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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

2024年2度目の台湾旅行記(初日)

今年の夏の旅行先をどこにしようかと相談して、やはり台湾でということで話がまとまったのが6月頭のこと。価格や期間についてはかなり厳しいものになる覚悟をして探したところ4泊5日という日程のプランが例年並みの料金であっさりと見つかった。1月末は2泊3日でも非常に高かった(今回とほぼ同額)というのに、実になんとも不思議なことだ。
 ホテルもかつて定宿にしていたシーザーパークが予算内であっさりと取れた。
 現在は1月よりも更に円安が進み両替レートは非常に悪いが正直そのあたりは些事である。その辺はどうとでもなることだ。計画を立てたり行きたいところの下調べをしたりするうちに時間は矢のような勢いで進み、割とあわただしく出発当日の朝を迎える。
 7月10日朝、自宅から車で関西国際空港へと向かいチャイナエアラインCI157便で一路桃園国際空港へと飛ぶスケジュールとなっている。
 手続き開始時間に合わせてチェックインカウンターに並び早々とスーツケースを預け、その足で手荷物検査も込み合う前に抜けてしまう。この辺は前回の経験、というよりも長年の蓄積から来ている。
 指紋を登録してるので出国審査も並ばずにあっさりと抜けられた。事前準備が8割とはよく言ったものだ。
 その先にある制限エリアでは喫茶店で一息入れた後は搭乗ゲート付近でひたすら開始時間を待つ。どうせ夫婦そろって暇つぶしには事欠かないのでこれで十分。一時期はここでラウンジを使えるようになるためだけにクレカをゴールドに変えようかと思ったこともあったが、今はゴールドカードも一般化してラウンジも満席だったとかとかいう話を見聞きするとしなくて正解だった気がしている。
 そんな感じで退屈とは無縁なものでアナウンスが流れても「あとちょっと、キリのいいところまで」などと言ってゲームにかまけたりしている。
 それでも優先搭乗が終わるころには流石に手仕舞いして列に並ぶ。
 後方の席なので座ってから離陸までが若干長くかかるが、待つという程にかかるわけでもない。
 それよりもここのところ続いていた睡眠不足から眠くなってしまい、離陸の瞬間はすっかり寝落ちしていた。
 目覚めた時には既に空高く雲の上。まもなく機内食タイムとなる頃合いだった。
 エコノミーでも2種類から選べるのだが、この時キャビンアテンダントさんから日本語でも英語でもなく中国語で話しかけられてしまうのはなぜなのか。他の日本人は軒並み英語で聞かれていたというのに。
 ともあれ。チキンかポークの2択だったので私がポークを嫁さんがチキンを頼んでみたところチキンはカレー、ポークは豚肉丼だった。ライスとは別にパンもつくのだが、これにつけるためのバターがいつもながら非常に美味い。単体で売っていたらぜひ買いたいレベルで美味い。
 食後、片付けも終わって残り少ないフライト時間だったが上空11000メートルで感想や小説、そしてこの旅行記の下書きを書くなどしてぬかりなく過ごす。
 想定よりもベルト着用アナウンスが早いなと思って時計を見たらそれもそのはず、予定より30分近く巻いていた。
 この巻き到着のおかげで桃園空港に到着後は他の便とタイミングがかぶってしまいいつもより諸々に時間を要する。これじゃ早く着いてもあんまり変わらないなと内心ボヤキつつも粛々と列が進むのを待つ。
 我々の入国審査自体は大変スムーズに終了。スーツケースのピックアップをしたら日本円を台湾元へと両替する。
 いつもなら窓口を使うところ、自動両替機でやると手数料がかからないという情報を事前に仕入れていたので試してみる。きちんと日本語対応もしていて問題なく両替完了。レートが悲しいことになっているので台湾元で支払う手数料が0になるのは地味にありがたいことだ。
 さて、今では両替と同じくらい重要事項になったのがスマホ利用環境の確保だ。私はdocomoの海外利用プランを予約していたので何もせずそのまま使えるのだが、嫁さんは私が両替している間にSIMカードを買いにカウンターへ向かって行った。
 そんな感じでお互いの用事がちょうど終わっていつもどおり地下のフードコートへ移動して休憩タイム。
 今年1月に来ていてマンゴージュースに懐かしさを感じるほどには間が開いていないのだが、それでもしみじみと飲んでしまう。
 気力体力の回復を果たせたところでホテルへと出発する。台湾の交通系ICカードであるところの悠遊カードにチャージをしてから台北行きの地下鉄空港線に乗る。
 改札手前で台湾人と間違われてアンケートに捉まったりしたものの誤解は無事解けて快速列車に乗り遅れずに済んだ。
 これまでも世間話を中国語で話しかけられたり道を聞かれたり、バス停で「○○行きたいんだけどこのバスでいいの?」と問われたり色々経験してきたがまたひとつ実績が解除されることとなった。
 車中は特に何もなく。車内広告にポケモンがあったり地上に出てから三井アウトレットパークが車窓に見えたりグーグルマップのお勧めに日系スーパーロピアが出てきたりした程度である。
 台北駅に到着後は歩いてホテルへと向かう。前回と違って台北駅前という好立地のシーザーパークホテルが取れたので今回は遠出をするのも非常に気軽になった。
 シーザーパークの利用は6年ぶり。2度目の台湾旅行で使って以来、予約がいっぱいだった時と料金的に大変厳しかった今年1月以外は毎回使っているので10回目くらいになるだろうか。それでもブランクが長いのでちょっとした変化にいちいち戸惑ったりする。チェックイン時に個人情報保護についての説明と了承のサインを求められたところなどは特に表情に出ていたようで「お手数をおかけします」と日本語が堪能な受付担当者に詫びられてしまったほどである。
 そんなこんなの末に手続きは完了しエレベーターで部屋へと上がっていく。割り当てられたのはなんと最上階の20階。しかも窓からいつでも台北駅が見下ろせるという鉄道好きには最高の部屋だ。
 屋上庭園へ通じる階段にも近く、上がってみたが台北市内を一望できる。台北駅は完全地下化されているので列車の行き来を眺めたりは出来ないのだが、そうでなければ4泊5日を部屋の中からひたすら列車を見て過ごしかねない。
 荷ほどきをしているうちに時は既に夕刻を過ぎ夜の領域に差し掛かった。亜熱帯の国なのでこれから涼しくなる時間帯、ガッツリとお出かけするのも悪くはない。というかその昔はそんなスケジュールを組んで当然のように実行していたのだが。
 そんなことをして翌日動けなくなるともったいないというのが今の我々における現実。
 夕飯を食べに外へ出て、そのついでに買い物をする程度に留めようという結論に至る。その夕飯も入国初日ということもあり、無理せず近場で済ませようということで合意。文字どおり指呼の距離にある台北駅2階のフードコートに気に入りの店があるので1も2もなくそこに決定。
 シーザーパークは地下1階が地下街と直結しており、昼間は日差しに焼かれずに夜も蒸した外気に晒されず外出できるのが大きなメリットだ。
 快適な移動で目当ての店に到着してみるとなんと別の店名に変わっており、料理の方向性は同じだったもののメニューも当然リニューアルされていた。それでも好物のサバヒーは食べられることを確認し、定食を注文。
 これまでの蒸し物からスープに変わっていたもののわさび醤油はついてきていたので蒸し物の時と同じように味わった。
 セブンイレブンで飲み物やカットフルーツなどを買い出しして部屋に戻る。
 カットフルーツはパイン、マンゴー、パパイヤというラインナップからなかなか日本ではお目にかかれないという理由でパパイヤを選択。
 夕食からデザートまでこれぞ台湾という味を満遍なく堪能し、大いに満足して就寝。

