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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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※標題の作品はこちらからお読みいただけます。

・桜吹雪と後悔と。まぁでもやらぬ後悔よりやる後悔。だって、言わないまま離れ離れになっていたかも知れないって考えたら‥‥ねぇ。
・「あ‥」「えと‥」「‥ごめん」「あっ!」「いや違うの」「ちが‥」「‥‥っ」「‥‥時間をください」こ、この反応はキツい。キツいし辛い。ここだけ見たら何をどうやっても脈がない人のとる行動だものなぁ。
・飲みかけのワインは料理酒にするのが定番だけどノンアルコールの場合はどうなんでしょうな。
・さわちゃん先輩の困った様な笑顔がさらにダメージを増していく。
・『これはやってしまったのでは?』まぁ、そうだね。でも、あのままではいられなかった以上ベストではなかったけれどもベターではあったと思うなぁ。少なくとも座して待つだけより遥かに良かったかと。
・野上さん登場。自己紹介される前に先輩社員のネームプレート掴んじゃうあたりアグレッシブな子ですな。
・「そうたセンパイ♡」って言われて喜ぶ様な男じゃないのはわかってましたが。助けを求めてさわちゃん先輩のほうを見ちゃうあたりは。切ないねぇ。
・合わない視線に、寂しそうな瞳。
・「質問とかあればどうぞ」「そうですねえ」「そうたセンパイはぁ」「彼女とかいますか」うわぁ。この上ない『学生気分の抜けないなんとやら』ですねぇ。すげぇ。そら青年も「は?」ってなります。
・プチ歓迎会の話が出た瞬間そそくさと逃げようとしている青年。気持ちはわかる。
・「篠崎は行くとして〜」「はァ!?」「行かねーよ」ですよねぇ。本来は指導係として行くべきなんでしょうけども。これは私でも行きたくないなぁ。青年に同情する。
・さわちゃん先輩欠席。優しく困っている表情、見ているのが辛い。
・逃げられなかったのか、はたまた逃げる気が失せたのか。青年は出席。
・「じゃあわたしが酔っ払っちゃったら介抱してくださいねっ」「絶対にいやですが」そのポジションは既に先約があるのだお嬢さん。
・「あっ」「よかった」「繋がった!」このよかったに籠っている感情を思うと本当によかったなって言ってあげたくなります。
・『うん どした?』「どうした‥っていうか」「誰かさんのがどうかしてるんで気になってるんですけど」『ごめん‥』ああ。そこは『ごめん』なんですね。そこで『だってそうたくんがあんなことするから』ではないんですね。
・「‥あの」「今から店抜けるんで少しだけ時間もらえませんか」「家‥だとちょっとアレなんで公園とかで待ち合わせるっていうのは」『ん‥』『わかった』多分私と青年、同じタイミングでほっとしてます。完全拒絶ではなくてよかったよかった。
・「そーたセンパイ!」電話終わるまで待ってたんでしょうな。そういう意味でもこの野上さんは色々と慣れている感じがします。
・「悪いけど酔ったふりならよそでやってもらえます?」「ホントに酔ってる人もっと重いんで」ベテランは言うことが違うなぁ。
・「お待たせしました」「大丈夫今来たとこ」セリフの字面だけならデートなのになぁ。
・「しばらく避けててごめんなさい‥」『やっぱり避けられてたのか‥』やっぱりも何も他に何があるんだ青年。
・「こういうこと初めてだったから一旦時間がほしかったのはほんとだけど」「いざ時間を置いてみたら余計に返事の仕方がわかんなくなっちゃって」初めてなのか。世の男ども、見る目がないな。
・「初めて?」「つまり今まで誰かと付き合ったことがなかったから困ってたってこと?」「うん」「じゃあ別に俺がイヤだったとかいうわけではないってこと?」「う うん」2度目の返事がちょっと言い淀んでいるのは若干気になりますね。
・「いやそりゃ返事ももらえないし避けられてるしで俺でなくても凹むでしょ」「うっ‥」それはそう。間違いなく、そう。ダメならダメでバッサリ切るのも思いやりというもので(1年待った挙句濁されたことのある人)。
・「ひとまずイヤじゃなかったって聞けただけでもよかったんで」「あとはもう好きなだけ困ってくれていいですよ」「いつも俺ばっか困ってるみたいだし」「たまには誰かが俺のために困ってるっていうのも気分がいいかなって」万感の想いが集約された言葉。だって、さわちゃん先輩が困っている時間は間違いなく青年だけに向けられているものだからね。それはきっと幸せな時間。
・その背中に投げかけたかった言葉は、一体何だったんでしょうね。
・「そうたセンパイいたぁ!」君かぁ。執念深いなぁ。
・「もーっ」「彼女いないって言ったのに逢引きですか?」「まあいいですけど」そこで『彼女いたんならちゃんと言ってくれないと』じゃないのは本当にアグレッシブ。『まぁいいですけど』って。メンタルつよつよの民か。
・「わたしそうたセンパイのこと欲しくなっちゃったんで」「ぐずぐずしてたらもらっちゃいますから」「ね 瀬川センパイ」宣戦布告は鮮やかに。『ぐずぐずしてる』のがわかっちゃうあたり、さては野上さん全部聞いてたな?



