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漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
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 我が家には悪習がある。夫婦揃ってストレスが高じるとどこか遠くへ行きたくなると言う非常に厄介なものなのだが、これが原因で去年は沖縄日帰りと言う暴挙をやってのけることになった。そして今年、ついに突発旅行は海外へ。

 あまり詳細に書くことは出来ないが、色々あって遠くへ行こうとする企画を立てているさなか、私は諸事情から急遽12月24日が休みになった。おかげさまで4連休である。これはどこかに行かねば勿体ない。しかし妻は暦通り仕事であるし、私一人で18きっぷを使って未踏破路線の乗り潰しでもしようかと考えていた。
 そんなある日、思いつきでジェットスターアジアの台北往復料金を調べてみると、随分安い価格が提示されていた。宿を自前で押さえても、フリーツアーよりも安く行ける。
 「これは…行けるんじゃないか?」ここでやめておけば良かったのかも知れないが、あいにくと夫婦揃っていっぱいいっぱいだったため、盛り上がってしまった。H.I.Sのフリーツアーも年越しまたぎプランよりは随分と安かったため「行くか」「行くしかなかろう」ということで、12月10日にH.I.S(移転したばかりの京都ヨドバシ店)で各種プランを検討させてもらい、結果12月23日出発の25日帰国、キャセイパシフィック航空のホテルはシーザーパークと言ういつものプランに落ち着いた。
 しかし、キャセイパシフィックは楽勝だったのにシーザーパークが取れない。キャンセル待ちをお願いし、第2第3希望まで挙げて一旦引き上げ。ちなみに第2希望はユナイテッドで第3希望がシェラトン。
 数日後、無事にシーザーパークが取れたとの連絡があり、一安心。

 かくして、企画立案2週間前、チケット等の最終確保が10日前、さらにはチケットその他必要なものが手元に揃ったのが8日前と言うなかなかギリギリな突発旅行は後戻り出来なくなった。

 今回は節約のためホテル関空を使わず、早起きする。眠い目にカツを入れて、早朝、京都から特急はるか号で一路南下する。

 心配の種だった阪和線の遅延もなく、列車は無事関西空港駅に到着。キャセイパシフィックのカウンターは長い長い行列ができていたが、前日のうちにWEBチェックインをすませておいたので、専用カウンターでほとんど並ばず手続き完了。

 スタバあたりで時間ギリギリまでノンビリすることも考えたが、落ち着かないのでとっとと荷物検査を受けて通関する。自動化ゲートに登録してあるので、並ばずにすっと通れたのはありがたかった。まぁ、これはこれでハンコをパスポートに押してもらえないという欠点はあるのだが。

 節約できた時間をうまく使えないか検討したが、あまり時間もなかったのでとっとと搭乗口まで移動することにした。途中コーヒーだけ買って、連絡用モノレールに乗り3番搭乗口へ。来てみるとなんだかんだで混雑しており、早めに来ておいたのはやはり正解だったようだ。
 マッサージチェアがあったので揉みほぐしてもらったりしていると、搭乗開始のアナウンス。人数が多いので、ある程度列が進みだしてから並ぶ。

 特にトラブルもなくスムーズに座席へと。今回は窓際の席が取れたので、楽しく外を眺めながらのフライト…と思ったら翼が視界の何割かを持って行ってしまう。道理で空いていた訳だ。

 離陸して少しすると、機内食が配られる。チキンとビーフがあって、チキンがライス、ビーフがヌードルと言うことなので私はチキンを希望。妻がビーフを希望。ビーフ大人気のため、私のチキンだけが先にやって来た。申し訳なく思いつつも、非常においしくいただく。私がほぼ食べ終えた頃に、キャビンアテンダントが申し訳無さそうに「ビーフがなくなってしまいました。ポークでもよろしいですか?」とたずねてくる。妻がOKを出すと、やって来たのは陶器のお皿。内容も私が食べたものより一段豪華なもの。勝手な推測だが、ビジネス用の予備ではなかろうか。