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ここだけの話 第112話 お察しの話 感想

※標題のお話はこちらこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。


・出合い頭の衝突。学園ものなら何かの始まりですが‥‥てかさわちゃん先輩お荷物抱えすぎ。
・「私はだいじょーぶ!このとおり頑丈なのさ!」健気かわいいと思う反面、就職してからしばらくもこんな感じで張り切って頑張って、結果お酒に走るようになっちゃったんだろうなぁ、と。
・「隣の席の子の分も」むしろそっちに全部運ばせても良かったような。
・「言われたとおりになったなあ‥‥」ああ見えてその辺はよくよく把握している青年。
・「大丈夫!!行ける!!積んで!!はやく!!」鼻息荒そうだなぁ。フンスフンスと音が聞こえてくるくらいに。なんならその様を撮影してGIFにしてエンドレスで見ていたいものです。
・賭けたのがランチでよかったです。もっと不健全な内容の賭け事だった日には。
・『噓つくの下手そうですもんね』まぁ、その反動か時にとんでもないことを言い出したりするんですが。
・「隣の席の子」に続いて「よく一緒にいる人」ですか。よくよく言葉を選びつつもきっちり放たれた第三者への貴重な惚気ですが、初対面の彼には流石にわからない。
・しかし、この短時間でさわちゃん先輩の良さをしっかり見抜くとは初対面の彼もなかなかどうして。出会う順番が違えばワンチャンあったかも知れない。
・「彼氏さんですか」と見抜かれて照れ照れさわちゃん先輩。実に愛らしい。そして赤面フェチには宝石の様なワンショット。
・彼氏がいることに『ほーらやっぱりね』とか納得してる初対面の彼。しかしこれがそうなるまでの道のりはとてもとても平坦でなかったのじゃよ(村の古老並感)。
・あーあ大量のキスマ、見つけちゃった。だから首はやめろって青年。見せつけたいんだろうな本心では、というのが非常に強く伝わってきました。終身名誉騙され芸人であるさわちゃん先輩だからやすやすと言いくるめられたんでしょうけども。いつかバレてしこたま怒られろ。
・そこへ当の本人がシレッと登場。この初対面の彼は一体どんな顔して青年を見たんでしょうね。
・いちゃいちゃ開始で早々に退散するのは社会人として正しい姿だ。まぁでもホント素敵な表情するんだよなぁ青年を前にすると。