作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

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・予定をぶっちぎって前編からそのまま感想書いております。このままのメンタルで日常生活なんて無理!と心が悲鳴をあげたので。
・ひとり、家路をゆきながらよぎるのは痛みを伴う記憶。
・『馬鹿みたいだな 勝手に期待して浮かれて』『みじめってこういうことをいうのか』重い言葉だなぁ。そう、恋に破れるっていうのは心がどこまでも寒々しくなるんだ。
・『なんだ』『ちゃんとした相手がいたのかよ』『俺は結局』『ただの友達くらいに思われてたんだろうか』こういうのは一度火がつくと止まらないもので。どこまでも自分で自分の傷を抉っていくのですよね。ええ。
・「そうたくん!」滅入る思考を切り裂き、斬り破る言葉。
・「何で追いかけてくるんですか」拗ねてる拗ねてる。
・「そりゃ誤解もしますよ」「毎日のように都合よく連れ回されて」「彼氏がいるならちゃんと教えといてもらわないと」「だからそれが誤解なんだって!」「信じてもらえるかわかんないけど」「あれ兄です!」「彼氏とかそんなんじゃ絶対ないから」信じるも何も、彼氏だったらほっぽって追いかけてこないわけで。まぁでもそんなロジックが通じる精神状態じゃないからな青年。
・「このまま話し込むわけにもいかないんで」「うちきますか」「忘れものもあることだし」もしこうならなかったら打ち捨てられることになっていたかも知れないソレは『忘れもの』に返り咲きました。
・アップルワイン。シードルの名でも知られているお酒ですね。葡萄のワインに比べて度数が低いので下戸にはありがたいお酒でした。
・こうして見ると結構兄妹似ている。
・「新商品の試作だけどよかったら一緒に食べなさいって」「干しりんごとかのドライフルーツの詰め合わせくれて」「今度一緒に飲めたらいいなって思ってたんだけど」表情の理由、判明。良かったな青年。あれはお前のためのものだったんだぞ。
・「一度くらい一緒に飲めたらたのしいかもって」「ホワイトデーにノンアルのワインと揃いのグラス‥」「高いものじゃないですけど」『一度くらい一緒に飲めたらたのしいかも』は、きっとさわちゃん先輩がずっと思ってたことかも知れない。そう思えばこれは最高のプレゼント。
・青年見栄っ張りだから最後の言葉はあまり信用ならないなぁ。
・「へへ」「すごい」「すごいうれしい」「‥ありがとう」戻ってきたふたりの時間に乾杯。
・「その」「勝手に誤解してすみませんでした」「あっ ううん」「それは私も悪いので」じゃあどうすれば良かったのかと思考実験を巡らせてみましたが、これを回避するための方法が『面倒なことになる前にとっとと付き合っておく』くらいしか浮かびませんでした。
・「酔ってないってことは 寝て起きても忘れないってことですよね」電光石火の早業。こういうところは、実に手練っぽいんですよねぇ。その青年があんだけ高校生みたいな右往左往してしまうのだから、お前どんだけさわちゃん先輩のこと好きなんだよって話ですな。
・しかし。確認してからこうしたということは。酔っている時に何かがあって、それを忘れられてしまうことが嫌だったんですね。気持ちはわかります。だって必死の思いで踏み出してどうにかこうにか彼氏彼女になったと思ったら次の日には無かったことにされたらたまらんですからね。
・一方で。失いかけて、失ったと思い込んでようやく腹を括った感もありますね。
・「好きです 佐和さんのこと」よくやった。よく言った。彼がこの一言を振り絞るためにどれだけの勇気を覚悟が必要だったかを思えば、そうしか言えません。同時にしている事はまぁ賛否両論あるでしょうけれども。彼なりの蛮勇をかき集めた結果なんでしょうな。


