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ふさ千明のおたネタ日記

漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。

ここだけの話 第6話 距離の話 感想

※標題作品はこちらからお読みいただけます。

・湯上がりの青年。これ、ヒロインが見たがるんじゃないかなぁ‥って思ったんですよ。そしたら「やほー!」ですよ。読んでて思考読まれたようで変な声出てしまいました。
・オンライン飲み会で開始前から出来上がってる人いたなぁ‥‥。というかこの人ら当然のように2人きりですよオンラインでも。お前らはよ付き合え(1回め)
・「だいたい飲み会つっても飲めるの自分だけじゃないっスか」まぁ、それいつものことなんですけどね。
・「いやあ」「そうしてると聡太くんいつもより幼く見えるねえ」なんでそんなに嬉しそうなんですか。
・「先輩は」「まあ 驚くほど変わんないスね」「なにをぉう」「オフ感がセクシーですねとか言え!」言って欲しかったんですね先輩。褒めて欲しかったんですね先輩。頑張って鎖骨までは出したんですね先輩。あと、ここで明記されましたので以後ヒロインを先輩と表記します。
・「酔っぱらいの後始末は必要ないけど」「やっぱ俺にはこれ物足りないっス」顔を見て声を聴き、余計に募るものもある。
・「うまい鱧の食えるとこがあるんスけど」「先輩の奢りなら今度飲みに行ってもいいっスよ」いい店知ってるな青年。高そうだけど。でも先に寝落ちして結局青年が払っている未来が見える。

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ここだけの話 第5話 服の話 感想

※標題作品はこちらからお読みいただけます。

・当然のように2人で焼き鳥屋にいる。片方下戸だけどまだ焼き鳥屋は居やすい。
・「これなに」悪いインターネット!悪いインターネットじゃないか!そりゃむせますよこんなもの見せられたら。
・「そうたくんには効き目ある?」ここで青年のお名前が出ましたがもう私の中で「青年」なのでこのまま行きます。ヒロインについては名前が出た時点で私の中で馴染んだ表記に改めます(オタク特有の妙なこだわり)。
・それはさておき。セーラー服ですか青年。いい趣味だな青年。5話にして早くも業の深さが出てしまった青年。何がすごいってこの青年シラフですからね。
・そらもうパァンしますわな。
・「よくわかんないけど私にも着られるのかな?」多分資格とか免許とかはいらないと思いますけど人前で着ないようにしましょうね。
・「金太郎の腹掛けが関の山ですよ」「なんだとう」だって『そんなものよりもセーラー服着てくださいセーラー服。なんでもしますから』とは言えないじゃないですか。

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ここだけの話 第4話 オン・ザ・ビーチの話 感想

※標題作品はこちらからお読みいただけます。


・浜辺でBBQ。こんな夏、我は知らぬ。
・「私取りに行ってきますけど他なにか要ります?」「じゃ俺荷物持ちに」当然のように一緒に行動してますけど、これはまだ気が利くだけなのかなぁ‥。それとも。
・「先輩ってどこまでも普通だなと思って‥‥」普通というのは白ごはんみたいなもので『帰れる場所』なんですよ。
・「なんだよう お姉さんの水着が見たかったのかよう」嬉しそうですなお姉さん。
・「なんのために一枚多く羽織ってきたのか」で、このミスター取り越し苦労はどんな水着を想像したのかな?
・「そういう君のために実は‥‥」君のためにって言っちゃってるんですよねぇ、ここ。敏腕刑事ならぬ青年は気づいたのか気づかなかったのか、直後のアクシデントにより不明のままとなります。
・水鉄砲の人、ちゃんと謝れるだけ偉いかもなぁ。
・黒ビキニ。張り切ったなぁ。ずいぶんと張り切ったなぁ。
・「よし。」表情見えないけど満足げですよね絶対。得意げかも知れない。
・「俺が大丈夫じゃないので」見てしまうから大丈夫じゃないのか、別の誰かに見られるのが大丈夫じゃないのか。なんにしても取り越し苦労じゃなくなって良かったのか悪かったのか。
・「へへへ」「純情オンザビーチだねって話さ」純情はどっちだ、という話もであります。どっちもかな?