 おまけ
・娘の希望を聞き入れてお使いに行かせたはいいものの心配でいてもたってもいられない父親かねキミは。
・『まるで俺が心配してたみたいで恥ずかしい いやだ』見栄っ張りはまだまだ治りませんな。まぁそう簡単に治るものでもないでしょうけども。では皆さんご唱和ください‥‥現にガッツリ心配しとるやんけ!
・結局耐えきれず出動するあたりは変化したと言えるのかも‥‥。そしてジャケットのボタンを留め忘れる程度には動揺してしまうのは相変わらず。微笑ましいのでそのくらい迂闊でいいのかも知れない。
・そんな青年の葛藤を生暖かい目で見守るそうさわ応援隊の面々に混ざりたい。なんなら応援隊で飲み会やって感想戦をですね‥‥。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 ここだけ落書き14 感想

※標題のお話はこちら(pixiv版)"からお読みいただけます。


威嚇の話
・『たいくつなさわちゃんがあらわれた  ▼』高笑いが可愛い。
・まぁ、連想するのはアリクイですよね。ミナミコアリクイが一部でスク水アリクイと呼ばれているので最初見た時ちょっとそっちの姿で想像してしまいました。
・「おねーさんかわいいね 今ヒマ?俺とお茶しない?」「やったあ!!」「お茶する!!」辞書に載せられるレベルの二つ返事。
・「流石にチョロすぎて心配になるレベル」君が守護るんだよそのチョロい存在を。

体操服の話
・全般眼福以外に言葉がありません。ありがたやありがたや
・いつもどおり巻き添え食っている青年の安定感。
・くいこみを直す姿は国宝級。
・Vサインと散る汗がこれぞ青春という感じでこれまた眼福。

スク水の話
・アリクイネタと私の中だけで繋がってしまって初見時大爆笑しました。
・「着たよ!!着たけど!!」「タオルは絶対脱がないからね!!」「全然いい全然いいそのままで」「むしろタオルから覗く膝がエロくてサイコー」「無敵じゃん」コスプレに関しては揶揄抜きで無敵だなぁと思うことがしばしばあります。お前そんなところからも栄養摂取できるの?となったのは一度や二度ではありません。
・そしてこのお着替えタオルをまとったさわちゃん先輩から漂う幼女臭たるや。アラサー?ご冗談をって言いたくなりますね。
・青年のこの拍手姿から漂う謎のフィクサー感。
・「これは繰り返し強調していきたいことなんだけど」「俺は別にコスプレに露出を求めてないわけ」「見えないからこそ見えてくるものもある」「そういうことです」はい、ここで『語り』が入りました。こうなってしまうともうダメです。
・言葉巧みに説得されてぬぎぬぎし始めてしまうさわちゃん先輩を救うことはできるのか。

続・恋文の話
・「そうたくん見て!!」「そうたくんからおたより来た!!」ちゃんとお返事かけて偉い。
・「完了です!!」「ふぅ!!」の爽やかなやり切った感。やっぱりゆかいな生き物図鑑に掲載したい。出来れば巻頭カラー部分に。
・「ちなみにおたよりは未開封です 開けたらうれしいが逃げていきそうなので‥‥」シュレディンガーのラブレター。まぁ、開ける直前のワクワクを永久に楽しみたいというお気持ちはお察ししますが。
・「せめて読んでよ」これに尽きますね。
・スマホどころか携帯も縁遠い時代に高校生をやっていたもんで私もかつて送ったことがありますが、これやられたらたまらなかったでしょうなぁ。
・「よーし上等だ こうなったら耳元で音読の刑に処す」「ふたりでいっぱい恥ずかしいコトしようね」これは青年が正しい。珍しく。恥死にしそうなさわちゃん先輩からしか得られない栄養をたっぷりと摂取したまえ。