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・「おはよーそうたくん」「朝弱いのは高校生になっても変わらないねえ」‥すみません最初そういうプレイなのかと思ってしまいました。
・「また私のこと先輩って呼ぶの?」付き合ってるんだからちゃんとさわって呼ばないとって思ったらそうではないご様子で。
・「昔はさわちゃんさわちゃんって呼んで」「ずーっとあとついてきてかわいかったのに」「知らない知らないなにその記憶!?」そっちのほうが幸せな世界線の可能性あるかな?ないのかな?
・「あと5分‥」から『‥あれ』『逃げられた‥』ってことは過去にやって逃げられなかったんだな!こやつめ!その場面めっちゃ見てみたいです!
・ここの照れ困惑さわちゃん先輩の感情入り混じり具合が最高すぎて。
・こんな幼馴染はどれだけ徳を積んだら得られますか?人生2回分は頑張らないと無理そうですね。
・『制服の先輩を生で見たからこんな夢見てんのかな‥』だとしたら相当だぞお前。まぁ、この青年はさわちゃん先輩ご本人から『昔の話すると誰かさん妬くから』とか言われちゃうくらいなので。私も嫁さんの、知らない過去を知ってみたいという想いがないと言ったら嘘になりますが。
・『どうせ都合よく改変するならちゃんと付き合ってる設定にしとけよ』多分功徳ポイントが足らなかったんじゃないかなぁ。
・『先輩と制服デートとかあわよくばそれ以上とか‥』制服デート、現在の年齢と世界戦でも青年が誕生日プレゼント聞かれた時に土下座して頼んだらやってくれそうな気配がなきにしもあらず。というか青年、制服で『それ以上』をするための場所には入れないぞ。
・自分とこの高校の制服があんまり好きではなかったんで個人的には制服デートに憧れとかないんですけども、登下校を一緒にするほうが青春っぽくて良くないか青年。‥あー、そうか。今の彼にはそれでは物足りないか。失敬。
・「そうたくーん」「今日いっしょに帰れる?」「あ はい」「よかった」「じゃあまた放課後にね」『これっていわゆる放課後制服デートってやつ‥?』お気づきになられましたか。自分から誘ってくれて「よかった」って言ってくれるの最高すぎませんか?
・今回最高すぎるを多用しているのは文字書きとしての引き出しのなさを露呈していて本当に恥ずべきことなんですが、申し訳ないことに他の言葉が浮かびません。
・「いいよなー かわいくてけなげな年上の彼女」「彼女じゃねーんだって」『まだ』とか『残念ながら』とか『この世界線では』だったらいいんですけどね。ちょっと怖いことが浮かんじゃいました。
・「お前もいるのかよ」ここ、青年とハモりました。
・『先輩が俺の彼女じゃないってことは』『先輩が他の人を好きな可能性もあるってことで』私の危惧が青年のマイナス思考と合致してしまいました。というかさわちゃん先輩に関することは大体こうなっちゃうのなお前。どんだけ好きなんだよ。
・「もう一緒に帰るのやめよっか」我慢して我慢しきれないものが零れ落ちる表情に最高すぎる以外の評価なんかできません(開き直り)。
・「私ね」「好きな人がいて」「でもきっと私の片思いで」「そのひとは私といてもうわのそらだし」「それならこれ以上迷惑かけたくないし」こっちでも向こうでも動機が『迷惑かけたくない』なのがなぁ‥。胸を締め付けられます。
