漫画、アニメその他諸々の感想がメインのブログです。現在は「ここだけの話」シリーズについての感想を中心に運営しております。毎日15時の更新は終了し、現在は再び不定期更新に戻っております。
風雲児たち幕末編
・祝センターカラー。見開きで劇画調彦根藩士たち。相変わらずみなもと先生が描く爺様はいい味出してるなぁ。 ・「直ちに小石川まで同道案内せいーっ」激するあまり槍の石突で畳をぶっ叩く七十六歳。押しとどめる弟も七十越えてんだよなぁ。 ・あと、今回読むにあたってWikipediaの該当項目見てみたら風雲児たち幕末編が引用されてました。 ・まぁ、実際問題彦根から江戸までやってきたら一息入れないと討ち入るどころじゃありませんわな。 ・門前で示威行動繰り返されたら身柄預かってる方はたまったもんじゃありませんな。細川藩の諸氏には同情します。砲二十門あろうとも千人相手じゃなぁ。 ・幕府側も折れて、伝馬町送り決定。送別会が盛大だったのは、やっぱりそれだけ井伊直弼が嫌われてたってことなんでしょうな。 ・そうかぁ。彦斎ここに居たんだよなぁ。何度も何度も思うことですが、歴史って連綿とした繋がりなんですよねぇ。 ・そしていよいよ直接対決へ。互いに武士なので仲裁されても引かないし譲らないし。謹慎中の斉昭まで陣頭指揮。 ・混乱期に怪情報が流れるのは今も昔も。ここで旗本チルドレン出てくるのも結構胸熱。 ・ここでようやく江戸参府途上の薩摩藩ご一行の場面に。何カ月ぶり…いや、年越えしてるか。久しぶりにも程がある。 ・「重大なお話ゆえその前にお人払いを」さすがみなもと先生。いつもながら、可能な限りはギャグを入れてきます。 ・「水戸藩がついにやったか……」意外性ゼロなのな。『いつかやると思ってました』というレベルなのな。 ・「大老の首を落としたのが次左衛門でごわりもすっ」「んじゃ薩摩が主犯にされっどー」藩としては最悪の結果に。 ・「薩摩に帰るーっ」一歩間違えりゃ大問題になる大決断なはずなのに、あっさりとまぁ…。 ・大久保一蔵版伏見要駕策はかくして水泡に帰す。一週間の差で歴史の流れは変わってしまった。 ・そして身内を幕府に渡さないための一団の、その心中やいかに。 ・困った時には改元。人心一新という意味では一理ありますが、悲しいかな、これが有効打たりうるには時代が既に乱世でありすぎた。 ・かくて安政は終わり、一年限りの万延がスタート。翌年改元する習慣な理由は「ググればわかるけどね」と書いてあったのでググってみましたが、甲子、戊辰、辛酉の3つの年は区切りと見なされ改元する習慣があるそうですね。勉強になります。 ・「アホな努力をしてる間に江戸の危機を鎮めたらどうだー」いやまぁ、でも人心の安定ってのは大事ですよ。それで仕事が終わったと思ったらもちろんダメですが。 ・瓦版の頃からテキトーにでっち上げる伝統は変わってないなぁ。 ・大ネタだけあって、落首の豊富なこと豊富なこと。出来もいいし。それだけネタの多い事件だったということでしょうけれども。 ・で、そのネタ元の主役たちは伊勢で捕縛、と。あれ?伊勢だったかな捕まったの。記憶があやふやです。半端に知識があるもんだからかえって良くないです…。 剣客商売 ・剣の名人が薪割りしているシーンは塚原卜伝先生以来の剣豪の王道。 ・秀、再び。父の墓参の帰途、出くわした事件は子供が襲撃される痛ましいもの。 ・生き残った子供を連れて、小兵衛先生のところへ。困ったときの小兵衛先生。 ・秀と子供を家に泊め、小兵衛先生は家の周りを巡回。 ・「おはる、そっと舟を出せるかえ?」「あい、出せますよ……」「月はないが舟に灯りを、入れたくないのだ。」「大丈夫、ですよ、あの男の子を何処かに移すのかね?「ほう、えらいな……よくわかったものじゃ。」「それくらいわかりますよう……もう……」この辺の呼吸は夫婦だなぁ。 ・月のない闇夜に舟をこぎだすおはる。それを見守る秀。 ・「手裏剣の名人が炊く飯の味、楽しみじゃな……」すっかり食い道楽の人だよね小兵衛先生。初期は『女の味が云々』とかも言ってたのに。 ・「父上、弁当を持ってまいりました。」そんな小兵衛先生にとっては何よりの親孝行です。 ・警戒云々の話をしている途中から視線が弁当に釘付けになる小兵衛先生。 ・「ふむ、炒り鶏に玉子焼きか、こいつはいい。」「何しろ大治郎、手裏剣の名人がこしらえた味噌汁には、閉口したよ。お秀は毎朝あんなに薄い味噌汁をやっているのかねえ……」「父上はちかごろ贅沢になられましたな。」さすがの大治郎も若干あきれ気味。 ・「三冬はどうじゃ?」「母上のお仕込みにて……」「こいつめ。」時代を代表するような剣豪親子による実に平和な会話。 ・帰ろうとする大治郎を引き止めて一緒に酒。 ・一方で、襲撃して撃退された者は痛みでうめいていた、と。自業自得。 ・味方だったはずの男まで襲撃して、挙句そっちだけしか仕留められていないというのは何とも間の抜けた話です。そりゃ元締に合わせる顔も無いというものです。 ・で、自分も殺されちゃう…。 ・「誰か人をよこしましょうか?」「何、大丈夫さ。飯の仕度は元長の亭主にたのんだ。」小兵衛先生の関心事は常に飯オンリー。 ・「ま、ゆっくり相談をしよう。どうじゃ泊まっていは、行かぬか?」「私はちっともかまいません。」「よし、それならのみ直そう。食い物も元長からたっぷりと届いているからのう。」どう見てもそっちがメインですよ小兵衛先生。 ・「この年齢になると、もう女より按摩だねえ。」「大先生、そんなこと おはるの御方に申しあげますよ。」小兵衛先生、これ、偽らざる本音なんでしょうけどねぇ。 ・白金の元締もみたらし団子食べながら報告聞いてるし…。 ・しがらみが絡み合って抜け出せなくなっているのか。 ・元締の握っている剣客は小兵衛先生と同門だった者の弟子。小兵衛先生に打ち砕かれて身を持ち崩していっちゃったのはどうにもやるせないですなぁ。 ・「いぁあ元締、あの…」「秋山の爺さんだけはだめだ…」「手を出さぬがいい、この大野床作がいうことだ、間ちがいはない。」打ちのめされた相手というのは如何ともし難いものです。二十両が百両でも動かないでしょうな。 ・「先生、私がいなかったのでさびしかった?」「ああ、さびしかったよ。」「やっぱり私がいないと困るねえ?」「ああ困る。」平和な会話。 ・「私もこんな子がほしい。」「わしにはもう生ませる能力がない。」「またそんなこという……」「だってそうだろう?」「知りませんよう。」切ない会話を…。 ・小兵衛先生が絡まないと知って、三十両で引き受ける大野。剣の腕しか知らないから甘く見ている模様。 ・かくて襲撃するも、罠にかかってあっさり返り討ち。 ・「母上怖かったでしょう?」「うちの先生なら安心だけど若先生ではちょいとたよりないよう。」さりげなくのろけるのな。 ・「それにしても弥七、どいつもこいつも大人どもがたわけたまねをするおかげでばかを見るのは子供たちじゃな。」「いつの世にもこのことは変わらぬ… 呆れ果てて物もいえぬわえ。」現代でも、残念ながら…。 PR
・母娘2人暮らしからのおひとり様は気楽だろうなぁ…。3カ月でボロボロと理想から現実に転落していってるところとか生々しい。