 作者ご本人のあとがきは今回から当面の間ありません。

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ここだけの話 第3話 麦茶の話 感想

※標題作品はこちらからお読みいただけます。

・うだる暑さにペットボトルアタックは効きますねぇ。一番効くのは首筋。こんなふうにじゃれつかれるのも嬉しいものです。
・開いた胸元もさることながら、そこに滑り込みそうな汗一滴がとてもとても目を惹きます。そりゃもう覗き見くらいしますわな。なぁ青年。
・「決まった?」「いえ!なにも!!」話なんか頭に入らないよねぇ、うんうん。
・麦茶顔って。顔って。まぁ、汗かいて帰ってきた人にミネラル補充して欲しいだけでしょうけど。なかなかそうは言えないものですし。そういうことにしておきましょうか。
・「あとでアイスでも買いに行こうね」こんな笑顔で誘ってくれる人がいるだけでこの青年は幸せ者だと思うんですよ。ええ。
・「あでも晩酌のアテ買うほうがいいかな?」「風情!!」遠回しに夕飯一緒に食べようって誘っているんだぞ青年。気づけ青年。そういうとこやぞ。

 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 第82話 お城の話 感想

※標題作品はこちらからお読みいただけます。

 予定していなかったんですが急遽書くことにしました。これをずっと後まで書かないとか無理です。

・一コマめからしてもう破壊力が抜群なわけですよ。酔っ払って青年と腕組んでご満悦で。小さなコマなのにさわちゃん先輩が心底幸せそうなのがビンビンと伝わってきて砂糖を吐きそうです。
・「私」「あのお城入ってみたい♡」Macで打ってるんで表示されるかわかりませんが最後ハートマークです。ハートマークですよ、ええ。かわいいがすぎる。
・「‥‥本気で言ってる???」もうそういう関係なんだから別に何もおかしくないというのにまだこの青年は。
・「だいたいこんな遅い時間にやってないか」「いやむしろこの時間からが本番というか‥」勝手に『本番』をそういう意味にとって親父ギャグか青年!と思ってしまったのは私ですすみません。
・ラブホを知らないさわちゃん先輩最高。最高すぎますよ。こんなピュアな人をあそこまで追い詰めてしまった青年の罪を数えましょうか。
・青年また悩んでる。もっと喜べ、浮かれろ。
・「ベッドー おっきー ふかふかー」けたけたと笑うこの表情、解放感に満ちてますねぇ。まぁ、これ見ると邪念を持ちづらいというのもわかりますがね、青年。
・おふろのおさそい。いやもうほんとにこの人だけは。
・泡風呂だ!結構お高い部屋ですな。というわけで一緒に入浴の実績解除。
・おっぱいがうきます。大事なことなのでもう一度書きますがおっぱいが!うきます!
・無邪気なさわちゃん先輩と邪念渦巻く青年の対比。気持ちはわかるけど、あんなことがあってもまだ遠慮しちゃうのなお前!
・バスローブが似合うな青年。
・おっきいテレビつけたらどうなっていたかが非常に気になります。
・「一生のお願いがあります」それプロポーズの時に使うやつじゃないのか。今なのか青年。
・セーラー服!セーラー服!ありがとうございます!ありがとうございます!これは確かに一生のお願い使う価値あるかも知れない。というわけでもうひとつ実績解除。
・「それで?これ着てなにしたらいいの?」優しいなぁ。
・「一枚だけ写真ください 宝物にするので」「‥‥それだけ?」「ほんとうにそれだけでいいの?」それだけって言っちゃうの心広すぎませんか?普通はダメって言うよ?(言われた人)
・「当たり前です イエスコスプレノータッチ」「キャストに触れるとかもってのほか」読み返すたんびにここで笑ってしまうんですが。こいつこれでシラフなんですよ信じられますか。あとキャストって言うなキャストって。
・頑なにおうたをうたわない青年。
・「あ!自販機さんある!」自販機さんっていう言い方可愛すぎる。まぁ、その自販機さんで売ってるものが可愛くないんですけども。
・「本当にわかってないなら教えてあげますけど」大変貴重なバスローブ壁ドン。
・「ここラブホ」「男と女が一緒に入ったら」「やることなんてひとつだよ」絵面が大変犯罪的でよろしい。実によろしい。
・ここで電池切れ。まぁ、もったほうですが。よく我慢できるな青年。まぁ、長年鍛えられた結果なんでしょうけども。
・「その‥」「昨日の夜そうたくんとちょっとお城ではしゃぎすぎて」この表情エロ可愛いすぎませんか。私ならむしろこっちの写真が欲しくなります。
・「でも途中で寝ちゃってあんまりよく覚えてないから」「また行こ‥? ね?」次は土日の昼間にフリータイムですかねぇ。

