなあと思ってます」気持ちはよく分かる。
「やりすぎとはどういうことですか?」「ネタが、誰か怒るんじゃないかなって思いながらよく読んでますから、怒らないといいなって祈りながら読んでます」担当なのに目線が読者と同レベルだ。いいのかわるいのか。
「やりすぎって言っても先生は聞いてくれますか?」「言わないですよ。バランスは先生が一番よく分かってますから」いい担当さんだ。
「ただ、面白い事って、人が笑う事って凄く誰かが怒る可能性がある事なんで、仕方ないかなって僕は思ってます」よく分かってますね。この人なら安心かも。

「絶望先生の最近の顔がだんだん絶望じゃなくなってる感じがするんですが」よく読んでますな。
「ネタが切れてきてるんでたぶん絶望度が下がってるんです」「…またなんでネタが切れた話に」「ご自分でおっしゃってるんじゃないですか」ネタ切れからはどうしても逃れられませんかそうですか。
「絶望先生、最初は何度も死のうとしてましたが、最近そうならなくなったのはクレームとかあったんですか?」「いや、そういう事はないんですけど、ただ首吊ってもアレなんで」「ネタの流れでやらないと」死すら生温い!と。
「なんか台湾でないですかね流行ってる死に方」「日本だと二種の液体を混ぜて死ぬっていうのが流行ってたんですけど」本日一番の黒発言。
「若い方は死んではいけないです」そして忘れずフォロー。

「自分で本屋さんで自分の本を読む人はどんな人かって観察したりしますか?」これは紙ブログ読んでたら分かる事ではありますが、ラジオ的にはいい質問だと思います。
「日本ではマガジンが発売されるのが水曜日なんですが、その日は外出しない」「飛ばされてもやだし、読まれてもイヤなので」この辺はサンデー時代からの慣習です。
「彼女の想像では、先生は本屋さんに行って自分の漫画を他人の漫画の上に置く」「それいいですね」いいですねじゃねーよw
「台湾で見かけたらネギまの上においておくように」「必ずネギまの上においておくように」大事な事なので2回言いました。
「ナイショですよ」「ネギまの人に怒られそう」怒りはしないと思う。ネタにはすると思うけど。
「ネットで絶望先生の評価について調べたりしますか?それとも匿名で『絶望先生って面白いな』って書いたりしますか?」「なんでそんなことを」発想がダメすぎる質問ww
「ネットは怖いんでなるべく見ないようにしてます」「悪口しか書いてないんで」創作する方は
見ないほうがいいでしょうね。やっぱり。
「先生、趣味はありますか?」「なんか楽しい事ないですか?」「同じです」「同じな訳ないでしょう」「楽しいのは先生のインタビューをする事です」「またそういう事を言って…目が楽しそうじゃない」よく見てますね先生。

・リスナーからの質問電話募集開始
「日本からの電話はイヤです」わははははは。釘を刺すタイミングが絶妙。

「今日サイン会行きました」「ありがとうございます」「先生の描くキャラが好きなので、美容院に行くとまといの髪型にします」「今日は遠くから先生が見られて良かったです」リアルまといだ。

「台湾で好きな食べ物」「なんでもおいしくて、逆に言うとまずい食べ物がないんでびっくりしてますけど」同意。合う合わないはあると思いますが、よっぽど変なものとか特殊なものを食べようとしなければ外れはないと思います。
「明日本格的にマンゴーを食べようかと思って楽しみにしてますけど」「マンゴーは食べた事はありますか?」「マンゴーはありますけど、台湾でおいしいとされているマンゴーを明日食べます」私見ですが、台湾のマンゴーはフィリピンやメキシコのそれよりは確実においしかったです。

「普通に答えてしまいました」一々笑いを取らなくてもいいですから。
「先生が描いている顔と、実際の顔とは違いますよね」「イケメン!イケメン!」これはひどいいじめだww
「日本ではウケない顔なんですけど」「ますます台湾から帰りたくなくなる」「ようこそ台湾へ」「家賃いくらでしたっけ」台湾在住でマガジンに連載できるなら…。
「新垣渚」福岡ソフトバンクホークスのピッチャーですな。似てるかな?

「コスプレの人を見てどう思いましたか?」「コスプレの人結構いました」「たぶん時給が高いと思うんですけど」どうやって求人するんですかコスプレ係って。
「きちんとつくってて」「日本のコスプレの人よりむしろ技術が高い」確かに、みなさんお上手ですね。
「本当に上手で。相当時給が高かったんだとおもいます」久米田先生流の褒め言葉ですな。

「ネギまの赤松先生とは本当に知り合いですか?」「僕知り合いなんて言いましたっけ?」「家が近いだけで話した事はない」せっかくなので会わないでおこうという結論に達したのではないかと。
「超高層マンションの上のほうに住んでらして」「上のほうに僕がスナイパーだったら一発…」この辺は季刊エスだったかオトナアニメだったかでもおっしゃってましたね。首尾一貫してるなぁ。