・母は母でペネロペだし。似たもの親子。でも実家帰ったら家の中でもフラメンコの格好してるのはショッキング映像にも程がある。 ・全部を「面倒くさい」で流しているのは心情としてはよく理解できます。そうなるころからひとりを持て余し始めるところとかも。まぁ、趣味が多すぎて持て余す事がほとんど出来なかった人間も居る訳ですが。 ・「お料理の特訓を」「しようと思います」唐突な母の決意。架空の存在である「あちらのお母さま」に「申し訳ない」とか言っちゃうよく出来たお母さん。 ・「5つ離れた駅に暮らす母の味がここにある」受け継ぐということは、繋がっているということ。 ・31歳のバイト巫女…。長く続けてればバイトでも貫禄あるだろうなぁ。 ・バイトとは言え、新郎が元カレか。私は式そのものを挙げなかったのでこういう愉快な経験は出来なかったのはちょっと惜しい。 ・出会いは学園祭かー。遠い世界だなー。 ・17歳と21歳。昔は何の問題もなかった出会いなんですが、今、この組み合わせで実際に付き合うと条例だ何だとうるさくなってしまいました。 ・社会人と学生で付き合うと、社会人が金銭的に良いところを見せようとしてしまうのは男女どちらが社会人でも変わらないなぁ。 ・「ちゃんと回収できそう?」友人の生々しい発言。たぶん私もこう言われたら反発するでしょうけど、言う側の心情自体は理解します。 ・先の見えない状況で、帰ったらゲームやってましたという。心の折れる音が聞こえるね、これは。 ・「おめでとうございます」言ってやりたい事はたくさんあったはずなのに。口をついて出たのは祝福。おめでとうって良い言葉だよなぁ…。生きていて、心底からこの言葉を何回言えるか。 ・サボテンの鉢植えに仕込まれた小袋。このお話はコメディ&ホラーでちょっと経路が違いますね。ギャグも多めで。でも最後はちゃんといい話なのが谷川節。 ・幽霊の遺した花の種を、ふたりで分ける。遺した種は芽を出し、いずれ花を咲かせるでしょう。 ・部屋が汚いというのは我が家も同様なのですが、外面のいい人は大変でしょうね。ていうかせめてこのくらい外面を気にした方が良いような気がしてきました。 ・ステキ女子詐欺の片棒担ぎは男の子が好きな男。そういう人との距離の取り方ってどうなんだ。難しい気がするのに、この2人は肩の凝らない良いポジショニングしてるんですよねぇ。 ・最後は押し入れに押し込める。押し入れって便利だよね、うん。 ・招き入れてみれば、自宅なのにアウェー。トラップだらけ。 ・「なんでヤカンは使わないの?」ダメか。鍋でお茶淹れちゃダメか。 ・本気になれば何でも出来るはず、という幻想はいつか自分ではぎ取らなければならない仮面。とりあえず、最初は小さなところから。 ・「私たちは今日からおひとり様です」2年間の偽装結婚って長いよなぁ。よく続いたもんです。というか、きっかけが酔った勢いって。ちゃんと両方市役所に来ちゃうあたりは似たもの夫婦なのか。 ・「一生一緒にいるとは言い切れないで生きてきました」「でもチームなら作れる気がします」「やっぱり僕と結婚しませんか」我が家のプロポーズも似たような感じだった気がしますが、一応6年続いてます。 ・焼き肉丼がある喫茶店なのか。割とフリーダム。 ・事前にきっちりルールを決めておくのは、偽装ではない結婚でも大事な事です。どうせ途中で変更やら追加やら出るんですけどね。 ・東京への転勤で、あっさり解散。「無理だよねえ」「うん 無理」という流れはさすが偽装。 ・でも、一緒に過ごした思い出は残っている。ちゃんと、しっかり、まちがいなく。 ・同窓会、成人式の時に流れで参加して以来ずっと縁がありません。やってはいるらしいですが、声すら掛かりません。 ・呪いの言葉ってあるよねぇ。日本には言霊という考え方がありますが、割とこれがなかなかどうしてバカに出来ない。 ・「ごめん…」「覚えてない…です」「そ」「そりゃそうだよ〜〜〜」言われたほうは忘れないんだよね。 ・新しい呪いをかけて去るような真似は、逆立ちしても出来そうにありません。 ・なくした傘を追いかけて。1人2役とか合コン話とか、今回もややギャグ多め。 ・傘は、哀しい経緯を経て、でも素敵な役割を果たして戻ってきました。 ・あとがきがわりの告白物語、ラストの話が実話に基づいていたという衝撃のネタバラシ。これ読んで、もらった傘を盗まれた哀しい出来事を思い出してしまいました。
剣客商売
・こう暑いと、船で移動する小兵衛先生がうらやましくなる。 ・「渡津海の 豊旗雲に入日さし 今宵の月夜 明けらけくこそ」万葉集所収の天智天皇の御製ですな。空の雲を見て、今夜の月は明るいだろうと思いを馳せるという実に格調の高い作品でございます。 ・船から視線を陸に向ければ、諍いの真っ最中。すかさず船を寄せさせる小兵衛先生。さすがですわ。 ・そして、小兵衛先生にかかればあっという間に片がつく。刀を抜くまでもなく。 ・助けた女性はさして動じず。静かに去っていく…それがおはるにはお気に召さぬようで。あと、色気があるのもお気に召さぬよう。 ・ウワサの料理茶屋、玉の尾。こういうお店が昔からあったんですよね、ええ。今で言う素人援交のための場所ですね。 ・「ほほう… 面白そうじゃな、長次。」「まさか大先生……」「ばか、おはる一人をもてあましているというに……」生々しいですな小兵衛先生。 ・その料理茶屋の入口前で、「どんな客が出て来るのかな……?」とはいつもの悪いクセですよ。 ・出てきたのは、先日助けた女。後を追ってみると、やつれたひとりの浪人に絡まれる。 ・「共に… 共に、」「死んでくれぬか…」迫る男に、冷たく突き放す女。 ・「高瀬か…」「この痩せこけた浪人が高瀬照太郎なのか……」いつもながら顔の広い小兵衛先生。 ・変わり果てる前はぽっちゃりだったのか高瀬。そりゃショックでしょうな小兵衛先生。 ・今のようになった原因が、人妻に手を出した事か。しかも姦通現場見つかって、本来なら自分が斬られる立場なのに自分が斬っちゃった…。 ・女に取りすがるだけでもかなり痛々しいのに、さらにそこから突き倒されちゃうとは。そりゃ腹も切りたくなるでしょうけど…。助けながら愚痴のような言葉を言い立てる小兵衛先生のツンデレっぷりが素敵。 ・「腹を切らなくても二年はもたなかったとおもわれる。」切ねぇ…。 ・「秋山先生!」「何故おたすけくだされたのでございます、あのまま放り捨てておいてくださればよかったのです。」尾羽根うち枯らし、素直に感謝が出来ない高瀬。 ・二日後、ようやく謝罪の言葉が。 ・「な… こうして死ぬるほうがあんなさびしい木立の中で、」「しかも独りきりで息を引き取るよりもずっとよいだろう。」 ・「高瀬かまわぬぞ。わしを父親とおもいいくらでも甘えろ。」「よいか よいな……」これは泣く。 ・三冬、すっかり家事もできるようになって…。 ・急変する高瀬。そこへ折悪しく踏み込んでこようとする狼藉者。 ・家事が出来るようになっても、剣の腕も落ちていない三冬。 ・「高瀬照太郎、死ぬる間際におもいもかけぬ……」「しあわせを得ましてございます…」安らかに旅立つ。そのすぐ近くでは別の人間が断末魔をあげているという割と地獄絵図。 ・片がついて、 ・「女という生きものはな、むかしのことなぞ、すぐに忘れてしまうものさ。」「お前だってわしが死んだら一年も経たぬうちに若くて活のいい男をこしらえるにちがいないさ。」「あれ、なんてことをいいなさる… ばかなことをいうもんでねえよ。」今ならともかく、貞節を重視した江戸時代ですからねぇ。私のところも妻が5年近く年下なので、自分の方が先に逝ったら、とかは考えちゃいますけど。 ・いたずらっぽい仇討ちに浮かぶ笑顔。 風雲児たち幕末編 ・漫画で分かる早駕籠の仕組み。「最速の催促っ」どんな時でも、可能な限りギャグ入れてくるみなもと先生。 ・江戸時代の交通機関って基本人力だから、死ぬよなぁ、うっかりすると。 ・新幹線だって乗ってるだけでも割とダメージがあると言うのに、それが早駕籠だった日には…。まかり間違っても、乗ってるだけだから楽、とかではないですな。 ・予備として中山道にも同じものを。中山道の早駕籠はきつそうだ。 ・駕籠内の使者と襲撃班と、目が合うシーンは歴史の絶妙な綾。使者も目の前に居るのが主君の仇の片割れとは思うまいなぁ。 ・二挺出す理由は「どちらか死んでもいいように」。ビジネスライクというか常在戦場というか。 ・人の脚力だけを使って江戸から彦根まで3日。江戸時代ってすげぇ。 ・息も絶え絶えになりながら、質問に答えるだけ答えたら、倒れる。武士の生き様。 ・「直ちに東下して水戸を討つべしーっ」熱い血を持つ76歳。 ・「この仇を討たずして井伊家家臣の面目が立つかーっ」「お取り潰しを恐れて赤備えの武勇を捨てるとは何事かーっ」「たとえお家は断絶しようとも水戸親子の首を刎ね」「直弼様の墓前に供える事こそ武士の本懐であるーっ」「そうだーっ」なんという武士の正論。 ・1000名の出陣は確かに藩士の総数を考えれば少数派とも言えますが、治安維持という面で考えれば十分な脅威。 ・「報告書は嘘のカタマリだ……」「死人に口なしっ」「自分たち重役には一切責任がありませんと言いたいだけの作文ではないかっ」まぁ、生き残った人間も生きていかないといけませんからなぁ…。 ・「ま 俺が江戸にいても同じ事をするかな……」分かってるな。自己欺瞞しないだけマシか。 ・大井川で一般人にナチュラルに迷惑かける1000人の彦根藩士。数が多いってのは大変なもんです。交通インフラの乏しい時代に、この人数の移動は負荷が高すぎます。 ・ここでもすれ違い発生。一歩間違えば、河川敷が血で染まっていたのか。 ・苦労の耐えない安藤さん。同情します。 ・総登城の日に誰も出てこないとは、ある意味大老暗殺並の不祥事…小役人のハシクレとして、当時の小役人の諸氏に同情せずにはいられません。大変なんですよ、こういうのの後始末って。
本編
・せくしぃーピンナップはレーカとクランのお当番。大人の魅力が滴ってます。ええ、文字どおりに。 ・強制転移させたら修羅場が発生したでござる。うっかり8巻読み返しちゃった。 ・「殺してやるぅううううう!!」どっちを?どっちも? ・閃登と類慈の初対面。星セントルイスをちょっとだけとはいえ連想してしまったのは私だけで十分です。 ・健康診断という名目で、ぷらぐと閃登の分断。挙句、閃登は眠らされちゃうし…。一番握らせちゃいけない人が生殺与奪握っちゃった。 ・そんな緊張感を粉々に破壊する回想シーン。 ・一応制服で勤務している人間からすると、脱ぎ着しにくいデザインというのは困りものです。 ・スーツがベッドや床をすり抜けないのは伏線っぽいですな。 ・回想シーン終わって、ぷらぐの食事も終わって。ぷらぐとアレスタ、ついにぶっちゃける。 ・「でも自分のものにする気はないの」「だからあとは任せるよ」色々悩んだ挙句に極まっちゃった感じの答え。アレスタはポカンだろうし、たとえそのとおりになったとしてもすっきりしないだろうなぁ。 ・決裁の遅い上司は確かに困りますね。つか、従前どおり室長代理置きなさいな。 ・「充電ちゃんになりたくて受けたネオジム社で」「監査室室長」「……か」偉くなればなるほど、昔の理想から離れていく…。 ・弾いたんじゃなくて貫通してたのか、あのとき。…動く血液って。 ・「もう閃登さんを眠らせておく術はありません」眠らせておく術なくなったのにまだ寝てる理由が『寝不足』なのか。 ・「インバーの奸計から閃登さんを護ろうとしていたとき」「不謹慎にも私…少し嬉しかったんです」「ネオジム社に入社して初めて」「人を救うという行為をしているのではないか…と」「私がなりたかったのは会社の権利を守る漏電ちゃんではなく」「パラレルの人々を救う充電ちゃんなのだから」念願叶って嬉しそう、というだけではないこの表情。 ・対照的に浮かない表情のぷらぐ。いつもどおりに見えてイラついてるアレスタ。 ・「ケータイなかったら死ぬ」っていう言葉に反応してしまうぷらぐ。死の淵を見てきた人間には看過できない言葉かも知れませんが…。 ・「結局」「木戸社長を叩くしかない…」完全に後戻りの出来ない謀反宣言。 ・「アレスタが私たちの頭脳になってくれれば」「或いは…」うっかり忘れそうになってましたが、優秀なキャラでしたねアレスタ。 ・「充電ちゃんが他人のプライバシーを覗く仕事なら」「その充電ちゃんのプライバシーを覗くのが漏電ちゃんの仕事です!」「ネオジム社なんて潰れっちまえ!!!」まぁそう思うわな。お前は正しいよ閃登。 ・身近に感じてしまえば、扱い方も変わってこようというものですが、それで殴れなくなってアレスタが寂しがるってのは面倒くさいにも程がある。 ・「俺が気になったのは」「ぷらぐなんだ」おお、閃登がデレてるデレてる。 ・「私がしたいことはひとつだけだよ」「疲れていたり辛そうにしている全ての人間を救う」「これだけ」その理想はつきつめると聖人になるしかないんだが、ぷらぐは己の全てを犠牲にしてもそうなりたがっているんだよなぁ…。 ・「全ての人間を救いたいというおまえの夢」「俺が叶えてやる」類慈、悪魔のささやき。 ・ぷらぐの凄絶な、あまりに凄絶な過去。幼くして地獄を見てきたのに、あんなに明るかったのか。記憶として定着しないのも、耐えられないのも当然至極。 ・「…どうして気づいてやれなかった?」「おかしいだろ普通じゃないだろ!」想像を絶するものを想像出来なかったからといって自分を責めるのも…。 ・舞台はプラセオジムへ。 ・こちらが言わせたい事を先方が自分から言うように仕向ける手口自体はそれほど珍しいものではありませんが、ぷらぐの過去や、これからぷらぐにさせようとしている事をすべて知った上でこの行動がとれるというのはちょっと尋常じゃない。 ・「中に人間が入っているからだ」「プラセオジムは特定条件を持つ人間の生体エネルギーを利用して発電を行う」「だからその人間が死ねば発電できなくなる」「そして…」「もう死期が近い……」今、入っている人間が誰か、は敢えて言わないのな。類慈にとってそこは利用しちゃいけない聖域なのか、それとも別の深謀遠慮があるのか。 ・最後は両陣営とも出たとこ任せ。人間の感情が絡むとどうしてもそうならざるを得ない。むしろ綿密な計算が机上の空論として自らの計画を破綻させかねない。だから、どちらの選択も正解かと。 ・「発電ちゃん」すげぇ簡単に言ったよ!凄絶なんてもんじゃない、地獄に突き落とされるような苦行を、こんなに可愛く表現しやがった! ・「私…コアになります」言っちゃった。 初回限定版小冊子 ・キャラ紹介とか人間相関図とかストーリープレイバックとかは想定済でしたが、「閃登にバットで殴られた人々」っていうコーナーはさすがに想像の範疇外でした。こうやってみるとエロスとバイオレンスな漫画だなぁ。 ・逆に用語解説はもっとページをとってくるかと思ってましたがサラッとしてました。 ・ああ、そういやアニメ見てないなぁ。ニコニコアニメチャンネルでやってくれれば見られるんだけど。
・初手から漏らす話。排泄関係で油断すると取り返しのつかない事になるのって、老化の第一歩なんですよ。