 何にせよ、おかげで妻が上機嫌になったので私としては大助かりである。

 食べてしまえば、あとはそんなに時間もかからず台湾はもうすぐそこに。なにしろ3時間15分のフライトなので、日本の国内線感覚でもそんなに苦にならない。

 パソコンを広げている間もあらばこそ、気づけば眼下には台湾の街並が広がっている。着陸態勢に入るまで後少しだろうとパソコンをしまい、シートベルトを締め、椅子も戻しておく。
 案の定、それから程なくベルトサインが点灯し、機体は徐々に高度を下げていく。さぁ、これから楽しい時間が始まるんだと思うと、身体にかかる負荷も気にならない。無事着陸して飛行機から降り、入国審査へ。キャセイパシフィックが使用する第1ターミナルは現在改装工事中。利用自体が少ないようで、前回2タミを使った時に比べて列が非常に短い。ほとんど待つ事なく通過出来た。
 問題は、この後だった。預けた荷物を無事に回収しなければならないのだが、これが待てども待てども私の分が出てこない。妻の分は割と早くに出てきて無事手元に来たのだが、私のほうは人数が半分くらいになってもまだ出てこない。前回、私のが最後の1つになってしまいツアーの皆さんをお待たせしてしまった苦い記憶が蘇ってしまったが、今回はそこまで行かず、残り1/3くらいの状態で無事出てきてくれたが、何度経験してもこれだけは苦手である。

 今回は、というか今回も手持ちに元(台湾ドル)がいくらかあるので、焦って両替をすることもない。レートだけ確認しておく。このあと行く免税店のレートが悪いようなら市中の銀行で両替するという手が使えるので、その判断材料にするためだ。

 免税店などもとっとと通過して、ガイドさんが待つ空港ロビーへ。今回待っていたのは、台湾人ガイドの洪さん。勿論我々はフリーツアーなのでホテルに着くまでのおつきあいだが、お世話になることには変わりないので「よろしくお願いします」とあいさつしておく。
 洪さんは聞き取りやすい日本語を話す方で、バスの車中で台湾での注意点を説明するにあたってもユーモアを交えて楽しくやっていた。毎回こういうガイドさんだといいのだが。
 空港を出たバスは、まずエヴァーリッチ免税店へ。ここでホテル直行組とツアー参加組に分かれるのだが、そのための待ち時間が3~40分ほど。ここで両替が出来る。日本円で4万円ほど替えておく。
 もともと持っていた700元とあわせて、かなりの額が手元に。クレジットカードがあちこちで使えるのだが、我々がいつも行く夜市や台南のお茶屋さんなどでは使えないので多めに現金にしておく。余ってもどうせまた来るので、次回調整すればいい。

 あとはいつもどおり隣のファミリーマートで飲み物を買って、外のベンチでドリンクタイム。いつも夏に来ているので「暑い暑い」と言いながら飲むのが通例なのだが、今回は12月と言うことで寒くもなく汗もかかずという非常に過ごしやすい気候である。
 我々が台湾に来た実感を味わう瞬間は何回もあるが、ここでのペットボトルの1杯というのは重視している。

 飲み終えて程なく集合時間となり、我々はここまで乗ってきたバスに再度乗車してホテルを目指す。直行組の宿は4カ所に分かれていて、我々のシーザーパークは順路的に最後だったが、これは滅多に行かないところを車窓観光出来たのでむしろラッキーだった。

 そんなこんなで多少時間はかかったが、無事ホテルに到着。初手から「你好」ではなく「いらっしゃいませ」と迎えてもらえるのは喜んでいいやら悪いやら。ちなみにチェックイン作業もオール日本語。

 部屋はキャンセル待ちの末になんとか確保できたという経緯があるので、いつもと同じ作りなのにいつもより感慨深い。もう1つ、半分以上が思いつきでここまで来てしまった己自身の業の深さと言うよりむしろノボセ気質に苦笑を禁じ得ない。
 まぁ、そんな感慨やら何やらは荷物と一緒に部屋へ置いていき、若干休憩をしてから外へ出る。