 以上です。いやもういつも感謝してますが前回と今回は特に感謝の念を強くしております。大変素晴らしゅうございました。ありがとうございました。 

 作者ご本人の後書きはこちらからどうぞ。

 83話の感想をお読みになる方はこちらへどうぞ。

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ここだけの話 第2話 ブライダルごっこの話 感想

※標題作品はこちらからお読みいただけます。

・1話との温度差で風邪引きそうなくらい秀麗なカラーイラスト2枚から始まります。実になんとも眼福ですが、視線の先にあの青年がいることを考えると、ごっこ遊びという前提だから向けられる物なのだろうなぁとか色々深読みをしてしまいます。
・「本番はいつになるかわかんないからいい経験になったよ」「まあそもそも本番があるとも限りませんしよかったスね」まぁ、我が家みたいに入籍だけで式やらない家も増えてますしねぇ。希望するなら叶えてくれそうな人が隣に居ますけど。
・「君はタキシードのほうが‥」「誰が俺の話だって言ったよ」うーんこの夫婦漫才。
・「私 あれやりたいなシャンパンタワー!」馬車に乗ったりゴンドラで降りてきたりしてもいいんですよ?希望するなら(ry
・『※付き合ってません』ここ試験に出ます。

作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 第1話 なべする話 感想

おきた/化石(沖田 葦織)先生の描かれる「ここだけの話」シリーズが好きすぎるあまり先日唐突に81話の感想を書いてみましたが、やはり1話から順番に感想を書いてしかるべきだろうなと思い至りましたのでスタートさせました。長い道のりになるとは思いますが順次書かせていただきたいと思います。お付き合いいただけましたら幸いです。
 ただ、先日のようなほぼ全コマ感想は流石にどうかと思いましたのでまずは箇条書き形式でやってみます。

 今回取り上げさせていただくここだけの話第1話「なべする話」は左記リンク先からお読みいただけます。どうぞご覧くださった上で以下をお読みください。


・鍋と書いてさけと読むヒロイン。しかもよだれつき。この1コマがとてもキャッチーでキュート。
・「このあいだ実家から土鍋がきてさ」「うちでやろうよ」土鍋がくるのは実家のスタンスと評価をよく表していると思います。
・「ひとりじゃ食べきれなくて‥‥」白菜を大量に消費するのは意外と難しい物ですが、手段にもう少し手心というかなんというか。
・割烹着がよくお似合い。なんならスーツよりもよほど似合う。
・怒涛のお説教に説得力しかない。
・「ふつつかな娘ではございますが」この定型句が謙遜ではない疑惑。
・「ごめんね白菜は頼んだ ワインはまかせて!」「チクショー!そういうとこ!そういうとこだよ よろしくお願いされてんの!」親娘間の相互理解は深い模様で何よりです。なお生贄。
・「でもちゃんと料理とかできたんスね」「てっきり酒飲むしか能のないポンコツだと」鍋だけでこの評価向上ということは、元がどれだけ低かったか察するに余りあるというものです。
・向ける視線と逸らす視線。こういうの私大好物です。目は口ほどに物を言う。
・「なんでもないですぅ」なんでもない人がすることじゃないなぁ。
・綺麗な寝落ち。芸術点が高い。
・『同僚とはいえ俺だって男なんですが危機感ゼロか!!』まぁ、ムカついていいよ青年。
・「どうも気が緩んじゃうというか 甘えちゃうというか」「君といるとたのしくてだめだぁ」「そんなんだから親父さんに怒られるんスよ」KO出来てもおかしくないくらいのいいパンチだったんですけどね。上手く躱されてしまいましたなぁ。
・しかし、漏れるため息が意味するところは……。
・「は〜〜〜〜〜っ‥‥」こらえていたものは言葉か、気持ちか、行動か。いずれにせよ、へたり込むほどの重さが青年の中にあるのは間違いのないところだと感じました。