・…自分の問題を解決しようとしてくれる相手に「そんな浅さだから」とか言い放っちゃうカズフサのダメ大人っぷり。 ・みのっち&デーボによる、一段上の解決策。そこらじゅうの家具がしゃべるようになるのって、たぶんかなりうっとうしい。せめて1つ2つなら。 ・「じゃあ始めるわよ 自分に説教する第3者との生活を!!」案の定うっとうしいという。 ・…でも文句言ってくるのってイス、パソコン、ティッシュ、マウスだけか。家の中でも限定された行動半径。 ・「オウちょっと待てこむすめ!!」案の定ラブやんに飛び火。 ・カズフサのために我慢、とかせず「デーボさんダメッスよあれ!!」とキャンセルしにいくラブやん。自分にどこまでも正直。 ・方法が「これが生き物ならこれくらいのダメージで死ぬなーというくらいの打撃を与えると元に戻る!」それって、人工的に与えた命を絶っているようにも思えるんですが。 ・そして容赦ない攻撃の嵐が吹き荒れる。物ごとにダメージの与え方が違うのが、効果的な致死ダメージの食らわせ方を理解してるっぽくくてなぁ…。 ・「壊れないように優しく しかし 致死レベルの一撃を加えねばならん…」パソコン相手にそんな事は不可能だと思う。まぁ、無事だったようですが。 ・公園でほのぼのした会話を交わす子供と、それを砂場から眺めるアラサー男女。しかもなんでラブやんスコップ持参なんだよ。 ・「しろいうみが出るわ!!」本作にたくさん有る名言のひとつが再び登場。 ・子供の恋愛事情に介入しようとするなよ。 ・「やってやるわ!!自称エリートの化けの皮をはがしてくれる!!」とっくに剥がれてると思うよ、それ。 ・「競技じゃないんだしね 積み上げた砂山の高い方が勝ちという事なら」「相手の砂山を崩した方が勝ちと言えないかしら?」悪い顔しとるのうラブやん。 ・「汚い大いに結構!」「一番大事なもののために自分を汚す事にためらわないのが大人なのよ…!!」言いくるめてる言いくるめてる。 ・「お願いします!」純真な子供が汚れちゃった瞬間。 ・子供、ドン引き。目的のためには手段を選ばないと言っても限度があります。 ・デーボ、恋に落ちる。 ・「恋に無縁な俺は自分の恋をあきらめてどうぶつの恋に手を貸せとてか!!」ひがむカズフサ。 ・「下腹を破って何かが出てきそう デーボどきどき」破れちゃうのか。 ・「職さがせよ」ムダとは知ってても言わずにはいられないラブやん。 ・「デーボ 彼女と交尾できるのか」「ストレートに来たわね もちろん交尾オッケーよ!!」まぁ…どうぶつだし交尾か。 ・「森の妖精さん交尾した後かなりの率でメスがオスを食う」「デーボ交尾したいけどまだ死にたくない………!!」命懸けなのか交尾。 ・エボニーっていうのかこの妖精さん。キューピッドとは直接話せないのにカズフサとはいいのか。 ・「擬音もお前かい」「つーか何だその遊人みたいな擬音は」油断すると懐かしい名前がさらっと出てくるな、この漫画。 ・本作初の生々しい交尾シーン(擬音付き)。カズフサの奇怪な擬音はまだしも、ラブやんが引き抜いた時の『キュポォ』が生々しくて、もう。 ・逃げるラブやん、追うエボニー。追い付かれてデーボをポイするところはナイス発想の転換。 ・「あなたたちがくっつけば全てが丸く収まると…!!」無収入でも結婚してさえいればいいんですかお母さん。 ・「んじゃイクわよ!! あたいとフサさんの仲を阻止するプロジェクト」「いざフサんちへ!!」「おおーッ!!」息の合い方がどう見ても夫婦。 ・カズフサ母のドヤ顔が若干ウザい。若干。 ・「信玄の旗印は?」「ふ……ふ…りんかあさん?」地味にうめぇ、ここ。 ・(そんなに結婚がイヤなの!?)イヤとかイイとかじゃなくて、今の関係の居心地が異様に良いんだと思う。 ・「父さん一人息子が独身ニート30代というのはちょっとイヤだ!!」ちょっとなんだお父さん。 ・「カズフサ…あっちにしとけ!!」あっちは既に先約が。 ・「オッパイを見ればわかるだろう!!」お父さんはロリ嗜好じゃないのか。というか、息子の嗜好は把握しとけ父。 ・『たゆん』って擬音、本作では初めて見た気がする。風呂で浮くおっぱいとかも。 ・おかげでラブやんがおむずかり。 ・「つまりそれは「フサさんと結婚するのはアタイよ」というコトっスか」「ちゃうわーッ!!」「トイレから戻ると花見してた場所で他のヤツが酒のんでたみたいな感覚じゃい~~~~ッ!!」的確なたとえすぎる。 ・正体を隠すための変装はいつも紙袋。 ・お母さん強いね。 ・大人は手のひらの返し方も俊敏。 ・相変わらず劇中アニメの出来が秀逸。続きが気になる。 ・ガチマッチョか細マッチョか。どっちにしてもマッチョ好きかシラとクロエ。 ・「働きもせず小学生みたいないたずらしてゲッタゲッタ笑ってるのがスゲエムカつくのよ!!」働いてりゃいいのか。たとえカズフサが働いててもラブやんのムカつき度は変化無い気がするんだが。 ・筋肉を触ってハァハァするクロエ。割と残念な子。 ・「あのふたりは揃った時にこそ魅力を発揮し1+1=3になるのだ!!」「つまり」「ふたり揃って俺にメロメロになってもらわんと困るのだよ……!!」「お前がダメな理由ちょっとわかった気がするわ……!!」ちょっとなのかラブやん。 ・ラブやんはビジュアル系に対するイメージが間違っているのか、それとも成就させたくない本心がそうさせているのか。まぁたぶん純粋に化粧が下手なんだろうけど。 ・「やっぱダメかー」「今「やっぱ」って言ったか」ダメもとすぎるだろ。 ・「あたしに任せな!!」「町尾先生頼もしいっスー!!」町尾先生に頼り過ぎだろラブやん。まぁ、この人が便利すぎるんだけど。 ・「倒れたのは心が折れた証…!」折るなよ。 ・万能な催眠でシラもクロエも…やおいに目覚めちゃったかそうかそうか。あー……。 ・モニターのモニカ(自称)、実は生きていました。 ・デーボ、生きてて良かった。天袋に忍び込める相変わらずの運動性能。 ・モニカ、賢いな。 ・「ヒューマンガス」ってのはマッドマックス2に出てくる暴走族の首領ですな。実写映画よりも北斗の拳の世界にこそよく似合いそうな外見ですが。 ・変装成功。 ・出来ちゃったエボニー。 ・「ひっこぬいたのに!!」ひっこぬいても出来ちゃう可能性は十分あります。 ・「…デーボ見事食われる… 父としての義務を果たす……!!」父の自覚。 ・「今検索してみたけどカマキリの場合メスはオスを食べたりしなくても出産しているわ…」モニカが優秀。 ・デーボの命と子供の命を両立させるべく、餌付け作戦。 ・出産終わっても食うのか。歯茎が生々しいな。 ・森の妖精さんがニアリーイコール昆虫なのはある意味正しい。 ・子供諸共エボニーをラブ穴で飛ばしたデーボはやっぱり田丸ワールドの住人。 ・戻って来たんかい! ・ゴミ箱の中に生きるちぃちゃい生き物達。 ・「なるほど それたぶんデーボの子供」擬人化能力便利だな。 ・おかげでデーボは変装生活継続なのだが。 ・「ヒューマンガスと呼んで欲しい」定着させる気かヒューマンガス。 ・「…父ちゃん?」分かるのかやっぱり。 ・こういうのを察知する事には異様に長けているカズフサ。 ・「すこしください」「イイじゃん減るもんでもなしー!!」「減るわっ!!」むしろ減るもんでもなしと断言した根拠を知りたい。 ・家族を守るためには斧を振るうことに一切のためらいがないデーボ。 ・そしてその斧がラブやんにニアミス。 ・「おしっこちょっと出たわ!!」これはやむを得ない。 ・ラブやんとちっちゃいのの立ち位置が重複するのか。 ・生きていく手段としての擬人化だけを与えて解き放つのは妖精さんの種族的な習慣なのかそうでないのかによって、エボニーのヒドさが決まります。 ・「斧で」「うん もっと穏便に」ヒデヒコは常識人だなぁ。 ・「いや…別に数日くらいなら行ってもいいよ?」平然と。知らないってことは強いなぁ。 ・というわけでデーボの子がカズフサのもとへ。協力してくれるラブやんはいつもながらイイヤツだ。 ・「アタイの居場所がないんじゃい〜〜ッ!!!」1週間で我慢が限界。これを告白に等しいと取るか天使長。でもそれは恋愛の『恋』要素は残念ながら限りなく薄い気がする。 ・「なるほど…ラブやんさびしかったんだな… 考えてやれなくてすまんかった…!」そこで出てくるのがメガモデム!持ってないどころか見た事もないよ!! ・カズフサを凹るラブやんを見て帰っちゃったデーボの子。そして元サヤへ。
すいません。うっかり発売を見のがしてました。見のがしてたシリーズで言うと、『愛…しりそめし頃に…』の11巻と『深夜食堂』の9巻もそうでして。先日本屋で見つけてまとめ買いしてきました。