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ここだけの話 第111話 谷間の話 感想

※標題のお話はこちらこちら(pixiv版)、もしくはこちら(ジャンプルーキー版)からお読みいただけます。


・タイトルを見て真っ先に「ああ、チチの日だけに」と最低の感想を抱いてしまったことをお詫び申し上げます。
・「前から思ってたんだけどさあ‥‥」「さわさんもうちょっと首元詰まった服着てくれない‥‥?」「身長差のせいでどうしても胸元覗き込む角度になるたびに」「見えそうになってるんですよ その‥‥」「谷間が‥‥」ついに言ったか青年。吸引力抜群の谷間なのでいつ言うかいつ言うかと思っておりましたがついに。
・「さわさんがほかの誰かにそういう目で見られたら俺としてもいやなので」「もうちょっと警戒してほしいというか‥‥」「いやもちろんそういう目で見るやつが一番悪いよ?」「悪いんだけど‥‥!!」それはそれとして戸締まりはしっかりしていただきたい。
・「‥‥そうたくんのわからずやめ」この『め』がさわちゃん先輩ですよねぇ。
・「私だって胸が大きいと着るものによっては太って見えるって聞いたからなに着たらいいかずっと気にしてるのに」そういうお話はしばしば耳にしますね。あと、胸元開いていると夏場は比べ物にならないくらい涼しいのだとかも。
・「何度も言ってんじゃん さわさん別に太ってないよ?」「太ってるのと太って見えるのはまた別なの〜」物心ついた時から太ってた人間には察することしかできませんが、冤罪を着せられたような気分なんでしょうか。
・「ちょっとやめて うそでももっちりとか言わないで」抱き心地もっちりしてるんだろうなぁとは常々思っておりましたが。やはりか‥‥。
・自分にとっては褒め言葉でも相手にとってはそうでないこともあるのだよ青年。さわちゃん先輩の目が大変なことになっておられるぞ。
・一方で「それにこれはそうたくんのせいでもあるんだから」からの「また育てちゃった‥‥?」はあんまり責められないなぁ。私でも同じ流れになってしまうと思いますので。
・無言の怒りブンブン拳可愛い。でも実際着実に育っているんでしょうねぇ。
・「私がこの先もそうたくんのそばにいるからには」「だらしない私や情けない私でいるわけにはいかないの」「私のせいでそうたくんの評価を落としたくないし」好きな人のためにというのは向上心の由来としては一番強固ですよね。
・多分内心青年は涙が出るほど嬉しいんでしょうけども。でもやっぱり「俺のために無理しないで。やりたくないことまでしないで」って思ってそうな。
・「そうたくんと一緒にいると私」「どんどんいろんなことを気にしがちになっていっちゃう」「私が気にしすぎるのもかえって負担になるってわかってるのにやめられないんだ」「おかしいよね」恋をすると人はおかしくなるもんです。結婚して18年経ってもまだそんな感じのやつもいるんですから。
・「俺って人からどう見られるのかってことに」「実はめちゃくちゃ鈍いみたいだし」「それでその結果どう評価されるかまで気が回ってないせいで」「さわさんにしわ寄せがいったりして」「さわさんは間違っても俺のアクセサリーじゃないし」「それで俺の評価が左右されるなんてさすがに考えすぎだよって笑ってあげたいけど」「それはお前が考えてなさすぎだからだよって言われたらもう俺に返せる言葉はないです」2人にとってどうかということと、外から見てどうかということはイコールにならないですからねぇ。ずっと一緒にいる、家族になるということの一側面ですね。
・「そういうのはふたりで考えさせてよ」「せっかくふたりでいるんだしさ」「‥‥ん」重荷は半分に、笑いは倍に。
・違う意味で原因を作りまくっている青年。そしておたんこなすかわいい。久々に目にしましたが、すっごく言いそう。
・「これはなんか悪いこと考えてる時の顔」正解。大正解。
・「ぱんちだ ふらちものめ」がかわいすぎてどうにかなりそうです。あと、一瞬だけぱんちらに空目したこともここに白状しておきます。
・まぁ、こういうのも大願成就すればこそ味わえる勝利の果実なのでしっかり味わっていただきたいものです。本当に、こういうやりとりこそ美味な果実だと私は思うのです。あんまり共感は得られませんけども。
・「そりゃそうですよ」「この谷間を覗いていいのは俺だけなので」「別にそうたくんにも許してませんけど」「えっ‥‥?」えっ?


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 ここだけ落書き13 感想

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おまとめの話
・「はい これ バレンタインのお返しに」そうか、あの時から1年経ったのか。
・「お誕生日とまとめちゃってよかったのに‥‥」「そうは言っても」「誕生日は生まれてきてくれてありがとうだし」「ホワイトデーは俺のこと好きでいてくれてありがとうじゃん」目的も意味も違うものを一緒にはできないんですよね、ええ。わかります。うちの嫁さんもクリスマスと日が近いので余計に意識して分けてました。今はもう流石にクリスマスにプレゼント交換とかする歳ではないのでしてませんが。
・「毎回なにかを買い与えるくらいしか能がないことに対する皮肉なら甘んじて‥‥」「ち ちがうよ!?」青年自分のこと本気でそう思ってる節があるんですよねぇ。拗ねて見せるポーズはありつつも、割と本音っぽい気がしますね。
・「じゃああとさわさんが俺に言うべきことは?」「‥‥花瓶どうしよ?」「じゃなくて」「ありがと だいすき」この後ふたりで花瓶買いにいくんでしょうかねぇ。お気に入りの一品が見つかるといいですね。


