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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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※標題のお話はこちらからお読みいただけます。

・めでたくつきあうことになりましたが、隣はまだ空席。めでたさも中くらい?いやいやいや。
・「お前さあ」「懇親会の日さわちゃん連れ帰った?」もう本性を隠そうともしないな。ここ君んちじゃないし、話しかけてる相手は君のツレでもないよ?
・「ヤった?」うーんデリカシー欠乏症。青年との相性がとことん悪い。ナイーブなそうたくんにしてみれば桜井なる人物と会話するだけで紙やすりで神経をこすられるような思いをしているのではないでしょうか。
・まぁ、読み手が桜井なる人物に対して不快感を覚えてしまうのも青年に感情移入しているがゆえ、致し方ないかと。
・その辺はフラットな視点で見ればまた違うんでしょうけども。どうしても付き合いの長い青年のほうをヒイキしてしまいます。
・そもそもとして。桜井なる人物はぼちぼち結構な登場回数になりますが、有能さとか優秀さとか、性格の悪さを補う部分がまだ見えてこないんですよね。なんで向こうの会社はこんな人送り込んできたの?社長の息子かなんかなの?って思っちゃいます。
・「なんだよ相変わらずとろくせーな」あとこういう俺様基準な物言いも鼻につきますね。
・「でもあの様子なんだからキスくらいはしたんだろ」「舌入れた?」「アンタほんと一回黙ってもらえます?」これはセクハラで通報しても採用されるレベル。
・「まあ」「‥‥付き合うことにはなったけど」「‥‥へっぇ あっそう」「それはそれは‥‥」予期してなかった返事っぽいですな。
・「言っとくけどあの子今日も残業だぜ」流石に今はこれが精一杯か。
・『一緒に帰りませんか』のお誘いに『うれしい』という4文字が。このたった4文字が青年にはどれだけ輝いて見えたことか。
・まぁ、いくらでも待つわな。待つくらいなんでもないよな。
・『下手したら入社以来ここまで顔合わせないの初めてかもってくらい会えてないし』『いや 隣にいたらいたで仕事になんないかもしれないけど‥‥』かも、じゃなくて確実にならないのでは?
・『彼女できるってこんなんだったっけ』『ガキの初恋じゃあるまいし』恋に狂うというのはこういうことだ。青年良かったな。そういう相手に巡り合えて、そして付き合うことが出来て。
・振り返る来し方。めぐる想い。読めば読むほどにジーンときてしまってこの2ページは感想を紡ぐことができませんでした。一度どん底に落ちたからこそ感慨もひとしおだろうね。本当におめでとう。
・「あれ先輩?」「遅くなってごめんね!」「もう帰っちゃった?」「帰り道ではありますけど」「どうかしました?」「あっ なんか急ぎの用事とか‥‥?」意外と野暮だな青年。今のさわちゃん先輩に君と会う以上の用事があると思うかい?
・「声だけでも聞けたらって思ったんだけど」「やっぱだめだね」「迷惑じゃなかったら」「‥‥ちょっとだけ会いたい」「‥‥‥‥」「そうたくん?」そしてこの顔である。お前もう元のキャラには戻れんからな。
・遠距離と言うほどでもなく、しかし身近とは言い難い。この絶妙な距離感が生み出す妙味が確実にある。今のうちにしっかり味わっておくといいよ青年。


作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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※標題のお話はこちらからお読みいただけます。


アイスクリームの話
・おめかししてるんでデート中ですかね。このふたりしょっちゅう一緒にいるから仕事中なのかプライベートなのか判別しづらいという。
・まぁ、暑い時にはアイスが嬉しいですね。
・「迷うなら片方俺が買うので」「ふたつまで絞ってください」甘やかすねぇ。まぁ、二つ買ってって「好きな方とって。どっちも食べたかったら両方持ってっていいよ」とかやる私に何を言う資格もないわけですが。
・ソフトクリームと棒アイスの欲張りセット。
・「全部食べてもいいけどおなかこわさないでくださいね」このセリフだけならいい彼氏ですけど、ふぅ~~~~が台無し。なんでそういちいち思春期ムーヴを。

邪魔の話
・「邪魔しにきたの」「そりゃどうも」かーわーいーと叫びたくなるレベルなのに冷静だな青年。
・「全然邪魔されてくれない」お姫様はあそべかまえとおっしゃっておられるぞ。本なんか読んでる場合か青年。
・「つまんないの」誘惑してるわけじゃないんだろうからやっぱりガードが甘いなぁ。そしてデカいなぁ。
・そらまあ頭ン中をそのふたつのふくらみが占有してるからほかのものが入っていくスキマなんてないよな青年!お礼にかまってさしあげなさい。

メイドの話
・メイドさわちゃん!素晴らしい!マーベラス!
・「ありがとうございます いくら払えばいいですか?」「重いよ」気持ち悪いよじゃなくて良かったな青年。
・「さっそくお食事のご用意をいたしますね」「朝定でございます」「あっ 洋食ではないんだ」まぁ、そう思っちゃうよね。でもおうちじゃエプロンじゃなくて割烹着着てる人なんでこっちのほうが自然かな。
・「あーん」なに?これごほうびかなんかですか?青年人命救助でもした?
・メイド吸いはそんなに一般的な行為ではないと思うんですが。あと「キャスト」っていう表現も同じく一般的な用語ではないと思うんですが。もう2人の世界だからお好きにどうぞとしか。
・青年が悶々とした一夜を過ごす羽目になったさわちゃん先輩の髪の匂いか。肺活量目いっぱい吸って吐くのを拒否してそう。

ネイルの話
・「ネイル右手やるのむずかしい」さもありなん。
・嫁さんに訊いたら塗料はプラモになら塗るけど爪に塗ったことはないって言われました。
・「やってほしいならやってくださいとお願いしてもらえます?」随分冷たいことを言うじゃないか青年。まぁ、そんな急には変えられないか。
・「私のやったのより塗りムラなくて上手い‥‥」「くやしい‥‥」まぁ、割と男は塗る経験積んでますのでね。まともにプラモ組んだことのない私ですら多少はありますから。
・ここで元カノにもやってあげてたの?とか訊かなかったのは良かったですね。青年のこういう振る舞いに逐一女性の影を感じていたら身が持たないでしょうし。
・「普段ネイルなんかしないのに」「どうしてまた」「ガラじゃないのはわかってるんだけど」「そうしてでも目を引いていたい人がいるってことさ」果報者め。