 以上になります。久々に読み返しましたが、このふたりの近くて遠い距離感が実に良いですね。

作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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ここだけの話 第81話 大事な話 感想

X(旧Twitter)上で作者の方に「全コマ感想書きたいくらいこのお話が好きです」と言ったら「読みたい」とのお言葉をいただきましたので急遽書くことにいたしました。流石に全部はやめておきますが、ほぼ全部になると思います。
 その回というのはこちらからお読みいただけます。

 P1
 2コマ目 これから恋人が自分に抱かれるために来るというのに浮き立っていないのが実にいいです。ただでさえ「好きな人の初めて」は怖いものなのに、経緯からしても浮き立つどころではないという。
 3コマ目 回想コマですが、たぶん主人公(以下青年と表記)はこのセリフが重く響いているんでしょうねぇ。本来なら甘やかな響きを持って然るべきなのに。
 4コマ目 この間が好きです。読み手に想像の翼を広げさせるコマが今回いくつもあるんですが、その最初がここですね。
 5コマ目 緊張感があるから反応も速いという。
 P2
 1~2コマ目 ヒロイン(以下さわちゃん先輩)登場。こちらも緊張を含みつつ、少しの期待感も見てとれるのは私だけでしょうか。あと、着飾らない程度にかわいい服着て来るさわちゃん先輩とざっくりにも程がある服な青年との対比にはこれから起こるであろう出来事に対する心境の違いが見てとれて面白いです。
 3コマ目 ちゃんと飲み物に氷を入れるあたりの気の利き方は普段どおり。でも、そのあともお盆に乗せたままなのが「それどころではない感」を映し出してますね。
 4~6コマ目 共にお詫びから入るのはお互いがお互いを想いあっているから、と感じました。沈黙は相手の言葉をかみしめているのか、それとも自分が言うべき言葉を確認しなおしているのかな、とも。あと、ちゃんとさわちゃん先輩を上座に座らせるところに青年の受けた躾の良さが見えます。
 P3
 このページはやり取りの流れ上、コマごとではなくページ総体として書きます。手を握る青年と、開いているさわちゃん先輩の対比が面白いですね。落ち着いているのはどちらなのかよくわかります。
 あと、青年がここで言う「俺たちのペース」などというものに具体的なビジョンがなかったことはこれまでのお話で明々白々なので読んでいて「ああ、まだこんなこと言ってる」と思いました。
 そして「そうたくんはさ」「私のことえっちな目で見てる?」って言われて今さら慌てる青年は覚悟が足らないなぁ、とも。
 P4
 1コマ目 ここで自信を持ってではなく後ろめたく答えちゃうのが青年の青年たるゆえん。ずっとこの罪悪感と戦ってきたのは過去のお話を読んで重々承知とはいえ。この期に及んでまだそんな感じなのかという思いもありますね。
 2コマ目 デリケートな話題ゆえに気づかって話す姿がけなげでかわいいですね。
 4コマ目 ここの距離は互いの心の距離を表しているように映りました。
 5コマ目 「相談もないまま」というのが重要で。結局青年は「俺たちのペース」などと言いながら具体的な相談をしてこなかった=進める気がなかったことを指摘されてしまいます。