ぱさぱさの話
・お菓子を手に持って満面の笑みされると小動物というか幼女みが深いというか。
・さわちゃん先輩のダメドヤ顔大好きです。
・セーラー服ポニテでゴーフル頬張るアラサー女子からしか摂取できない栄養素をありがとうございます。コマアニメで無限再生したい。


恋文の話
・ラブレター!本当に色々仕掛けてくるよねぇさわちゃん先輩。
・ちなみに出したことはありますがもらったことはありません。
・「あけてあけてはやくはやく」恥ずかしいから後でこっそり読んでね、とかじゃないのですな。
・「上手に作れたから」「そうたくんにプレゼント」栞!押し花の栞!こんなの意識してない相手からもらっても好きになっちゃうやつじゃないですか!
・「お返事期待してるね」「ハードルたっか‥‥」ちょっと考えたくらいじゃ思いつかない程度にはハードル高いですね。まぁ、悩むのもお返しのうちなので。


おなかの話
・「ちょっと静かにして おなかの音きいてるんだから」「あっ すみません????」暴君モードだ。なんか久しぶり。
・心臓の音聴くの好き、とかはわかりますけどおなかの音かあ。
・「俺のおなかなんかいってる?」「こぷこぷいってる」食後かな?
・追い詰められて追い込まれてそのまま上で寝に入られる青年の明日はどっちだ。
・多分お礼だかお返しだかでなんらかのコスプレしてもらうんでしょうけど。とりあえず今はそのご褒美に思いを馳せて耐えろ青年。なお、左記部分を「馳せてたエロ青年」と愉快に誤変換したのでご報告しておきます。意図的ではないです。


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ここだけの話 第110話 占いの話 感想

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・「そうたくんは」「9月26日生まれ」「はい」「プロポーズ記念日だ」めっちゃ幸せそうなお顔。
・厳密なことを言い出すもあっさりと押し切られる青年。わざわざ言い出すところから押し切られるところまで本当に彼らしいなぁ。
・「そのほうがうれしいとうれしいの相乗効果でさらにうれしいもん」このままだと結婚式も9月26日にしようとか言い出しかねない勢いですが。りんごさんの収穫があるので流石にずらしますかね。
・星座占いかぁ。世代的に星座と言われると聖闘士星矢が真っ先に浮かびますが、一方で占い云々はさっぱりです。曲がりなりにも大学じゃ易経(周易)を学んだというのに。
・青年を処理落ちさせる程度の可愛さ。みなさん忘れがちですがこの可愛さでアラサーなのは本当に奇跡。
・依田くんは本当にキャラ変わんないんだなぁ(過去回を確認しながら)。あ、私昼休みは満喫しないと午後戦えない派なのでこういう事されると大人にあるまじき豹変をします。
・「数字が合わねーって大騒ぎしといて参照してるデータの年次が違うだけじゃねーか!!」あー、非常にあるある。ありすぎて思わず直撃食らった時の怒りが蘇りそうになりました。
・そうさわの相性そんなによくないというのは出会いからの経緯を考えると割と納得できますね。だからこそよくぞここまで来たなぁ、という感慨が読みかえすたびに湧くんですけども。
・ちなみに我が家は星座占いですと夫婦の相性最下位ですが今年で結婚18年です(隙自語)。
・ああ、血液型‥。私は大学で大村政男という方の教えを受けたので血液型占いですとか性格診断とかそういうものについては割とガッツリ否定派ですが信じる方をどうこう言うつもりはございません。
・青年は青年でたとえ自分が信じないとしてもこうやって配慮をしフォローを入れるところがやっぱりシュッとしていますね。なかなかできる事じゃありません。