ペアルックの話
・意図せず服までかぶるとかもうお前ら付き合っちゃえよ。あ、もう付き合ってたか。良かった。
・「ちょっと待っててください」「どっかで服買って着替えてくるの」「で‥‥」逃がさないさわちゃん先輩。
・「今日はこのまま」「ばかっぷるでもいいよ‥‥」青年は勿論のことさわちゃん先輩も恥ずかしいのかこれ。
・オオサンショウウオTシャツなどでペアルックがしばしばある我が家ですが、照れたことないですねぇ。

ないもない話
・ソファで寝落ちする青年。見栄っ張りな青年には珍しいこと。
・気遣うさわちゃん先輩を捕まえて引き寄せる。罠だとしたら大したもの。
・襲わず、抱きしめるのみ。でも捕まったさわちゃん先輩はどきどきしてるっぽいぞ。そうたくんどうしたの?なにするの?とでも言いたげな顔つき。あまり見たことのない表情。
・「ごはん冷めちゃうよ」「あとで温め直して‥‥」最高級抱き枕で心地よい眠りを。

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※標題のお話はこちらからお読みいただけます。

・お付き合い開始後の時空。私が好んで使う言葉で言うところの「ハッピーエンドの向こう側」へと突入しました。
・青年、母親からそうちゃんって呼ばれてるのか。まぁ、そう呼びたくなる気持ちはわかるし、青年が若干嫌がってそうなのもわかるなぁ。
・母の日にプレゼント。あんまり青年っぽくないなと思ったらやっぱり珍事でしたか。
・「うれしくてパパにいっぱい自慢しちゃったもん」そうたくんはパパ似っぽい。
・『ごめん父さん‥‥』たとえ父親が慣れてて平気だとしてもやっぱり謝りたくなるよねぇ。30分はねぇ。
・「それにそうちゃんのセンスにしてはちょっとかわいいんだよね」「これそうちゃんのチョイスじゃないんじゃない?」親はなぜそういうことがわかるんだろう。我がおふくろも嫁さんに選んでもらった土産には同じ反応でした。
・「彼女、と選んだ‥‥」あれだけ苦しい思いをして、絶望の淵を這いずってようやく掴んだ恋だもの。照れ隠しでも否定したくないよな。
・「パパ聞いた!?そうちゃん彼女できたんですって!」今まで彼女できても母親に話したことなかったのか。まぁ、そうりゃそうか。実に青年らしいなぁ。
・「どんな子?どんな子?写真ないの?」当然と言えば当然の反応だけど、青年はだから言いたくなかったんだよって思ってそう。
・「そういえばこれまで二人で写真撮ったことなかったなと思って」あれ?と思って遊園地の話を読み返したら勘違いでした。
・ハロウィンのアレは親に、特に母親に送っちゃダメでしょ。
・「一枚いいでしょうか‥‥」なんか遠慮がちで申し訳なさげだな。別にさわちゃん先輩写真嫌いとかじゃなかったはずだけど。
・うちの嫁さんカメラが趣味なのに撮られるのは嫌いで。先日「祖父の墓に見せるから」っていう理由でようやく一枚撮らせてもらいました。付き合ってた頃も友人たちに見せる写真がなかったためにエア彼女扱いされることもしばしば。
・「やっぱり気になる!!」「髪とか服とかちゃんとするから待って!」本気だ。本気を出しておられる。
・「そこまで気にしてもらわなくても‥‥」「だって」「好きな人に撮ってもらうんだもん」「少しでもかわいく写りたいじゃん」はい優勝。ここのさわちゃん先輩優勝。
・「着替えるからあっち向いてて!」ん?んん?着替えるから?あっち向いてて?同じ部屋で着替えるの?外に出ててとかじゃなくて?一瞬スルーしかけたけど実はとんでもないこと言ってらっしゃる。いいの?恋人だからいいの?それとも今までも描写されてなかっただけで実は似たようなことがあったとか?
・衣擦れの音が実に生々しい。第二次性徴期ならこれだけで身動き取れなくなるレベル。
・「なにそれ‥‥」真っ直ぐに好きって言われて、しかも背後で着替えられて顔真っ赤にする青年可愛いな。中学生みたいで。でもほかに言いようもないだろうな。
・こっそり後ろを覗かなかった青年は立派なやせ我慢マイスター。振り向かなくったって今は除く方法なんかいくらもあるのでね。
・「よし!」気合が入っておられる。これは強い。
・自撮り難しいですよね、ええ。私もめっぽう下手くそです。
・「近っ!!」むしろもっと近づかないと画面に収まらないのでは?
・「それで?かわいく撮れたのかよう」さわちゃんチェック。オッケーが出ないと送信できなさそう。
・「かわいい子ね!会社の子?」「うん‥‥先輩」「年上の彼女か〜いいな〜ママも会いた〜い」会わせるとずっと独占してそうですね。で、さわちゃん先輩取られっぱなしの青年が拗ねるというめんどくさい流れを幻視しました。
・「ごめんごめん!」「今一番いちゃいちゃしたい時だから邪魔しちゃだめだよね!」この二人、一生その時期が続く気がするんですが気のせいですかね。
・「じゃあ未来のお嫁さんによろしく♡」自分の思ったことをそのまま言葉にして、嵐のようなお電話タイム終了。
・「ばっ‥‥!」暴言の一つも投げようとして、さわちゃん先輩と一緒だから控えたのかな。
・ぎゅっとするのわかる。愛しさが溢れ出てきちゃったんだな青年。
・「もうちょっとこうしてていいですか」「お好きなだけどーぞ」抱きしめて噛み締めて。手の中にある幸せをどうか大事にしてくださいな。