 今回の目的のひとつ、夫婦揃ってハンコを作る作戦を行えるのが日程の関係上今日しかないので、まずは一路大友特産公司へ。場所は確認済なので、迷いなくどんどん歩く。京都や大阪の街並と同じように歩く。
 空がやや曇りがちだったが、やはり台湾は温かい。首筋に刺すような感覚を覚えず、かと言って汗ばむこともなく悠々街歩きが出来るのはありがたいことである。寒くなって歩く楽しみから遠ざかっていたので、目指す大友特産公司に到着した時は「あれ?もう着いた?」という感じだった。

 大友さんのお店は名前からも分かるようにオール日本語オッケーなので、日本のお店と同じ感覚で買い物が出来る。「すいません、ハンコをお願いしたいんですけど」と言うと奥のほうに案内され、素材をあれこれ紹介される。翡翠やら玉やら水晶やらも良いのだが、私はあくまでも公務で使うためのものなので、頑丈で長持ちする水牛の角にする。
 夏に来た時に作ったものは思っていたより大きかったので、今回は一番小さいサイズでお願いする。これでまだ大きいようならあきらめもつく。書体は普段使いなので楷書で。妻は実印を、ということで若干複雑な書体にしていた。ちなみに素材は黒水牛の角。
 これで印刻代から材料費から全て込みでも2人あわせて3000円弱というお値打ち価格。我々が真っ先にここに向かった理由をお分かりいただけただろうか。

 もし今度時間に余裕がある時に来たらハンドルネームであるふさ千明のハンコも作ってみたいものである。

 さて。この日の最優先課題をクリアしてしまったので、次の予定をどうしたものか。たずねる間もなく、妻はずんずんと歩き始めるではないか。聞くと「え?マッサージでしょう」とさも当然のことのように言う。異論はないので、後を着いて歩く。大友さんのお店から10分ほど歩くと夏にやってもらって非常に心地よかった沐錦堂足體養身會館というマッサージ屋さんがある。そこをめがけて、どんどん歩く。イルミネーション輝く街を歩いていると、翌日がクリスマスイブであることを思い出した。何だったら高速バスも一部クリスマス仕様だったりして、台北の街も盛り上がっているようである。

 迷ったり間違えたりすることもなく無事に到着し、ちょうどすぐ始められると言うことなので40分の足底コースをお願いする。
 まず薬湯を張った桶の中に足をつける。最初は熱いが、慣れてくると程よく感じる。要はそれだけ足の循環が悪いということなのだろう。
 足が温まったところで、場所を移して足底マッサージ用の椅子へ座る。これが台湾ではお馴染みのテレビが付いた椅子で、多分このときつければアニマックスか何かで日本アニメの繁体字字幕付きが楽しめたはずだが、そんな余力は欠片もなく。イタ気持ちいいマッサージに熟睡モード。ほとんど寝ながら受けるという体たらく。大体テレビでやっている台湾の足底マッサージの光景は揉まれている人が痛みを訴えながらも、終わってみると身体が楽になっているというパターンが多く、実際アレはそんなに間違っていないのだが、今回の私はそれすら凌駕するほど疲れていたらしい。
 妻の養生という名目で企画した今回の旅行だが、私にも休養が必要だった模様。

 終わると、明らかに足が軽く感じる。足のむくみが取れて、靴を履くのが楽。さぁ、これでまだまだ歩き回れる。今度はここから交差点を渡ってすぐのところにある頂好というスーパーマーケットへ。普段使い用の烏龍茶のティーバッグや菓子類、ドライフルーツなどはこういう地元スーパーで買うのがお得なので、我々はいつからか必ず訪れるようになっていた。店内をチェックしてみると案の定安い。ただし、スーパーなので量が多いのが若干困りもの。この後も予定があるので、買いすぎないように注意しつつ、それでもあれこれ物色して確保する。