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ここだけの話 第109話 アナログの話 感想

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・「あれ」「本まとめてどうしちゃったの?」このご時世にしては結構分量ありますね。
・「ああこれ 引っ越すなら処分しようと思って」昔は不要な本の持ち込み先となると古本屋さん一択でしたが今は店自体減りましたしねぇ。というか紐で結んでいるところを見るとそれこそ「処分」なんでしょうね。
・「ええっ!?大事な本じゃないの!?」「大事?別にそんなことはないけど‥‥」ああ、ここにもまた認識の違いが転がってる。
・「な~んだ そうなの」「私ずっとそうたくんて本が好きなんだと思ってた」それこそ横にいるさわちゃん先輩ほっぽっておくくらいに。
・「俺は ひとりの時間を持て余すときに」「とりあえず読めるものを適当に買ってるだけだから」「作者もジャンルもいまだにこだわりとかないし」「ちゃんとした意味で読書家ってわけじゃないんだよ」空白を埋めるためだけの存在だった、と。ソシャゲとかにハマらなくてよかったな青年。
・「さわさんほしかったらもっていっていいよ」「え!」「くれるの!!」嬉しそう。もう流石に青年がくれるものなら何でも嬉しいって時期でもないとは思いますが(いや、そうでもないのかな?)、ライフワークである『そうたくん探究』には役立ちそうですからね。
・「私モノ捨てられないほうだから‥‥」何とは言いませんが全部とってありそう。
・「たしかにこいつらにはこれまでひとりの時間に付き合ってもらってたけど」「でもそれは特別本が大切だからってわけじゃないし」「それにこれからはさわさんと過ごす時間が増えるから」「俺にはもう必要ないってだけ」やっぱりこういうところドライだな青年。
・「でも」「代わりにさわさんにとって大切なものになるんなら」「それもいいと思うけどな」それは本だから大切になるんじゃないと思うなぁ。
・「そうたくんはあっさりしてるのか思い入れが深いのかわかんないとこあるね」「そんなことある?」やっぱり自覚がないんだな。
・デジタルそうたくんかわいいな。目が荒んでなくてかわいい。
・画伯、挙式時に『結婚式のしおり』作って表紙描きませんか。
・実はアナログ派。さすがさわちゃん先輩よく見てらっしゃる。
・執着があるのは物自体ではなく自分のやり方ってのもわかりみが深い。いつもの自分であることにしっくりくるし、安心する。
・「じゃあ私はそんなそうたくんのおなじみになれる?」「もう必要ないって思われたりしない?」なにをそんな卑屈に、と最初読んだときは思いましたが。自分ほっぽって読んでたものにすらこれだけドライだったらまぁそうなりますか。
・「それは‥‥」「少なくとも手放した本のぶんくらい」「‥‥いやそれ以上にもっとずっと」「俺と一緒にいてもらわないと困るわけですが」答えのようで答えになっていない気がするんですがそれは。少なくともさわちゃん先輩が欲しかったものじゃない気がするなぁ。
・「やっぱ本とっときなよ」「私いなくなったら退屈しちゃうよ」わははは。ちょっとした逆襲だ。
・「だいたい本でもなんでもありふれたものなら簡単に手に入る時代ですからね」「だからこそ手放すものと手放さないものの見極めが必要というか‥‥」これはホントにそうですね。タイミングからなにから見極め大事です。
・「それでいうとちょっと訂正しなきゃ」「俺はやっぱり複製の効く電子的なデータじゃなくて」「物理的な替えの効かないものを気に入っているのかも」「っていうのは」「ほんとうに替えの効かないものを知っちゃったからなおさらそう思うのかな」「ありふれてもないしなかなか手に入らなかったし」「もうこの先一切替えも効かない誰かさんと比べたら」「正直失くして惜しいものなんてなにもないんだけど‥‥」そうそう。その誰かさんと一緒に過ごしていけば埋めるべき空白、なんてものはこの先探してもなかなか見つからなくなっていくんだよ。
・『空いた時間を本で埋めたり本に逃げたりしませんようにって』『願掛け半分自戒半分』自覚があってよかった。まぁ、24時間365日べったりというのも逆に不健全なので意識的に空白作るのはいいと思いますけど、そこに逃げ込むようになったらあとはあっという間なので。そうならないことを切に願います。
・(作業用BGM「アナログの人」by山本正之)


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ここだけの話 第108話 葛藤の話 感想

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・「さすがにこの格好のOLが前時代的なイメージに過ぎないことは俺もわかってるんだけどさあ」OLよりBGと言われていた時代ですかねぇ。まぁでもこういう事務服を着たキャラの出るゲームがありますのでそこまで隔世の感は無いかも知れません。
・「それはそれとしてなに着せても似合うのはどういうことなんだろうな‥‥」どうもこうも。素材の勝利でしょうよ。
・かっちりした服の方がスタイルが強調されてエロみが増すのは痛いほど同意です。ミニよりタイトを好む派がいる所以でもありますね。
・メガネドヤ顔さわちゃん先輩の破壊力が絶大過ぎてクラクラします。
・「こんな雑なコスプレで喜びたくないのに」「俺のさわさんがかわいいことによりすべてを許しかけている」かつての青年なら正座させて説教だったかも知れませんね。残念ながら人は変わるものだ諦めろ青年。
・「できたら残り香が残るくらいしっかりめにお願い」悩みながらも欲望には正直な男、篠崎聡太。そんなお前、嫌いじゃないぞ。


