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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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 私、物心つく前からアニメを嗜んでおりましたおかげで、すっかりどっぷりこの道に浸り続けておるわけですが。無数に見続けてきたアニメ作品の中でも、特に良い意味でも悪い意味でも人生に影響を与えたと言えるものがいくつかございます。そんな作品について、思い出話を…と思っております。


 今回は『ふしぎの海のナディア』でございます。ええ、たまたま出かけて行ったソフマップでブルーレイ版なんてものを見てしまったもので、色々思い出してしまいまして。


 このアニメは私がガイナックスという存在を心に強く刻んだのみならず、後のオタ的活動の基礎をつくったといっても過言ではないのです。


 まず、本作をご存じない方のために簡単に説明しますと、本作はNHK総合にて1990年~翌91年にかけて放映されたアニメです。原作はジュール・ヴェルヌの『海底二万里』ということになってますが、コレを鵜呑みにするとエライコトになるくらいにはかけ離れた内容となっております。

 内容としては、古き良き冒険活劇アニメと言いましょうか。謎の宝石ブルーウォーターを持つ少女ナディアとそれを助ける少年ジャンが、ブルーウォーターを追うグランディス一味から逃れていくうちに悪の組織ネオアトランティスと万能潜水艦ノーチラス号との戦いに巻き込まれていく、とまぁ、至極簡単に、というかいささか乱暴にまとめるとこんな感じです。

 作中に、これでもかこれでもかとふんだんに盛り込まれたパロディネタの数々。当時のNHKでは信じられなかった大胆なサービスシーンの存在。怒涛の展開で度肝を抜いてくれたストーリー。しかし、一番の魅力は斬新でいてそれなのになぜかどこか懐かしさを覚えたキャラクターたちでしたね。

 しかし、これが私のトラウマアニメになったのは、これらの要素ばかりではなく、いささか自業自得の面がございます。

 本作の映画版が上映されるという時に、テレビ版総復習ということで友人宅に合宿をして数人で徹夜して1話から一気に最終話までぶっ通しで見るという強烈なことをしてしまいました。全39話だったので大体20時間弱でしょうか。まさに寝食を忘れて大いに楽しんだわけです。あの濃密な魔空間で過ごした時間は私のオタ人生での大きな財産でございます。

 そして翌日見に行った映画版が半分近くテレビ版の総集編的内容で見に行った全員ずっこけるという派手なオチがつきました。


 面白い物は皆で共有するとさらに面白くなる。それを知ったおかげで、私のオタ活動はいよいよ本腰になってしまいました。そんなわけで、『ふしぎの海のナディア』は私のトラウマアニメとなっております。


 この時一緒に合宿をした友人たちとの愉快な出来事の数々もいずれ書きたいですねぇ。

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