 スーパーでの買い物が済むと、さらにここから4軒先くらいにある台北犁記餅店というお菓子屋へ。この辺から物欲が止まらなくなってきた。
 ここのパイナップルケーキ、ケーキと言っても所謂ショートケーキ型のそれではなくどちらかというとパウンドケーキやカステラに近いのだが、これが絶品なのである。どのくらい旨いかというと、外の生地と中のパインジャムとの取り合わせが、キロカロリーという単語を記憶から抹消してしまう程である。また、初めてここのを買ったその日のうちにホテルで1個、試しに食べ始めたら止まらなくなってしまったため、急遽買い足したこともある。ちなみに、この夏私の職場でお土産として配ったら「こんなん初めて食べました」「もし良かったら金出しますから買って来て下さい」と言われたこともあった。
 そんな事情から大量に買って帰らなければならないのだが、さていくつにしたものか。空港や土産物屋で売っているパイナップルケーキは1ヶ月くらい余裕で保つのだが、これはどちらかというと生菓子に近いため2週間しか賞味期限がない。その上、高級品扱いだからか箱が重い。大量に買うと持ち運ぶのに往生するという経験をこれまで何度も繰り返してきている。
 そして、今回もその教訓は生きなかった。
 
 とりあえずパイン味とメロン味のものを10個ずつ確保してレジに向かい、「你好」
ではなく「こんにちは」と言ってくれた店員さんにこれを見せながら「あと20個ずつ、計60個お願いします」と。日本語で。20個入りの箱が3つ積まれ、盛大に詰め込まれる。割とこういう客がいるのであろう。ちゃんとこれに対応した大きな袋が用意され、大箱3つがその中にすっぽりと入った。

 さて。コレを持ったまま夕飯のため夜市に向かう。時間が惜しいので、重くてかさばるコレを一旦ホテルに戻って置いてくるという選択肢は存在しなかった。道行くタクシーを止め、メモに『我想去饒河街観光夜市』と見せる。運ちゃんは大きくうなずくと、スムーズに発進。車中からクリスマス仕様の台北市内を堪能すること10分ほどで饒河街観光夜市に到着。

 観光夜市と銘打ってあるものの、地元の人たちも大勢利用する点では、他のところとあまり違いはない。仮設とはいえ公衆トイレが設置されていたりするところは観光客への配慮なのかもしれない。

 まずは名物の胡椒餅を食べなければ、ということで、売っている反対側のゲート前まで延々歩く。歩きながら、夕飯を食べる店をどこにするかのチェックもできるので一石二鳥。この日もなかなかの人出で、大きな袋を手に持った私はぶつからないように歩くのが一苦労だった。とはいえ自業自得なので、とにかく迷惑にならぬようにと、そればかりを考えて歩く。
 ぼちぼち腹が減ってきているので、食べ物の屋台は自然と目に入る。台湾の地元の味以外に鉄板焼きやらたこ焼きやら寿司やらもある。日本風料理の中でも特に気になるのは「関東煮」と銘打たれているおでんの存在。名前からして多分関西からやってきたのだろうが、夜市だけでなくセブンイレブンでも大人気らしい。

 まぁ、台湾に来たら台湾のものを食べたいのでその辺りはスルーするとして。まずは胡椒餅。相変わらず行列ができているが、何しろ1品種なので流れが早い。周囲の画像を確保しているうちに順番がやってくる。ピースサインを作って「2個(リャンガ)」と言い、100元冊を1枚渡す。程なくして胡椒餅2つと10元玉1枚が帰って来た。売っている屋台の周りには立ち止まって食べる場所もないので、のそのそ歩きながら食べることに。できたてアツアツな上に、皮が結構固いので割と毎回口の中を火傷させる危険と戦いつつヒィヒィ言いながら食べるのだが、そんなことは胡椒味の牛肉とネギがもたらす旨さで全て吹き飛ぶ。こういう食い物は多少肌寒いくらいの気候で食べるのが良いようだ。来るたびに食べているが、今回が一番旨いかも知れない。
 