 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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GWの話
・ガンダムウィングでもここはグリーンウッドでもなかった。
・まだ付き合ってない時空で解釈するもよし、付き合ってるけどまだ公表してない時空で解釈するもよしと私は思っております。
・「そうたくんはGWどっか行くの?」「いや行かないスね」「積ん読でも消化しようかと」「私もとくに予定ないしこのままだとずっとおうちにいることに‥‥」まぁ、大型連休はどこ行っても人でいっぱいですからねぇ。移動手段も混雑混雑また混雑ですし。
・「‥‥どっか行きます?」「‥‥どっか行こうか」行くんかい!
・「とはいえ今からでもできることなんてなにがあるんだろ」二人で過ごせばなんでもいいんじゃないですかね(若干投げやり)。だって多分このふたりどこ行って何しても結果的に「そうたくん(先輩)と一緒で楽しかった」になるでしょ?なるにきまってます。東京タワーでも上野動物園でも新宿御苑でもちょっと足を伸ばして熱川バナナワニ園でもどこでもいくがいい。
・「どうして当然のように」「大型連休に二人で出かける相談をしているの??」「離して今日こそくっつけてやるんだから」「いけませんかづきさん」お腹立ちは大変ごもっともなれど2人には2人のペースがございますので。そんなもんに任せているからご覧の有り様なんだって言われたら返す言葉もございませんが。

インスタントの話
・「あれ」「先輩がインスタント食べてる」「そう言うそうたくんもカップ麺じゃん」珍しい珍しい言い合う光景それ自体は珍しくないんだろうなぁとか思ったりします。
・「3分ひもじいね」「ちょっと食べる?」「先輩の分がなくなりますよ」でも食べる。しかもあーんして。お前らなあ!職場やぞ!(無駄に半ギレ)
・そら依田くんですらも表情緩んでる言うし、かづきさんも早よくっつけってなりますわなぁ。
・でもきっとそうさわ見守り隊(隊長:瞳子先輩)は今日の撮れ高はよかったなくらいにしか思ってないんだろうなぁ。

ヒールの話
・「あれ」「今日の先輩背が高い」「がんばってヒールにしてみたんだ~」成長期ではなかった模様。背伸びするさわちゃん先輩可愛いですね。
・「いつもよりちょっとだけ顔が近いね」そんなことを言いつつ照れ笑うこの可愛い生き物にはいつまでもこうであって欲しいものです。
・靴ずれからの手当て、そしておんぶという無駄のないイチャイチャコース。まだシュッとして手練な青年のカケラを久々に見た気がする。
・「結果的にヒールはいてるときよりも顔近いスねこれ」「たしかに」うれしはずかしシラフのおんぶ。ほの赤らむさわちゃん先輩と多分意識して仏頂面作ってる青年の対比がとてもグッドです。

端午の話
・丹後でもタンゴでもなく端午。
・さわちゃん先輩お手手が器用。今時兜折れる人なかなかいませんよ。
・「子供の日なので」「今日は私が年下のそうたくんをかわいがることにします」「なんか始まったぞ‥‥??」始まりはいつも唐突に。
・「フフン」「なんでも言ってごらんなさい」貴重なドヤ顔いただきました。
・そして流れるように膝枕。犬猫の扱いでもいいじゃないか。
・目と目が合えば、することはひとつ。

めがねの話
・さわちゃん先輩と一緒にいるのに本を読むのか青年。もっと構いなさい。
・こだわりなく平積みを買って読むのは時間が潰せればいいのか、それとも真の活字中毒か。判断の分かれるところですな。
・「そうたくんめがね似合いそうなのに目悪くないからなあ」残念そうですね。メガネスキーなのかな?
・「すみませんね目良くて」目は良いに越したことないですよ。小2からメガネが必要になった私が言うんだから間違いない。
・「老眼鏡のお世話になるまで待ってください」「若いそうたくんで見たいんじゃん!!」中年そうたくんもそれはそれでかっこよさげな予感が。
・「伊達でよければ‥」青年、片眼鏡(モノクル)も似合いそう。どうせ伊達ならかけてみないかい?

潮干狩りの話
・デート先としては一風変わってますな。あれ?もしかしてゴールデンウィークのお出かけ先?だとしたら面白いところに目をつけましたな。
・青年足長いからこういう作業は腰痛くなるでしょうな。短足向きなんですよこういうのは。ええ。向いてますよ私。
・「帰って酒蒸しにしてください」流石に酒蒸しは平気なのか青年。
・砂抜きのコツはペットボトル1杯分の水にキャップ2杯分の塩を入れて海水の濃さにすることだとか。まぁ、砂抜いている間にイチャイチャしてればあっという間ですよ、ええ。