いずれ機会があればその2冊の感想も書きたいと思いますが、とりあえず今回は『アオバ自転車店』20巻の感想を。 このタイトルで20巻、『並木橋通り』の頃から通算すれば累計40巻の本作、また次巻からタイトル変わって『アオバ自転車店へようこそ!』になるそうです。 次巻からは待望のじいちゃん復帰ということで、期待度はなおも高まります。 とまぁ、次巻以降の話ばかり書いてしまいましたが、20巻の話を。 20巻も今までどおりの安定した内容でしたが、私自身が自転車を無遠慮かつ無造作に乗り倒す流派なもんで、エリザベスが買った『タフベルト・ガチガチロック』は欲しくなりましたね。高校3年間乗り倒して一度も故障しないっぽいイメージを持たせてくれる頑丈さが魅力です。 私の理想の自転車は近所を走るも良し、遠出にも良し、なのですが、ソレを期待させてくれますね。ベルトドライブの自転車は乗ったことがないのでちょっとそこだけ気になりますけど。 そういう意味ではブリヂストンの『ウェッジロック』も良さそうですね。24キロありますけど。私の通勤経路も坂、坂、アンド坂なのでちょっとキツいですけど。 自転車に乗りたくなる、自分がこれに乗ったらどうなるかを思わず想像してしまう、それが『アオバ自転車店』という作品の持つ変わらぬ魅力であり、それはラストである本巻でも健在でした。夏でも冬でも晴れでも雨でも坂道でも砂利道でも、その中で自転車に乗る楽しみを思い出させてくれるこの漫画が、40冊読み切った今でも大好きです。 じいちゃん復帰後の新シリーズも楽しみにしております。
原作同様、アニメも毎回のことではございますが、マークこそ付いていないとは言え内容が内容ですので本文は伏せております。お読みになる場合は『つづきはこちら』をクリック願います。
あと、半角と全角を区別するブログ内検索のためここに『kiss×sis』と全角で入れておきます。
毎回のことでございますが、マークこそ付いていないとは言え内容が内容ですので本文は伏せさせていただいております。お読みになる場合は『つづきはこちら』をクリック願います。
あと、半角と全角を区別するブログ内検索のためここに『kiss×sis』と全角で入れておきます。
純潔のマリア
・ジョセフとエゼキエル。マリアを追ってきた2人。それは察知されていて…。ビブが警告慣れしてるのがまた何とも魔女という存在の立場が分かろうというものです。 ・膠着しかかった状況を破ったのは当のマリア。 ・マリアの顔を見たらホッとして泣いちゃうエゼキエルは思いのほか可愛い。そりゃマリアも「ナデナデしてあげる」言いますわな。 ・しかし、それを許さないフクロウ共。 ・緊迫した場面に帰って来た家主が迷惑してる。 ・「ごめんなさい」「マリア」「うん」「いいよ」「アルテミスもプリアポスも」「おいで」「みんな」「ありがとね」鳥3羽と魔女の愛ある光景。 ・「バカばっかで」「かわいいー」ビブに同意する。 ・そして今度はジョセフの番。「あたしはエロいけど野暮じゃないのよ」自覚はあるし、それを口にするのも好きだと見た。 ・「マリアはまだ寝てなきゃ駄目」「ついでに言うとあなた今裸よ」「ギャー」キャーじゃなくてギャーなのがリアルと言うか生々しいと言うか。 ・気をつかってもらったジョセフ、ここぞとばかりに口説きにかかる。一世一代の言葉は「私は友ではなく」「マリア殿と家族になりたい者ですよ」だとよ。この野郎。 ・ミカエル降臨。しかし、その裏で不粋な影も…。 路地恋花 ・前回からの続き。行きたいけど行きたくない。悩める小春。 ・「本に呼ばれる」あります。ありますね。運命の出会いってあります。「ジャケ買い」って言われるとそのとおりなんですが、なんか違う気もします。 ・仕事をほっぽって行くというのは、それまでの積み重ねを捨ててかかるという事ですからね。それもつらい。 ・「まあ僕は個人的には」「小春さんには行かんといて欲しい思いますけどね」「社交辞令でも嬉しいです」「ホンマですって」「ホンマです」良い笑顔してんなぁ。対照的にぽかんとしてる小春。 ・外で待ってた時計屋は、モーション掛けるも、小春は気付かないようにしている模様。 ・「ボケてもツッコんでくれへんで江戸の人は」「うどんだしが黒いんはだいぶマシになったらしいけどなぁ」「携帯GPS付きにしてき?」ああ、全部ツッコみてぇ。 ・「竹若さん」「やっぱり怖いー!!」何事も新しく始める時には恐怖がつきものです。でもまぁ京都の人はその傾向が強い気はしますね。 ・「小春さんここで一番長いんでしたっけ」「大学出てからこっちずっと」「勇気あんなあ」成れる人と成れない人の差を見た気がする。 ・確かに良い路地だと思います。この、世界から切り離された不思議な場所はどこかにあり続けて欲しい。 ・「行かんといて下さい どこも」「このまま」「ここにいたらいいやないですか」「小春さんかて」「本当は行きたないんでしょ?」口説いてる口説いてる。 ・しかし、答えは拒絶。時計屋哀しいなぁ。 ・「何や私が元カノさんに似てたらしゅうて!」「いやー私モテてんのかと錯覚しました!ああ恥ずかしい」イラッとするわー。恋愛を排除して生きてきたからこうなっちゃったんだろうけど。 ・「すっぱり玉砕して気持ちよう旅立とう思うて」 ・「会われへんて」「東京ほんの2時間やろ」「城崎温泉行くんと変わらへんやん」比較の基準が京都人だなぁ。 ・2年修業して、「京都戻って手製本工房続けたい」か。真似出来ないけど、憧れる生き方だ。 ・「もっとおもろなって帰って来んの」「京都で待ってるわ」「からかうの」「やめて下さい~~~」信じてないなぁ。 ・「私は変わりまへん」「どこ行ったかて」「このまんまです」かわいいわあ、この人。 ・「信じる?」「ムリです」信じるために、自分の後にここに住めって…。 ・お名残惜しいですが、良い最終回でした。独自の時間で動き続ける彼らに幸あれ。 夏の前日 ・雨の音で目が覚める。そして目覚めた時に、晶が居る。幸せの距離。 ・眠るだけ→キスだけ→結局…。この野郎。 ・「いつもこうしてくれていたのだろうか」染みてる染みてる。 ・「寝顔見たよ」「嘘よ 寝てたわ」「夢でも見たかな」「絶対そおよ」「……」「美しい寝顔だったでしょう?」気になるんだな、そこは。 ・(晶かわいいな)そりゃもう。何を今更っていうレベルで。 ・7月か。夏がくるね…。 ・雨降りしきる中、自己分析してへこむ哲生。 ・(大事にしたいひとがいる)(…俺)(たぶん晶の寝顔はじめて見たんだ)寝顔に惚れ直すっていう感覚、分かります。 ・接触を避けようって時に限って向こうから…。「出た」っていう反応にどうしても笑ってしまう。 ・「森知りませんか」まだ付き合い初めだから苗字で呼んでるのか、それともこういう子なのか。 ・「用事それだけ?」「あっ ハイスイマセン」「食べてください」「ラーメンのびちゃう」思ったより普通の会話だ。 ・(逃げないと)しかし逃げられない。極自然にまとわりつかれている。 ・「行動範囲読めないなー」もっと読むべきものがあるだろうお前。 ・「ゲイってウワサ本当ですか」「俺はゲイじゃない」ここギャグ漫画になってる。胃が痛くなる程に締め上げられる展開だと思ったのに。 ・「だってまるで森のこと大好きじゃないですか……」「好きじゃない」「ライバルじゃないならいいです」あーもう哲生の心中を慮ると逆に胃が痛む。 ・名前を呼ぶことで、より呪縛が強くなる。哲生、不憫。 蹴球少女 ・蹴球マガジン社って、要はあの会社ですよね。 ・「何ですかっ その残念な子を見るような目は!」いや、『ような』じゃないと思うが。 ・そして栖鳳学園サッカー部は今日も通常営業です。「ユーキくん恒例のごほうびおっぱい」「今回はヨーコちゃんのハツモノちくびよ!」魚介類みたいに言わないでください部長。 ・「活躍したごほうびだったら」「私だって得点してまーす」だから免除しろ、という趣旨は皆には通じず。むしろ『みんなで脱ごう』ってなってる。 ・止めてくれてありがとう生徒会長。他の漫画には脱ぎたがりの生徒会長がいる一方でこの漫画の会長さんは常識人。 ・活動計画書が無計画すぎる。タ行五段活用だし。 ・「やっほーマイダーリン」あーもう部長かわいいなぁ。