 これが結構ボリュームもあるので、食べ終えてしまうとそれまで荒ぶるほどだった食欲がストンと納まってしまった。もちろん食べずに帰るという選択肢は無い。無いのだが、アレも食べたいコレも行こうだったのが急に静かになるとどうにも落ち着かない。

 マッサージでも受けて、その間に食欲の復活を待とうかというアイディアもあったのだが、昔ながらの所謂『盲人按摩』の店が一杯だったのでパス。端から端まで歩いての選択は『四神湯』という薬膳っぽいスープが看板のお店。いつも『四神湯』の名前ばかりが目に入ってしまって店の名前をチェックし忘れてしまうのだが、ここは名物スープ以外にも茹で青菜や魯肉飯など、定番屋台飯もしっかり旨いのでおすすめである。
 我々はスープを1人1つの他に上記定番メニュー(魯肉飯は大盛)と坦仔麺を注文。屋台飯だがくどくなく、三十路半ばの私でもガツガツ食べて大丈夫な味付けはやはり台湾ならではか。
 コレだけ食べて一人500円もいかなかったのであるから、如何に物価の安い国かお分かりいただけるだろう。

 スープが薬膳なおかげで身動きが取れなくなるようなことにはならなかったが、それでも計画していたデザートをパスして宿に戻らねばならないくらいには満腹した。

 ホテルに帰ってから飲み物の買い出しにセブンイレブンに行ったら台湾版週刊少年マガジンの新少年快報があったので、即購入。この号の表紙が芽留で、たとえ単行本の表紙と同じ絵の使い回しでも、これは貴重な一品。日本でもそろそろ表紙に久米田先生どうですかマガジン編集部。

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 優遇されてますぜ久米田先生。






 ちなみに書いてある文章「你喜歡簡訊女孩嗎?」は「あなたはショートメールな女の子は好きですか?」というくらいの意味だそうです。「簡訊」でショートメールを表すそうです。

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胡椒餅おいしいです



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 空港→バス→免税店→ホテルという流れで無事到着しました。これから足ツボマッサージやら夕飯やらに行ってきます。


 台北のホテルからでも絶望放送が聞けることを確認しましたので、更新作業できますね。

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無事に到着しまして、ただいま荷物待ちです待ち時間をうまく利用してトイレや両替をすませてしまおうと思います。



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・表紙はがくっぽいどのコスプレ写真。思いっきりひらがなで「がくっぽいど」って書いてあるんですが、もう今更突っ込んじゃダメですかそうですか。



・主な記事としてはがくっぽいどの他、マクロスF、コスプレイベントの写真やコスプレ入門、そして「攻之帝王 森川智之來台訪談紀實」というものがありました。ちなみにがくっぽいどとマクロスFはポスターになってます。
・コスプレイベントの写真は封神演義と乱馬1/2をやっている方が多くて、その辺にお国柄が出ていていいですね。個人的にはムースと久能兄妹の出来が素晴らしかったです。
・あと、王大人はお国柄がでているって言うのにちょっとためらいを覚えます。似合いすぎな上に、頭にちゃんと雷文(ラーメンの丼のフチのアレです)が描かれていたりとか、レベルが高いとかでは表しきれない何かを感じました。
・東京バビロンは1組おられましたが、絶望先生のキャラはいませんでした。絶望しますね。ええ。
・コスプレのレベルが高いなぁと思いつつ、何か非常に申し訳ない気持ちになるのは何故でしょうか。
・森川さんのインタビュー記事は翻訳する時間も根性もないので、非常に愛されていることが伝わってきました!とだけ書かせていただきます。

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 向こうのお金で168元でしたので、日本円に換算すると440円くらいですね。向こうは物価が安いので、だいたい感覚としては倍くらいでしょうか。