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※標題のお話はこちらからお読みいただけます。

・いささか物騒なタイトルですな。
・いよいよ温泉ですか‥‥初めてのお泊まりお出かけ、婚前旅行と思うと感慨深いですな。
・誕生日プレゼント、お付き合い前にもらったのが手編みのマフラーでしたからね。彼氏彼女の関係になった今ランクアップに期待するのは当然至極。
・「そうたくん」「お誕生日おめでとう」「プレゼントはわ・た・し‥‥♡」ハイ妄想でした。職場でよーやるわ。
・というか、そのプレゼントは現在日常的に行われていることとあまり変わらない内容な気がするのは私だけでしょうか。
・「篠崎最近よくいやらしい顔してんね‥‥」緩んだからいやらしいにランクアップしましたね。依田くんよく見てるね、なのか。それとも依田くんでも気づくレベルなのか。
・「は!?してませんけど!?」客観的評価というものは受け入れような青年。
・「動揺っぷりがかえってガチ臭い」「その顔で外出るなよ」「出ねーよ!」そのうち仮面の着用を推奨されそうだ。
・「ありゃ?取り込み中だった?」「ちょっとついてきてほしかったんだけど」って言われて「お兄ちゃんお待たせ!」だと思わないじゃないですか!心構えとかいるでしょ!
・私が勝手にシスコン大魔王とかラスボス様とかお呼びしているお兄ちゃんですな。
・青年の仏頂面スキルが今ここで生きてくるとは思いもよらず。
・「なんか近くに来たって言うから」「思い切ってそうたくん紹介しようと思って」「思い切りよすぎか!」「心の準備させて!?」話をしようとするといつも別の何かが始まってたんじゃないんですかねぇ(邪推)
・「昼休みに呼び出してごめんね」「早速だけど手短に話そうか」「君たち今日の夜は予定空いてる?」「僕のおごりでおいしいものでも食べに行こう」ここだけ見ると実に常識ある良いお兄さんですね。ええ。
・「うん!やな予感がする!」そんな可愛いお顔でおっしゃられましても。
・「そうたくんに食ってかからなかったでしょ」物騒。とても物騒。それ、そんなさも日常的なことかのように使う言葉じゃないよ。
・「あれはよそゆきのお兄ちゃんなの」「外で駄々こねない自制心はあったみたいだけど」「絶対揺り戻しが来ると思うんだ」「今晩覚悟しといたほうがいいかも」さわちゃん先輩からのありがたい忠告と警告。
・にしても単語のチョイスが災害に対するそれみたいですね。
・よかったね青年個室じゃなかったよ。人目がある環境だよ。
・「はじめまして さわの兄の直生です」「はじめまして篠崎聡太といいます」「さわさんにはいつもお世話に‥‥」常識ある挨拶だと思ったら早速タイムがかかったぞ。
・「うわーんさわの彼氏とかやっぱ無理!」「結構頑張って冷静を装おうとしたけど無理!」ガチ泣きだ!そうかそうか。君も残念イケメンか。まぁ、56話で既に色々察していたんですけど実際読むと強烈以外の言葉がなかなか出てきませんね。
・「ごめんねいいお兄ちゃんは営業終了したみたい」今日のさわちゃん先輩、言葉のチョイスが絶品ですな。
・「先輩はなんでそんなに冷静でいられるんですか?」いつものことだからでは?
・4人掛けでどう座るか問題まで勃発してんのか。「お兄ちゃんのおとなりじゃないのかってこと!」じゃないんだよ直生くん。ノリが小学生から変わってないのかな?
・「君なあ!」「うちのさわに手を出すなら」「僕に挨拶に来るとか僕に頭を下げるとか僕に話をつけるとか」「なんかあるだろ!そういうの!」ヨサホイ節か。というかまだ涙目なのか直生くん。
・「いやえっと‥‥すみません」「いずれお伺いしなければと思っていたんですが」こうまで言われてちゃんと受けて返せるの偉いな青年。絶句してても不思議じゃないぞ。
・「ふん‥‥」「殊勝な態度で好感度稼ごうたって」「僕はごまかされないからな‥‥!」殊勝な態度って言っちゃってる時点で既にちょっとほだされてんじゃん。ああ、そうか。さわちゃん先輩初彼氏だから直生くんもどう向き合っていいのかわからないのか。
・「どうしてそう喧嘩腰なの」「お話にきたんでしょ」直生くんにしてみればさわが僕の味方をしてくれないってショック受けてそうですけど、これじゃ味方のしようがない。
・「将来はお兄ちゃんのお嫁さんになるって言ってくれてたのに‥‥!」「たぶん言わせたよねそれ」冷静。とことん冷静。
・「谷崎くん」「篠崎です」岩崎、山崎、大崎に続く新パターン登場。
・「君」「間違ってもまださわに手を触れてないだろうな」「え‥‥っ?」そいつ2度もセーラー服着せてました(密告)。
・「きっ‥‥」「キッスとか‥‥してないだろうな‥‥!」直生くんやっぱり小学生か。
・「‥‥お兄さん」「まだ君の兄じゃない‥‥」まだって。もう半分諦めてんじゃん。
・「じゃあ直生さん」「ご挨拶が遅れたことは本当に申し訳なく思います」「でも」「僕は中途半端な気持ちでさわさんとお付き合いしているつもりはありません」「すぐにとはいかなくてもいずれきちんと結婚を申し込みたいと思っています」よく言った。久々に男前な青年を見た。やはり篠崎聡太しか勝たんということなのか。
・「なんだよそれ」「そんなの認めるわけないだろ」「認めたくなんか‥‥」ここ顕著ですが、取り返しがつかないのが理性では分かってて駄々こねてる感じですね。
・「ねえ なおくん」この文字だけで深く静かにお怒りなのが伝わってくる。
・「心配してくれるのもわかるけど私だってもういい年だよ」「いつまでもなおくんの望むかわいい妹じゃいられないし」「そんなのなおくんも本当は望んでないんじゃない?」バッサリ斬り込んだ。
・「急に引き合わせて認めるだけ認めてくださいなんて都合のいいこと通るわけないのもわかってる」「でもやっぱりできることならなおくんにも私たちのこと認めてほしいからさ」青年が真剣な分、やっぱりさわちゃん先輩も真剣になりますね。今日のところは顔合わせだけで〜みたいなことにはなりませんでした。
・「なおくんに話し合うつもりがないなら」「今日はここまでにしよう その代わり」「私 場合によっては実家と縁を切る覚悟でいますから」深く静かに怒りを表明する。これが一番恐ろしい。ここ、シリーズで一番怖かったコマかも知れません。
・「いいの」「あれくらい言わないとお兄ちゃん止まらなさそうだったし」言いたいだけ言わせておいて気が済むのを待つって手もあったとは思うんですけども。やっぱり、大事な事だからなあなあにはしたくないよね。うむ。君たちが正しい。
・「それに」「そうたくんが結婚考えてるって言ってくれたこと」「あの場の勢いだったとしても嬉しかったから」「‥‥勢いじゃないです」「俺は俺で責任持って先輩のこと幸せにしたいって思ってます」よく言った。こんなにガッツリ宣言しちゃうと改めて夜景の見えるホテルで指輪パカっとしてプロポーズってのもやりづらいだろうけど、もうそれでいいじゃないかって思うくらいにいいプロポーズだよ。
・危機に際して真価の見える男、篠崎聡太。
・「思ってますけど」「俺には兄弟いないし」「大事にしてたもの奪ってく側だし」「お兄さんの気持ちは逆立ちしてもわからないだろうから」「今日こうやって突っぱねられることは」「全然想定内なので大丈夫です」今回青年株が私の中でストップ高。そうたくん、君は人が大切にしてきたものについて思いやれる男だよ。これはさわちゃん先輩も惚れ直すだろう。
・「でも」「縁切っちゃう前にこれだけは伝えてもらえますか」「ありがとう、って」「アラフォー男のみっともない癇癪を見せられてありがとうって‥‥」「彼もなかなか変なやつだな」ええ。ええ。そうなんですよ直生くん。3年も妹さんのおんぶ係を黙々とやってたくらいでしてね。変なやつで、そして底抜けにいいやつです。
・「お兄ちゃんお話終わってもいいんだよ」「すみません」ほんとに怒ってるな今回。まぁ、気持ちは重々わかる。さわちゃん先輩にとっての青年はそれに値する存在だものね。
・「私が怖がらせすぎちゃったせいかもしれないけど」「正直出会い頭に殴られてもおかしくないって思ってたんだって」それはそう。というか男はみんな多かれ少なかれその手の覚悟してるものですよ。私も岳父と初めて会った時はその覚悟を抱えて臨みましたからね。私の場合も覚悟は空振り、まったくの無事でしたけど。
・「ちょっと待ってそれは逆説的にそうされるくらいのことをすでにしちゃってるってことなのでは?」お気づきになられましたか。
・「それなのにちゃんと話し合おうとしてくれてありがとうって言ってた」「話し合いになんてなってなかっただろ」わかってんじゃん。というか自覚はあるんだよな直生くん。癇癪起こしてみっともなかったって。
・まぁ、青年にしてみても自分が逆の立場だったらって思うと無碍には出来ないんでしょうな。
・「ねえ もう一度話し合えないかな」「私お兄ちゃんの顔色うかがうつもりはないけど」「お兄ちゃんのことないがしろにしたくないとも思ってるよ」言うべきことは言いつつ、歩み寄る姿勢も示す。実に大人の対応。
・「そうたくんは私が選んだ人だもの」「できればお兄ちゃんにも受け入れてもらいたいしさ」選んで選ばれて。互いに代わりの効かない存在ですからね。
・「僕からも彼に伝えてほしいことがひとつ」「それから」「さわにきかせてほしいこともひとつ」「?なあに?」「さわは  」気になるところで以下次号。果たして2人は仲のいい兄妹に戻れるんでしょうか。
・しかし。今回出だしが出だしだったのでギャグ回だとばっかり思っておりましたが読んでみると骨太なシリアス回でした。何度も読み込ませていただきましたが、それでもまだまだ読み足りない思いがしております。過去と向き合い、未来を見つめるとてもいいお話でした。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

