ゼロの使い魔Ｆ最終回視聴完了

　私の場合原作未読ですし、原作とアニメを比較してどうこうというのもありませんし、実にライトな視点で語る事となります。そのあたり、長年見続けてきた方からすると不快に思われるかも知れませんのであらかじめお詫び申し上げます。

　何しろ２００６年に第１期開始なので足掛け６年という壮大なスケールで最終回を迎えた本作を、わずか２カ月程度で後追いして無理矢理間にあわせたニワカ中のニワカでございますので。そんなヤツがしたり顔であれこれ語るのも顰蹙ものだと思いますので手短に。

　実に面白かったです。話が面白い事とヒロインが可愛い事に優る物はないですねぇ。色々ツッコミどころは多かったのかも知れませんが、区々たる整合性やリアリティよりも優先させるべき物を優先させたスタッフの皆さんには素直に賞賛を送りたいと思います。

　それでも色々書かずにおれない業の深い私。

・サイトの実家はアキバから徒歩圏内？
・元素の兄弟、すっかり便利。
・シエスタがフライパン持っているのに萌え。この子はどんな時でもあきらめないし、自分に出来る事をしようとする良い子でした。出来れば３人で幸せに暮らして欲しい。
・女王陛下カッコ良かったっすねぇ。もっと正確に言うとエロカッコ良かったです。あのスリットスカートからチラ見えするおみ足のためなら、私が兵士でも喜んで最前線に赴けますよ。
・オストラント号に搭載されているのは、３期のラストに活躍した８８mm砲ですよね？こういうところにスタッフ一同の『可能な限り今までやってきたところを拾うよ！』という姿勢を垣間見てしまいます。
・バリアがパリンと破れるのはマジンガーＺからのお約束。
・サイト、参上！ヒーローはヒーローのタイミングで現れるからヒーロなのだ。Ｆ２はバイパーゼロと言う非公式のふたつ名がありますから、その辺ちなんだんでしょうね。きっと。
・デルフも生きてたし、ホントにハッピーエンドに向かって全力疾走でした。そうなればエンシェントドラゴンも、もはや噛ませ犬。
・コックピットでの痴話げんかは機動戦艦ナデシコを想起せざるを得ない昭和生まれの私。
・「何でもするって言ったよな？」と言われて赤面するルイズは一体何を想像していたのかを妄想するとニヤニヤが止まりません。
・そこで「ずっとしたかった」プロポーズをするサイトが男前っすなぁ。４期は概ね男前を貫いていたと思います。エレオノールに「お姉さん呼ばわりされる言われは無い」と言われて「ちゃんとお父さんお母さんに挨拶に行きます」と言ったところとかも。
・結婚式、参列者が何気にカオス。ある意味総出演。あと、神父役はジュリオが務めたんですね。生きてたら教皇聖下だったのかなぁ。
・エンディングテーマが流れる中、不思議な新婚旅行。ルイズの幸せそうな笑顔は何にも優る。クレープ食べるときの表情が可愛過ぎて何も言えません。
・そして最後はサイトのご実家へのごあいさつで終わり。サンテレビが「この番組はこれで終わりです」的な言われんでも分かってるテロップを入れてきたのだけが本当に残念でしたが、あとはもう大満足のラストでした。
・このタイミングを逃すと書く機会も無いでしょうし、せっかくなので蛇足ついでに歴代エンディングテーマについて。個人的な好みですが、２期と４期のギャグタッチでありつつルイズの本音が入っているタイプが大好きでした。特に２期の『スキ？キライ！？スキ！！！』は２番の「♪なーんでなーんでなんでもないのに」と「♪ほんとは誰より大切だから　愛のムチだわ我慢なさい」の部分が至高です。特に後者はルイズとサイトでなければ意味不明ですらある（だって、『大切』なのに『愛のムチ』ですよ？初聴き時爆笑しました）という画期的な歌だと思いました。これぞアニソン。