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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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 このシリーズもめでたく10本目なので、同じ元ネタで別解釈というのをやってみます。

パターン1
「先生もこれまで付き合って来た人と私とを比べたりするんですか?」
「いや、それがその‥」
「え?まさかしてたんですか?」
「いえいえ、実は私、女性と本格的にお付き合いするのはこれが初めてなので比べようもないのです」
「うそ!倫ちゃんが男女のべつまくなくやんちゃな時期があったっていってたじゃないですか!」
「倫の言う事をいちいち本気にしないで下さい!」
あ。先生の目が悲しそう。
「ともかく、私には比較するような過去はありませんから!」
「ほんとうに?」
信じられないなぁ。あんなにモテモテなのに?
「私にはそういう過去はありません」
「えー?」
「ないものは証明しようがないのですよ。どうしたら信じてくれますか?」
「というか、別に私は先生が誰かと付き合っていた事が気になってるんじゃなくて、先生が私と前付き合ってた人を比べてないか気になっただけですから」
過去に勝てるのかな?っていう気持ちになっちゃうのは自分でもどうしようもないみたいで、結構気になる。
 見えない敵と戦うってこういうことなのかな?
(第十三集第百二十二話「断崖の比較」P29より)


別解釈のパターン2。
 今日、ちょっと気になる話を耳にしたので先生にも聞いてみた。
「先生は、これまで付き合って来た人と私とを比べたりするんですか?」
「そもそも覚えてませんから比べようがありません」
「それヒドい!」
「どっちがいいんですか!」
「うっ」
先生がちょっと怖い。
「いえ、すいません。興奮してしまって。しかし私としても二律背反するような事を求められては困ってしまいます」
「ごめんなさい」
「でも、日塔さんとしては、実際問題ああいう言動は気に入らなかったんですね」
「まだ他の誰かが先生の心の中に住んでたら、そりゃあやっぱりやけちゃうと思いますけど、すっかり覚えていないのもかわいそうかなぁって」
「たまに、夢でうなされますけどね」
「何があったんですか?」
「まだ、ナイショです」
「教えて下さいよ。あたしの秘密も教えますから」
「お互い心の準備ができてからにしましょう。それに」
「それに?」
「恋愛は謎が多いほうが面白いですよ、きっと」
こんな感じでうまく逃げられてしまった。それにしても心の準備が必要な秘密ってなんだろう。実はもうバツ1だったりするのかな?もしかして元恋人が男の人だったりとか…。
 家に帰ってからもそんな事ばかり考えていたら夜なかなか寝付けず、寝坊&遅刻して先生に怒られた。
 その時誰にも聞こえないように
「先生の事考えてたら寝付けなくて寝坊しました」
って言ったら先生顔をポッと赤くして黙っちゃった。かわいいと思った。
(第十三集第百二十二話「断崖の比較」P29より)

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ふさ千明
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男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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