 91話の感想はこちらへどうぞ。

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※標題のお話はこちらからお読みいただけます。

・発信してもつながらない電話。青年不憫。あれ?てことは?
・電話のお相手は瞳子先輩でしたか。てっきり青年かと。
・「4人目だもの慣れたものよ」強い。
・「さわこは平気なの?懇親会と聞いてあたし気が気じゃなくて」「??」「どういうこと?」確かにそこだけ聞くと疑問符ですね。
・「あなたたちのとこの部長があたしに手を出したの」「あたしの入社式の夜の懇親会だったのよ」‥‥手が早いってレベルじゃねーですな。昭和おやじギャグで言うところの出世早けりゃ手も早いというやつですか。
・「一目惚れ、だったんですって」惚気ておられる。
・持ち帰りはしたが正気に返って手は出さなかったのか部長。
・すみませんいつものやつをさせてください。持ち帰るどころか向こうに上がり込まれて挙句に酔いつぶれられて、まだ会うのすら3回目だったから判断つきかねて別室で寝たことあります。その女性が初カノです。こう書くとなんか凄く好かれていたように見えますが、先方が前カレと別れたばかりで誰でも良かったそうでする事したらスッパリ切られました。紹介者が取り持ってくれたのでリスタート出来てその後は割と続きましたけども。でも結局嫁さんは別の人ですが。
・「その‥‥できることなら残りすべての生涯をかけて君を幸せにしたいと思っている」まごうとこなきプロポーズ。部長すげぇなぁ。
・「でも急にそんなことを言われても気味が悪いだろうし」「僕も未練が残るからここですっぱり振ってくれないだろうか」恋に狂った人の、僅かに残った正気が言わせた言葉でしょうね。まぁ、それでも見ず知らずの人からこんなこと言われたら困惑するだけでしょうけども。
・「なに言ってるんだろ。って思った」残念でもないし当然。
・最高のおひとりさまって瞳子先輩なら十分可能なルートでしょうね。
・「でもこの人と一緒になれば思ってもみない方向に人生が変わっていく予感があって」「それがあまりにたのしそうだったから」どうやらその予感は当たっていたようですね。
・「‥‥余計なお世話です」「幸せになんてひとりでもなれる自信があるので」「でも」「あなたが私といて幸せになってくれるなら」「結婚の話前向きに考えてもいいですよ」男前以外に言葉が出てこない。
・「後悔なんてないわ」この笑顔が部長のためのものだとしたら随分と果報者ですねぇ。だって出だしが最悪に近いんですよ。そこから始まった歩み、二人で築き上げた幸せの証がここにあります。
・「ごめんなさい!あたしばっかり話しちゃった!」妊婦さんは会話に飢えやすいらしいですね。
・「さわこは今ちょっとした選択肢に向き合ってるんだろうけど」この『ちょっとした』っていう言葉のセンスが瞳子先輩ですなぁ。重く、重苦しく考えてしまっているさわちゃん先輩のプレッシャーを和らげてあげられる言葉。
・「思い切って踏み出した一歩が正解かどうかなんて結果論的にしかはかれないものよ」「それなら正解になるように自分で変えちゃえばいいんじゃない?」そう。まさにそれ。正解は最初から『ある』ものではなく、自らの力で正解に『する』もの。人は誰しもハズレ恐怖症に陥りやすいものですが、ハズレかどうかはその時はまだ決まっていないということを肝に銘じたいものです。
・「せめて後悔のないようにね」最後はそこですね。そこ。正解であり続けることができない以上、それが全て。
・「そうたくん!」ようやく主役の登場。真打ちは遅れてやってくる。
・「どうしたの今まで‥‥?」ちょっと嵌められてて」「??」さわちゃん先輩は知らなくていいことです。どうかドロドロとした悪意からは縁遠くありますように。
・そして上記セリフに対して最悪な感想を思いついたはいいものの場面的に自粛致しましたことをご報告しておきます。
・「先輩」「今から抜けられますか」さぁ、覚悟を示す時間だ。
・救世主は野上さんでしたか。「もっと褒めてもいいですよ」は同意しかないですな。
・「なんかよくわかんないですけど」「もう一人の感じに捕まったら逃げ損なうんでしょ」「あとはうまく言っとくので行った行った!」『ここは任せて先へ行け!』を野上さんが言う日が来ようとは。男前2号。青年を気に入っていたはずの野上さんもこうしてしまうくらいにはお前ら早よくっつけ状態なんでしょうな。
・「ごめん!いつか埋め合わせはするから‥‥!」異性相手にあまりそういうことは言わない方が(1敗)。
・「あーあ」「なんでこんな役回りになってんの?」「理不尽〜!!」なんだかんだお人好しですな、この方も。
・そして。辿り着く先はいつもの公園。座ったベンチの、微妙で絶妙な距離感。
・「‥‥このあいだなんかしんどそうだったけどちょっとは元気出たんスか」「その節はご心配おかけしてごめんなさい‥‥」「まあ 大丈夫そうなら」「よかったです」まず何よりその身を案じる。いつもどおり過ぎて、だからこそきっとさわちゃん先輩の笑顔を呼び戻せるはず。
・「当たり前のように俺を呼んでくれるのがいつ間にか嬉しくなって」「俺は先輩のことが好きだし」「酔っ払ってふにゃふにゃの顔俺以外に見せてほしくないし」「悩んでることがあるなら頼ってほしいし」「それを負担になってるとは思ってほしくないです」たとえなにがあっても、この気持ちは揺るがない。スマートで物分かり良くなんてなれない。まぁ、そういうことですね。
・「でも‥‥」「でももだっても要らないっていってんですよ」「ぶっちゃけもうさっさと結婚してぜんぶ俺のものにしたいところを」「百歩譲って付き合うところから始めましょうって言って‥‥」「言って‥‥」「ないかもしれない‥‥?」キメ台詞は多少疑問を持っても言い切れよ青年。お前ほんとポンコツになったなぁ。でも愛されるのはきっと今の方だ。
・「私やっぱり」「そうたくんに寄りかからないでいられる自信はないよ」「でもそうたくんのことは離したくないと思っちゃう」「こんなのどうしたらいいかな?」寄りかかられるのをそんなに厭うものではないんですが、まぁ、その辺はお付き合い経験がないとなかなか理解が捗らないようで。
・「‥‥先輩は気づいてないでしょうけど」「ずっと前俺が結構でかいミスをした日に」「いつも通り飲みに誘ってくれたことがあったんですよね」「そんでいつも通り俺そっちのけで酔っ払ってるとこ見てたら」「その顔に肩の力が抜けて」「うだうだ凹んでるよりまたがんばろって思えることもあって」役に立ち方なんて色々あるものです。頼られて嬉しいこともあるし、寄りかかられて救われることもある。
・君が笑うと それだけでもう嬉しくて すべてが報われるんだ うつむいてた日は ここから見てたのはぬかるみ でも今は 空を見上げてる 今日もがんばろう 負けない強さを持とう 愛する人のために(岡崎律子「セレナーデ」『Life is Lovely』所収 より引用)
・「だからつまり‥‥」「寄りかかられることで俺は案外救われてるかもしれないですよってこと」「それじゃダメ?」「だめ‥‥じゃ‥‥」「ないです‥‥!」ああ、よかった。ほんとうによかった。ここ、青年とハモってしまいました。
・「これでまた駄々こねたらいよいよどうしてやろうかと」そんな度胸があったとは知らなかった。
・「じゃあ改めて」「俺の彼女になってくれます‥‥」「か‥‥」ちゅっ「‥‥よろしくお願いします」大胆は乙女の特権。