 このページで総じて言えることとして。大事にするとは何なのか、という問いかけをするさわちゃん先輩の瞳には怒りも嘆きも悲しみもなく。ただただ純粋でまっすぐで。彼女なりにこの問題についてじっくりと考え、答えを携えてきたんだな、ということが見てとれます。
 P5
 1コマ目 実に冷静な指摘なんですよ。ちゃんと覚えててちゃんと振り返って分析しているわけです。
 2コマ目 対して「あ‥そうか‥」とか言ってしまっている青年よ。本当にこの問題から逃げ回っていたのだな、と。
 3コマ目 その逃避すらも想定済みなんでしょうね。さわちゃん先輩はここで一番言いたかったことを切り出します。
 P6
 1~2コマ目 片務的であった不自然な関係への指摘。まぁ、好きな人に対して格好つけたいのはわかるんですけどね。
 3コマ目 時々さわちゃん先輩男前発言しますよね。
 4コマ目 ちゃんと「怖かった」とも言うのがまた偉い。逃げられたくないからとウソをついたりしないのが本当に偉い。
 5コマ目 この期に及んでまだ「でも」と言う。流石に仏のさわちゃん先輩でもそれは許さないわけですよ、ええ。
 P7
 拙作で「何か大事なものを手に入れるには必ず痛みを伴うってこと。あたしは知ってるし、お前だって知ってるだろ?」と書いたことがありますが。傷つけないことだけが愛情ではないというセリフを言って欲しいなと思っていたのでこのページは本当にグッときます。。
 P8
 3~4コマ目 一生見ていられるこの表情。慈愛に満ちていて、そこはかとなくエロスが漂っていて。満点です、満点。そら青年もきゅんときますよ。「私の恋人はそうたくんしかいないんだもん」「そうたくんがいいの」ですよ?甘い。前回のことがあるからこそしっかりと甘い。
 P9 
 1コマ目 なんだかんだ青年は経験を積んでいるのだな、ということが良くわかります。手の添え方がとてもこう、手練れのソレ。
 2コマ目 さわちゃん先輩の手の位置がとってもえっちで良いです。ほかにどこ置くねんという話ではあるんですが、身を任せている感が強くて好きです。
 4コマ目 感触を反芻しているんですよねぇ、ここ。
 5コマ目 嬉しそうだな青年。
 6コマ目 そしてさわちゃん先輩はもっと嬉しそう。「ちょっと」とか言ってるけどそこは恥じらいということで。
 P10
 2コマ目 描写されていないので想像の翼を広げますが。この時ブラジャーはつけてたんでしょうか?揉んでいる感じにノーブラ感があります。だとしたら準備万端にもほどがありますよさわちゃん先輩。
 3コマ目 切なそうに誘うのいいですね。こうなるのを、この時をずっとずっと待ってたんでしょうねぇ。
 4コマ目 なのにまだ「あんまり煽んないで」などと言う青年。お前なぁ‥‥。
 P11
 「ぜんぶあげる」で終わって、あとのことすべてを読者側にゆだねるのが最高ですよ。R18小説書いている人間がこんなことを言う資格はありませんが、秘すればこそ花。
 P12
 1コマ目 そそくさとズボン穿いてるところがとっても青年らしくて笑ってしまいました。
 2~3コマ目 一人反省会。まぁ、たっぷり反省したまえよ、と。
 P13 
「ばかだな ホントにばかだ 俺」青年やっと気づいた。しかし過ちて改めるに如くはなし。
 P14
 1コマ目 書き文字の「こいつ」に爆笑。矢印と活字とで何重にも強調されてしまう青年の青年。
 2コマ目 自然と頭を撫でるしぐさがいいですね。愛情あふれる姿で。
 3~4コマ目 身体が離れた瞬間目を覚ますのめっちゃ好きです。すみません敢えて自分語りをしますが我が身にも覚えがあります。こういう姿を見ると愛おしさもストップ高ですよ。
 あと青年の声裏返ってそう。と言うかビビりすぎ。
 P15
 1コマ目 さわちゃん先輩のおしりがとってもとってもえっちで眼福でございました。
 3コマ目 ここの不安げな表情が堪らない。
 4コマ目 「心配しなくてもめちゃめちゃよかったです」と言いながら額に口づけるあたり女慣れしてるなぁ、と。
 5コマ目 目をそらして距離を取るとさわちゃん先輩不安になるじゃろが。
 P16
 1コマ目 「愚息」言い方古風。それこそR18小説書くときに一人称だとどう言わせるかで毎回悩む部分ではありますが。
 2コマ目 「やっぱりもの足りなかったんだ!」やっぱりってあたり、なにがしかを予習してきたのが読み取れますね。えっちでいいです。すごくいいです。
 3コマ目 青年、ようやくさわちゃん先輩がエロすぎると白状しました。ここまで長かったなぁ。
 4コマ目 照れつつもちょっと嬉しそうなのがほほえましい。
 P17
 1コマ目 かわいい。もうすべてがかわいい。
 2コマ目 こんな風に誘われたいものです。
 3~6コマ目 悩んだ末にちゃんと「したいです」と言えて偉い。もう隠すんじゃないぞ。
 7コマ目 さわちゃん先輩からおほめの言葉。見栄っ張りの青年をよく知るだけに、その言葉にどれほど勇気が必要だったか重々承知なんでしょうねぇ。
 P18
 1コマ目 息も絶え絶え。何回したんだろう。 
 3コマ目 「いっぱいきもちよかった」えっちがすぎる。この表情も好きです。嬉しそうで幸せそうで。ここまでの道のりはこのためにあったのかというくらい好きです。
 4コマ目 「わたしえっちなこなのかな‥」お気づきになられましたか。
 P19
 1コマ目 「俺はえっちな先輩いいと思う」異議なし。
 2コマ目 初期のほうで無表情な青年を笑わせようとして失敗するエピソードありましたけど、たぶんさわちゃん先輩がずっと見たかった表情これなんだろうなぁって。可愛げがあってとても良いです。
 3コマ目 「かわいい」「好き」「大好き」万感の思いがこもってます。
 P20
 1コマ目 本当に。受け入れてくれるというのが一番の幸せだと思うんですよ。それに対しては「ありがとう」が一番ふさわしい言葉だと思います。
 2コマ目 欲しいもの全部手に入れました、の顔。
 3コマ目 プロポーズは、それはそれで段取りつけてカッコつけてちゃんとしたいんだろうなぁ青年。