・「それにここを離れたらその人はきっと私のことなんて忘れてしまうから」「あきらめる前にせめてなにか思い出がほしいなって思ってたの」非常に高校生らしいというか。違う人生をスタートさせるために何か宝物をもらいたかったというのは、我が身にも周囲にも覚えのある話です。
・『あんだよ誰だよそいつ』『なんでこんな思いさせてんだよ‥!』『俺なら絶対にそんなこと』‥君、向こうの世界線でなにしたか、どんな表情させたのか覚えてないのかい?
・「だから」「今朝事故でも抱きしめられてうれしかった」「え‥?」目尻に涙を溜めて、溜めきれないものが零れ落ちようとしているさわちゃん先輩の痛々しくも美しい乙女の姿。
・「あっ!内緒だよ?この話はここでおしまい」「きれいに忘れてね」こうなっちゃうとね。どれだけこっちが本当の気持ちを伝えても『気を遣って言ってくれてるんだ』になっちゃうんでしょうねぇ。‥手強い。
・「ん‥?どした?」「こわいゆめみた?」夢で良かった。本当に夢で良かった。青年にとっちゃ死ぬより怖い夢だったでしょうな。
・「ちゃんと先輩だ‥」「うんうん そうたくんのだいすきなさわちゃんです」冗談めかしてとはいえ、さらっとこういう物言いができるようになったんですねぇ。
・ここ、もしかして青年泣いてたかな?まぁ泣くだけのことではあったからいいと思うよ。抱き止めてくれる人がいるありがたみを満身に感じながら泣くといい。
・「まあそのままで聞いてよ」「‥私さあ」「不思議な夢を見たんだ」あらら。そちらもですか。まぁ、同衾していると稀によくありますからな(経験あり)。
・こっちの世界線も切ないなぁ‥。うわぁってなっちゃいました。なおこちらの世界線では年齢その他は変わりないようなのでやはり制服云々は青年の願望が反映した模様。
・『あるとき そうたくんの 左手の薬指に 指輪がはまるの』うわぁ‥(2度め)。2人してなんでそんな切ない夢を見るのかと言いたくなるところですが。ここまでの長く細く曲がりくねった道のりを思えば無理もないのですかねぇ。
・お互い、目が覚めた時に夢だってわかるシチュエーションで本当によかった。もし一緒じゃなかったら、夜が明けるまでずっと不安にさらされたままでいなきゃいけませんからね。
・「世界にはきっと」「そもそも出会わなかった可能性とか」「出会っても特別な関係にならなかった可能性とか」「いろんなもしもがあって」「そういうたくさんの可能性の中から」「今こうしてそうたくんといられるっていうのは」「実はものすごい努力と奇跡の賜物なのかもね」ここまでのお話を読み通してきて、この2人よくぞここまで辿り着いたなって思わぬことはないので『今?今気づいた?』と言いたくなる一方で。今ここでそれに気づけた2人はきっと、努力と奇跡の末に好きな人が隣にいてくれるありがたみを忘れることはないのでしょうね。
・「夢の中の俺」「不甲斐ないわ見る目ないわ散々でごめん」寝起きでこういうことさらっと言える青年が心底羨ましい。
・「でも」「今ここで先輩とこうしている俺が全宇宙の俺で一番幸せだと思うから」「その幸せ確かめてもいい‥?」以前だったら意味もわからず頷いてたんでしょうが、今は意味をわかって頷けるようになりました。さわちゃん先輩の成長を感じる素敵なシーン。
・『もし ちがうどこかで 出会っても また君の 特別になりたい』これに我が未熟な語彙から付け加える言葉はありません。なので一つの和歌を引用したいと思います。