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ここだけの話 第107話 言語化の話 感想

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・メガネ似合うなぁ‥‥。
・OLにOLの格好をさせるのは実に変態度が高い。私服通学の高校生にセーラー服を着せるが如し。
・もしくは。昔々、セブンの店員にローソンのコスプレしてもらった友人がおりますがそれに近い狂気を感じます。
・まぁ、さわちゃん先輩の場合何着せても似合ってしまうので「これはこれで」になってしまうわけですが。
・「そうたくんはコスプレのどういうところが好きなの」素朴にして当然の疑問。
・「改めて言語化しようとすると難しいな‥‥」好きな食べ物の理由同様、性的嗜好も意識してのものでないのでなかなか困難なものです。
・好きな人の好みについて解像度を高めようという試みは大変乙女っぽくて可愛らしいですね。
・「まず前提として制服って精神的かつ肉体的な拘束具なんですよ」あ、これ長くなるやつだ。
・制服フェチにも色々バリエーションが存在しますが、制約とそれにより浮かび上がるものに価値を見出すのはなかなかに業が深い。
・そして話が長くなりそうだからとお茶を淹れにいくあたりの解像度の高さよ。普通ならこれで十分なんですが、なおも更なる高みを目指そうとするさわちゃん先輩もまた業が深いと言わざるを得ません。
・青年が語っているのは美学や哲学にも似た何かなんですが、いつものようにさわちゃん先輩が本当に訊きたくて知りたいことにはなかなか辿り着いていないという。
・「コスプレの妙味はそこに生まれるかりそめの倒錯感」まさに然り。要はごっこ遊びなんですが、大人がやると主従関係だったり先輩後輩だったり、あるいは兄妹もしくは姉弟だったり。色々と複雑化させることが出来るので、それにより味わえる倒錯感はごっこ遊びの域を超越して濃密で深いものになりえるわけです。
・本物に反応できないもうひとつの理由こそ、実はさわちゃん先輩が本当に訊きたくて知りたかったことのような気もします。
・そして当の本人は今回もまたおいてきぼりなのでした。
・ここの「わかった!」は本質を掴んだという意味においては正しい言葉。
・髪型ひとつとっても多大な労力が費やされているというのを今更「そうだったのか‥‥」とか言うな青年よ。ここが今回のそういうとこポイントですね。
・「そういうことはその場で言ってよぉ!!」そしたらああまではこじれなかったのにねぇ。
・スマート&スタイリッシュなはずなのにこういうところは人並み以下なのが、スペックは優良物件のはずなのに長く空室だった理由でしょうね。
・「っていうのをちゃんと言葉にしたらいいんだな」「学習する」「よろしい」ここからまた長い旅路が始まりそうな予感。
・「これ俺が押しつけるみたいに俺が贈ったやつだよね」「ちゃんと身につけてくれてありがと」株価の乱高下も甚だしいぞ青年。さわちゃん先輩が温度差で風邪ひいちゃう。
・「俺の人生こんなはずじゃなかったんだから」「‥‥ちゃんと責任とってね」「お互いさまだよ」食べられなかったものがいつしか食べられるようになったり、見えなかったものが見えるようになったり。染めあい、乱しあい、時に高めあったりもする。そんな相手のことを『運命の人』というのですよ。
・「俺自身はあんまり設定に介入したくないんだけど」「かといって俺以外の奴とさわさんがよろしくしてるとこ想像したくもないし‥‥」わかりみが深すぎてため息しか出ない。突き詰めると色々めんどくさいんだよこの手のごっこ遊びは。
・「だいたいもうただのコスプレじゃん」「ハロウィン関係ないじゃん」世にいう地味ハロウィンというやつですな。世の中にはこの日だけ堂々と人前で駅員の格好ができることに歓喜する鉄オタもいたりするのでその辺は日本式ということで。
・最低オブ最低なトリックオアトリートを見た。
・「いいんだよ口実なんかなんでも」お前の美学はどこへ行った。
・「OLのポッケにはお菓子が忍ばせてあるものさ」大阪のおばちゃんもね。
・いやぁ、落語のような切れ味のオチでしたね。お見事!そら青年もきゅんとします。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 第106話 うわのそらの話 感想