 以上です。総論的な感想もあるっちゃあるんですが流石に今はやめておきます。
 おきたいおり先生、最高のお話を本当にありがとうございました。


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

 82話の感想をお読みになる方はこちらへどうぞ。

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「ここだけの話」という作品について

久々にどうしても感想を書かずにはいられない作品に出会いましたのでこちらを一時復活させます。
 本作はpixivのほかジャンプルーキーにも掲載されている漫画です。
 かいつまんで紹介いたしますと、飲んべの先輩女性瀬川佐和と下戸の後輩男性篠崎聡太が織りなす、一見すると中学~高校みたいで実はそうでもないという、社会人ラブコメです。
 先輩女性の名前が私の高校時代の想い人と同じだというのと後輩男性が私と同じ下戸というのに惹かれて読み始めたんですが。これがどうにもハマってしまいまして。自分の来し方と重なる部分があれこれあるのも原因なんでしょうけども。大人なのに中高生みたいな清い関係のまま進むラブコメは当世それなりに数を増やしておりますが、中でも一番のお気に入りになりました。
 基本的には佐和ちゃん先輩に振り回される青年聡太くんを愛でるスタイルですが、なんでもない日々をふたりらしく積み重ねる日常回もじんわりと味わい深いです。
 そうしていくうちに想いを寄せて、すれ違って、また重なって……というじれったくもこの2人らしい道行きを進んでいきます。
 もし興味を持ってくださいましたらpixiv上で無料でほぼ全て読めますのでお目通しください(pixivアカウントがなくてもこちらからお読みいただけます)。単なる惚れた腫れたではない、人生の苦い部分をちゃんを噛み締めてなおその先に滋味深い幸せの待つ作品です。
 お気に召していただければ幸いです。同人誌も現在5巻まで刊行されております。書き下ろしが絶品なので出来ればこちらも読んでいただきたいですね。5巻の書き下ろし部分は特に最高すぎていつまででも語れそうです。購入はこちらからどうぞ。