 瀬を早み 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ(崇徳院)


 作者ご本人のあとがきはこちらからどうぞ。

 85話の感想はこちらへどうぞ。

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・青年、ネットを参考にするのはいいけど、そこに正解は転がってないからな。たった1人に向けた贈り物は最大公約数じゃダメなんじゃよ。
・『何度目だっつの‥』何度でも反芻しなされ。幸せな記憶じゃないか。
・こういうのはね、過去も参考にならないのよ。結局お返しという行為自体は同じでも対象が別の人だから。
・下戸でも酒の選びようはあるんですけども、やっぱり自分で味を確認して贈りたいんでしょうな。真面目だから。真剣だから。
・「あ」そして、降りてくる天啓。
・「えっと‥」「今日の夜って空いてますか」「ちょっと渡したいものがあるんスけど」バレバレなのに形をしっかり守ってくるのが青年らしいなぁ。逆に、なんだかんだで当日までかかっちゃってるのがらしくなくて。苦戦のあとが窺えます。
・「うん いっこだけ用事あるけど」「そのあとでもよかったら」嬉しそう。めっちゃ嬉しそう。そらそうでしょうな。
・深いため息。『くっっっっっっっっそ緊張した これしきのことで』『大丈夫か俺 顔に出てなかったか』これしきじゃないよ。よくやったって自分を褒めてやれ青年。
・でもやっぱり表情固いな。
・『ホワイトデーに待ち合わせってそれは意味深すぎないか』‥いやいや、君もやぞ?というか「すぐ済むからね」が飛んじゃってますねぇ。こんな青年は実に珍しい。まるで初恋にもがく高校生のようだ。
・『何を考えているかわからないあの人のことだ』『「彼氏?」「いるよ?」とか言い出す可能性も』うーん。疑心暗鬼もここに極まれり。
・何を考えているかわからないのは確かにそうだけども。酔った後に運ばせるくらいならまだしも、クリスマスディナーを一緒に過ごしておいてそれは流石にちょっと。どこにそんなこと許す彼氏がおりますか。例え海外赴任中の超遠距離中だってそんなことはしないしさせないでしょう。でも多分こんな言葉をどれだけ突きつけたところで今の青年には無意味なことくらいは私にもわかります。
・過去を振り返れば「君といるとたのしくてだめだぁ」から始まって、これまで青年だけが受け取れた言葉がたくさんあって。それなのにこんなふうになってしまうのだから、恋は怖い。
・『何だよあの顔』『見たことないんですけど』それが誰のためのものなのか、いつもなら気付けたかも知れないですね。
・「じゃあ私」「先に出るからゆっくり来てね」ゆっくり来るくらいで済む用事なんですよね、本来。
・聞こえない会話、見えない相手の顔。疑心暗鬼が青年を更なる暗闇に叩き落とすには十分すぎる条件。
・また見たことない表情しているって、思ったのかな。思ってるっぽいですね。
・「すみません今日はなしにしましょう」「俺としたことが渡すもの家に忘れちゃったみたいなんスよね」「明日にでも渡すんで 引き止めちゃってすみませんでした」嘘が上手だし、強がりまでスタイリッシュだな。
・「俺のことはいいんでさっきの人追いかけてあげたらどうスか?」きっと、ぎりぎりのところで絞り出した言葉。どこまでもどこまでも見栄っ張り。
・「待ってよ そうたくん!」背中が煤けてるなぁ青年。もしかしたら『こんな夜は少しでも酔えたらいいのにな』とか思ってるかも知れない。
・今回は感想書いていて今までで一番メンタルキツかったです。色々とフラッシュバックしちゃって。まあそれは完全に私の自業自得なんですが。でも、今回のお話はお気に入りなので色々と振り絞って書かせていただきました。痛みを知ればこそ出てきた言葉もあるので、あの日あの時の傷に感謝します。