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 幼き日の話
・うーん絵面が犯罪。
・なんて呼べばいいんだって。そら「さわちゃん」以外に何があるというのかね青年。
・「さわちゃんのおうちりんごさんつくってんの」「りんごさんかいてあげるね」かわいいの洪水。
・「大丈夫?これ犯罪にならない?」なっても悔いのないレベルの天恵だと思うけど?
・青年、内心の歓喜を表に出さないように無駄に引き締まった表情する時があるけどこれなんかは最たるものではないかと。
・この幼さわちゃんに光源氏計画を発動させようとすると立ちはだかるのはやはりシスコン兄なのか。

 続・幼き日の話
・こっちだと犯罪臭がしないのはなぜでしょう。
・「さわちゃんって呼んでみて?」ホントに宿願なんだなぁ、それ。
・しかし意のままにならぬのが子供というもので。そこでぷいすするのか幼そうたくん。
・彼は「可愛げがない」ってしこたま言われて育って結果意固地になって自身の無表情にこだわるようになった感が。
・抑えて抑えきれないものが顔に出るのは将来の片鱗が既に出てて良いです。
・素敵なプレゼントのお返しはほっぺたへのごほうび。

 コーヒーの話
・ブラック飲んで心底苦そうな表情するのすら可愛く見えるのでどうしたものかと。いやでもこれひいき目抜きに可愛いと思うんですが。
・「どうして急にそんなことを」「だって‥‥」「同じもの味わってみたかったんだもん」こっちのほうが可愛かった!
・青年よ。間接キスに衝撃受けてないでちゃんと見て聞きなさい目の前の光景を。

 鼻歌の話
・「そういえば」「そうたくんがおうたうたってるところみたことないなあ」「みせたことないのでないでしょうね」なんだったら誰とでも一人でも歌ったりしなさそう。
・カラオケを高級ドリンクバーとは言いえて妙。しかし思い返してみると。その昔野球観戦仲間で試合見た後の二次会にカラオケボックスをしばしば使いましたが。その際も歌う人は稀でみんなソフトドリンク飲みながら試合の感想言いあってたのでそういう使い方も珍しくはないのか。
・「すごい音痴とか」「上手いとか下手とかじゃなくてそんなに歌自体好きじゃないし‥‥」この、好きじゃないものは徹底して遠ざける姿勢には親近感を覚えます。無表情と相まって面白みのないヤツ扱い受けたことも少なくなさそうですが。
・「私そうたくんの声なかなか好きなんだけどな」「それはそれ これはこれ」「きびしい」歌には強い意志を示すのか。思いのほか甘やかさないなぁ青年。