もうみんなコスプレには一切ツッコまなくなってるし。 ・部室に連れ込まれて何かと思えば。スカウティングレポートの分析でした。逆意表。 ・「北部高校はこの10番 大石準」「彼の完全なワンマンチームよ」サッカーでワンマンチームってどこまでのレベルで存在しうるのか、感覚的に分かりません。 ・沖田2世、ねぇ。大して年齢変わらないのにそう言われるのってどうなんだ。 ・「個の力で彼を上回るコト」「ユーキくんキミよ」野球で言うとエースが4番を抑えられるかどうか、4番がエースを打てるかどうかって感じでしょうか。 ・「できないなんて言わせないわよ」「誰ができないなんて言った?」こういう会話をしている時のふたりがお気に入りです。 ・楽しい作戦会議を中断させる急報。人数ギリギリで回しているこのチームでは誰が欠けても深刻ですが、ゴールキーパーは特にどうしようもないですからねぇ…。 ・ケガ人をぶん投げるな。つか、平気なのか真子。 ・向こうのチームに気になる相手がいる、と。 ・で、その対戦相手ですが。「女だからってナメると」「痛い目にあうぜ」と言っている奴がスカーフェイスな件。こいつが件の大石か。 ・初手から流血…。しかもやっぱり真子か。 こはるの日々 ・「先輩が本屋さんに入っていくのが見えたので…」「サドルをあたためていました」もう驚かねぇぞ。てか、晃も驚かなくなってるし。 ・「かせよ」男ツンデレ乙。 ・「……」「…の」「乗ってくか?」「いいんですか?」道交法的にはアウトだけどな。 ・クリスマス会ねぇ。個人的には高3の時に男7人でゲーム大会やったのが一番の思い出です。ホントだよ?泣いてないよ? ・「いつも大みそかとお正月にしか両親はいなくて」「あとはひとりだったんです」「楽しみです」「先輩たちとクリスマスを過ごせるの」「楽しみです」「…そか」イイ話になった時こそ注意が必要なんだよな、この漫画。 ・みんなと一緒に入ろうと思ったらみんな来ねぇ。やむなく単独突撃。 ・「上着お預かりします」何の店だ。 ・「私の部屋はここです」平然と案内するな。 ・「いつもいつでも先輩に囲まれているんですよ」水も漏らさぬ包囲網だよな、これ。 ・「先輩がここに来て」「この先輩部屋が完成したんです」「ずっとこの部屋にいてくれたら…」「睦月…」「それ…ムリだから」「そうですか… 残念です」(本気……だったんだろうな)本気だろうよ。 ・家事能力は高いんだよなこはる。 ・(なんだよ!? この状況!!)(台所で睦月が料理して俺が居間で待って…)(まるで夫婦みてーじゃ…)夫婦にも色々あるけどな。 ・「あいつらおせーなって」「夏希さんたちですか?」「今日は来ないですよ」「……へ?」「連絡がありました」罠にハマった晃。 ・「偶然とはいえクリスマスに先輩と二人きりで過ごせるなんて」「サンタさんからの贈りものでしょうか?」「…睦月」「偶然じゃねーから」「?」周りが気をつかったんであって、こはるが手を回したんじゃないのな。 ・(睦月が喜んでるから…まぁ…いいか)流される速度が上がってる気がする。 ・「だって私」「ふたりきりって決めていますから」「……え?」「ずっと先輩とふたりで生きていくんです」「他の誰にも入らせません」「だから心配する必要ないですよ」「俺は欲しいかな子供」「そ そうなんですか!?」「もし 実際に親になるなら3人くらいは…」「さ…3人…」「先輩が欲しいのでしたら私 頑張らないとっ」あー。まー。砂を吐く程度の甘い会話ですな。ええ。 ・(何だ!?)(この会話ー!!)普通普通。 ・「な」「なんにせよ」「俺たちにはまだ早い!!」『まだ』というところが語るに落ちてる。 ・「現実…ですよね?」「この部屋だけ」「未来になってしまったのでしょうか?」うまい事を言う。 ・こはるが、勇気を振り絞るひと呼吸が愛らしい。 ・「…あきら…さん」このハードルって思いのほか高いんですよね。 ・「今は…睦月…じゃないです」「………」「こはる」「…って呼んで下さい」「この時が来ることをずっとずっと夢見てきました」乙女なんだよなぁ、こはる。手段が尋常じゃないだけで。 ・ソファの上で重なる身体。 次号予告 ・なんか重大発表があるようですが…。隔月から月刊になります、なのか、それとも…。
表紙
・スク水っぽい何か。スカート状のひらひらが魅惑。 ・そんな格好なのに目つきは鋭いという。何見てんだよ的な。 14歳の恋 第12話 ・リーダー格の苦悩。仲裁はいくつになっても大変なもんです。 ・クラスの男女間の仲が最悪です。 ・運動会、合唱コンクール、修学旅行…。ううっ、頭が。 ・「丸く収める感じで」「大人っぽく」大人になって思う事。子供の頃に思っていたより今の自分は大人っぽくない。というか、こんな表情は多分私したことないなぁ。必殺大人スマイルとかも。 ・好転しつつある事態が、急変急転。しかもしょうもないきっかけで。まぁ、導火線の火を消しても消しても、火薬自体が無くなる訳じゃないからなぁ。 ・「怒鳴らないでよ!」そしてついに手が出る。 ・「何すんッだよ!!」そして反撃もする。 ・結果、仲裁に入ったふたりが矢面で対立する羽目に。 ・「そういう事言ってるんじゃないでしょ!!」「じゃあなんだよ!!」普段大人スマイルとかしてる人間がこんな風になったら、大本のトラブルも吹っ飛んでしまう。意図せず爆破消火。 ・(やっぱ言い過ぎたよねええ)(あとで理科室行ってちゃんと話を…)(でも)(行き辛いな……)(確かに最初は仲裁に入ったんだよ)(なんであんな事になったんだよおい…)(彼方…)(怒ってんだろうな…)互いに後悔し、互いに相手の怒りを思う。 ・そして、重なる誤解。この辺は携帯電話があるとできないやきもきですなぁ。 ・図書館の主の眼鏡女子って、自分の過去には実在しなかったんですが、なんでか物凄く実在感があるんですよね。 ・ロミオとジュリエットが14歳というのは今考えるとどんだけ早熟なんだって思いますが、当時はもう適齢期に入ってますもんね。 ・夢に見るのは、笑顔の2人。切ない。 14歳の恋 第13話 ・物静かな読書家だったはずの田中さんが意外と面白いキャラだった。 ・(女の子同士で良かったんだ)という気持ちにならざるを得ない、不思議で哀しい横恋慕。 ・(元気がない)(理由は分かってる)(吉川一樹…)(私)(全部知ってるんだから)(これ以上田中さんを困らせるようなら)(私が)(取っちゃうからね)この目は本気だ。 お前は俺を殺す気か第2話 ・帰って来た、この3人。何度見ても秀逸な、このタイトル。 ・険悪な双子姉妹。絵に描いたような殺伐。空気の重さがダイレクトに伝わってきてこっちまで胃が痛くなってきます。 ・お昼休み、雪江の方が抜けて、雨音とふたり。状況が変化しても変化しても居たたまれないのはすげぇなぁ。 ・「…雨音は、」「…よく噛んでから食べるんだな…」「うち玄米ご飯なので……」「ウン そりゃ健康的だ…」一切弾まねぇ会話。 ・「君ら 仕事上では真剣勝負だけど家だと仲良く…」「あ イエ 会社の方がまだ穏便です。」読んでて胃がキリキリするのはシギサワ作品の定番ですが、今回は特に症状がキツい。 ・「…行為そのものについては」「姉といえど他人ですし御自由に」「ちょっと待て よく考えたら」「…すまん!!!」「…は?」「あの日 …違うって解ってたクセに」「違いを確認するのに夢中になって」「お前に」「とんでもなくセクハラ紛いの事―…」紛いどころか究極のセクハラかと。 ・「…今更…?」いやもうまったくもってそのとおり。声も目つきも零下。 ・「自分達の都合で芝さんを騙していたのは事実ですから」「コチラの自業自得です」「…申し訳ありませんでした」歩み寄ってるように見えて、そうでないような。 ・ちょっと仮眠のつもりで横になったら日付が変わっていたでござる。