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水星の魔女第19話におけるシャディク・ゼネリの気持ち悪さに対する気持ちの悪い考察

以下はTwitterで@HusachiakiR18にて投稿したものの自己まとめです。ブログ用に多少文章を手直ししております。

 さて。今回は水星の魔女第19話におけるシャディクの気持ち悪さについて少し書いてみます。個人的な印象と分析なので的外れでしたらご容赦ください。
 彼に同情の余地があるとすればその生い立ちから自分を誇大に見せ続け期待を集め続けなければならなかったということですが、残念ながらそれが今回全て悪い方に出ました。
 シャディク・ゼネリはアーシアンでも別格の成功者です。せっかく手に入れたサクセスを台無しにはできないわけです。しかしその成功は脆く崩れやすいものでもあります。養父に見限られればそこまでで終わってしまう儚いものです。ゆえにその成功を維持し続けるためにはなんでも知っていてなんでもできるように見せ続けなければならない。
 そんな、一度の失敗が致命傷になるかも知れない立場の彼には酷な話かも知れませんが、気持ち悪いものは気持ち悪いので色々と書いていきます。
 ミオリネの隣というシャディクにとって公私共に垂涎であったはずの地位は一方で全てを失わせるリスクの高いものです。一度たりともグエルに挑まなかったのも敗れて養父から見放されるリスクを考慮したものだと推察します。
 そういう前提に立って今回の挙動を振り返りますと。自分が誰よりもミオリネを理解して大切に思っているという態度をとっていますが。彼はそうする資格を既に失っている自覚がありません。ここがまず気持ち悪い。
 自己保身に走りつつ、自らが直接ミオリネに対する責も負わず。安全地帯から他責だけを行う。まぁ、気持ち悪いですよね。


 そしてここからは完全に私の邪推ですが。今回の「汚したな」発言で再認識したのはシャディクにとってミオリネは崇拝対象だったんだろうなという事です。「守れなかったな」ではなく「汚した」という表現はそういう感情の発露だと読み解きました。
 生身の人間としてのミオリネ・レンブランではなく偶像として見ていたから隣に立ってその偶像が壊れてしまう事を恐れ、また自らの手で傷つけ壊してしまうことも恐れていた。彼の本音は「俺のものにも誰のものにならないでくれ」だったんでしょうな。
 憧れというものは少年が成長していく中で乗り越えるべき壁なのですが。上述のとおりそうするにはシャディクは守るべきものが多すぎました。それらを失うリスクを取らず、そして心の中の偶像を守るにはこれまでのように達観した態度が都合が良かったわけです。
 グエルは自分にないものを持っている者同士としてミオリネを諦める言い訳にはちょうど良い組み合わせだったわけです。で、自分のせいでこうなったことを無視して「汚したな」と責めた裏には「俺に無いものを持っていた癖に」という歪みがあるわけです。
 なんだか取り止めがなくなって来ましたが。鬱屈した感情と女性を必要以上に神格化し憧憬を抱く姿が混ざり合ってあの特有の気持ち悪さを生み出したものと考察します。
 以上、益体もない考察にお付き合いいただきありがとうございました。
 久々にこういうものをやってみましたが、なかなかに楽しいです。一方でこれやっていると小説が書けなくなるので程々にしておきます。

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