 幼き日の話の作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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・依田くん既婚者だったのか。ますますあんなお人好しじゃ心配だなぁ。
・「っていつもの温泉まんじゅうじゃねーか」「なにを!温泉まんじゅううまいだろうが」私も温泉好きで日本各地を巡りましたが鉄板というかハズレがなくてお土産に安心なのが温泉まんじゅうですね。まぁ、そもそもがもらいものに文句言うのもどうかという話ですが。
・「しかしお前んとこは相変わらず仲良くてすごいよな」「小学校からだっけ?」伝説の『幼馴染と結婚する』を実績解除していたとは。依田くん侮れんな。
・「仲良いっつーか そういうイベントしとかないとだれちゃうってだけだって」わかる。痛いほどわかる。大事ですがなかなか難しい事でもあります。
・「とかいいつつ上手くやるための努力してるところが十分すごいよ」そのすごさが分かる青年もな。‥‥考えようによっちゃ意味深ですね、このセリフ。努力できなかった過去の自分を振り返ってのことかな?
・無表情ピースサインがこれぞ篠崎聡太という感じで。実に良いものを見た気がします。
・「芙美子お前の顔だけすごい好きなんだよね」「フクザツ」気にするな依田くん。そういう基準で選んでないって言われて結婚した人間がここにいるぞ。
・ニコリともしないところがいいって、わかってんな芙美子夫人。
・「俺に言わせれば好きでもない顔と結婚してくれるんだからそれでもういいよな」「いい!」「いいんだけど好きでもない顔とか直截的な表現やめろ」ここだけ抜き出すと仲良いんだか嫌いなんだかよくわかんないレベルでザックリ刺してますね。
・いつもの自分語りをさせていただくと。向こうのご両親に挨拶までして婚約状態に至ったのに顔で振られて結婚までは至らなかった人間からすると青年の言うとおりでしかないですね。依田くんは一生感謝し続けるがいい。
・「でもちょっと最近のお前見たら芙美子ちょっとがっかりするよ」まぁ、うん。まず間違いなくそうなるでしょうな。依田くん奥さんのことを思うなら夢を壊さないであげようね。
・「撮れたてピチピチの篠崎くんです、と‥‥」あれ?こいつ思ったより面白いな?
・「気づいてないかもしれないけど瀬川さんと遊ぶようになってからのお前」「おもしろいくらい顔緩んでいってるんだぞ」「マジか!」「気をつけよ‥‥!」依田くんが案外とよく見ているのか、それとも依田くんでも気づくレベルなのか。あと、気をつけるの無理だと思うよ。
・「なんでだよいいことだろうがよ」多分青年は無表情であることを彼なりのアンデンティティにしているんだと思うよ。ま、恋愛なんてのはそういう部分すらあっさり崩壊するんだけどね。
・もう!もう!ここのさわちゃん先輩どう見たって恋する乙女じゃないですか!誰が見たって!
・上記感想を書くに際して恋するお嫁という素敵な打ち間違いがあったのでご報告させていただきます。
・どっちもどっち、なんとも見事なプロポーズ後遺症ですな。
・「‥‥お前らも週末なんかあったかんじ?」「なんもねーよ!」なんもなくてこれならそれはそれで問題だぞ青年。

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・見知らぬ天井ならぬ見知らぬ指輪。それで青年に即電する流れにちょっとホッとします。
・「え?出したでしょ昨日」「婚姻届」おっと。なんだかすごい単語出てきたぞ。
・にしても。ふたりとも寝癖がかわいいな。
・「へ?」まぁそうなるな。
・「いつ!?」「私なにも覚えてないんですけど」「飲んだらなにも覚えてないのいつものことでしょ」ド正論。
・「それはそうだけどぉー」まぁ豊富な実績の裏付けがある一方で否定する材料はひとつもないですからなぁ。
・「昨日の夜飲んでるうちにそういう流れになってその足で届け出しに行ったじゃないスか」「ええ〜〜??」「まあでも」「結婚しちゃったものはしょうがないので」切り替えが早いし割り切りがすごい。まぁ、遅いか早いかの違いくらいに思ってたらこうなりますか。
・「早速各種名義変更の手続きを‥‥」直ぐに切り出せるのも強い。心の準備が既にできていたのかというくらいの順応具合。
・「わー!待って待って」「そう急がなくてもいいじゃないですか」「ねっ!」むしろ青年の方がついていけてないな。
・というわけでノリノリのさわちゃん先輩と押されに押される青年の図と相成りました。いつもの構図とも言えますが。
・「もうちょっと二人でゆっくりしたい、です」「あ‥‥」「うん‥‥」やはりド直球、ド直球こそ全てを解決する。
・賢明に理を説くんじゃなくてこうやって素直に甘えることこそ青年には必要なんだと思うので今回の件で学んでほしいものです。
・はい全部嘘でした。まぁ、薄々そんな気はしてましたが。
・『ご家族への挨拶もせず勢いで結婚しちゃうとか』『‥‥いやそれくらいしないと結婚できないかもだけど』『とにかくするわけないだろ!』自分のことも相手のことも実によくわかっている青年。でも正解を理解してなおそのとおりに動けないのは大魚を逸する未来しかないんだよなぁ。
・『なんでこの人あっさり受け入れてんの??』十分にそういう気持ちと覚悟があったってことでしょ?そこはわからないのか。
・愛されていることに自覚がないのはちょっと可哀想かも知れないし、さわちゃん先輩に対して失礼とも言えるかも知れない。
・「記憶はないけど結婚したんだなあってじわじわきてる」過去1かも知れないくらいのいい表情。乙女の顔。素直な喜びが溢れていて、胸を打ちます。
・「ねえ 結婚したらなにしたらいいのかな?」既婚者として夢のない話をするとまずは引っ越しですね。我が家は私の住んでいたところに嫁さんが転がり込んでくる形でしたのでそこまでではありませんでしたが、結婚して新居に引っ越してを同時にやるのはとても苦労が多いそうです。なので結婚前に婚姻前提の同棲をして、そこを先にクリアしておくケースもあるとか。
・「‥‥なんかたのしそうスね」「そうかな」「そうかも」そうかもの笑顔も素敵ですね。屈託がなくて。満願成就しました、ということでいいのでしょうか。
・ベッドシーンになだれ込む。まぁ、『結婚してまずやること』としてはそう間違ってはおりませんが。
・「今一瞬幸せすぎて」「死んでもいいって思った」「死んでもらっちゃ困るなぁ」「これからずっと一緒にいるんだから」解き放たれたさわちゃん先輩は無敵モードですなぁ。これ、前提が嘘っていうのさえなければ最高なのにねぇ。
・「じゃあ手始めに」「「先輩」から禁止しようかな」呼び方は以前にも俎上に載ってましたがここで真っ先に再燃するあたりこだわりは強いようですね。まぁ、強くて当然という話でもありますが。
・「さわ、」「って呼んで」耳元で囁かれたいセリフですね。
・「さわ‥‥さん?」「やっぱ変な感じ 先輩でいいや」「自分で言ったくせに」いちゃいちゃしてるなぁ。吹っ切れた感ありますね。やっぱり我慢してたんだなぁ。
・唇より正直な胃袋。
・甲斐甲斐しく朝食を用意してくれるさわちゃん先輩。ささっと用意しているところがお料理上手感。割烹着も板についてます。
・『‥‥ああでも』『このままなし崩し的に結婚しちゃうってのもそれはそれでアリだったり』内心の悪魔が囁いてるなぁ。この誘惑はかなり強力で凶悪だが打ち勝てるのか青年。
・「‥‥あのさ」「ひとつ訊いてもいい?」「プロポーズはどっちからだったの?」「それってどんな言葉だったの?」いつもの自分語りですいません。これを読んで思い出したんですが、我が家のプロポーズって明確なものがなくて気づいたら結婚することになってました。照れ隠しとかではなく、本当のお話です。
・以下回想シーン。ジョッキもお皿も綺麗に空けてから寝るあたりがしっかりものっぽくていいです。
・ドッキリとか日頃の意趣返しとか色々自分に言い訳しているのは実によわよわだな青年。
・罪悪感を踏み越えて計画実行。以上回想シーンでした。
・「‥‥怒らないで聞いてくださいね」「今日のこれは」「全部ウソです」まぁ、この辺りが潮時ですね。
・「よかった〜!」ぐっさりいってるけど、傷つく資格はないぞ青年。フォローも耳に入らないくらいダメージ入ってるけど仕掛けた以上どんな言葉も甘んじて受けなさいな。
・「プロポーズっていう一生モノのイベントも忘れちゃうなんて」「さすがに私自分のこと許せなくなっちゃうところだったなと思ってさ」楽しみにしていて大事に思っていたことがひしひしと伝わってきますね。実際にプロポーズイベントが発生した場合は克明に覚えて一生忘れないんでしょうね。
・なお我が家は『プロポーズどんなんやったっけ?』『んー、ちゃんとしたのってなかった気ぃするなぁ。なんか気ぃついたら結婚することになってて』『せやったっけ?‥‥せやったな』とまぁ、こんな感じです。まぁ、人それぞれです。
・「エイプリルフールのウソってその後叶わなくなるって聞いたことあるけど」イタズラゴコロの代償は大きかった模様。青年、死刑宣告されたのかいっていうくらいの凍りついた顔してますけど、まぁ彼にとっては似たようなものか。
・「そーんな暗い顔するなよう!」迷信は打破できますからな。
・「あっ じゃあ今日の記念にこの指輪もらっとこうかな〜」からの「あーあ 今度はおもちゃじゃないやつがほしいな〜」が完璧です。さわちゃん無双です。この流れで「今度はウソじゃないプロポーズしていいですか」って言えない青年よ。