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・瞳子先輩によるお呼び出し。どこからどう見てもこの後屋上か体育館裏でシメられる絵面です。そらもうさわちゃん先輩も不審顔しますわな。
・「ほいじゃあ」「聞かせてみぃ」「あんたの答えを‥」場所が会議室なだけで絵面は想像とあんまり違ってなかった。
・「限定20食幻のプリンに並んできます」「なめとるんか」え?それダメなんですか?瞳子先輩厳しいなぁ。
・「だめかー!」だめみたいですよ。
・「結局消え物が無難とか考えとるけぇ あんたぁ無難な男にしかならんのよ」「すみませんね無難な男で!」仕事でもこんなダメ出し食らったことなさそう。
・「確かにホワイトデーのお返しを相談したのは俺ですけど もうちょっとこう手心というものを‥」出会い頭に威嚇とはいえパンチかます人に何を期待しているんだ青年。あと、手心云々と言われるとどうしても『シグルイ』牛股師範のあの絵が浮かんできてしまいます。
・「どうせ調べたんも消え物前提でコスメとかアクセサリーとかボディケアとか選択肢にもなかったんじゃろ」「そういうの当たりハズレがデカいしイメージと違うじゃないですか」ここの『イメージと違う』は青年自身とさわちゃん先輩どっちを指すのかな。どっちもかな。あと『ボディケア』の文字で肝臓対策サプリが浮かんでしまった私はもうダメです。違うそうじゃない。
・部長はスマートだなぁ。青年、花束は贈ってもいいと思いますけどきっと無難な花言葉のやつを選ぼうとして難渋するんだろうなぁ。隙自語で申し訳ないですが、サプライズで結構な大きさの花束贈ったら暴れん坊な猫を飼っているお家だったためお叱りを受けたことがございます。別の機会では「ウチ、花瓶ないねん」と言われて慌てて買いに行ったこともございます。花を贈る際は相手の住宅事情等に気をつけましょう。
・「あんたこういうとき もうちぃと器用なもんじゃと思いよったけど」「それは俺も思ってます」なんで既に反省会の雰囲気が漂ってるんですか。というか多分今までお返しは山程してきたのにお返しで悩んだことがなかったんじゃないですかね。追われる恋愛にありがちなパターンとして。
・「何が好きなのかとか何贈ったらよろこぶかとか」「考えれば考えるだけわからなくなって」「俺あの人のこと全然わかってないんだなって」それがわかっただけでも収穫じゃないかな。というかね。分からなかったら本人に聞く、が出来ないあたりが見栄っ張りの見栄っ張りなところで。可愛いっちゃ可愛いけど、きっといつか地雷を踏み抜くよ、それ(経験有)。
・で、張本人いるじゃん。そこにいるじゃん。
・「なんじゃのろけかアホくさ」「俺は真面目に悩んで」それが既にのろけなんじゃよ青年。
・「はは‥」「覗くつもりはなかったんだけど」まぁ、これが覗きだと気づいても立ち去らなかった時点で、ねぇ。
・全部聞かれてると分かった時点で告白していいと思うんですけどね。「お聞きのとおり、プレゼントひとつ自分で決められないくらいあなたことが大好きです」って。まぁ、それができないから青年なんですけども。
・「おおごとみたいになっちゃって」おおごとなんだよ既に。自覚しろ。
・「なんだよ青年かわいいとこあんじゃんかよー」「うわなんすかひとの気も知らないで」上手いこと空気を変えてきますねさわちゃん先輩。うっかりこの場で告白する流れになるのを避けたのかな?などと邪推をしてしまいます。実際は悩みに悩む青年の気を紛らわせたかっただけなんでしょうけども。
・「茶化してごめんね」「私のために考えすぎなくらいいっぱい考えてくれるの」「本当にありがたいしうれしいよ」こんなんされたら例えその気がなかったとしても好きになっちゃうやつですよ。況や青年においてをや。
・そもそも自分のために青年がこんなふうになっていること自体が最大のプレゼントっぽいんですけどね。それは言えませんわな。ちゃんと青年を完走させてあげることも思いやりです。
・「何くれるか」「楽しみに待ってるとするよ」結果的にさらに上がるハードル。
・「は‥」「な‥」「え?」さぁ、頑張れ青年。前途は多難だぞ。