 トップ記事は奥井雅美さんの台湾でのライブについてでした。アニメ紹介は「会長はメイド様!」「荒川アンダー ザ ブリッジ」「ストライクウィッチーズ2」などが取り上げられ、声優紹介のコーナーでは白石涼子さんがフルカラー見開き2ページで大きく扱われております。代表作の中には残念ながらさよなら絶望先生の木津多祢は載ってませんでしたが、ハヤテのごとく!!の綾崎ハヤテがトップで載ってました。畑先生よかったですね。
 また、注目記事として東方のオンリーイベント(もちろん台湾でのもの)のレポートが。

 あと、ささきのぞみさんと桑島法子さん、福井裕佳梨がコラムの連載持ってますねこの雑誌。

 読んでも読んでもネタが拾えるのでこのくらいにしますが、これであとは絶望放送が聞ければ台湾でも十分生きていける気がします私。

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 蘋果日報(アップルデイリー)という新聞がありまして。もともとは香港の新聞だったそうですが、2003年から台湾版が発行されるや、その低価格とボリュームで一躍台湾4大紙の一翼を担うようになった新聞でして。幅広く色んな事を扱っている事が特徴で、私は台湾に行くたびに台北ウォーカーと蘋果日報はついつい買ってしまうのですが、今回はその蘋果日報の8月1日付けのものにこんな記事を見つけました。








 えーと。
 どっから解説すればいいのかわからないんですが、そもそも私が台湾に行っていた時期はちょうど台湾で漫画博覧会が開催されていた時期でして。これがどんなものかと言いますと、まぁ、要は台湾におけるオタクの祭典でして。拙ブログ的にわかりやすく説明しますとと2009年には久米田先生が招待されてサイン会が開催されたアレです。
 今年も日本からそうそうたる面々が招かれておりましたが、その中でも大人気だったのが浪川大輔さんだったようです。まさか、幅広い記事が売りとは言え、一般紙で記事になるとは…。

 ちなみにこの漫画博覧会、コスプレ大会も開催されてまして、優勝者には賞金も出たそうです。



 1位の方はけいおん!の秋山澪というのは色んな意味でよく分かるのですが、2位の方の封神演義の胡喜媚というのが非常に懐かしくて良かったです。やっぱりネタ元的に親近感があるんでしょうか。親近感といえば、台湾では乱馬1/2も未だに根強い人気だそうで、今ちょっと手元に無いんですが、コスプレの記事で乱馬関連のキャラがずらっと並んでいる記事を目にした事があります。

 こういう国なので、帰郷するような感覚で毎年行ってしまいます。ヤミツキです。

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 4日目と言いながら、この日は帰国するだけである。我々が乗るJL816便は13時45分発なのでホテルの出発時間は10時。どこか1カ所くらいなら都合つけられない事も無いが、何かトラブルが発生した場合が怖すぎる。
 ツアーでなければもう少し融通がきいたかも知れないが、ツアーの方が安いのだからしょうがない。こういうときの時間の使い方としては、ゆっくり朝寝をした後バイキングで朝食をとるくらいしかない。

 思えば扇子とか予備の腕時計とか買い逃したもの結構あったなぁ、と思いつつ荷物整理。毎回毎回やり残したことを指折り数えながら去る事になるのはお約束とは言え、そろそろ回数こなしてきたし何とかしたいところ。

 チェックアウトしてロビーでお迎えのバスを待っているときも妻とそんな話をする。買い残したもののうち空港でいくつか買えるものもあるかも知れないが、基本空港にあるようなものを買いにきたわけじゃないからなぁ、とか割と後ろ向きになるのはやっぱりこの国を去るのがイヤだからなんだろうと思う。

 しかし、無事にお迎えは来てしまい、内心はともかく表向きは笑顔でホテルを去る。このあと残った台湾元の消化のためかお土産屋へと連れて行かれる。今までフリーツアーに参加してもなんだかんだ時間が調整できず立ち寄らない事ばかりだったので、こういう所に寄るのは実は今回が初めてである。