仕事中ではやった事ないですが、帰宅後夕飯作ってる妻に「出来たら起こして」と頼んで横になったら似たような状況になっていた事は何回かございます。 ・ここからの流れは『ふたりっきりになったらツンデレのデレがやって来た』ではなく何だかもっと恐ろしいものが襲来してきたようにしか思えない。 ・双子の違う部分を暴くってのは、まぁ何とも魔的な悦びですな。 ・「コレってただの「従業員女性に次々手を出すセクハラ上司」…?」セクハラの域はとっくに超えてる気がする。百歩譲っても最後の疑問符は要らないよね、うん。 ・付けるところを凝視されると付けづらいとかじゃなくて、萎えると思います。 ・「…芝さんは、」「…よくするんですか?」「誰とでも…」事の最中に一番聞かれたくない事を聞いてくる雨音。 ・「…誰とでもいい訳がっ…」「雪江ともしたくせに?」これで燃え上がるのはSの資格アリかと。 ・「…ちょっとシャワーでも浴びてるもんだと思ったのに」「何でそんな文明に差ァつけてんの…?」「それなりの時間が経過したからです」ひとつひとつの質問に対する回答が見事なまでに返す言葉のない至極ごもっともなのは二の句が継げなくて会話としては非常に困る。 ・「……お前、本当は」「さっきカラダ辛かったんじゃねーのかって…」「ーああ」「すみません私」「男のひととセックスするの初めてで。」これまでで一番の爆弾が。 ・「…じゃあ」「何で…俺と」「ー…死んでも」「言いたくないです。」キツいというだけの言葉では表しきれない、苦い魅力のある表情。 ・帰宅後。「あっちゃんも」「芝さんとヤってきたんだ?」情緒もへったくれもない表情で敢えて踏み込むのは…。 ・抱き合って眠る双子姉妹。きっとその眠りは安らかなはず。 ひたひた ・猫を胸に押し込めているのは何故なのか…と思ったら禁煙禁猫なのか、この船。 ・まぁもちろん猫ってのはそんなことはおかまいなしにもぞもぞ動く生き物ですからして。 ・しかもこの女性、ブラしてないし。 ・隠そうとしていた相客も、実は自分と同じ…という。 Spotted Flower ・「アニメなんかに……」「負けないんだからね!」いい表情してんなぁ、ここ。あと、メガネを外さない男の気持ちはよく分かります。 ・新婚旅行先はロンドンなのか。某アニメ映画の聖地巡礼ってどれだろう。個人的には名探偵ホームズなんですが多分違う。 ・の夢を見た、という悲劇。溜まってますなぁ。 ・(…あの夜は)(スゴかったなぁ………)3年後に反芻する程か。どんだけ荒ぶったんだろう。 ・ゴゾゴゾモゾモゾ。いたずらしてたら反撃されたでござる、という。待望の反撃を。 ・二段夢オチかい! ・低血圧だと朝そんななのか。そうかそうか。自分は血圧高い方だと知りました。 アパルトめいと ・風呂は大事ですよ。人生全般においても、健康維持に限っても。 ・そして当然のような顔で襲撃してくる女性が1人。しかも問いつめながら脱いでるし。 ・借金のカタに己の欲望満たすって、これ、性別逆だったらこんなに微笑ましくないよなぁ。この辺は某アニメを見たときも思ったもんですが。 ・女性が髪を乾かすだけの時間があれば、萎えるには十分。 ・それを奮い立たせてくれるところとかは、なかなか…。 ・「ほら」「元通り」元以上だったりして。 ・夜が明けて、去り際に名前を交換しあうふたり。本当に少しずつ関係性が深まっていく。 電話鳴る ・電話はグラハムベルの昔から鳴るもんでした。今は震えたり光ったりもします。 ・携帯電話がないまま10代を過ごしたので、家の電話が鳴るのを心待ちにする気持ちは懐かしく振り返れます。 ・何を聞いても、待ち人からの知らせに聞こえる。万葉の昔から、焦がれる身の切なさは今もなお。 彼女達の最終定理 第1命題 ・存じ上げない作家さんだったので調べてみたら元々はかなんというペンネームで活動なさっておいででしたか。ギャラクシーエンジェルのコミカライズを担当なさっていた方、というよりもど根性ガエルの吉沢先生の娘さんであるほうにビックリしました。 ・階段下が覗きスポットってのは古典にして王道ですが…今は携帯で写真撮れたりするからなぁ。これ、シャッター音でバレる云々考えたら超小型カメラでも仕込んだ方が安全? ・「我が校のアイドル黒羽あげはのパンツがとれたーッ」「とれなかったーッッ」「おれもー」悲喜こもごも。こういう青春がちょっとだけ羨ましい、気がする。 ・ガキには興味がない灰沢君は、場所を教えて3000円稼いで。その後、担任教師である白峰先生のスカート下を覗くべく顔を出したら…穿いてない。これが罠だとしたら周到なもんです。 ・「バツとして」「私の仕事を手伝ってもらいます!!」(いやいやそれ)(たいしたバツじゃねーし!!)コストとベネフィット考えたら喜んで出来るレベル。 ・灰沢君、想像していたより多い仕事量に悪態つくものの、やるべき事はちゃんとやる模様。 ・お仕事終えて、性懲りもなくまた覗こうとする。伸びる手。這う指。この辺まではまだ分かりますが、舐めるところまでは想定外でした。 ・日暮れて、理科準備室に1人の来訪者。件の黒羽あげはが、授業の質問に。しかし、居たのは灰沢ひとりのみ……いや、本当は居たのか。どう見ても『事後』の、こんな状態じゃ姿は見せられなかっただろうけれども。 第2命題 ・今度はイヤホン没収。返してもらいにまたも理科準備室へ行くと、ソファの上で毛布らしきものをかぶって足だけ出した女性の身体が。身体を重ねた距離のなさからついうっかり触ってしまったら、白峰先生ではなく、黒羽だったという…。 ・「すごく残念そうだね」「灰沢君」「先生に会えなかっただけで」「そんな顔するんだ」「………」「は!?」「何言ってんのおまえ」この時点ならまだ引き返せたと思うんです。 ・「あの時灰沢君」「旧ダストBOXの中に」「いたよね」「は?」「私と目」「あったでしょ」しかし、黒羽には引き返す気などなく。 ・「…いや」「記憶に無…」「嘘!!」「私の………」「見たくせに…………!」精一杯の挑発。しかし、灰沢は乗ってこない。 ・「忘れてたわ」「悪い」って言われるのは想定外だったんでしょうねぇ。まぁ、そりゃそうか。それで泣いちゃうのは純情だなぁ。 ・「………え?」「ちょっと待ってもしかして」「オレに気があんの?」「ハハッ」「耳」「まっ赤」口以外の部分は嘘をつくのが下手なものです。 ・「すげぇ濡れてる」「…そんなにオレの事」「好きなんだ」指と言葉と。どちらが黒羽をより責めているのだろうか。 ・「い …や」「…へェ」「マジでいや?」「じゃあ」「やめよっか」「いっ…」「いや」「やめな…いで」経験者の余裕は、黒羽を手玉に。 ・「す … き」「灰 …沢 くん」「好 き ……!!」ああ、外に。外に。全てを察して去る白峰先生。 ・ラストのカラー、半裸でへたり込む黒羽の満足げな表情。この先絶対修羅場だと思うんだけど、本人は灰沢君とらぶらぶな未来図しか想定してないっぽいんだよなぁ…。 あまあま 第9話 ・また事後か。 ・学校でバレないように気をつかう、というのは本当に気をつかうんでしょうなぁ。 ・「じゃあもう教室で普通に話して…」「それはダメ」「バレる危険もあるし学校では只のクラスメイトでね」迂闊に距離を縮めると、それまでの努力が台無しになったりしますしなぁ。祐司の(えー)も痛い程よく分かるが。 ・でもまぁ、学校に行けば好きな子に会えてってのは幸せですよ。 ・(そこまでニヤけなくても…)ニヤけるって。そりゃもう。 ・(なんで男子ってこう…)歳食っただけで基本小学生から変わってないもの。男子って。 ・「…嫌いではないけど」「そーゆうのは恥ずかしいから」「ちょっと困る」「バレンタインの時も思ったけど」「原さん綺麗系っていうより可愛いよね」「え?」そらもう可愛いよ。どんだけ綺麗でも可愛いのほうが優っちゃう女性って居ますねぇ。 ・可愛いのツボは人にもよりますけど、美咲のは万人向けで十分いけると思う。 ・(同じクラスになれてうれしいけど)(こう視線が気になるのも考えものだわ…)「…いいな祐司は」切ない美咲。この切なさは何度もリピートして味わいたくなる。 ・「え」「何が?」噂をすれば。 ・ゴミ捨て名目で、束の間2人っきり。「宮本君はずるいわね」「え?」「教室でも自分に正直に行動出来て」「ちょっと羨ましいわ」「別に」「そんなつもりは無いけど…」「良いんじゃない?」「教室では憧れの原さんと片思い中の宮本君で」「良くないよ」「本当は」「教室でももっと堂々と話したいって思ってるよ」こういうところが祐司の男気。 ・「…ここじゃダメ」「帰ったら」「ね?」帰ったらたっぷり、ですかそうですか。 ・「コンビニ寄ってから行くけど何か要るものある?」「「美咲が欲しいです」って返事はさすがに恥ずかしいからやめてくれない?」「えー」えーじゃねーよ祐司。実はコイツ、男気があるんじゃなくてド直球しか投げられないだけなんだよな。ホントは。でも多分美咲はそこがいいんだろうけど。 第10話 ・誤差でも許されないのか身体測定。まぁ、歳食うと男も気にするんですけどね。再検査イヤだから。 ・「女の子は多少肉付いてた方が触り心地良いよね」「ああ」「全くだ」同意。大いに同意。この辺の認識は永遠の溝なのかなぁ。 ・「高梨は彼女いるんだからわかるだろ」「実際触ってみてどーだった?」「どーもこーもまだ神崎さんの手しか握ってないし!!」「でも掌めっちゃ小さくてやわくて可愛かったです」(こう惚気られるとウザいな…)もう、誰に同意して誰に突っ込んだらいいのか分からん。 ・「美咲」「結果はどうだった?」聞くなよ。 ・「………」「どう?」ここの美咲は特級品。 ・「いや?」「いつもと変わらないけど」「ん」「祐司が気にならないなら良いや」(体重増えてたのか)最後の一言を心中に留めたのは成長って言うのかな。 ・基本ほのぼの路線なんだよなぁ。でも、自分の高校時代を思い返すと『爆発したらいいよ、コイツら』と思わずにはいられないけど。 惑星ソラリッサ ・毎回書いていて、今回も書かずにはいられない。沙村先生はいつもいつもどうしてこういう話を思いつくのか。 ・前人未到のはずの惑星に居た先人の正体が…。女性なのは惑星が女性名詞だからですかそうですか。 ・森が下の毛なら、その周りにあるのは温泉で。そしてその発掘作業が惑星と、それに同期した人間の身体に与える影響は…ああ、もう何この辻褄の合いかた。 ・まぁ、惑星開拓するような人間は大概山師な部分があって然るべきですから…でも何その下剤から生じる因果。 ・因果は巡る糸車、が今回のテーマでしょうか。ぐうの音も出ないような鬼畜発言から自業自得へ…。 魔法使いの冷酷 ・「先生」「私妊娠しました 先生の赤ちゃんです」「は?」ここで『は?』以外の言葉をさらっと返せる男にはなりたくない。心当たりがある場合は別。 ・悪魔を目の前にして動じないどころか「写メしていい?」は若さだなぁ。 ・「好きにしれ」悪魔も悪魔だが。 ・「何をやっても」「先生が私を好きになることはない」好きな人のことを想う時に、一番口にしづらい言葉だろうに…。さらっと出てくるということは、何度も何度も思い悩み考えた結果なんでしょうね。 ・そうかそうか。赤ちゃんできたって話を聞いたから…。幼き恋なら決定打だなぁ。 ・「どこがいいの?」って聞かれてツボったポイントが最初笑わせてシメでジンとくるエピソード持ってくるのが二宮先生だなぁ。 ・肉じゃがを弁当に詰める時は汁切っておきましょう。あと、できればご飯と別の容器に。 ・「本当にヤってその記憶をぜんぶ失うのと」「ヤってないのに本当にヤったみたいな記憶をもらうのと」「どっちがいい?」「「記憶」を……」「忘れられない思い出をちょうだい」せめてかなわぬ恋ならば、偽物でも思い出を、ですかな。 ・一夜の逢瀬、たとえ偽の記憶でも未経験者には衝撃でしょうなぁ。 ・(なにこれ…)最初はみんなそうらしいよ。私には決して分からない感覚だが。 ・そして、冒頭に至る、と。 ・(こんな…)(おおごとになるなんて)思いもよらなかった、だろうね。 ・年かさの職員の方がわたわたして、若い方がどっしりしてるのも生々しいなぁ。 ・「大丈夫大丈夫!!」「放っときましょう!」人の噂も何とやら。さわぐほうがマイナス。 ・そして夕暮れ。車の側でたたずむ先生と、そこに姿を現す女子と。 ・「せんせい…」「大好き…」言えて良かったね。 ・「おめでとうございますぅ〜」それも、言えて良かったね。 ・「夢の中より」「現実の先生のほうがずっとイイ…」言われてみたいセリフですが、たぶんもう一生言われることはないと思います。 ・「魔法使いって」「おんなのこだったのネ…」最後の最後に衝撃情報が。声のイメージも若干変わるなぁ。 マイディア ・実の母親と修羅場はイヤだ。 ・激闘のあと、ようやく電話出来て。待っていた睦子のリアクションがたまらない。すぅはぁするところは愛おしさすら感じる。 ・疲れてんなぁ、秋人。 ・「何かあったときもちゃんと言って下さいね」「何もないよ大丈夫」何もない訳はないって既に伝わっちゃってるのにね。距離の取りかたって本当に難しいよ。 ・翌日。遅刻してくる秋人。睦子の心配、さらに倍。 ・「私だって桐ちゃんが困ってるなら何かしたげたいって思うのに」「彼氏だったら余計だね?」ええ友人や…。 ・秋人、午後から登校って。どれだけややこしかったんだ母親。 ・会ったときの秋人と睦子の表情の対比がいいなぁ。 ・「私って頼りないですか」「昨日…」「話してくれて嬉しかったのに」「今日ははぐらかすから」「私が何かしたのかなって」「思って…」「そんな事…」「私は……」「遅刻したり怪我したりするの」「大した事無いって思わないです」「ごめん…」「おうちのことは…」「私が口出す事じゃないし無理に聞きたいわけじゃないですけど」「でも」「こういう時に」「他の人と同じことしか言ってくれないなら」「私」「片想いなのと同じじゃないですか」よく言った睦子。 ・逡巡して、それでも言えなくて。「俺が何とかするから」「睦子には迷惑かけないから」「心配しないで」勇気を振り絞って距離を縮めた睦子と、距離を取ってしまった秋人と。 ・睦子から離した手。 ・慌てて距離を縮める秋人は、当然拒まれる。 ・自分のとった行動が、誰かを思い出させる…。遺伝子なのか、学習なのか。 溶ける ・なんつー時間に帰宅してんだ。いや、そうか、普通の朝帰りってこういう時間帯なのか。 ・酔うと下品になる人は私も苦手ですが、この場合はもっと厄介。 ・襲ってくる姉を拒めない妹。(姉の匂いに)(あの人の匂いが溶けて、)(…ゾクゾクする。)拒めるのは口先だけ。まさに、溶けていく、溶かされていく…。 |
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プロフィール
旧世代オタクなので言う事も発想も古いです。
HN:
ふさ千明
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1975/04/02
職業:
今さらですが非公開に変更
趣味:
読書、創作活動(文章のみ)、野球観戦、旅行、食べ歩き
自己紹介:
四十路オタです。そんな年齢なので言う事やる事古くさくてすいません。
艦これ提督ですがリポートをここにあげたりとかいう事はしておりません。攻略記事を書けるほど上手でもないので。 一次創作及び二次創作に関してはpixivで発表しております。興味をお持ちいただいた方は上部のリンクからお願いいたします。
拙ブログはリンクフリーですが、ご一報いただけるとありがたいです。
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