「台湾のネタは描きますか?」「何かネタが拾えればいいんですけど、あれば描きますけど、絶望する事がないんで」「単行本の後ろとかにはちょっと描かせていただくとは思うんですけど」十五集が楽しみです。
「台湾で描きたい」「帰りたくない」ダメですってば。週刊新少年快報に先に原稿が載って、そこからマガジンに翻訳という逆輸入はちょっと見てみたいですが。
「すいません、面白い事言えなくて」謙遜にも程があります先生。

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 久米田先生台湾でラジオにご出演なさったらしいじゃないですか(リンク先参照。ただしニコニコアカウントが必要)。



「青春点点点」という番組で、およそ40分に渡るご出演でしたが、「サイン会では僕を傷つけないようにたくさんのアルバイトの方が」とか「台湾で流行ってる新しい死に方はないですか」とかいつもの久米田節が炸裂してました。
 あと、担当さんも一緒に出ていまして、「バランスは先生が一番よく分かってますから」とか「面白い事って、人が笑う事って誰かが怒る事なんで、仕方ないかなって僕は思ってます」とか発言してました。よく分かった人のようです。
 番組のパーソナリティの2人もよく分かってらっしゃって、所々日本語で話していたのが印象的でした。ちなみにあちらでは久米田康治(Jiu mi tian kuan zhi)と発音します。

 さすがにいつものように書き起こしは…。どうしよう。一応今やってますが…アップされなかったら挫折したと思ってください。

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 絶望カルタ大会って。関西での開催初回が平日の昼間って。しかもよく見たら関西の中に博多が入ってるし。
 にしても、賞品もコメント映像もアジア一の神谷さん(のみ)が絡んでいるのでイベント規模が全く読めません。

 あと、参加条件等はここに何も書いてなくて「参加方法、スタート時間等は各店へお問い合わせ下さい」って。電話すんのもなぁ。
 結局のところ別に自分のカルタを持って行ったりしなくていいんですかね。全部揃えた人間としては、それはそれで物足りないような気もするんですが。

 9月13日のなんばと27日の三ノ宮は参加可能ですし、なんだったら15日の名古屋くらいまでなら遠征してもいいんですが、そんなに力入れて参加するようなイベントでもなさそうですし…。「なにこいつ遠くから来てんの?」みたいな目で見られるのもいかがなものかと。

 絶望放送のプチオフ会とかになるんだったらまた話は違うと思うんですが。

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 先日の旅行で台湾版少年マガジンこと新少年快報を入手してきました。同じ内容のマガジンが手元にあれば比較して色々書けるんですが、残念ながら所有しておりませんのでさよなら絶望先生に関しての扱いを中心に見て行きたいと思います。

 本編が頑張って翻訳されているのはもちろんのこと、本編の後に「糸色望之絶望講座」という見開き2ページの特集があります。
絶望講座
 ここではまず絶望先生今週の使える一言(絶句教學〜毎週一句超有用)という名前で日本語と繁体字文章の対比をやってます。この号では「世の中そんなのばかりです!」が例題でした。ちゃんとローマ字で発音も書いてあります。
世の中そんなのばかりです
 そして。この特集で一番スペースを割いているのは羅列ネタの解説です。結構本格的にやってます。

 今回一番ツボだったのは「動画と独裁国家(原文「動畫與獨裁國家」)で、フィリピンマルコス政権下でテレビアニメ「ボルテスV」が視聴率90%を超える大人気番組だったのですが、最終回が独裁政権を倒す話だったので放送中止しちゃったというネタを解説してます。この話、よく調べたなあ…。日本人でもそんなに知ってる人多くないと思うんですが。

 そう言えば、これ読んで思い出しましたが、息子が日本のアニメにハマって大学受験に失敗したのを逆恨みして日本アニメ禁止令出しちゃった大統領もどっかの国にいるそうですね。

 また、「ACTION!絶望偵探團(原文ママ)」というコーナーでは毎週毎週所謂義務の中からある特定のキャラを選んでどこにいるかをクイズにしています。ちなみにこのクイズ、34号の出題はきよ彦(台湾名:清彦)でした。
絶望探偵団
 なんというか全体的によく分かっている人が編集部にいて、しかも愛情を注いで作っているのがひしひしと伝わってくる2ページでした。次号予告でも大きく取り上げられてますし、なんかむしろ日本より扱い良くないですか?
次回予告
 一大イベントに久米田先生が招かれる(しかも大河原大先生と同格で)のも当然なのかも知れません。

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 台湾版少年マガジンこと新少年快報入手しました。絶望先生はTPOの回でした。結構頑張って翻訳してある上に注釈を付ける等の配慮もあり、良い扱いをされてます。
 しかし、本編の後のこれがインパクト強すぎて台無しです。




 また、裏表紙には久米田先生が呼ばれている漫画博覧会の広告がありました。これによると8/15の16:30〜18:00になってますね。あと、久米田先生の前が大河原邦男って書いてあります。この組み合わせは日本でもあり得ない…。ちなみにキラーパス送ってくれたまゆたんは13日の12:30〜14:00とのことで残念ながらニアミス止まりです。

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 台南市内の漫画専門店で発見、購入しました。台湾では十三集が最新刊です。帯によると久米田先生のサイン会は8月15日の模様です。
 

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旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
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男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
拙ブログはリンクフリーですが、ご一報いただけるとありがたいです。
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