 約1時間程度ここで費やすという事なので、とりあえず近くのファミマにゴー。今まで買い逃してきた私の大好きな新聞「蘋果日報(アップルデイリー)」をようやく購入。これに漫画博覧会の記事が載っているのを見て大いに笑う。これが今回の旅で最後の機会かと思いペットボトルの烏龍茶なども購入してしまう。
 しかしさすがにコンビニで1時間は潰しきれず、土産屋の中に戻る。

 あとは無為に過ごす事になるかと思ったのだが、意外な事に収穫があった。台鉄本舗にも無かった台湾新幹線のTシャツがここにはなぜか存在したので即決で購入。あとは、うっかり買い逃した扇子もここで扱っていたので購入する。お店の人が一押しで勧めてきた白檀で出来たものもあったのだが、あおぐと白檀独特の甘い香りが漂ってくるので職場では使いづらく、樫でできたものにする。
 樫は樫でほのかにいい香りがするのでこれはいい買い物だったと思う。たぶん市内で普通に買うのよりは若干高くついたとは思うが、買えないまま台湾を去るよりは遥かにマシである。
 あとは適当に時間をつぶして、タイムアップ。再びバスに乗り込み、今度は一路空港へ。MRT空港線の建設現場横を通ったので「おお、早く開通しないかな」とか思ったが、ツアーを使っているうちはこのMRTを使う機会は未来永劫来ないので開通した暁には多少高くついても全部自分で何とかする旅をしなければならない。しかも、巨大スーツケースを持ったままでMRTに乗るのは結構ハードルの高い行為だ。どうしたものか。
 開通まで時間はまだずいぶんあるのでじっくり考えて答えを出せばいいのだが、目の前で工事しているところを見てしまうとどうにも止まらなくなる。おかげで、気付くともう空港だった。

 今回は初めての2タミからの帰国である。2タミには一度利用してみたい店があったので、とっととチェックインを済ませてしまい、身軽になった身体で2階に上がる。

 2階にある寶島晶華というレストランは、台湾でも格の高いホテルであるグランドフォルモサリージェントホテルの系列店である。さぞやうまかろうと前から妻と話していたのだが、今回ようやく利用する機会を得た。

 しかし、うっかり朝食を食べ過ぎたおかげでまだこの時あまりお腹がすいていなかった。せっかく巡ってきた機会も簡単に済ませて終わりになってしまったため、正直どの程度のレベルだったのか全然覚えていない。覚えているのは2人で700元と結構良い値段がしたことくらいである。

 さて、後はもうやり残した事も無いのでとっとと保安検査を通過し、中で待つ事にした。中の本屋を探検しても良かったような気はしていたが、あまりバタバタしても仕方ない。のんびりするつもりだったのだが、思わぬ伏兵が居た。



「ガンダム?」「ああ、ガンダムだ」


なぜか台湾桃園空港の保安区域内にRX-78ガンダムが展示してある。スケールとしては1/10くらいか?ガンダムベース台北とかある国だし、人気があるのは分かる。でも展示してあるとは思わなかった。本当に何やってるんだこの国。

 当然画像を確保しておくが、こんな面白いものがあるのであればとっとと保安区域内に入っておくんだったと後悔した。かくして、最初から最後までネタづくしだったこの台湾旅行の最後はガンダムで締めくくられることになった。もうここまでやれば立派と言うしか無いがしかし、知れば知るほど面白すぎるのはどうしたものだろうか。

 こんな愉快な国、また来るしか無いではないか。機上で、すなわち帰国する前からそんな事を考えてしまっていた。もうダメだと、我ながら思う。思わざるを得ない。

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ただいま関西空港ではるか号を待っております。
帰国したばかりなのに、また行きたいという思いでいっぱいです。
まずはご報告までに。

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旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。
一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
拙ブログはリンクフリーですが、ご一報いただけるとありがたいです。
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