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・タイトルを見ただけで「なんでこいつらまだ付き合ってないんだろう」と思える。思ってしまう。
・「いやあ助かったよ」「今日に限って傘持ってなくて」ラッキーでしたねさわちゃん先輩。青年が持っていて。
・「もう少し寄らないと」「肩濡れてますよ」気遣いは出来るんだよ気遣いは。そこでグッと引き寄せる度胸はないけど。
・「くっつきすぎるのもいやじゃない?」‥なんでイヤがられると思ったんですか?青年の態度が普段突慳貪だからですか?
・「これでまた風邪とか引かれても寝覚めが悪いですし」寝覚めが悪いのはキス未遂を思い出すからかな?ともあれ自分から口にできる程度にはトラウマじゃなくなったのは良いことだ。
・「さっさと送ってさっさと帰って俺はこの状況から早く脱したいっス」そういうこと言うからいやじゃない?とか聞かれるんやぞ青年。丸い卵も切り用で四角、物も言い様で角が立つ。
・「地味にくっそ恥ずかしい」そうだろうそうだろう。でも気にするほど周りは見ちゃおらんのでもっと盛大にくっつきなさい。
・「文句言うくせに気遣ってくれるの優しいなあ」青年ツンデレ男ですから。
・「どれどれうちに着いたらお茶をいれてあげようね」妙齢なのになぜかたまにそうやって物言いがおばあちゃんみたいになりますよね。そこがすごく可愛いんですけどどうしたらいいですか。
・「‥っと」「寄ってくださいっつってんのに」そうそう。それそれ。こういうところは女性に対して手慣れた感じがするのになぁ。ダメなところはとことんダメなのはなぜだい青年。
・「酔ってないときにこんな近くにいるの」「なんかむずむずするというか」そんな表情されると読んでるこっちこそむずむずしてしまいます。
・「やっぱりお茶いただいて帰ります」「目の覚めるなるべく熱くて濃いめのやつを」『先輩に恥じらいとかそれこそ夢にちがいない』「俺は信じないですからね」信じようと信じまいと目の前で起きた事実やぞ。というかこれが夢だとしたらそれはそれで青年お前どんだけさわちゃん先輩のこと好きなんだよってなるけど、それはいいのか。

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・『今日も今日とて』すっかり馴染んでるなぁ。おんぶするほうもされるほうも。
・「そうたくん!おかえりなさい」「今日もおつかれさま」『おかしな夢を見た』予知夢だな(確信)。
・「俺んちスよね なんでいるんスか‥?」「なんでって‥」「一緒に暮らしてるからだよ?」「変なこと言うなぁ」全くだよね。うんうん。一緒に暮らしてなかったらやべーストーカーだ。
・『俺が?』『俺の城に?』『人を?』君が、君の城に、さわちゃん先輩を。それ以外のなんだと言うのかね。君の城が君たちの城になっただけではないかね(ムスカ口調で)。
・『その俺がまあ知らぬ仲ではないとはいえ他人と生活空間を共にするとは考えづらい』今はそうだろうけど、こういう夢見ちゃってる時点でもうだいぶ入り込んじゃってるよ、さわちゃん先輩の存在が。
・『違う これは違う 断じてこれは俺の願望じゃない』そうだね願望じゃなくて予知夢だからね。うん。
・「どうした青年」「眠れない?」甘やかしモードのさわちゃん先輩強いなぁ。
・「よしよし悪い子にはホットミルクを作ってあげようね」まぁ、夢判断とか占夢とかするとホットミルクが色んなもののメタファーとして浮かび上がってくるんでしょうけども。きっと青年の中の古い記憶で眠れない夜はホットミルクだったんでしょう。きっと。
・『ちょっとだけこんな生活もいいなと思ってしまった‥』『ほだされてんじゃねーぞ 俺のバカ』もう遅い。こんな夢見ちゃった時点でもう引き返せないぞ。