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・『10月と言えばハロウィン!』『ハロウィンといえば そう!コスプレ!』『ごく自然に衣装着用をお願いできるボーナスイベントが近づいているのだが』キミ、のべつまくなくご要望している印象だったけど、あれでもセーブしてたのか。
・うっかりと警官コスのさわちゃん先輩に逮捕される青年を幻視しましたがそういう小芝居は彼的にはどうなんでしょうね。より効果的に衣装の威力を発揮させるものとしての小芝居はありなのか、それとも好きなのはあくまでも衣装なのか。初期の頃なら小芝居を醒めた目で見てる印象でしたけども。
・今年はセーラー服にバリエーションを持たせる方向で来ましたかそうですか。
・そんな相変わらずどうかしている青年を見つめるさわちゃん先輩の眼差しが不穏。
・結果、初めて見るようなおむずかり顔に。まぁ、無理もないですな。青年はしっかりと反省するように。
・結局彼は今も大事にする大事にするって言いながら肝心の部分から逃げ回っていたあの頃とあんまり変わっておらんのですよね。ええ。
・「ごめんね?俺なんかした?」まぁ、悪気なくやってるし悪いことだと思ってないからわからんわけです。一緒にお出かけしている最中に、彼女ほったらかしにして他の女性見るなんて一番やっちゃいかんことじゃないですか。
・「なにしたかわかってないのに謝ってくるのはもっとやだ‥‥」「それは‥‥はい ごもっともです‥‥」そろそろ自分がいかに甘やかされてきたか気づけるかな?
・これは日常茶飯事だったら、そりゃあまどかさんも「私のことなんて本気で好きじゃないんだな」って思うわけですよね、ええ。
・洗剤買って帰るのを2人そろって忘れるのはめっちゃ生活感あって好きです。
・「あっ」「待ってだめっ」「私怒ってるんだか‥‥」からの唇強奪。ああ、コイツこうやって今まで許されてきたんだなというのがよくわかりますね、ええ。それは誤学習というやつだぞ青年。
・それはそれとしてここのさわちゃん先輩はとーってもエロかわいくて眼福でございました。
・やすやすと為すがままにされてしまったことと、それがちょっと嬉しかったことが悔しい顔をなさっておられる。
・「かくなる上はそうたくんをあっち向かせるしか」「いたたたたた首折れる首折れる」一度くらいパキッといっちゃってもいいんじゃないかな?世に曰く、痛くなければ覚えませぬ。
・「つまりどういうこと?さわさんは俺の顔が見たくないの?」「‥‥というより私のこと見てないのそうたくんのほうじゃん」「え!?」「それだけはなくない???」この期に及んでまだこんなことを。お前ホントサイテーだぞ。
・「‥‥ならなんで私といるときたまにうわのそらなの」「よくひとりでなにかもの考えしてるなと思ったら」「今日はとうとう高校生の女の子たちじっと見てたし」「そうたくんはバレてないと思ってるかもしれないけど」「バレなければいいとかいう問題でもないよね」「なにより」「そういうのさすがに鈍い私も傷つくよ」ああ、やっと。やっとぶちまけてくれた。読んでいて大いにスッとしました。
・これだからモテ続けてきたヤツはよぉ‥‥と思ってしまうのは非モテのヒガミだとしても。篠崎聡太という男はどっかズレてるんですよね。これは大事にしてる云々の時にも感じたんですが、彼は非常に自己完結型の生き物です。なんでもソツなくこなしてしまうから基本的に他人の助けを要してこなかったんでしょうな。
・「そ」「そんなつもりは‥‥」悪気がなくても、いや、悪気がないからこそ傷つくこともあるのだ青年。学べ学べ。
・改めるなら今やぞ青年。ラストチャンスと心得よ。
・「いいよ大丈夫」「そうたくんは私のことなんかほっといて高校生の女の子たちでも見てなよ」「ほんとは女子高生さんが好きなくせに」「でも未成年に手を出したら捕まっちゃうから」「だから代わりに私にセーラー服着せたがるんでしょ」ブチまけてるブチまけてる。ああ、これが積年の想いだぞ青年。重く重く受け止めてくれ。
・青年の言い訳タイム開始。それに対し「そんなのほいほい信じる様なちょろい私だと思ったら大間違いだから」と返されるわけですが。こう返しちゃう時点でちょろいと白状してるんですがその辺が大層カワイイわけですね、ええ。
・「それって」「記憶の中とか未来にいる私のほうが」「そうたくん的にはたった今目の前にいる私より大事ってこと?」はい、これでストライクバッターアウト。スリーアウトになる前になんとかするんじゃぞ青年。
・私も創作する側の人間なので妄想癖空想癖ありますが、TPOってものがありますわな。
・「ごめん俺どうかしてた」別れる前に警告してくれる優しい彼女に感謝しなされよ。
・「私もちょっといじわる言った」「ごめんね」ああ、優しいけどちょろい。
・「私といるときは今の私のこと見ててほしいです」まぁ、これに尽きます。急には改められないとしても、せめてフィードバックをしなさいな。
・妄想を白状させられる青年。恥いる心があって何より。
・こういうやりとりから結局いちゃいちゃにつながるあたりは実にラブラブで結構なことです。
・性癖に理解ある彼女のありがたみを痛感したらしいですけど、またやりそうな気もしておりますよ。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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