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・え?設定集にも感想を?できらぁ!
・というわけで書いて参ります。ついて来られるという方だけお付き合いください。
・私が青年呼びしている篠崎聡太くん、25〜26歳ですか。社会人3〜4年目ですね。ようやく社内の右左もわかってきはじめて、という頃合い。まぁ、社内恋愛に対する是非はともかくとしてそういう余裕も生まれる頃合いです。
・表情筋死んでるスカした後輩というのはそんなこともあったねぇとしみじみ振り返るレベルになりました。
・愛知県名古屋市出身ですか。一度彼が名古屋弁喋っているところも見てみたいものです。意識してその辺押さえ込んでるっぽいので難しそうですが。
・私は物心つく前から山本正之先生の楽曲を聞いて育った人間なので名古屋には大変親しみがありますが語り出すとキリがないのでやめておきます。
・髪型シリーズのビーチを見ると「あれ?思ったよりおでこ広い?」って思いました。
・ちょっとしたお育ちの良さは端々に感じておりました。だからこそ桜井なる人物に言われ放題なんだろうなあ、とも。
・だいたいのことは要領よく乗り越えてきたというのもよくわかります。あまり苦労してこなかったからこそ醸成される人格というものがありますので。
・一方で制服系コスプレが性癖というのもここまで多々描写されてきましたが。それは一体どこで醸成されたものなのか。
・上記については生々しい話になるで区切りをつけてから書きますね。
・青年らしい、無駄のないシンプルなご自宅。
・続いて私がさわちゃん先輩呼びしている瀬川佐和さん、27〜28歳くらいということで。アラサーですなアラサー。
・何度か書きましたが私の高校時代の想い人と同じ名前なのです。なので素直にそのままは書きづらくてさわちゃん先輩呼びしているという部分が少なからずございます。お前何年引きずる気だと思われるかも知れませんが多分一生引きずります。
・長野県のご出身とのことで。長野も結構広いですが、りんご農家という設定と相まって個人的には長野電鉄沿線、須坂や中野あたりをイメージしております。
・胸が連載進むうちに自然と大きくなるのはまぁ、仕方ないですね。ええ。いろんな作品で起きていたことです。
・自己イメージと実際の乖離は誰でもあるものですが、さわちゃん先輩の場合はちょっとばかり極端なようですね。
・髪型、ここには載ってませんがお花見の時の三つ編みが好きでした。
・地味っ子がたまにするお洒落は刺さりますよね、ええ。軍師の面目躍如。
・青年との出会いで酒量が減ったのはいいことです。でも飲んでるところも可愛くて好きです。抑圧された本音がダダ漏れたりして。
・恋愛経験値ゼロなのはまぁ、はい。見ればわかりますね。
・その分青年が手練だったはずなんですが。ゼロ同士かな?と思うことがたまにあります。
・8個上の兄が重症のシスコン。第1話で既に父親からは「よろしくお願いします」宣言されているのでラスボスは兄ということになりますでしょうか。
・めんどくせ〜女に爆笑。まぁでも過去にも書きましたが恋愛の相手にした瞬間から大体異性というのは面倒くさくなりますね。さわちゃん先輩は段違いですけど。
・ご自宅は青年の部屋より若干狭い感じですね。
・相関図、部長と瞳子先輩の名字はここが初出ではないでしょうか。蔵本とおっしゃるのですね。
・かづき&かおるコンビもいい味出してますよね。
・プロトタイプは悲恋だったんですねぇ。これはこれで物語だと思いますが、今となってはこうならなくてよかったです。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。



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今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
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四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
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