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・おお、野球回。自分の好きなものを扱っている回はいつも以上にわくわくしますね。
・中継で映っているのは東京ドームですな。まぁ、関東圏で中継している球場としては一番自然だと思います。地方では色々あります。
・青年、そんだけガン見しておいて「いや別にそれほど‥‥」って。まぁ、ホームランってのは野球を知らない人をも惹きつける魅力がありますね。
・「球場のビールは」「いいぞ」異議なし!座ってるだけでビールから自分の方に近づいてくる場所なんてそうそうありませんよ。北の大地には醸造所が入っている球場もあるがすっごく並ぶから気をつけよう(1敗)。と、言うように球場ごと特色があるので事前に下調べしておくのがお勧め。まぁ、その辺青年は周到にやってくれそう。
・「て言うからサ☆」「ホントどこまでもブレないスね先輩」そこがブレると逆に不安にならないかい?
・「というのは冗談としても」まことに?
・「一回行ってみたいのはウソじゃないよ」「楽しそうだし」「いや俺はいかないっスよ」「なんで」そんなこの世の終わりみたいな顔して。まぁ、青年いないと飲めないしなぁ‥‥。もしかしたら青年とデートするのが主眼だったのかも知れませんけども(邪推)。
・「だって絶対明日にはこの話忘れてるじゃないスか」「約束するだけムダでしょ」前科、多々ありと見た。青年、そのたんびに割としっかりめにガッカリさせられてきたんじゃないかなとここでも邪推します。
・「じゃあ手帳に書いとこ!」「週末!」「野球!」「ならチケット本当に取りますからね」今はスマホで簡単に取れちゃうから便利よね(チケットぴあ世代並感)
・「へへへ」ご満悦。守りたいこの笑顔。頼んだぞ青年。

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拙作「援交少女に懐かれて」シリーズ(R18)のヒロイン高島比良をおきた/化石先生にリクエストして描いていただきました。

 ぜひこちらからご覧ください。

 いやもう本当に柄にもなく感動してしまいました。
 私の力量不足もあってあまり細かく指定できなかったにも関わらず、私の理想どおりの姿をこの上なくしっかりと描ききっていただいて感無量です。

 この高島比良というキャラクターは拙作オリジナルの中では一番人気をいただいておりまして。ただ、どんな子?と聞かれると一言では紹介しづらいような地味なキャラクターなのです。
 地味で、素朴で、一見どこにでもいるような普通の女の子なのに人懐っこい笑顔がたまらなく可愛くて。どこか目の離せない危なっかしい空気感をまとっているところまで完璧でした。

 お願いしたのが主人公との出会いのシーンなのですが、夜の闇の中でそこだけが明るく見えるような煌めく笑顔が何度見直しても最高です。

 改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。わが生涯の宝物です。
 
 ちなみにおきた/化石先生には拙作シリーズをお読みいただき、以前大変しっかりとした感想まで頂戴しております。とても励みになりました。こちらも合わせて御礼申し上げます。



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※標題の作品はこちらからお読みいただけます。

・『猛烈に夜食が食べたい』目ヂカラ全開で何を考えているのかと思えば。
・まぁ、こういうことがあるので買い置きは充実させておこうな青年。まぁ、あんまりやるとふっくらしちゃってせっかくのイケメンが台無しになるけど。
・空腹に勝てず意を決した先にさわちゃん先輩。ここで「あ」「お」となって多くを語らないのがちょっと珍しいけど日常の範囲、という空気感で実に良いです。
・「うーん」「深夜の肉まん背徳の味」からあげクンとビール、とかでなくて良かったです(背景のコラボキャンペーンから勝手にローソンだと判断するオタク特有の深読み)。
・ここで青年が肉まんを選んだのは他人が食べてると旨そうに見えるというだけなのかも知れませんが、ハタから見ると「またいちゃいちゃしてる」ですね。完璧に。
・肉まんとさわちゃん先輩でいささかアレな連想をしてしまったことをここにお詫び申し上げます。青年は健全だな!

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プロフィール
旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
拙ブログはリンクフリーですが、ご一報いただけるとありがたいです。
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